【エニアグラム】タイプ7の人が向いている仕事を徹底解説！
2024/4/14更新
はじめに
みなさんは、エニアグラムをご存じでしょうか？
ここでは、エニアグラム、9つのタイプの中の「タイプ7」について、詳しく解説していきたいと思います。
また、タイプ7の強みや弱点、向いている仕事についても徹底的に解説していきます。
ここでわかることは以下の通りです。
- エニアグラム タイプ7の特徴
- エニアグラム タイプ7の強み
- エニアグラム タイプ7の弱点
- エニアグラム タイプ7に向いている仕事
それでは、詳しく解説しますので、就職活動をこれから始める際の参考になれば幸いです。
エニアグラムについて、詳しくは以下を参照してください。
参照ページ:エニアグラムについて | 日本エニアグラム学会
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本記事の結論
エニアグラムのタイプ7の人は「熱中する人」と言われています。
楽観家とも呼ばれており、人生を楽しいものにしたいと考えています。
その反面、辛いことや苦しいことからは逃げる癖があり、責任感がないと思われてしまうこともあるのです。
行動的なタイプですが、少々落ち着きのない面もあります。
エニアグラムのタイプ7の人の特徴は、退屈が嫌い、ムードメーカー、好奇心旺盛で趣味が多い、エネルギッシュ、直感を大切にする、ネガティブが嫌いなどが挙げられます。
多才で、行動力が人一倍あるタイプで、様々なことにチャレンジしようという気持ちを持っています。
人からも頼られる傾向にあり、友達も多いです。
エニアグラムのタイプ7の人に向いている仕事は、コメディアン、起業家、ミュージシャン、俳優、ジャーナリスト、営業、デザイナー、航空関係、ユーチューバ―、カメラマンなどが挙げられます。
独創性があり、楽しいことが大好きなタイプ7にとっては、いずれの仕事も向いています。
エニアグラムとは
エニアグラムとは、人間の思考や行動パターンを9つのタイプに分類する性格類型のことです。
エニアグラムとはギリシャ語で、エニアは「9」、グラムは「図」のことをさします。
エニアグラムで調べると、9つの点を持った円と、それらを繋ぐ線を表した図がヒットします。
この性格論は1960年代に作られたもので、1970年代にアメリカで精神医学、心理学者の注目を集め、研究が進められました。
現代は、新しい人間学、心理学として世界に広がっており、多くの人に知られているのも特徴です。
世界的な大手企業（トヨタ、Amazon、Googleなど）が、エニアグラムを会社に取り入れており、特定の社員に研修を行うなどしています。
また、エニアグラムを活用することで、その人の得意なこと、苦手なことが理解でき、人材育成がスムーズにできるツールです。
【エニアグラム】熱中する人の特徴
熱中する人
エニアグラムのタイプ7の人は「熱中する人(The Enthusiast)」と言われています。
楽観家とも呼ばれています。
このタイプは、人生を楽しいものにしたいと思っており、明るく陽気な性格の持ち主です。
夢を追いかけるのが好きですが、その反面で辛いことや苦しいことをできるだけ回避しようと行動します。
自分が楽しいと感じるだけでなく、自分の楽しいことを他人とも共有したいと思っているのも特徴です。
行動的なタイプで、少し落ち着きがないことがあります。
熱中する人の特徴
エニアグラムのタイプ7の人の特徴は以下の通りです。
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退屈が嫌い
人生を楽しむことを重視するタイプで、自分が退屈しないように行動力も持ち合わせています。
自分の夢のための計画を立てたり、夢を常に追いかけています。ムードメーカー
人付き合いが上手で、人当たりが良く、人から頼りにされることが多いです。
友達も多いタイプで、環境への変化にも柔軟に対応することができるでしょう。
好奇心旺盛で趣味が多い
このタイプは非常に多才です。
色々なことにチャレンジすることができ、プレッシャーにも比較的強いタイプになります。
エネルギッシュ
行動的で、快活、人生を楽しいものにするために力を注ぎます。
多才な面もあるので、多くの話の引き出しがあり、その場を盛り上げることが特徴です。
直感を大切にする
数字やデータよりも直感を信じます。
考える前に行動することが多く、いきあたりばったりになることが多々あります。
何か1つのことに集中して取り組むことより、自分の興味のあることに次々とチャレンジしていくタイプです。
ネガティブが嫌い
ポジティブ思考の持ち主なので、基本的にはとても明るい性格の持ち主です。
人からは親しみやすい人と思われることが多いです。
ネガティブが嫌いなので、ネガティブな出来事や解決しないといけない問題を避けようとすることがあります。
【エニアグラム】熱中する人の強み
エニアグラムのタイプ7の人の強みは、以下の通りです。
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楽観的
非常に明るい性格で、何事にもくじけない強い心を持っています。
人生を思いっきり楽しみたい気持ちを持っているので、ポジティブな人の印象を持たれます。行動力がある
思いついたらすぐに行動に移すことができる力があります。
この行動力から、思いもよらない発想を生み出すこともあり、創造性も豊かなところがあります。
ムードメーカー
明るい性格なので、人当たりも良く、周りの雰囲気を明るくすることが得意です。
人ともすんなりと打ち解けることができ、友人も多いタイプです。
誰に対しても、のびのびと振る舞うことができるでしょう。
柔軟性がある
行動力があり、多才なタイプで様々な経験をしているので、柔軟な思考の持ち主でもあります。
何かに縛られず、自由に行動することをもとめる面が、多くの相応的な才能を伸ばしているのかもしれません。
好奇心がある
思いついたら行動に移すことができるこのタイプは、どんなことでも（危険なことでも）やってみようという好奇心が旺盛です。
常に人生へのワクワクを求めています。
自立心が強い
基本的に何でも器用にこなすことができ、万能なタイプです。
人生に楽しみを求める行動力が自立心を高めているのかもしれません。
【エニアグラム】熱中する人の弱点
エニアグラムのタイプ7の人の弱点は以下の通りです。
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飽き性
次々に興味を持ちますが、何かをやり遂げる前に辞めて、次のことに興味を持つことがあります。
何か行動するのも「過程」を重視する傾向があり、その過程が終わろうとすると、まだ最後まで終わっていなくても、また次の新しいことに手を出してしまいます。
周りには少し子どもっぽいと思われることもあります。規則が嫌い
自分にも縛られることを嫌うので、ルールに縛られるのも苦手です。
自分の仕事にも、仕事以外の行動にも制限をかけられると苦痛を感じます。無責任
自分で計画を立てたことでも、自分が満足すると途中のことでも投げ出してしまうことがあります。
投げ出してもあまり気にしていないことが多いです。
注意散漫
様々なことに次々と興味を持つことができますが、反面、興味を持ちすぎるあまり、何かを確実に成し遂げることができなくなります。
仕事上でも、次々に引き受けてしまい、何を自分がすればいいのかわからなくなることがあります。
衝動的
無計画なことがあり、そのまま行動してしまうことがあります。
思いつきで行動してしまうので、色々なことを中途半端にしてしまうことろがあります。
気まぐれな性格も持ち合わせています。
協調性がない
自分の興味のあることには一生懸命になれますが、自分の興味が湧かないことや、この人とは合わないと感じると急に冷たくなることがあります。
時間を守らないこともあり、周りを困惑させることもあります。
自分に甘い
過去を振り返って反省することが苦手です。
物事に立ち向かうのも苦手で、厳しい環境や出来事から逃げる傾向があります。
周りからは、自分に甘い人だと見られてしまいます。
【エニアグラム】熱中する人に向いている仕事
ここまで、エニアグラムのタイプ7の特徴、強み、弱点を解説しました。
続いて、エニアグラムのタイプ7の人に向いている仕事について解説します。
熱中する人の能力が活かせる条件
エニアグラムのタイプ7の人の能力が活かせる仕事の条件は、以下の通りです。
- 新しいアイディアを求められる環境
- 外に出ることが多い（中心となる）仕事
- 人とのコミュニケーションが多く必要な仕事
- 学びや自身の成長の機会が多い仕事
- ルールが厳格ではない環境
熱中する人が向いている仕事
エニアグラムのタイプ7の人が向いている仕事は以下の通りです。
コメディアン
明るい性格で、人を楽しませることが得意なタイプですので、この仕事は向いています。
人を楽しませる芸を考えるのに、独創性や直感も必要となりますので、このタイプにはぴったりの仕事と言えるでしょう。
起業家
自分の手で会社を作り、自分の考えたビジネスやアイデアを形にするのが起業家の仕事です。
起業家は、起業してもその後、どのような道をたどるかわからない部分が多いですが、物おじしないタイプですので、持ち前の行動力でビジネスを成功させることができるでしょう。
また、チームの中心として、雰囲気よく仕事を進めることができるはずです。
ミュージシャン
ミュージシャンは、常に新しい音楽を生み出し続ける仕事です。
クリエイティブな仕事ですので、このタイプは新鮮な気持ちで働くことができるでしょう。
この業界は移り変わりも激しい環境ですが、環境の変化にも柔軟に対応できるので、向いている仕事です。
また、自由度も高い仕事ですので、何かに縛られるのが苦手なこのタイプはのびのび働くことができるでしょう。
ミュージシャンの他、音楽業界について詳しく知りたい方は以下を参照してください。
参照ページ:音楽関係の仕事徹底解説 | 就活HANDBOOK
俳優
いわゆる、芸能関係の仕事です。
俳優の仕事は、次々と仕事が来ますので、環境の変化に強いこのタイプには向いている仕事になります。
また、飽き性な面がありますが、決まった仕事はほとんどないので、仕事に飽きることなく取り組むことができるでしょう。
また、精神的にも比較的強いので、緊張することなく仕事に取り組むことができます。
俳優の他、エンタメ業界について興味のある方は、以下を参照してください。
参照ページ:【例文付き】エンタメ業界の内定を勝ち取る方法3選就活 | HANDBOOK
ジャーナリスト
ジャーナリストは、世の中の出来事を取材し、ニュースにして人々に発信します。
次々と仕事をこなす必要がありますが、変化の激しい環境でも、このタイプであればすんなりと受け入れることができるでしょう。
独自の視点も交えて、記事やニュースを製作するので、好奇心が旺盛で、興味のあることに集中して取り組むことが得意なこのタイプには向いている仕事です。
営業
営業の仕事は商談や出張などがあることが多いので、環境の変化に強く、何かに縛られるのが苦手なこのタイプにはぴったりの仕事です。
また、人とのコミュニケーションが不可欠なこの仕事ですが、タイプ7は人付き合いが得意なので、苦にはならないでしょう。
しかし、自分が満足すると中途半端なところで投げ出す飽きっぽいところもあるので、長期的に関係を築く必要のある営業の仕事は向かないかもしれません。
営業職について詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ:営業向いている人 | 就活HANDBOOK
デザイナー
創造性のあるタイプなので、デザイナーの仕事にも向いています。
行動力があるので、突然良い案が思いついたりすることもあるでしょう。
自分がワクワクするものを作り出すことができ、それを形にして共有することができる仕事なので、このタイプはやりがいを感じることができるはずです。
デザイナーの仕事について詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ:デザイナーについて徹底解説！特徴や向き不向きは？ | 就活HANDBOOK
航空関係
パイロットやキャビンアテンダントなどが航空関係の仕事に当たります。
ルールに縛られるのが苦手なこのタイプなので、この仕事は難しく感じるかもしれませんが、飛行機で国内外問わず、様々な場所に行くことで、一日一日に変化がある仕事です。
行動力があり、好奇心旺盛なこのタイプには向いている仕事になります。
航空業界について詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ:【業界研究】航空業界とは？志望動機・ビジネスモデル・職種・就職偏差値を徹底解説就活 | HANDBOOK
ユーチューバ―
近年、職業としても注目されているユーチューバーです。
行動力があり、人生を楽しみたいと願っているこのタイプには向いている仕事です。
動画を通して、自分の楽しみを不特定多数の人に共有できるので、人と楽しみを分かち合いたいというタイプ7の欲求も満たすことができるでしょう。
カメラマン
カメラマンは人と関わることが多いです。
コミュニケーション能力が高く、明るい性格なので、モデルとなる人の良い場面を写真として残すことができるのではないでしょうか。
ムードメーカーでもあるので、撮影現場の雰囲気も良くなり、周りも仕事がしやすくなります。
フリーとしても仕事があれば、自分で仕事を調節できるので、比較的自由に仕事をすることができるので、このタイプには向いている仕事と言えます。
技術・科学系
新しい技術が導入されても、対応力があるので、技術職は向いている仕事です。
新しいものを好むので、新しいものを生み出すこの仕事にやりがいを感じることでしょう。
熱中する人が避けた方がいい仕事
エニアグラムのタイプ7の人が避けた方がいい仕事は以下の通りです。
- ルーティーンが決まっている仕事
- 新しいアイディアが求められない環境
- 長時間デスクワークを求められる仕事
- 成果が短時間で出ない仕事
- 厳しいルールのある仕事
例えば、士業全般、医師、事務職などです。
自分に縛られるのが苦手なタイプですので、決まった仕事を毎日することには苦痛を感じるかもしれません。
独創性があり、好奇心旺盛な性格なので、常に何かを生み出しつづける仕事が向いています。
机に座ってパソコンに向き合うことは、性格に合わないと感じるでしょう。
また、規則に縛られるよりも、自由に仕事をしたいタイプですので、しっかりと規則の決まった仕事は、つまらないと感じたり、苦痛を感じるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はエニアグラムのタイプ7の人の特徴、強みや弱点、向いている仕事について解説しました。
- エニアグラム タイプ7の特徴
→退屈が嫌い、ムードメーカー、好奇心旺盛で趣味が多い、エネルギッシュ、直感を大切にする、ネガティブが嫌いなど - エニアグラム タイプ7の強み
→楽観的、行動力がある、ムードメーカー、柔軟性がある、好奇心がある、自立心が強い - エニアグラム タイプ7の弱点
→飽き性、規則が嫌い、無責任、注意意散漫、衝動的、協調性がない、自分に甘い - エニアグラム タイプ7に向いている仕事
→コメディアン、起業家、ミュージシャン、俳優、ジャーナリスト、営業、デザイナー、航空関係、ユーチューバ―、カメラマン、技術・科学系など
エニアグラムで自分のタイプを知ることで、自己分析がしやすくなり、自分の得意なこと、苦手なことを洗い出すことができるでしょう。
また、自分の得意分野を知ることで、どのように能力を伸ばしていくか考えるきっかけにもなります。
さらに、自分のことだけでなく、相手がどのような価値観を持っているのかを理解するツールにもなるのです。
苦手なことがあれば、自分の苦手なことが得意なタイプに、改善方法を問うこともできるので、人間として成長することもできるでしょう。
ぜひこの記事を就職活動の参考にして、自分にぴったりの仕事ができることを祈っています。
