【企業分析】マタハリーの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年3月24日更新
はじめに
株式会社マタハリーは、神奈川県川崎市に本社を構えるパチンコホールの企画・開発・運営を行っている企業です。
本社のある神奈川県を中心に東京・千葉・埼玉に店舗を展開しており、待遇の良さや福利厚生の充実度に定評があります。
今回は、そんなマタハリーの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
株式会社マタハリーへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 株式会社マタハリーの仕事内容が気になる
- 株式会社マタハリーの就職難易度を知りたい
- 株式会社マタハリーの選考対策として何をすれば良いかわからない
アミューズメント業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
株式会社マタハリーの就職難易度は、標準です。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度といえるでしょう。
採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば、内定を獲得できる可能性は十分にあります。
入社時は営業店舗への配属後、リーダーやマネージャー、店長のようにキャリアアップできるほか、営業やプロモーションなど店舗を支えるさまざまなポジションが用意されています。
選考フローの難易度は高くありませんが、店舗見学会では実際に働く体験を通じて、働く環境を体感できるようになっています。
募集職種は複合エンターテイメントスペースの企画・開発・運営で、人物重視の選考が行われるため、学歴を気にせず誰にでもチャンスがあるでしょう。
次からは、各内容やその他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
株式会社マタハリーについて
会社概要
株式会社マタハリーは、本社のある神奈川県のほか、東京・千葉・埼玉でパチンコホールの企画・開発・運営を行っています。
前身は1946年創業の電気店「マタハリー商会」であり、1960年代後半からジュークボックス業界やアミューズメント業界、1970年代前半にはパチンコ業界に進出しました。
現在、マタハリーホールディングス株式会社は、カラオケやインターネットカフェを運営するマタハリーエンターテイメント株式会社、ダーツバーの運営やダーツアクセサリー販売を行うビーリンク株式会社など、4つのグループ会社を経営しています。
マタハリーは、「プラチナくるみん」「えるぼし」「健康経営優良法人」「安全衛生優良企業」といった主要4種のホワイトマークを取得しており、4冠達成は全国350万社以上ある企業の中で、2社目の快挙かつレジャー業界では初の実績です。
eSportsプロリーグにチームオーナーとして参加するなど新しい分野にも進出しており、その活動の場は年々拡大していっています。
参照ページ
各事業別の売上規模
株式会社マタハリーの2023年の売上高は1,550億円で、前年同期比で6.9%と報告されています。
売上推移の状況については以下の通りです。
- コロナ禍前である2019年から2021年にかけて売上は350億円減少しています。
- 2021年から2023年にかけて売上は年々上昇している傾向にあります。
マタハリーグループはサービスや企画面での創意工夫だけでなく、「マタハリー文化」という、社会人が身に付けるべき「当たり前のこと」を実践することで、顧客満足度の向上を目指しています。
丁寧な挨拶や清潔なトイレなどの環境整備は、パチンコホールへの入店をより容易にし、売上に良い影響を与えていると考えられます。
参照ページ
各事業セグメントの解説
株式会社マタハリーの主な事業セグメントは、以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
株式会社マタハリーホールディングス | 複合エンターテイメント企業の持株会社としてグループの経営管理及びそれに付帯する業務。 |
株式会社マタハリー | パチンコホールの企画・開発・運営。 |
株式会社マタハリーエンターテイメント | ゲームセンター・インターネットカフェ・カラオケ等のアミューズメント施設を運営。 |
株式会社ビーリンク | ダーツバー運営、ダーツアクセサリーの販売。 |
マタハリーグループは、全体の戦略や経営方針の策定・推進、グループ各社の経営支援を行います。
マタハリーは関東一都三県でパチンコホールを運営し、マタハリーエンターテインメントはゲームセンターやインターネットカフェなどのアミューズメント施設を運営しています。
また、ダーツバーの運営やダーツアクセサリーの販売を行うのはビーリンクです。
その中でもマタハリーは、グループ内全体の売上でも多くの割合を占めています。
以下に参照ページを紹介するので、ぜひ確認してみてください。
参照ページ:
マタハリーで働いている社員は?
平均勤続年数は?
マタハリーの平均勤続年数は16.1年です。
同業他社のアミューズメント企業の平均勤続年数は11年であることから、社員定着率は高い水準だと言えるでしょう。
参照ページ
平均年収は?
マタハリーの平均年収は公開されていませんが、大手口コミサイトによると478万円と言われています。
全国平均年収である458万円を上回る水準であり、口コミ投稿者の中には年収950万円と回答している人もいます。
キャリアアップをすることで高収入が目指せるでしょう。
平均残業時間は?
マタハリー公式サイトで公表されているように、月の平均残業時間は29.8時間(2017年実績)です。
パチンコホールスタッフの平均残業時間は10時間程度であるため、マタハリーの稼働時間は高いといえます。
ただし、固定(みなし)残業時間を超えた分は残業手当が別途支給されるため、サービス残業になることはありません。
参照ページ
平均ボーナス額は?
年2回(7月・12月)支給されます。
具体的な金額は公表されていませんが、大手口コミサイトによると月給30万円で、年間120万円との回答が多く見受けられました。
賞与支給額が1ヵ月分程度である企業が多い中、年間100万円を超えるのは高い水準だと言えます。
どんな文化なの?
マタハリーは、「会社の成長のために人を教育するのではなく、人の成長に合わせて会社も成長する」という信念のもと、社会人にとって身に付けるべき「当たり前」を大切にしています。
これを「マタハリー文化」と呼び、きちんとした挨拶やマナー、身だしなみ、トイレの清潔さを常に保つことはもちろん、物事に対する謙虚さや一生懸命さなど、内面的なあり方も含まれます。
人材を何よりも大切にし、教育面においても、先輩社員は後輩がよく理解し、行動できるまで一緒になって取り組むといった文化が根付いています。
参照ページ
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいアミューズメント業界の中での、マタハリーの立ち位置をご紹介します。
マタハリーの売上高を参照し他社と比較すると、神奈川県を中心とした一都三県に特化して店舗運営しているにもかかわらず、売上はトップクラスだとわかります。
理由として以下の要因があると考えられます。
- 教育の徹底:企業文化である「マタハリー文化」をはじめとする教育体制が充実しており、実践を通じて浸透されています。教育の徹底により、顧客満足度の向上が図られています。
- アクセスしやすい立地:店舗は駅前一等地への立地を主体にしており、規模の拡大よりも質を重視した安定的な経営を行っています。
- 従業員満足度が高い:平均勤続年数が業界平均より長いことからマタハリーの従業員満足度は高く、そこから提供されるサービスの質も優良なものとなっていると考えられます。
以上の要素により、マタハリーはアミューズメント業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。
参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2023年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
マタハリー | 1,550億円 | 478万円 | 50 | 社会人として当たり前のことを徹底する社風 |
NEXUS | 3,072億4,600万円 | 431万円 | 50 | 若い力で一緒にチャレンジ |
ダイナム | 4,643億円 | 465万円 | 55 | コンプライアンスに高い意識 |
ニラク | 1,198億3,700万円 | 436万円 | 52 | 社員同士の距離が近くフランクな社風 |
マタハリーの新卒募集要項について
以下に株式会社マタハリーの新卒募集要項についてまとめました。
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」で発表されている大学卒の平均月給22万8,000円を、大きく上回る初任給が注目ポイントです。
独身寮の完備や新生活支度金の支給、異動時の引越費用全額負担、住宅手当の5割補助など福利厚生は非常に手厚く、新卒者だけでなく、既存の社員も長く働きやすい環境が整っています。
研修制度も段階的に設けられているため、キャリアアップも安心して目指せるでしょう。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | 総合職 ・複合エンターテイメントスペースの企画・開発・運営 ・アミューズメント施設の運営 |
給与 | 大卒総合職:月給 295,750円 ①指定勤務手当:43,750円 時間外勤務の有無にかかわらず、25時間分の時間外手当として43,750円を支給 ②深夜手当:14,000円 深夜勤務の有無にかかわらず、40時間分の深夜勤務手当として14,000円を支給 ③上記①②の固定手当を超える労働を行った場合は追加支給する。 短大・専門卒総合職:月給 273,382円 ①指定勤務手当:40,441円 時間外勤務の有無にかかわらず、25時間分の時間外手当として40,441円を支給 ②深夜手当:12,941円 深夜勤務の有無にかかわらず、40時間分の深夜勤務手当として12,941円を支給 ③上記①②の固定手当を超える労働を行った場合は追加支給する。 |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
研修制度 | ・新入社員フォローアップ研修 ・新入社員配属前研修 ・2年目社員研修 ・3年目社員研修 ・中堅社員研修 ・新任中間管理職研修 ・中間管理職研修 ・新任店長研修 ・トレーナー研修 ・アドバイザー研修 ・海外研修 |
福利厚生 | 健康・厚生・労災・雇用保険各種、財形貯蓄、資格取得支援制度、独身寮、保養所、健康奨励金、健康診断/人間ドック費用全額会社負担、インフルエンザ予防接種無料、プロスポーツチケット贈呈など |
参照ページ
求める人材
株式会社マタハリーでは、求める人材として下記のメッセージを発信しています。
- 謙虚な気持ちを忘れずにいられる方
- 情熱をもって、物事に取り組むことができる方
- チームワークを大切にできる方
- 安定性のある会社で働きたい方
「マタハリー文化」を重視し、この価値観に共感し、人材に対する考え方を十分に理解していることが、内定を獲得する上で重要なポイントとなります。
新卒採用のフロー
マタハリーの選考は、下記の通りの選考フローです。
難しい試験の実施はありませんが、選考フローの中に就業体験が組み込まれているのが特徴的です。
事前に選考フローを確認し、万全の準備のもと選考に臨みましょう。
①新卒エントリー・会社説明会
公式サイトの採用情報ページもしくはマイナビからエントリー後、会社説明会(セミナー)への申し込みを行います。
会社説明会では、働きやすさや安定経営についての説明だけでなく、座談も交えながら進行されます。
ここで会社の雰囲気やギャップを埋めましょう。
②店舗見学会
店舗見学会では実際の店舗で就業体験ができるため、入社後「思っていたのと違った」とならないよう、具体的にシミュレーションしながら取り組んでください。
③複数回面接(個人面接、役員面接)
マタハリーの面接には、個人面接と役員面接があります。
公式サイトの採用情報にも記載されているように人物重視となるため、求められている人材を十分に把握し、対策しておきましょう。
役員面接も個人面接と同様に、求められる人材像を理解すると同時に、他社から当社を選んだ理由やアピールポイントを考えておくことが重要です。
これにより、自身の価値を的確に伝えられるでしょう。
④内定
役員面接をクリアすると内定の獲得となります。
参考ページ
採用大学
株式会社マタハリーの採用大学の実績を確認すると、難関大学や有名大学、中堅大学など幅広い大学から採用していることがわかります。
大学や大学院を卒業していなくても、短大や専門学校、高専出身の方も応募できます。
応募対象は全学部・全学科であり、採用情報には「人物重視のため面接を行います」と明記されているため、学歴に関するフィルターはありません。
マタハリー文化をはじめ、求められている人物像を理解した上で選考に臨むと成功率が高まるでしょう。
<大学> 青森大学、青山学院大学、麻布大学、亜細亜大学、宇都宮大学、江戸川大学、追手門学院大学、桜美林大学、大阪国際大学、大阪商業大学、沖縄大学、神奈川工科大学、神奈川大学、川村学園女子大学、関西大学、関東学院大学、九州産業大学、共立女子大学、敬愛大学、慶應義塾大学、恵泉女学園大学、國學院大學、国際武道大学、国士舘大学、駒沢女子大学、駒澤大学、相模女子大学、作新学院大学、札幌大学、産業能率大学、静岡産業大学、淑徳大学、首都大学東京、秀明大学、湘南工科大学、尚美学園大学、昭和音楽大学、昭和女子大学 他 |
偏差値が高い大学も採用大学にありますが、株式会社マタハリーでは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。
このような背景から、学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
募集人数においても16~20名程度が予定されているため、きちんと準備をして選考に臨めば、内定獲得は難しくないでしょう。
参照ページ
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、株式会社マタハリーの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は標準的です。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 採用フローとして特別なステップがないから
- 採用大学を見る範囲では幅広く採用されており、学歴フィルターがあまりないから
- 全学部全学科から応募可能で、短大・専門・高専卒も応募資格があるから
会社説明会に加えて店舗見学会が実施されており、実際の就業体験が行われるプロセスが設けられています。
この店舗見学会は、就活生がシミュレーションする機会であると同時に、採用側が評価する場でもあります。
面接では、「コミュニケーション能力が高い」「積極性がある」とアピールしていても、実際に行動に移せなければ口先だけになるため要注意です。
また、数あるパチンコホールの運営企業の中から同社を選んだ理由、入社してからのビジョンも明確にしておかなければなりません。
その際は、「福利厚生が充実しているから」「初任給が高いから」など、自分本位な回答にならないよう、志望理由をしっかり考えておきましょう。
公式サイトの採用情報にも記載されているように、選考は人物重視で行なわれます。
選考フローやマタハリーの文化をきちんと理解して対策を行うことで、十分内定獲得が狙えるため、しっかり事前準備をしていきましょう。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
株式会社マタハリーは、本社のある神奈川県を中心に関東一都三県でパチンコホールの企画・開発・運営を行っている企業です。
グループ会社には、ゲームセンターやインターネットカフェ、ダーツバーなどを運営する企業もあり、アミューズメント事業に広く携わっています。
「マタハリー文化」と呼ばれる社会人としての「当たり前のこと」を実践する文化を重視しています。
この文化が徹底されており、質の高い人材がサービス力の向上にもつながっています。
新入社員研修をはじめ、階層別研修や役職別研修など教育体制が充実しているため、安心してキャリアアップを目指せることも魅力の一つです。
マタハリーは他社よりも待遇や福利厚生が手厚いですが、内定獲得の確率を高めるためには、企業分析や選考対策を十分に行うことが重要です。
ぜひこの記事を参考にして、内定の獲得を目指してください。
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