冬採用は受かりやすい?内定を勝ち取るための対策4選を解説

2024/10/20更新

はじめに

近年では12〜3月の間で行われる冬採用を実施している企業も増えてきました。

内定をひとつも取れていない学生にとっては、この時期まで選考をしている企業があるのはありがたいですね。

しかし、冬採用はこの時期ならではの特徴や注意点があるので、冬採用専用の対策をしなくてはいけません。

そこで本記事では、冬採用の特徴や一般的な選考との違い、そして内定を勝ち取るための対策4選を解説します。

以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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冬採用とは?

就活における「冬採用」とは、一般的に「12〜3月の間で行われる就職活動」を指します。

冬季に採用活動していることからそう呼ばれており、ちなみに秋に行われるものは秋採用と呼ばれています。

これまで、就職活動では業界別にスタート時期にばらつきがあることが問題視されてきました。

そのため、近年では4月から就職活動を一斉解禁するようになったのです。

従来の就活では、採用活動が早い業界や企業で早々と内定を獲得した就活生は、早いうちから就活を切り上げてきました。

しかし、就活が一斉解禁になったことで、4月を迎えるまでは誰も内定をもらっていない状況となったのです。

つまり、優秀なライバルたちと同じ条件で内定の椅子を争う状況となっているため、競争は以前にも増して厳しい状況となっています。

このため、近年では優秀な就活生であっても、たちまち冬採用までずれ込むケースが見受けられるようになっています。

春から秋に大半の採用枠を埋めている企業において、冬採用の枠は採用枠が限定的であることは否めません。

なぜなら秋冬採用は、すでに当初の採用枠がある程度目処がついていることから「内定辞退者が出た場合の予備」や「有望な就活生の発掘」を目的に行っている企業がほとんどです。

もしも、大学卒業に必要な単位が足りないため、学業に専念して冬から就活に取り組む計画を立てている方がいれば、計画を再考した方が良いといえます。

冬採用は狭き門と捉えておくようにしましょう。

 

一般的な採用との違い

冬採用と一般的な採用時期の就活との違いにはどのようなものがあるのでしょうか?

一般的な採用時期との違いを知ることで、おのずと対策方法が見えてくることもあります。

以下では、一般的な採用との違いを解説します。

一般的な採用との違い

ライバルが少ない

リクナビが発表した就活準備ガイドによると、先輩就活生が最も忙しいと感じた時期は大学3年生の2~6月であることが分かりました。

そのため10月以降に就活を続ける学生は少なく、比較的ライバルが少ない状況で戦えると言えるでしょう。

エントリーできる企業数が少ない

ライバルが少ないのと同様、冬採用ではエントリーできる企業の母数も少ないという傾向もあります。

7月以降に試験や面接は引き続き実施されているものの、新たに会社説明会を実施する企業は少ないのが冬採用の実態です。

中には臨時募集している企業もありますが、採用予定人数に達した場合はすぐに応募終了となるため時間との勝負とも言えるでしょう。

選考フローが短い

冬採用は一般的な採用時期と比較すると選考フローが短い傾向にあります。

冬まで就活を続ける学生が少ないため、集団面接などは行わずそのまま個人面接から始まるというケースが多くなりやすいのです。

企業側としてはなるべく早く内定者を出したいという思惑もあり、選考フローをあえて短くしていることも考えられます。

冬採用をする企業の特徴

人気がないため就活生が集まらず、予定していた採用枠にまだ空きがあるため、やむを得ず採用活動を継続しているものと考える就活生も少なくありません。

ただし、実際にはそんなことはなく、冬採用を行う企業の中にも優良企業は多く残っています。

次の項目からは、冬採用をする企業の特徴について解説します。

冬採用をする企業の特徴

内定辞退が多く出てしまった企業

内定辞退が多く出てしまった企業は、冬採用を実施するケースがあります。

特に近年では、就活生の複数内定により、企業の採用予定人数に達しない場合が多くなるという傾向にあります。

1人の学生が複数の内定を持っていたとしても、最終的にはいずれか1社にしか入社することはできません。

そのため、入社する会社以外には急な内定辞退(いわゆるキャンセル)を申し出る形となってしまうため、採用枠に空きが出てしまいます。

このため、企業は内定辞退者の分を埋め合わせるために、追加で人材を募集・採用する必要があります。

その結果、中小・大手企業問わず、多くの企業が秋採用・冬採用を実施しているのです。

予算に余裕のある企業

予算に余裕のある企業でも、冬採用が実施される場合があります。

というのも、企業の採用に関する予算は、前年度をもとにして計算されるのが一般的です。

その計算した予算よりも、大幅に支出が少なく利益が出た場合、節税対策を行うことがあります。

その結果、収入と課税率を考えた際に、冬採用を行う方がバランスが取れる場合があります。

また、税金を払っても何も残るものがありませんが、優秀な人材を獲得できれば会社のさらなる成長に貢献する可能性があるでしょう。

税金を払うのか人材に投資をするのか、どちらが会社の未来にとってプラスであるかは一目瞭然です。

このため、予算に余裕のある企業は冬採用を実施する傾向にあります。

会社の財務状況や業績に応じて年度末に近づくほど、利益額なども具体的に見えてくる部分が増えてきます。

採用活動は、予算を増やしたり減らしたりするなど、費用が比較的調整がしやすいことから、調整として冬期に実施する傾向があるのです。

通年採用をしている企業

冬採用だけを行っているわけではなく、1年をとおして選考を行っているから冬にも選考をしているケースも考えられます。

日本経済団体連合が発表した「採用と大学改革への期待に関するアンケート」によると、新卒の一括採用をしていた企業割合は90.5%から78.7%に減少し、逆に通年採用を実施する企業は32.7%から55.2%にのぼっていることが分かります。

このことからも、今後も通年採用を実施する企業は増えていくでしょう。

冬採用を受ける学生の特徴

それでは、冬採用を受ける就活生にはどのような共通点があるのでしょうか?

以下では冬採用を受ける学生の特徴を紹介しています。

ライバルの特徴を理解して、効率的に就活対策を進めましょう。

冬採用を受ける学生の特徴

内定がない

この時期に就活をする学生は自分のキャリアビジョンや就活の軸が見えずに途中で就活を辞めてしまう人が多いです。

就活から一度距離を置いて冬になってから就活を再開しているため、面接などの場にも慣れている傾向にあります。

また自己分析などで就活への軸が固まって、気持ちを新たに就活をスタートさせているでしょう。

留学から戻った

海外の大学に留学していたなどの理由で、帰国後に本格的に就活を始める学生もいます。

海外留学経験があるため、ライバルとしても手強い存在が多いのが特徴です。

公務員試験に落ちた

公務員試験を目指すも、11月の結果発表で不採用だった学生たちも冬採用を目指す傾向にあります。

落ちてしまった学生は来年に再挑戦するか、一般企業の冬採用を受けるかの2択を迫られます。

内定先の企業にミスマッチを感じている

一般的なピーク時に内定を獲得しているものの、企業とのミスマッチを感じて就活をやり直しているパターンもあるでしょう。

冬採用で自分の納得のいく企業からの内定が欲しいと、粘り強く就活を続ける学生もいるのです。

冬採用で内定を勝ち取るための対策4選

冬採用に関しては基本的な対策は春夏採用と変わらず、自己PRと志望動機が軸となります。

ただし、選考フローや選考中の質問内容において一部で異なる点があります。

ここでは、冬採用ならではの対策を紹介していきます。

冬採用で内定を勝ち取るための対策4選

就活の軸を決める

冬採用の場合は選考フローが短く、合否の結果がすぐに決まるという特徴があります。

希望の業界や職種、キャリアビジョンといった就活の軸がしっかり定まっていれば、それだけ就活もスムーズに進められるでしょう。

就活の軸の決め方や一例に関しては、以下の記事も参考にしてください。

できるだけエントリーしておく

さきほど、冬採用はエントリーできる企業数が少ないというお話をしました。

手持ちの企業が少ないと不安な方は、できるだけ希望の業界の企業にエントリーすることをおすすめします。

また冬採用は採用枠が埋まり次第すぐに終わってしまうケースが多いので「応募しようとしたら終わっていた」ということもざらにあります。

できる限り多くの企業に応募しておけば、希望の企業の選考が受けられなくなった場合も安心でしょう。 

冬採用を受けている理由に回答できるようにする

冬採用では「なぜこの時期まで就活をしているのか」について問われることがあります。

この手の質問には、はっきりと自分の考えを答えられるように準備をしておきましょう。

というのも、企業から見ると冬採用の時期に就活していることは、一般的な就活生とは違った時期に就活をしているといえます。

もちろん、時期の良し悪しなどはありませんが、面接官からは「まだどこからも内定をもらっていない人材なのでは?」という疑問を持たれる場合があります。

回答例
  • 留学していた
  • 公務員試験を受けていた

もしも、就職活動解禁から現在まで内定がない場合は、どうしようもない言い訳や嘘をつくと非常に危険だと心得ておきましょう。

むしろ、自分を客観的にみて、反省点や改善点を伝えることができれば、企業はそれなりの評価をしてくれる可能性もあります。

志望度の高さをアピールする

冬採用では、志望度の高さをアピールしていくことが重要です。

というのも、冬採用で評価されない人の特徴として、「志望度をうまく伝えられていない」ことがあるためです。

企業としては、内定者がすぐに退職してしまうのを最も避けたいと考えています。

退職者を出さないためにも、どれだけの熱量を持って自社で働きたいと考えて選考に本気で望んでいるのかを重視しています。

面接で志望度が低いと感じられれば、例え内定を出したとしてもやりがいを自分で見いだすことができずに退職する未来が、人事担当者には見えてしまうでしょう。

より志望度の高い人だけしか、次のステップへ進むことができませんのでしっかりと、志望度をアピールしていきましょう。

冬採用を行っている企業の探し方

続いて、冬採用を行っている企業の見つけ方を解説します。

採用活動を続けている企業そのものが減少することを踏まえ、今募集を行っている企業の中から、自分がベストだと思う企業からの内定を獲得できるように、全力を尽くしましょう。

 

大学の求人票を活用する

大学の求人票を活用しましょう。

各大学に届いた求人票は、学生たちに紹介する求人情報となるため、信頼できる企業かどうか大学が査定を行います。

問題がないと判断されてようやく、学生たちに紹介できる求人票となります。

その点で、ブラック企業は大学の求人票には載りにくいので、冬採用でもホワイト企業の中から就職活動を行うことができるのです。

また、大学の求人票にはその企業がその大学の学生に興味があることを示します。

つまり、その大学に在学しているだけで他の学生にはないアドバンテージとなりますので、大学内にあるキャリアセンターに足を運んでみましょう。

もちろん、無料で情報提供を受けることができます。

また、求人票を出している企業は、同じ大学の卒業生が就職している企業であるということも利点です。

実際にエントリーすると、他の大学出身者よりも選考時に多く質問されたり、心象をよくする根回しを人事担当者にしてくれたりする場合もあります。

就活生にとっては使わない手はない手段として、頭に入れておくと良いでしょう。

エージェントを利用する

エージェントを利用することもオススメです。

いわゆる、リクルーターやキャリアアドバイザーなどです。

このような人たちは、就活生との面談を通して、就活生の希望はもちろん、適性なども鑑みながら、その就活生に合った企業を紹介してくれます。

第三者的な視点からアドバイスや意見をもらえるので、自分で気づけない分析が可能だったり、自分では探せない企業の求人を紹介してくれたりします。

自分ひとりだけで探すのは大変な人は、このような就活のプロに頼ってみるのもひとつの手段でしょう。

冬採用の注意点

冬採用だから気負い過ぎる必要はない、と伝えましたが、もちろん、冬採用独特の注意点もあります。

冬採用ならではの注意点をおさえて、しっかり対策しておきましょう。

ブラック企業に注意

冬採用をしている企業の中には、学生からの不人気が理由で新卒が集まらない企業もあります。

いわゆるブラック企業で、内定を出してもすぐに学生が辞退してしまいなかなか採用枠が埋まらず冬採用を続けている可能性もあるので要注意です。

募集要項や福利厚生、労働条件を確認して、ブラック企業かどうかを見極める必要があるでしょう。

以下の記事では就活で優良企業を探すための方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

企業とのミスマッチが起きやすい

企業と学生がともに焦っているため、最大の注意点は、「冬採用で焦って決めてしまったがためのミスマッチ」です。

入社後のミスマッチによって早期退職につながる恐れがあるので注意が必要です。

あなたは当然焦っているでしょうし、企業側も焦っているので、その可能性は十分にあり得ます。

焦ってしまうのは仕方ありませんが、最終決定するときには、再度検討してみるなど、自分の頭と心に何度も聞いてみましょう。

さいごに

今回は冬採用の概要やこの時期の選考ならではの特徴、そして内定を勝ち取るための方法について解説しました。

冬採用はライバルが少なく選考フローが短いため、短期集中で内定を獲得したい人は冬採用での内定を目指すべきでしょう。

しかし、倍率が低いからといって対策を怠るのはNGです。

冬採用は企業とのミスマッチが起こりやすいため、企業研究や自己分析を徹底して自分にマッチした企業をしっかり見極める必要があります。

希望の企業にエントリーしたら、エントリーシートや面接で入社への意欲を存分にアピールできるように対策をしましょう。

今回の内容を参考にして、冬採用で内定を勝ち取ってください。

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