
ネクタイは就活で印象を変える!知っておくべきポイントとは?
1.就活でネクタイは印象を左右する!
「就活でどんな服装を着ていけばいいの…」
多くの学生が就職活動をしていく中、スーツを着る回数は今までの人生よりも格段に増えますよね。
そこで難しいのがネクタイです。
スーツはネクタイで決まると言っても過言ではありません。
ネクタイはただの飾りではなく、面接官からの印象を左右するものになるので慎重に選ぶ必要があります。
柄と色が豊富なネクタイに関して、誰もが
「このネクタイって好印象かな…」
「このネクタイは印象が悪そうだな…」
と悩んだことが一度はあるはず。
果たしてどのネクタイが、面接を有利に進めていく武器にできるのか。
そんなあなたに、
就活でつけていくべきネクタイ術をお伝えしたいと思います!
2.面接官に好印象を与えるネクタイとは?
2-1.好印象を与える色
ネクタイを選ぶとき、まず色から選ぶことは多いのではないでしょうか?
では、沢山の種類の色がある中で、
面接官に良い印象を与えるには何色が良いのか。
色別にお伝えしていきます。
〇紺・青色
こちらの色は、恐らく誰もが一つは持っているのではないでしょうか。
日本で一番売れているネクタイの色で、スーツにも最も合う色です。
心を静かにして落ち着かせてくれる効果や、引き締まって見えるため「沈静色」「後退色」と呼ばれる紺色ですが、どうして紺色が好印象なのでしょう。
それは、真面目で堅実なイメージを与えるため、仕事において”勤勉で忍耐力がありそう”と信頼を得ることができ、就活で良い印象を与えることが出来ます。
また高級感を醸し出すため、社長や役員などの年配の方からの非常に好印象です。
〇エンジ・赤色
こちらの色は太陽や火の熱く活発なイメージが浮かびます。
エネルギーを感じさせるアクティブな色です。
そのため、面接官に「やる気」や「前向き」な印象を与えることができます。よくアメリカの大統領選挙などで使用されていますね。
営業系の会社なら特におすすめです。
また就活の最終面接ではこの会社で働く覚悟を見せることも必要なため、赤色をつけていくことをおすすめします。
〇グレー
グレーは他の色との協調性が高くどんな色にも馴染みます。
自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色であるため、控えめな上品さがあります。
「地味な印象を与えるのでは?」と思うかもしれませんが、
地味というよりかは冷静なイメージを与えることができ、
公務員や銀行など比較的堅いといわれる業界に向いている色です。
〇黄色
黄色は有彩色の中で、一番明るい色です。
そのため黄色は面接官に活発で、協調性があるイメージを与えることが出来ます。
就活でコミュニケーション能力をアピールしたいときにおすすめです!
どうでしたか?
色によって、相手に与える印象が全く異なることが、お分りいただけたのではないでしょうか。
とはいえ、企業のイメージカラーがある場合は、その色をつけていくことをおすすめします。
特にメガバンクだと、違う色をつけていると悪目立ちするため避けましょう。
2-2.好印象を与える柄
ここまでおすすめのネクタイの色をお伝えしてきましたが、ネクタイのバリエーションは色だけではありません。
ネクタイの柄も相手にどんな印象を与えるか非常に重要な要素です。
では、どんな柄が好印象を与えるのか、柄別に特徴をお伝えしていきます。
〇ストライプ柄
最もベーシックな柄で、ストライプは面接官に知的な印象を与えます。
ストライプを選んでおけば間違いはないです。また右肩上がりのストライプだと縁起が良いとされています。
しかしながら線が太ければ太いほどカジュアルな印象を与えてしまうため、就活ではあまり向いていません。線が細いものを選びましょう!
そして派手な色が入ってしまうと安っぽく見えることがあるため、できるだけ派手な色は避けましょう。
〇ドット柄
ドットが小さめのものを選ぶと、落ち着いた印象を与えることが出来ます。
こちらもストライプと同様メジャーなネクタイの柄ですね。
一点注意しなければならないのは、ドットが大きいものは大雑把で、カジュアルなものだとされています。そのためドットは小さなものを選びましょう。
〇チェック柄
チェックは相手にカジュアルで親しみやすい印象を与えます。
そのためできるだけ堅い業界では避けたほうが良いですが、
カジュアルな業界であれば、上手く使うと洒落ている印象を与えることができます。
そのため他人と一味違う印象を与えたいときはおすすめです。特に広告業界やアパレル業界には好印象です。
しかし派手な印象を与えるので、色使いは少ないものを選びましょう。
〇無地
無地は無難で、誠実な印象を与えます。
その分、自分から自発的に行動してほしいベンチャー系などあまり向いていない業界もあるので、事前にチェックしていきましょう。
3.面接官からの印象が悪くなるネクタイは?
3-1.悪印象を与える色
ここまで、どんなネクタイを選べば面接で好印象なのか、色・柄別にお伝えしてきました。
ここからは、逆にどんな色・柄が面接ではNGなのかをご紹介します。
「こちらを選ばなければ特に就活の面接では問題ない」ので、順に見ていきましょう。
〇黒・白色
こちらは絶対にNGです。なぜか。
こちらの色はかなりフォーマルな色で、冠婚葬祭に使われる色です。
そして就活では多い白のシャツと合わせることが多いため、常識がない人だと思われます。
黒と白はフォーマルシーンのみで使用すると肝に銘じておきましょう。
〇金色
こちらも避けましょう。
面接官に派手でふざけた印象を与えてしまいます。元々この色を持っている人は少ないと思いますが、就活シーンで買うことはやめましょう。
〇派手なピンク
薄いピンクであれば構いませんが、派手なピンクも金色と同様に派手でカジュアルな印象を与えてしまい、印象が悪いです。できるだけ避けましょう。
〇紫色
紫色は神秘的で芸術的な印象を相手に与えます。
そのため掴みどころがわからず、読めない印象を与えてしまいます。紫色は避けましょう。
3-2.悪印象を与える柄
柄に関しては要注意です。
色と同様に使用しない方が良い柄があります。では実際にどんな柄をつけるといけないのかをお伝えしていきます。
〇派手なロゴ
ロゴが入っているものは避けましょう。
就活においてブランド物はあまり好まれません。ブランド物を見せびらかすようなネクタイだと自己顕示欲が強い印象を与えてしまいます。
もしブランドのロゴが入っているネクタイをつけたいのであれば、カジュアルシーンで使用しましょう。
〇キャラクター柄
言わずもがなです。
キャラクター柄は相手にかなりカジュアルで幼稚な印象を与えてしまいます。面接官からの信頼を得たい就活では、必ず避けましょう。
〇ペイズリー柄
個性的でお洒落な印象を与えるベイズリー柄ですが、就活の場では派手な印象を与えてしまいます。特に堅い業界では避けましょう。
まとめ
ネクタイは武器だ!
明日はどんなネクタイをつけていくか決まりましたか?
たかがネクタイですが、侮ってはいけません。
就活においてネクタイはあなたの印象をより補強するものです。味方にできるか脅威になるかはあなた次第です。
企業がどんな人物を求めているかを事前にリサーチして、あなたが与えたい印象は何なのかを考え、どの色でどの柄のネクタイを使うか決めましょう!
関連記事