ジオ・サーチのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/18更新
はじめに
この記事では、ジオ・サーチへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にジオ・サーチならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、ジオ・サーチが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ジオ・サーチの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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ジオ・サーチの概要
出典元:会社概要
初めにジオ・サーチとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ジオ・サーチとは
ジオ・サーチは1989年に創業し、現在は東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡に事業所を展開しています。
同社は道路や港湾、空港などの施設の下に存在する空洞や埋設物の位置情報、橋梁などの構造物内部の劣化箇所など、インフラの内部に潜む危険を探知し、防災・減災に取り組むために「スケルカ」システムを開発し、使用しています。
1992年には国連や政府からの要請を受け、社会貢献の一環として地雷除去活動を開始し、1998年にはNGO「人道目的の地雷除去支援の会 JAHDS」を設立しました。
2006年には地雷除去活動を現地財団に継承し、その成果として2年後に活動地域がユネスコから世界遺産登録されました。
ジオ・サーチは国や自治体からの依頼を受け、道路下空洞の調査距離207,456km、発見した空洞信号数79,763箇所(2019年9月末現在)という世界トップクラスの実績を誇ります。
東日本大震災や熊本地震、北海道胆振東部地震などの大規模災害時には、安全な道路ネットワークの確保のために緊急調査を実施し、社会貢献を果たしました。
2014年にはソウルで無償の空洞調査を実施し、2015年にはJICAの支援事業においては、タイ国での道路ネットワークのレジリエンス強化に関する調査が採択されました。
また、台湾でのボランティア活動が100件を超える様々なメディアで取り上げられ、2019年8月には台湾支店を開設しました。
ジオ・サーチは「貢献心は本能」という共通認識のもと、災害に強いまちづくりに貢献し、人々の命と生活を守るためにチーム全体で努力し続けることを目指しています。
ジオ・サーチの採用難易度
ジオ・サーチの採用難易度は標準程度とされています。
これは、採用大学には高い偏差値を持つ一流大学から標準程度のレベルの大学まで、多岐にわたる大学が名を連ねていることから判断できます。
ジオ・サーチは、学歴や出身大学よりも個々の能力や志向性を重視し、多様な学生層からの就活生を歓迎しています。
就活生の学歴や出身大学にとらわれることなく、個々の実績や経験、意欲を評価し、適性を見極めているのです。
採用大学の幅広さから、ジオ・サーチは多様性を尊重し、個々の就活生のポテンシャルを見逃さずに採用していることがわかります。
ジオ・サーチの採用大学
ジオ・サーチの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えられるでしょう。
<大学院> 京都大学、東北大学、名古屋大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、明治大学 <大学> 北海道大学、神戸大学、早稲田大学、中央大学、国際基督教大学、千葉大学、静岡大学、弘前大学、筑波大学、首都大学東京、埼玉大学 |
上記には偏差値が高い大学も採用大学に含まれていますが、ジオ・サーチは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。
そのため、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。
就活生の学歴や出身大学よりも、その人の能力や志向性、そして社会への貢献意欲を重視しています。
学歴だけでなく個々の実績や経験、そして意欲や熱意が評価される環境が整っていると言えます。
エントリーシートや面接対策をしっかりと行うことで、内定を獲得できる可能性は高まるでしょう。
エントリーシートでは自己PRや志望動機を明確に示し、強みや価値をアピールすることが重要です。
また、面接では自己表現力やコミュニケーション能力を発揮し、企業とのマッチングを図ることが求められます。
ジオ・サーチは、就活生のポテンシャルや意欲を重視し、適性を見極めるために面接などの対話形式を重視しています。
そのためしっかりと準備をして自己をアピールし、企業との良い関係を築くことが重要です。
内定を獲得するためには自らの能力や意欲を十分にアピールし、企業との相性を確認することが大切です。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ジオ・サーチが求める人材とは?
結論から言うと、ジオ・サーチは自社のパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
企業のパーパスやビジョンは非常に重要であり、就活生は改めて参照ページから確認することをおすすめします。
ジオ・サーチの採用プロセスにおいては、就活生が求める人材像がマッチしているかをよく確認しています。
これは、企業と就活生が互いに理解し合い、協力し合うために重要な要素です。
また、入社前に必要な知識やスキルは入社時に必須ではなく、社会をより良くする強い意志を持つことが重視されています。
つまり、ジオ・サーチでは建設コンサルタント関連の知識がなくても、その意志や志向性を重視しているのです。
就活生が持つ情熱や志向が企業のパーパスに共鳴し、共に成長し、社会に貢献することを重視しているからです。
このような観点から、ジオ・サーチの採用プロセスは就活生の能力や経験だけでなく、その人が持つ意志や価値観に焦点を当てていることがわかります。
志向性や意欲が高く、自社の使命に共感する就活生が求められているため、このような志を持つ方にとって、ジオ・サーチはまさに素晴らしいキャリアの場となるでしょう。
参照ページ
ジオ・サーチの採用方向性の違いは?
ジオ・サーチでは、社会において重要な成長分野で自己と企業の成長を実現したい方、日本独自の技術で世界を変えたい方、そして、日本から世界に向けて社会課題の解決に貢献したい方を募集しています。
面接は「面談」と呼ばれ、候補者の人柄を理解し、マッチングを図るために行います。
ジオ・サーチは対話を重視し、個々の熱意や志、技術、知識を評価し、ビジョンとの適合性を見極めています。
志を持つ候補者が自己実現し、社会貢献を果たすためのサポートを提供しています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックする場です。
企業は就活生がどのような人物であり、自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
特に、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかは重要なポイントです。
高いモチベーションを持つ社員は、常により良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があります。
企業は、就活生が自社のビジョンやミッションに共感し、熱意を持って業務に取り組めるかどうかを見極めるため、志望動機や自己PRを通じて就活生のモチベーションを確認します。
また、エントリーシートでは、就活生が持つ具体的な経験やスキルも重視されます。
エントリーシートは企業にとって、就活生がどのような業務に貢献できるか、チームや組織との調和が可能かどうかを判断する材料となるのです。
エントリーシートは就活生と企業の相互理解を深めるための、重要なコミュニケーションツールだと言えます。
就活生が自らの能力や志向性を明確に伝え、企業がそれを適切に評価するために利用されるのです。
エントリーシートでは、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
この部分を強調することで、内定を獲得できる可能性が高まります。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私が建設コンサルティング業界を志望する理由は1点あります。 理由:社会に貢献する仕事に携わりながら、自らの技術や知識を活かし、持続可能な未来の構築に貢献したいと考えています。 具体例:建築やインフラのプロジェクトを通じて、人々の生活や環境にポジティブな影響を与えることができると信じています。 また、チームで協力しながら問題解決に取り組むことで、自らの成長を促進し、常に新しい挑戦に対応する姿勢を持ち続けたいと考えています。 結び:建設コンサルタントとしてのキャリアを通じて、持続可能な社会の実現に向けて貢献したいという強い意志を持っています。 |
ジオ・サーチの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えば、ジオ・サーチでは、「人の命と暮らしを守るために、スケルカ技術を活用した減災事業を通じて、災害に強い社会作りに貢献することを使命とする。」という使命を実現するために、候補者の志や技術を活かし、積極的にチームと協力していく姿勢を求めています。このようなビジョンに共感し、志や意欲を高く持つ就活生だとアピールしましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えばジオ・サーチは特に「人の命と暮らしを守る」ことを大事にしています。
これを参考にして、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成するといいでしょう。
大事なのは、数ある企業や代替可能業界がある中で、なぜ「ジオ・サーチ」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照サイト
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけについて、就活生の論理的思考力を試す重要性は大きいです。
エントリーシートは自己PRや志望動機を述べるだけでなく、論理的な思考能力や文章の構造、論理展開に問題がないかを評価するための重要なツールです。
企業は、就活生が論理的思考を持ち、自分の意見や主張を明確に述べる能力を持っているかどうかを見極めるために、エントリーシートの内容を注視します。
具体的には、企業がエントリーシートを見る際に注目する点は次のように分類されます。
- 論理的思考力:就活生は与えられた課題や質問に対して、論理的かつ的確な答えを示すことが求められます。
複雑な問題に対しても、論理的な分析や解決策を提示できるかが重視されるでしょう。
- 文章構造と論理展開:エントリーシート全体の文章構造や論理展開が適切であるかどうかも重要な評価ポイントです。
情報が整然とまとめられ、論理的に展開されているかどうかが注目されます。
- 自己表現力:就活生は自己を適切に表現し、自らの経験や能力を的確に伝えることが求められます。
自己PRや志望動機を通じて、自分の強みや将来のビジョンを明確に示すことが重要です。
- コミュニケーション能力:文章中で就活生が適切な言葉選びや表現力を示し、読み手に対して明確に伝える能力を持っているかも評価の対象です。
これらのポイントを考慮しながら、エントリーシートの作成に取り組むことが重要です。
論理的な思考力や文章構造の整合性を確認し、企業に適切に自己をアピールすることが、エントリーシートの成功につながるでしょう。
また、エントリーシートには以下の設問があります。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ジオ・サーチの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職(フィールドエンジニア)のエントリーシート
志望動機
・志望動機を書いてください(300字)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、その社会貢献活動と技術革新に魅力を感じるからです。 貴社が地雷除去活動や災害時の緊急調査など、社会の安全と安心を支える取り組みを行っていることに感銘を受けました。 また、世界トップクラスの技術力を持ちながらも、常に新しい解決策を追求し続ける姿勢が素晴らしいと思います。 大学で私は、防災や減災について考えるゼミに所属しています。 私は自らの技術や知識を活かしつつ、人々の安全と暮らしを守るために貢献したいと考えており、貴社でのキャリアがその実現に最適な場であると確信しています。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて、結論ファーストで展開している点が評価できます。
自己PR
・学生時代力を入れたこと(300字)
【記載例】
学生時代には学業だけでなく、幅広い経験を積むことに力を入れました。 特に、学校の図書委員会での活動や学内イベントの企画・運営に積極的に参加し、リーダーシップやチームワークを身につける機会を重視しました。 また、ボランティア活動にも積極的に参加し、地域社会への貢献や他者への支援を通じて、社会的責任を自覚することを心がけました。 さらに、趣味や特技を活かしたクラブ活動や習い事にも取り組み、バランスの取れた人間形成に努めました。 これらの経験は、私の成長と自己啓発に不可欠なものであり、将来のキャリアにおいても活かせる貴重な学びです。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。
数多くの課外活動を挙げている点も評価されるでしょう。
しかし、上記の文章では一つひとつの活動の具体性がありません。
エントリーシートが通過したとしても、面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
まとめ
この記事では、ジオ・サーチの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
ジオ・サーチは減災で人の命を守ることを目指す企業です。
このような背景を持つジオ・サーチでは、「人の命と暮らしを守るために、スケルカ技術を活用した減災事業を通じて、災害に強い社会作りに貢献することを使命とする。」を存在意義として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。
特に、ジオ・サーチでは日本独自の技術で世界を変えたい方、日本発・世界初の技術で社会課題の解決に貢献しようという志を持つ方を求めています。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
ジオ・サーチが求めている人材に自分が当てはまることを強調すれば、合格率は高まるでしょう。
この記事が、ジオ・サーチの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。