サクサホールディングス株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/25更新
はじめに
この記事では、サクサホールディングス株式会社（以下サクサホールディングス）への就職を目指しているものの、ライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にサクサホールディングスならではのエントリーシートでのアピール方法から、実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、サクサホールディングスが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていくので、サクサホールディングスの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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サクサホールディングスの概要
出典元：サクサホールディングス
初めに、サクサホールディングスとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
サクサホールディングスとは
サクサホールディングス株式会社は、情報通信システムやセキュリティ機器を提供する企業で、2004年に設立されました。
サクサグループの持株会社であり、一貫したワンストップ体制で情報通信ネットワーク関連市場に事業を展開しています。
サクサホールディングスは開発から販売、保守までをカバーし、企業の課題解決に向けたデータとデジタル技術を活用したSAXA-DXサービスプラットフォームなどのシステムや、機器など高品質なサービスを提供し続けているのが特徴です。
サクサホールディングスの採用難易度
サクサホールディングスの採用難易度はやや高めとされています。
サクサホールディングスの平均年収は801万円で、全国平均年収430万円より86.3%も高く人気です。
採用人数は15名と少なめなことから、難易度を高めています。
サクサホールディングスの採用大学
サクサホールディングスの採用大学の実績を以下に掲載します。
最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用しており、いわゆる学歴フィルターはないと言えるでしょう。
| ＜大学院＞ 信州大学、東北大学、山形大学 ＜大学＞ 青山学院大学、秋田県立大学、岩手大学、宇都宮大学、大妻女子大学、神奈川大学、神奈川工科大学、金沢工業大学、國學院大學、駒澤大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、昭和女子大学 |
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
サクサホールディングスが求める人材とは？
結論から言うと、サクサホールディングスが求める人材は、3つの要素から成り立っています。
主体性・コミュニケーション能力・チャレンジ精神の3つを備えた人材です。
主体性を持つ人材
サクサホールディングスが求める人材は、与えられた任務に対して積極的に取り組み、自ら考え行動できる能力を有する個人です。
単なる業務の遂行にとどまらず、課題に対して新たな視点からアプローチし、解決策を見出すことができる人物を重視しています。
コミュニケーション能力に優れた人材
サクサホールディングスでは、チーム内外で円滑な意思疎通が不可欠となります。
そのため自分の考えを明確に伝えることができるだけでなく、他人の意見や視点を理解し、受け入れることのできるコミュニケーション能力に優れた人材を求めているのです。
コラボレーションを通じて、より良いアイデアや解決策を生み出すことが期待されます。
チャレンジ精神を持つ人材
過去の成功に安住せず、常に新たな挑戦に果敢に取り組む姿勢を持つ人材も、サクサホールディングスが求める条件の一つです。
新しいアイデアや手法に対するオープンなマインドセットを持ち、積極的に変化に対応し、成長と革新を追求できる人を歓迎します。
これらの要素を兼ね備えた人材が、サクサホールディングスの成長と発展に不可欠な存在です。
サクサホールディングスは単なる利益追求だけでなく、社会的責任を果たすことにも重点を置いています。
サクサホールディングスの目標は、多様な通信機器や技術を通じて、心豊かな社会の構築と社会課題の解決に貢献することです。
そのため、ものづくりへの情熱や細部へのこだわりを持ち、最高品質の提供を追求する姿勢が求められます。
さらに、迅速な行動力と変化への適応力も必要です。
技術の進歩や市場の変化に柔軟に対応し、課題に果敢に取り組むことで、企業と社会に価値をもたらします。
これらの要素を兼ね備えた人材は、サクサホールディングスの企業文化やビジョンに共鳴し、成長と発展を支える存在です。
各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かがよく確認されるでしょう。
参照ページ：サクサホールディングス 求める人材
サクサホールディングス各社の採用方向性の違いは？
サクサグループには、サクサホールディングスの他にサクサ株式会社があり、サクサホールディングスの中核事業会社となっています。
IT機器・通信ネットワーク、AI、IoT、クラウドサービスなどの商品・サービス・サポートを市場へタイムリーに提供し続ける情報通信機器メーカーです。
「求める人材」としては、サクサホールディングスと同様に3つの要素を重視しています。
サクサ株式会社は、「つなげる技術の、その先へ」というビジョンを掲げ、お客様の暮らしを安心で安全、快適で便利な環境にすることを目指しているのです。
サクサ株式会社の目指す未来への貢献を体現し、次世代の技術とお客様のニーズを結びつける力を持った人材を歓迎しています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業は就活生の能力や性格が、自社に適合しているかを重点的にチェックします。
企業は就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたいのです。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためと考えられます。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があります。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示すことも必要です。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため、読み手の理解が深まるでしょう。
以下の例文を参考にしてください。
| 結論:私が電気機器業界を志望する理由は2点あります。 理由:1点目は、技術革新と開発力にあります。 具体例:この業界は常に新しい技術や製品を開発し、市場に提供するための競争が激しいです。 例えば、最近ではエネルギー効率の向上や環境負荷の低減など、持続可能なソリューションに焦点を当てた革新が進んでいます。 私は、このような技術イノベーションの方向性に興味を持ち、その中で自らの専門知識やスキルを活かしたいと考えています。 さらに、電気機器業界は私の研究分野と密接に関連しています。 私は学術的なバックグラウンドを持ち、特に電気工学および制御工学に焦点を当てた研究を行ってきました。 このような専門知識を活かせる場として、電気機器業界は非常に魅力的です。 自動車産業や家電製品の分野においても、私の研究成果やアイデアが実際の製品開発に活かされる可能性があります。 結び:私は自らの研究に対する深い興味と意気込みを持ち、その成果を実用化するために電気機器業界で活躍したいと考えています。 理由:2点目は、電気機器業界でのキャリアにおいて、自らが企業にどのように貢献できるかにも関心があります。 具体例:私はチームワークを重視し、問題解決能力に優れていると自負しています。 常に新しいアイデアを出し合い、効率的なソリューションを模索することを得意としています。 これらのスキルやアプローチを活かし、企業の開発プロセスや製品改善に貢献したいと考えます。 さらに、競合他社にはないその会社特有の強みを理解し、それを活かすことで、企業の競争力を高める一助となりたいと思っています。 結び:私は電気機器業界でのキャリアを積むことに強い関心と意欲を持っています。 技術革新への貢献や自らの専門知識の活用、企業への貢献など、様々な側面から業界に貢献したいと考えています。 |
サクサホールディングスの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えばサクサホールディングスであれば、企業理念は「独創的な技術を核に、新しい価値を創造し、活力とゆとりある社会の発展に貢献する」です。
その他バリューやビジョンも文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えば、サクサホールディングスの強みで言えば品質や確実な設計、お客様ビジネスの実績と高品質への信頼、セキュリティリスクを回避する製品やサービス、ネットワークセキュリティ機器事業、映像AIを活用したソリューションです。
その強みを活かし、自分のやりたいことや将来像に、企業がマッチすることを文章で強調してもいいでしょう。
大事なのは、数ある会社や代替可能業界がある中で、なぜ「サクサホールディングス」を選んだのかを論理的に説明することです。
参照ページ:サクサの強み
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん文章の内容も評価の対象ですが、文章の構造や論理展開に問題がないかが最も注目されています。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しがおすすめです。設問別に企業が見ている点は、以下のように分類されます。
(a) 志望動機系（見られている点：熱意、情報収集能力）
(b) 過去の経験系（見られている点：コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質）
(c) 未来目標系（見られている点：大局観、未来志向、社会貢献性）
(d) 価値観系（見られている点：個性的か、コンサルタント適性があるか）
(e) その他（長所・研究内容）
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報が下記の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
サクサホールディングスの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
サクサホールディングスのエントリーシート
志望動機
・サクサホールディングスを志望する理由をご記入ください。（500文字）
【記載例】
| 私が貴社を志望する理由は2つあります。 １つ目は. 社会課題への貢献への熱意です。 サクサホールディングスが掲げる「独創的な技術を核に、新しい価値を創造し、活力とゆとりある社会の発展に貢献する」というビジョンに共感します。 現代社会では、様々な課題が存在し、技術革新やユニークなアプローチが求められています。 私は技術や通信機器の分野に興味を持ち、その力を社会課題の解決に活かしたいと考えています。 サクサホールディングスで働くことで、自らの能力を活かし、社会に貢献する喜びを得られると信じています。 2つ目は、ダイバーシティ＆インクルージョンへの取り組みです。 サクサホールディングスが取り組む「ダイバーシティ＆インクルージョン」や従業員の健康マネージメントに対する姿勢に共感しています。 多様性を尊重し、全ての従業員が活躍できる環境を提供することは、企業の持続的な成長に不可欠です。 私は、自らの個性や能力を発揮できる職場で働きたいと考えており、サクサホールディングスがその実現に向けて積極的に取り組んでいることに魅力を感じます。 こうした取り組みがある職場で働くことで、自己実現が可能であり、長期的なキャリア形成にも貢献できると考えています。 これらの理由から、サクサホールディングスでのキャリアを築きたいと考えます。 同社のビジョンや価値観に共感し、自らのスキルや経験を活かしながら、社会への貢献を実現したいという思いが強いのです。 |
ポイント:志望する理由を2つに絞り、結論ファーストで記載し、論理的な書き方になっています。
サクサホールディングスが掲げるビジョンの共感と、未来への期待を明確にすることがポイントです。
自己PR
・自己PR（何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください）（500字）
【記載例】
| 私の強みは、大学生活を通じて自己成長とリーダーシップを発揮し、貴重な経験を積み重ねてきたことです。 大学祭の実行委員長を務めた経験は単なるイベント運営ではなく、真のリーダーシップを発揮する場でした。 日々の業務だけでなく、チームメンバーのモチベーションを高めるために効果的なコミュニケーション戦略を立て、進行中の課題に対して創造的な解決策を提案しました。 また、イベントの成功を確保するためには、予期せぬ問題に対処するための迅速な判断と行動が不可欠でした。 そうした状況下でチームと協力して新たなアイデアを生み出し、的確な対応を行うことで、チームの信頼と成果を築くことができました。 さらに、挑戦に対する積極的な姿勢も持ち合わせています。 大学での専攻に関連したプロジェクトやインターンシップに参加することで、自分の領域を超えた新たな知識とスキルを獲得しました。 この過程で、過去の成功にとらわれず、常に自己の成長と改善に向けた努力を惜しまないことの重要性を痛感しました。 これらの経験を通じて、サクサホールディングスの理念や価値観に共感し、自らの能力を最大限に活かしながら、企業と共に成長し、社会に貢献することを心から願っています。 |
ポイント:具体的な経験の記述が重要です。
大学祭実行委員長としてのリーダーシップ経験を具体的に説明し、チームメンバーとの協力や、課題解決における貢献を詳細に記述することがポイントになります。
また、挑戦と成長への姿勢がうかがえるのも好印象です。
大学やインターンシップで挑戦した経験を取り上げ、成功だけでなく、失敗から学んだ成長の過程を示すことも重要といえます。
常に自己向上を追求しようとする、積極的な姿勢をアピールしましょう。
さらに、サクサホールディングスの価値観との関連性も忘れずに記載してくださいね。
自己の経験を通じて、サクサホールディングスが求める人材像との共通点を明確にアピールすると効果的です。
リーダーシップ、チームワーク、柔軟性、そして常に成長し続ける意欲など、求められるスキルや特性との関連性を強調して書きましょう。
まとめ
この記事では、サクサホールディングスの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
サクサホールディングスは、企業理念として「独創的な技術を核に、新しい価値を創造し、活力とゆとりある社会の発展に貢献する」を掲げ、これまで品質と安全性に厳格にこだわりながら、社会に価値を提供しています。
サクサホールディングスが求める人材は、ものづくりに情熱を持ち、細部にわたるこだわりを持つ方です。
常に最高の品質を追求し、技術の進歩によって社会に貢献したいという意欲を持つ人材を歓迎しています。
また、迅速な行動力を持ち、変化に対応し、課題解決に積極的に取り組む能力を求めているのです。
リーダーシップを発揮し、チームを率いて、明確かつ効果的な意見を述べられる方も高く評価されるでしょう。
さらに、異なるバックグラウンドや立場の人々と円滑にコミュニケーションをとり、協力して共通の目標を達成する能力も必要になります。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、サクサホールディングスの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。
