諦めるのはまだ早い! 冬採用のポイントと対策

諦めるのはまだ早い! 冬採用のポイントと対策

1.冬採用とは

冬採用とはズバリなんなのでしょう。

 

端的にいえば、

12~3月に行われる就職活動

を指します。

 

冬に採用活動しているからそう呼ばれるわけですね。

 

ちなみに秋に行われるものは秋採用と呼ばれます。

 

関連記事

秋採用は厳しい?企業の探し方とやり方のコツ

 

ただ、前提として、

秋冬採用での募集人数は比較的少なくなっていることがほとんどです。

2.冬採用をする企業はどんな企業

では、どのような企業が冬採用を実施するのでしょうか?

 

結論、

「内定辞退が多く出てしまった企業」

「予算に余裕のある企業」

です。

 

とはいえ、

多くの就活生が、

「冬採用活動しているなら、人気のないブラック企業じゃないの?」

と思っているかもしれません。

 

実際そんなことはなく、

冬採用を行う企業の中にも、

優良企業は多く残っています。

 

もちろん、

いわゆるブラック企業も紛れていますが、

それはどの時期も同じことですよね。

 

つまり、

「冬採用だからブラック!!」

という訳ではありません。

 

それでは、

「内定辞退が多く出てしまった企業」

「予算に余裕のある企業」

について解説していきます。

 

 

2-1.内定辞退が多く出てしまった企業

 

内定辞退が多く出てしまった企業は、冬採用を実施するケースがあります。

 

特に近年では、就活生の複数内定により、

企業の採用予定人数に達しない場合が多くあります。

 

学生が複数の内定を持っているために、

内定辞退が多発してしまうんですよね。

 

企業はその分を埋め合わせるために、

追加で人材を募集・採用する必要があります。

 

その結果、

中小・大手企業問わず、多くの企業が秋採用・冬採用を実施します。

 

 

2-2.予算に余裕のある企業

 

予算に余裕のある企業でも、冬採用が実施される場合があります。

 

というのも、

企業の採用に関する予算は、前年度をもとにして計算されます。

 

その計算した予算よりも、大幅に支出が少なく利益が出た場合、

節税対策を行うことがあります。

 

その結果、収入と課税率を考えた際に、

冬採用を行う方がバランスが取れる場合があります。

 

そのため、予算に余裕のある企業は冬採用を実施します。

3.冬採用の対策

基本的な対策は春夏採用となんら変わりませんが、

異なる点もいくつかあります。

 

ここでは冬採用だからこその対策を紹介していきます。

 

3-1.なぜ現在まで就活をしているのか?に答えられるようにしよう

 

「なぜ、あなたは現在まで就活をしているのですか?」

という問いにはっきりと答えられるようにしましょう。

 

冬採用の時期に就活していることは、

一般的な就活生とは違った時期に就活をしていることを示します。

 

もちろん、時期の良い悪いなどはありませんが、

面接官の立場からすると、

純粋に疑問を持ちますよね。

 

例えば、

・留学していた

・公務員試験を受けていた

などなど。

 

このような場合は言い易いと思います。

 

 

しかし、

就職活動解禁から現在まで内定がない場合は、

気をつけなければなりません。

 

そのような時に、

どうしようもない言い訳や嘘をつくと非常に危険です。

 

むしろ、自分を客観的にみて、

反省点や改善点を伝えることができれば、

企業はそれなりの評価をしてくれる可能性もあります。

 

「今、就職活動を行なっている理由」

を明確に答えられるようにしておきましょう。

 

 

3-2.志望度の高さをアピールしていこう

 

冬採用では、

志望度の高さをアピールしていくことが重要です。

 

というのも、

冬採用で評価されない人の特徴として、

「志望度をうまく伝えられていない」

ことがあるからです。

 

企業が冬採用を行う理由を思い出してみましょう。

 

「内定辞退が出て、採用人数に達していない」

という理由がありましたよね。

 

すなわち、企業側も焦っているのです。

この時期になって、内定辞退が多発するような事案だけは避けたい訳です。

 

その結果、志望度の高い人だけしか、

次のステップへ進むことができません

しっかり、志望度をアピールしていきましょう。

4.冬採用を行なっている企業の探し方

冬採用では、企業の探し方が非常に重要です。

 

というのも、

「志望度の高さをアピールする必要がある」からです。

 

そのため、冬採用で受けるべき企業は、

「内定が出たら必ず行く」

と思える企業にしなくてはなりません。

 

複数内定??

そんなことはどうでも良いです。

 

第一志望の企業 or 自分がベストだと思う企業からの内定を獲得できるように、全力を尽くしましょう。

 

それでは冬採用における企業の探し方について解説していきます。

 

 

4-1.大学の求人票を活用する

 

大学の求人票を活用しましょう。

 

大学に求人票があるということは、

その企業がその大学の学生に興味があることを示します。

 

つまり、その大学に在学しているだけでアドバンテージとなります。

キャリアセンターなどに足を運んでみましょう。

 

 

4-2.エージェントを利用する

 

エージェントを利用することもオススメです。

いわゆる、リクルーターやキャリアアドバイザーとかですね。

 

このような人たちは、

就活生との面談を通して、

就活生の希望はもちろん、適性なども鑑みながら、

その就活生に合った企業を紹介してくれます。

 

第三者的な視点からアドバイスや意見をもらえるので、

自分で気づけない分析が可能だったり、

自分では探せない企業の求人を紹介してくれたりします。

 

いわば、就活のプロなので頼りにするのは得策です。

 

地方学生をターゲットにした上京就活支援サービス「ジョーカツ」でも、

上記のエージェントサービスを行なっています。

気になる方はこちらのリンクから問い合わせてみてください!

 

5.気持ち・メンタルの保ち方

冬採用まで就活をすることは、

非常に気持ちやメンタルが重要になってきます。

 

ぶっちゃけ、冬採用にマイナスイメージを持っていませんか?

 

「正直、就活失敗しちゃったなぁ」

「早く就職先決めなくちゃ!!」

 

という気持ちが出てきて当然です。

 

その結果、心理的な意味においてハードな就活になりがちです。

 

特に、春夏採用で複数の企業の選考に落ちていると、

 

「自分は社会不適合者なのかな?」

「ダメな人間なのかな」

 

と自己否定に繋がったり、

最悪、人格まで否定されたような気分になるかもしれません。

 

その結果、

面接での声が小さくなったり、

姿勢が悪くなったり、

余裕がなくなったりして、

面接官との会話が破綻してしまうケースがあります。

 

そうなってしまうと悪循環です。

 

難しいかもしれませんが、

気持ちをポジティブに保つことが冬採用ではより一層大切です。

 

もちろん、面接は準備不足が原因で落選する場合もありますが、

基本的には、選考を受けた企業とあなたの「相性」が合わなかっただけ、です。

 

逆に考えると、

選考に漏れることは、自分に合った企業に一歩近づいたともいえます。

 

何より、内定の遅い早いは働く年数を考えると誤差です。

 

冬採用というだけで、

マイナスイメージを持ってしまうかもしれませんが、

冬採用で内定をもらって活躍している人はたくさんいます。

 

せっかく、他の人より長く就活しているのですから、

「自分に本当に合った企業を見つけるチャンス」

だと思って、ポジティブな就職活動を行いましょう。

 

冬採用だからといって気負いすぎる必要は全くありません。

6.冬採用の注意点

冬採用だから気負い過ぎる必要はない、と伝えましたが、

もちろん、冬採用独特の注意点もあります。

 

企業、学生共に焦っているため、ミスマッチが起きやすい

 

最大の注意点は、

「冬採用で焦って決めてしまったがためのミスマッチ」

です。

 

たとえ、ブラック企業ではなくとも、

入社後のミスマッチが1番の注意点です。

 

あなたは当然焦っているでしょうし、

企業側も焦っているので、

その可能性は十分にあり得ます。

 

焦ってしまうのは仕方ありませんが、

最終決定するときには、

再度検討してみるなど、

自分の頭と心に何度も聞いてみましょう。

 

最悪の場合は、

就職留年なども視野に入れてみましょう。

 

勇気の必要な決断ではありますが、

その手段が頭にあるだけで、

自分自身に余裕を持たせることができるかもしれません。

 

注意点について説明しましたが、

冬採用だけでなく、

春夏採用ですらミスマッチは珍しくありません。

 

なので冬採用ではなおさらです。

 

とにかくミスマッチには注意しましょう。

まとめ

冬採用について説明してきました。

 

基本的には、

「就職活動」であることに変わりはないので、

春夏採用と抑えるポイントは変わりません。

 

1つ違うとすれば、

「企業も学生も焦っている」

ことでしょうか?

 

焦ると余裕が無くなって、

元気が無くなって、

お互いにとって良い採用活動になりません。

 

「自分は大丈夫だよ」

「自分は焦ってないよ」

 

そう思っていても、

無意識のうちに焦っていることがほとんどです。

 

今一度、

自分を客観的に見つめ直してみましょう。

 

よくわからなくなったら、

友達やエージェントに相談しても良いでしょう。

 

もちろん、ジョーカツも力になりますよ!!

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