日鉄興和不動産のエントリーシートの対策法を徹底解説

日鉄興和不動産のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/3/29更新

はじめに

この記事では、日鉄興和不動産株式会社(以下日鉄興和不動産)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に日鉄興和不動産ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、日鉄興和不動産が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、日鉄興和不動産の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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日鉄興和不動産の概要

日鉄興和不動産 ビル外観

参考ページ

事業紹介 | 日鉄興和不動産

 

初めに日鉄興和不動産とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

日鉄興和不動産とは

日鉄興和不動産は、ビル事業を中心にした全国展開している不動産会社です。

日本最大級の総合デベロッパーのひとつであり、大手6社に次ぐ準大手4社として知られています。

名称からも分かるように巨大な2つのグループに所属する珍しい形態を採っていることでも知られている企業です。

筆頭株主は日本製鉄で、日鉄興産とともに不動産事業を中心としています。

もう1つは興和グループであり、現在のみずほ銀行をメインバンクとした企業集団です。

ただし興和グループは強い結束力があるわけではなく、みずほ銀行を中心とした資本関係を持っていることが特徴になっています。

そのため筆頭株主である日本製鉄グループの企業として見られることがほとんどです。

日本興和不動産の沿革は、高級マンションやオフィスビルを手掛けてきた興和不動産と、新日鐵都市開発が経営統合して現在の日本興和不動産となりました。

もともとは新日鐵不動産という名称でしたが、2018年に新日鐵グループが時代の流れに合わせ日本製鉄と名称変更したことにより、日本興和不動産となったのです。

高級マンションやオフィスビルを手掛けてきた興和不動産の流れと、土地開発を中心としてきた日鐵不動産の合併により、総合デベロッパーとしての地位を向上させました。

ここから外国人向け高級賃貸事業なども手がけるようになり、さまざまな開発事業にも着手しています。

日鉄興和不動産の採用難易度

日鉄興和不動産の採用難易度は総合デベロッパーのなかでも高いことが考えられます。

日鉄興和不動産の平均年収は994万円で、不動産業界は675万円であることをかんがえれば、かなりの高水準です。

残業は平均22時間前後で、新卒の離職率は22年の実績で0%で、毎年減ってきています。

採用数は20~23年の実績を見ると、14~16名程度と従業員数565名(2023年3月)と比較すれば離職率の低さから見ても比較的少なめです。

募集人数も公表数値では16~20名になっており、実際の採用数は最小値よりも若干少ないことを見ると、採用段階でかなり絞り込まれていることもわかります。

男女比は22年あたりからほぼ1:1であることを考えれば、かなり公平な数字です。

エントリー数は公表されていませんが、競争率が高いことは予想できるでしょう。

日鉄興和不動産の就職偏差値は62前後であることが多いことを見ても、総合デベロッパーのなかでも難易度は高いと結論付けられます。

長時間労働に対する是正の取り組みなど、社員が働きやすい環境づくりも積極的に取り組んでおり、社員定着の向上とともに、新卒の人気を高めている要因にもなるでしょう。

 

参照ページ

日鉄興和不動産 | マイナビ2025

民間給与実態統計調査 | 国税庁

日鉄興和不動産の採用大学

日鉄興和不動産の採用大学の実績は以下の通りです。

過去には総合デベロッパーとして学歴フィルターがあるといわれてきました。

<大学>

青山学院大学、大分大学大学院、大阪市立大学大学院、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北九州市立大学、九州大学、九州大学大学院、京都大学、京都大学大学院、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、神戸大学、神戸大学大学院、芝浦工業大学、上智大学、千葉大学、千葉大学大学院、中央大学、筑波大学、筑波大学大学院、東京工業大学、東京工業大学大学院、東京大学など

 

採用実績を見ると、現在では幅広い大学からの採用があることから見ても、学歴フィルターはあまり関係ないといえます。

ハイレベルな大学もありますが、レベルはかなり幅広いことがわかるため、学歴フィルターは働いていないといわれるようになりました。

業績が伸びたことにより、採用人数の増加とともに、学歴よりも将来性を見込める実績重視の姿勢にシフトしたとも考えられるでしょう。

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

日鉄興和不動産が求める人材とは?

笑顔の女性 社会人イメージ

日鉄興和不動産が求める人材として、掲げられている情報はいくつもあります。

  • 高い志を持ち、自主的・主体的に付加価値を創出し、自己成長を追求し続ける人材
    日鉄興和不動産では、さまざまな都市開発をしていくため、高い志がなければいけません。
    自己成長のポイントも理解し身につけていることが求められます。
  • 自ら課題を設定し、困難にひるむことなく、成果達成に向けてやり抜く人材
    常にマイルストーンを設定できるような人であり、困難に対してひるまずにやりぬけるような人材。
  • 現状に満足せず、中長期的な目標で課題認識を持ち、新たな価値創造に挑戦し続ける人材

開発事業とは現状に満足しては先が見えないため、中長期的な課題認識や価値創造にチャレンジできるような人材を必要としています。

この情報から見ても分かるように、付加価値や成果達成といった実際のキーワードが目立ちます。

現実の業務を捉えたとき、デベロッパーとして多くの困難に直面するでしょう。

その重圧などに対してひるむことなく立ち向かえる人材を欲していることがわかります。

さらに中長期的なビジョンも大切で、新たな価値観の創造にチャレンジできる人材が重要です。

「人と向き合い、街を作る」「こだわり抜く」の2つのキーワードも忘れてはいけません。

どちらもトップページに掲げられている言葉であり、日鉄興和不動産が求めている人材像もあらわしているからです。

 

参照ページ

企業理念 | 日鉄興和不動産

新卒採用サイト 人材育成 | 日鉄興和不動産

日鉄興和不動産各社の採用方向性の違いは?

日鉄興和不動産は、日本国内にも様々な子会社を抱えています。

関係会社のなかには、不動産事業以外の企業も多くありますが、土地開発からの派生事業が多くを占めているのが特徴です。

日鉄コミュニティを見ると、マンション管理業務を中心とした事業者であり、マンション管理組合の運営や建築不具合に関する計画的修繕工事、リニューアルなどを担当しています。

新卒採用も行っていますが、理念的考え方は日鉄講和不動産と大きな差がありません。

ほかにも日鉄保険サービス株式会社や警備を担当している株式会社アーバンセキュリティなどありますが、新卒を募集している企業はあまりありません。

採用の方向性自体も、まったく別内容の企業とはなりますが、理念的な部分は引き継いでいると考えた方がいいでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

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ポイントの概要

エントリーシートは、企業側でチェックします。

ぶれないように少人数で読んでいくのが特徴ですが、日鉄興和不動産のようになると膨大な数が集まることから、短時間で読み取らなければいけません。

効率的に判断するためには、いくつかポイントを絞っています。

だれでもわかるのは、求める人材像とのマッチです。

これがなければ始まりませんが、企業としてミスマッチな人材を雇用すれば、すぐに離職されてしまいます。

ここでデータを取り上げているように、離職者のデータも調べればすぐわかる時代です。

人材育成に大金がかかると同時に、企業イメージも落ちる可能性があることから、ミスマッチはできる限り減らさないといけません。

内容的な部分としては、「なぜ志望したのか」という志望理由です。

たとえば日鉄興和不動産の場合、総合デベロッパーとして知られています。

ですが、大手6社ではなく、準大手4社のうち、売上高は3番目です。

つまり、選ぶとしたら、大手6社や準大手でもトップ企業を選ばなかった理由が出てきます。

たとえば、外国人向け高級マンションなど、日鉄興和不動産が得意としている分野に携わりたいといった希望もあるでしょう。

日本も多様化の時代に入り、大きく変革する中でも取り組んでいる姿勢に共感を覚えたなど、独自のポイントを見出さなければいけません。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートの書き方の基本は道筋です。

なにを伝えたいのか、そこに合わせて作らなければいけません。

一般的には、結論からくるPREP法を使います。

PREP法では、結論からスタートしていくことで、論理性を高められる方法だからです。

  • 結論
  • 理由
  • 具体例
  • 再び結論

PREP法の特徴は、結論が初めにきます。

結論を述べてから、理由をつなげて、具体例で広げることで話題を大きくしつつ、最終的な結論にするのが特徴です。

構成を見ても簡潔で、筋道がはっきりしていることから、エントリーシートで使われる方法になっています。

ポイントは、具体例から結論に至る工程です。

結論はただのまとめではありません。

短い構成のなかで、企業が見ている時間は長くないでしょう。

裏を読むこともありますが、その前に伝えることは伝えなければいけません。

最後の結論では、具体例からつながる自分の主張やポイントをしっかりアピールする必要があるのです。

特に求める人材や理念にかかわる部分を織り交ぜ、しっかり伝えていきます。

PREP法は、テンプレートになるところもエントリーシートに活用しやすいところです。

例文を見てもらうと分かりますが、言葉を入れ替えて関連するキーワードをちりばめることで、構成を利用できるでしょう。

構成を見ると、実はとても単純なセンテンスでできていることがわかります。

非常に短いながらも、言いたいことをはっきり伝える形です。

つまり、この構成をもとにキーワードを入れ替えていくと、同じような文章ができあがります。

以下に例文をあげてみます。

結論:私は商品開発を通して、設計したものが製品になりお客様の手に渡ることで、社会の発展に寄与することを目指しています。

理由:さまざまなメーカーがあるなか、半導体があらゆる事業の核となると感じました。

貴社はリーディングカンパニーであり、掲げられている企業理念や人材像などに深く共感したため、志望させていただきたく存じます。

具体例:これまでさまざまなところで、リーダーを勤めさせていただいており、主体性を発揮することの重要性、結束力が生産性を向上させることを学んできました。

結論:貴社に入社したのちには、主体性をもって向上心と誇りを糧に個人としての価値を高め、さまざまなことに挑戦しつつ、リーダーシップを発揮し貢献できることを目指します。

日鉄興和不動産の価値観やカルチャーを文章に取り入れれる

エントリーシートで大事なポイントは、「なぜこの会社を選んだのか」を盛り込むことです。

日鉄興和不動産の場合、「人と向き合い、街を作る」「こだわり抜く」が重要なキーワードになります。

日鉄興和不動産という企業がもつ価値観と繋がるキーワードになるためです。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートは必要だから作成して提出すると考えるでしょう。

ですが、企業にとってエントリーシートとは、どんな位置づけなのかを理解することこそ、大事な対策方法です。

エントリーシートは、新卒向けの応募書類という認識が一般的な解釈といえます。

書類選考の選別に使われる書類ですが、それだけではありません。

日鉄興和不動産でも、エントリーシートは面接の基礎資料になるからです。

書類選考を通れば、内容を深堀して面接に活用される可能性が高まります。

応募者のことは、企業はまったくしりません。

そこで大事な情報となりますし、個人を知る大事な入口になるからです。

面接での利用を考えれば、展開には一本筋が通った論理性が必要になるでしょう。

もちろん、自分で展開を理解し泣ければ、面接で答えを返せません。

取って付けたような、エントリーシートを書いてしまうと、自分が理解できずに面接で論理性を失うかもしれないのです。

以下のような位置づけもありますので理解してください。

(a)志望動機系(熱意、業界の理解など情報収集能力)

(b)過去の経験系(論理性、コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c)未来目標系(大局観、未来志向、社会貢献性、ライフプランなどビジョン)

(d)価値観系(個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e)その他(長所・研究内容)

エントリーシートを分析すると、こういった内容とともに企業が見るポイントが見えてきます。

この質問は、なにか特別なわけではありません。

あくまでも一般的なものですが、これだけの内容が隠されているのです。

質問の裏には、答えた理由もあります。

経験のほかにも、考えなどの判断もできるでしょう。

すこし深堀するだけでも、非常に多種多様な人間性が見えてくるのです。

 

対策上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

PCを使う手

日鉄興和不動産の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

総合職のエントリーシート

志望動機

志望動機 当社を志望する理由をご記入ください(400文字以下)

【記載例】

私が貴社を志望した理由は、「人々に寄り添った街づくり」を実現できると思ったからです。

街は持続的な発展をしてこそ、社会に貢献できると考えています。

貴社が日本各地でこれまでおこなってきたことは、街の歴史や人々の想いを汲み取って開発してきたと思います。

実際に開発された土地も歩いてみて、緑の多さなどにも大変感銘を受けました。

これこそこだわりであり、魅力であると思ったのです。

社員の方々が熱意と誇りも伝わり、その姿勢にも惹かれました。

私はそれぞれの個性と意思を尊重してくれる、貴社のような風土の中で街づくりを手掛けたいです。

 

ポイント:日鉄興和不動産で大事な街づくりに対するこだわりの部分を中心に志望動機を作っています。

いったい何が社会貢献なのかを明記し、自分で日鉄興和不動産が手がけた街を歩き、緑の多さなどに感銘を受けた経験を追加しました。

こだわりの部分はなにかということを自分で感じたこととつなぎ合わせ、社員となった暁には、個性を尊重しながら仕事をしていきたいという終わり方をしています。

日鉄興和不動産の経営理念もおりまぜながら、伝えることをしっかりと表現しました。

自己PR

・ガクチカ(学生時代に打ち込んだことをご記入ください)(400字)

【記載例】

学生時代、学園祭の実行に打ち込んできました。

大学の学園祭実行委員会の委員長に立候補して以来、どの様にして成功させようか常に考えてきた経験です。

まず、実行委員会では、出席必須の会議でも、出席率が60%を切るなど問題を抱えていました。

会議の欠席者に声かけをしていましたが、出席率改善には繋がらなかったのです。

ヒアリングしているうちに、ボトルネックを発見しました。

メンバーと信頼関係構築が甘く会議の質が低いことなどが浮き彫りになったのです。

そこで、一人一人としっかり話をしながら親睦を深め、会議は情報共有できるボトムアップ方式を採用しました。

担当者が企画内容を説明しつつ、時間をかけて議論できる仕組みをつくり、偏りが出ないよう進めることを心掛けた結果、会議の出席率100%を達成できたのです。

この経験から、課題解決力を身につけたことは、貴社のこだわりを持った開発でも役立つと思っています。

 

ポイント:最初にガクチカとして何をしたのかという結論からスタートしています。

次に実行委員会の抱えていた問題はなにかを取りあげ、そこから解決に何をしたか具体例を述べました。

結果として出席率100%を達成できたことは、日鉄興和不動産でも開発に役立つことだという締め方にしています。

ガクチカで大事なことは、自分がしてきたことを投げかけるだけではなく、どこにつながりを作るか考えることです。

学際の実行委員と日鉄興和不動産は関係なさそうに見えますが、課題解決という企業には絶対欠かせない能力でアピールしています。

まとめ

この記事では、日鉄興和不動産の会社概要やエントリーシート(エントリーシート)の書き方について解説しました。

日鉄興和不動産は、2つのグループにまたがる特殊な沿革をもつ不動産会社で、都市開発を中心に、外国人向け高級マンションなどを手掛けています。

新しい開発だけでなく、人々の暮らしと発展という面まで考えた開発をしてきました。

日鉄興和不動産には、「人と向き合い、街を作る」「こだわり抜く」という企業理念があります。

この2つのキーワードをホームページのトップにも掲げていることが特徴で、エントリーシートでも捉えていかなければいけません。

「こだわり抜く」姿勢は、日鉄興和不動産の大事な言葉になるため、この価値観に沿った内容を心掛けなければいけません。

この記事が、日鉄興和不動産の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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