日清製粉グループのエントリーシートの対策法を徹底解説

日清製粉グループのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/4/18更新

はじめに

この記事では、日清製粉グループへの就職を目指している方、エントリーシートの執筆に不安を感じている方に向けて、エントリーシートのポイントについて詳しく解説しています。

日清製粉グループが求めているエントリーシートのアピール方法から実際にあった過去の記載例まで、分かりやすく紹介しています。

また、日清製粉グループが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、日清製粉グループの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。

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日清製粉グループの概要

日清製粉グループ 企業ロゴ

出典元:日清製粉グループ

日清製粉グループとは

日清製粉グループは、日清製粉グループは東京都千代田区に本社を置き、日経平均株価の銘柄の一つです。

主に製粉事業、食品事業、中食・惣菜事業、その他事業といった幅広い分野で事業を展開しています。

製粉、加工食品、健康食品、酵母・バイオ、中食・惣菜、エンジニアリング、メッシュクロスの7つの各事業が総合力を発揮することで多くの事業・領域でナンバーワンを実現するとともに、グローバル展開に向けた取組みも積極的に推進しているのです。

洗練された日清製粉グループは「健康で豊かな生活づくりに貢献する」のビジョンを、世界に向けて発信しています。

日清製粉グループのビジネスモデルは、原料調達から製造・販売までの連携を強化した「クロス・バリューチェーン」を構築しているのも特徴です。

多岐にわたる技術や知見が蓄積され、それらを連携させることで、総合力の最大化を図っています。

これらの事業は、顧客の多様なニーズに応えるための戦略の一環として展開されています。

プロセスをより強固にすることで利益を増大させているのです。

さらに、サプライチェーン全体の環境負荷低減に取り組むため、これらの環境課題について中長期目標の設定・見直しを行っています。

日清製粉グループの採用難易度

日清製粉グループの採用難易度は高難易度とされているので。

日清製粉グループは、製粉業界トップ企業であり、国内のみならず海外でも活躍しています。

毎年の採用人数は30人〜40人程度で、採用倍率はおよそ29倍以上です。

日清製粉グループは、その独自の社風「人を大事にし、人を育てる」という独自の文化があり、風通しのよい企業になります。

若手社員にも積極的に責任ある仕事を任せる風土があり、先輩社員たちが若手の挑戦や悩みをきちんとフォローする制度や環境も整っているのも魅力です。

日清製粉グループは、120年を超える歴史的文化と新たな革新のマッチを重要視し、グローバルな考え方ができる人に向いているでしょう。

平均年収が866万円で、寮・社宅制度、社員旅行補助制度、食事補助制度といった福利厚生が整っています。

新入社員を対象とした研修や、海外留学、国内留学、語学力向上支援制度、グローバル人材育成研修といったグローバルに活躍する為の研修制度もあるのです。

研修体制が充実しているので、新卒で入っても安心して業務に取りかかる事ができます。

偏差値の高い大学やGMARCH以上のレベルの大学生が採用されている印象があり、多少の学歴フィルターがある可能性があります。

あらかじめエントリーシートで、自身の人柄や自分の伝えたい事を書き留めておくことが重要です。

 

参照ページ:日清製粉グループの採用データ | マイナビ2025

日清製粉グループの採用大学

日清製粉グループの採用大学の実績は以下の通りです。

標準大学以上の採用実績となっており、憶測ではありますが、学歴フィルターは多少存在していると考えられます。

青山学院大学、愛媛大学、大阪大学、大阪ハイテクノロジー専門学校、九州大学、九州大学大学院、京都大学大学院、慶應義塾大学、上智大学、千葉大学、法政大学、北海道大学大学院、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

 

採用実績のある大学を見るとGMARCHのレベル以上となっており、選考難易度は高難易度です。

難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学は多いですが、中には国公立大学の出身者の採用もあります。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

 

参照ページ

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

日清製粉グループが求める人材とは?

結論から言うと、日清製粉グループは求める人物像として以下の3つを掲げています。

  • 周囲との信頼を大切にする人
  • ボーダーレスに行動する人
  • 自分の考え・想いを周囲に浸透できる人

日清製粉グループは、「信は万事の本である」というテーマを掲げており、どの職種においても自らを繕わず、物事に正面から真摯に取り組み、周囲の信頼を大切にし、行動してもらいたいと思っています。

「時代へ適合」する施策を推進していくため、物事を自分事として捉え、自らの考え・想いを熱く伝え、周りを巻き込んで形にできる人を求めているのです。

就活生の人柄やコミュニケーション能力も非常に重視される内容なので、改めて参照ページから確認してみてください。

エントリーシートや面接においても、就活生と企業の求める人材像がマッチしているかどうかチェックしている印象を受けます。

企業の関心した部分や、マッチしている部分を惜しみなく書いていきましょう。

また、必要な知識やスキルは入社時に必須ではなく、人柄の良さや円滑な人間関係を持つことが最優先です。

新卒求人サイトで、オンボーディングのカリキュラムやコンテンツが記載されており、濃い内容の研修制度で自身のスキルアップが見込めます。

この観点から、日清製粉グループの門をくぐりたい人は事前に製品知識やビジネススキルが無くてもよい事も読み解けるでしょう。

 

参照ページ:Q&A よくある質問 | 日清製粉グループ採用情報 | 日清製粉グループ

日清製粉グループ各社の採用方向性の違いは?

日清製粉グループは、グループ一括採用(4社合同採用)を取り入れており、「日清製粉グループ本社」として採用し、就活生が選択した部門へと配属される仕組みとなっています。

※4社=日清製粉グループ本社・日清製粉(製粉事業)・日清製粉ウェルナ(加工食品事業)・日清製粉デリカフロンティア(中食・惣菜事業)

その他事業部門ではグループ会社として採用しているようです。

事業別の採用方向性に違いはなく、以下の人材が求められています。

日清製粉グループでは、信頼を大切にする人や全体像を俯瞰し、固定概念にとらわれない人を求める人物像として挙げられているのも特徴です。

企業のテーマ「健康で豊かな生活づくり」に基づいて実施しており、クロス・バリューチェーンを用いた経営戦略と連動した人材戦略を定めています。

事業ポートフォリオの再構築と、様々な事業戦略を徹底しているのです。

また、海外留学や国内留学、グローバル人材育成研修があり、グローバルに活躍するための環境が整っています。

それらの事業戦略や人材育成が、企業の売上を増大させ、国の産業発展に貢献。

選考ステップやスケジュールに関する詳細は、日清製粉グループの公式サイトで案内されています​​。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートで確認されるポイントは企業毎に違います。

エントリーシートの設問が具体的であるほど、求める人材が明確なのです。

就活生の人柄・企業の求める人物像が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、就活生がどのような人物であるか、自社でどのようなスキルを発揮してくれるのかを知りたがっています。

これは、就活生の個性や入社に対する熱意が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

プライベートや学生時代のコミュニケーション力が高いかどうかも重要なポイントになります。

コミュニケーション能力の高い人は、周囲の人にエネルギーを与え、グループ全体がより良いパフォーマンスで企業に貢献する傾向があるからです。

また、エントリーシートの役割として、面接で聞いて欲しいことを書くということが挙げられます。

面接官はエントリーシート等の書類から質問を深掘りして聞くため、自分が面接時に受け答えしやすい内容をエントリーシートに書いておくことが重要です。

「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点は必ず問われる質問です。あらかじめ明確にしておきましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは「企業とマッチしている部分」をピックアップすると良いでしょう。

多くの就活生を絞って採用する際に、自社とマッチしているという印象は、非常に記憶に残りやすいのです。

また、マッチする部分を意識することで、エントリーシートが一段と書きやすくなります。

意識すべき事項を下記に記載します。

 

  • 自身の強み
  • 具体例・実績
  • まとめ(企業とどうマッチしているか)

 

文章の着地点が不自然な方が多くいらっしゃいます。

いかに企業分析を行い就活に臨んできたか、就活生の能力など、ある程度分かってしまうのです。

企業にとって就活生を採用するメリットや、就活生の能力や人柄が、自社や社会にどれだけ貢献するのか見定めています。

エントリーシートでは客観的に自己分析を行い、明確に伝えることが重要なポイントです。

「簡潔に、読みやすく」といったことも意識して書くことで、企業は就活生の伝えたい内容や人柄を取り入れやすくなります。

それらのポイントを意識すると、熱量のあるエントリーシートになるため、読み手の理解度を深めます。

以下では例文を紹介しています。

<例文>

主張・結論:私の強みは、課題解決に対する主体性を持っていることです。

私は回転寿司店のバイトリーダーを務めており、課題の追求やコミュニケーション力に尽力しました。

具体例:回転寿司店では、どうしても余ってしまうレーンのお寿司があり、売上の妨げになっていることを感じていました。店長に相談し、フードロス削減を店舗の課題として挙げました。

お客様が安心して食べられる寿司ネタを調査し、客層に合わせたネタをレーンに流したり、流す量を制限していくことでフードロスを大幅に削減することができました。

また、従業員の労力削減になり、職場の効率化にも繋がりました。

私はその他にも、異なる年代との意見交換を積極的に行い、同じ課題に向き合う協調性を学びました。

自身の考えを丁寧に分かりやすく伝えることで意思疎通が図れるという事も学び、企業で活動していく上で非常に重要なポイントだと感じました。

まとめ:アルバイトの従業員同士で重要課題に対し深く考察することができ、多くの方の価値観や意見に触れました。

課題解決に対する主体性や協調性は、企業を前進させるための重要なきっかけであると実感しました。

貴社においても、この姿勢を生かして仕事に臨みたいと思います。

日清製粉グループの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

日清製粉グループでは「健康で豊かな生活づくりに貢献する」という顧客重視のテーマを掲げています。

基本理念や企業の取り組みを文章に取り入れることで、企業とのマッチ度が深まるのです。

日清製粉グループは、他社にない営業力と性能の高さを強みとしています。

また、働きがいのある企業で、従業員に充実した環境や制度が整えられているのも魅力です。

自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成するようにしましょう。

大事なのは数ある企業の中で、なぜ「日清製粉グループ」を選ぶのかを論理的に説明することです。

 

参照ページ

【新卒採用】 自分らしくキャリアを切り拓くグループ一括採用(4社 … | 日清製粉グループ

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の能力や課題解決に対する取り組みを試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章に不備がないか、文章構成に問題がないかを最も注目しています。

そのため、企業に提出する前に必ず文章の展開をしっかり見直しすることもおすすめです。

 

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

 

参照ページ

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

日清製粉グループの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

営業職種のエントリーシート

志望動機

・ あなたが今までの人生で担った1番重要な役割は何でしたか?

【記載例】

私はダンスイベントを開催し、2回ほど主催者として担当した経験があります。

子供から大人まで幅広く対象とし、ダンサー同士の人脈形成を目的としたイベントを開催しました。

1回目のイベントでは、ポスターのみの広報を行い、アプローチが行き渡りませんでした。そのため参加人数が10人と少なく、思い描いた企画とはかけ離れていました。

2回目のイベントは広報活動に注力し、SNS広告・各ダンススタジオへの出演依頼・有名ダンサーとのタイアップを行いました。

私は照明スタッフや共同者との意見交換を徹底的に行い、価値観を擦り合わしていきました。共同者とのコミュニケーションを計りながら作り上げたことで、50人の地域のダンサーを迎え入れることができました。チームで何かを作り上げていくことに魅力を感じ、企業でも活かしたいと考えるようになりました。

ダンスイベントを通して、目標を達成するまで繰り返し考察することの大切さを身につけました。

貴社の営業職でも、自身の行動力と成果を出すために繰り返し検証を行なって貢献していきます。

 

ポイント:最初に結論ファーストで文章を展開し、自身の経験を詳しくまとめることが重要です。

簡潔にまとめる事で、読み手の理解力を向上させます。

また、イベント開催で考察した知識と企業の取り組みのマッチングを意識することで、日清製粉グループで何をしたいのかが分かりやすくなっています。

自己PR

・自己PR(ご自身の強みを具体的にご記入ください)(300字前後)

【記載例】

私の強みは、コミュニケーション力の高さです。

私は学生時代にバスケットボールのクラブチームに所属し、活動していました。

私が活動していたバスケットボールのクラブチームでは、チーム内で意見が噛み合わず、派閥ができてしまったことがありました。

率先して仲介する人がいなかったため、選手間の情報共有が滞っていました。

私がその仲介役になり、チーム内の行動目標を立て、人間感情に寄り添いながら話を聞くことにしました。

そうすることでお互いに本音で話せる場が生まれ、チーム内の派閥が無くなりました。

問題にしっかりと焦点を当て、自分の役割を把握して、周りを良い方向に巻き込んでいくコミュニケーションを貴社でも活かしていきたいと考えております。

 

ポイント:過去の経歴を結論ファーストで展開しています。過去→現在→未来といった時系列を組み立て、端的に表現することが重要です。

しかし上記の文章では「部活動」の成果が必ずしも各部門に応募する根拠とはならないので、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。

まとめ

この記事では、日清製粉グループの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

日清製粉グループは、1900年に設立され、製粉事業、食品事業、中食・惣菜事業、その他事業といった幅広い分野で事業を展開しています。

生活に欠かすことのできない製粉、加工食品、健康食品、酵母・バイオ、中食・惣菜、エンジニアリング、メッシュクロスの7つの事業で総合力を発揮しているのです。

多くの事業・領域でナンバーワンを実現するとともに、グローバル展開を行っています。

時代とともに「健康で豊かな生活づくり」へのニーズが多様化しており、安心・安全で高品質な製品やサービスを提供。

社会の発展に寄与したいという強い意志を持つ人材や主体的に取り組む人材が評価されている印象です。

エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要になります。

この記事で、日清製粉グループの内定に一歩近づけるように参考にしてみてください。

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