ユーザーベースのエントリーシートの対策法を徹底解説

ユーザーベースのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024年3月24日更新

はじめに

この記事では、株式会社ユーザーベース(以下、ユーザーベース)への応募を考えているものの、エントリーシート作成に不安を感じている方向けに、その書き方のポイントを詳しく解説します。

ユーザーベースが期待する人材像やエントリーシートの書き方、過去に出題されたエントリーシートの記述例も合わせて紹介しますので、内定を目指す就活生は必見です。

ユーザーベースへの内定を目指している就活生の皆さんは、ぜひこの記事を参考にしてください。

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ユーザベースの概要

ユーザベースのロゴ

出典元:株式会社ユーザーベース

 

はじめにユーザーベースについて紹介します。

ユーザーベースとは

株式会社ユーザベースは、2008年に創業された日本発の情報関連企業です。

本社を東京都千代田区丸の内に構え、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、ソーシャル経済メディア「NewsPicks」、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」など、多岐にわたるサービスを展開しています。

創業者は梅田優祐、稲垣裕介、新野良介の3人で、現在は稲垣裕介氏が代表取締役を務めています。

ユーザーベースのビジョン「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」のもと、従業員は勤務時間の制約や出社義務がなく、服装も自由な働き方が特徴的です。

とくに、SPEEDAやNewsPicksは、専門家やビジネスパーソンから高い評価を受けており、その質の高い経済情報サービスで知られています。

2022年11月には東京証券取引所監理銘柄の指定を受け、2023年2月に非上場化しました。

ユーザベースは、ビジネスインテリジェンスの核となる資産(データ、コンテンツ、人的知識)を活用して複数のビジネスやサービスを運営し、SaaSを通じて素早い管理を可能にするなど、経済情報の分野で革新を続けています​。

 

参照ページ

株式会社ユーザベース「Our purpose

株式会社ユーザベース「会社情報

ユーザベースの採用難易度

ユーザーベースの採用難易度は難しいといえるでしょう。

ユーザーベースの過去の採用人数を見ると、毎年5-7名ほどですが2024卒の採用予定人数は40-50名と大幅に増加しています。

これは、ユーザベースが創業からのメンバーが入れ替わりという新たな段階へと移行し、「新しい才能と新たな挑戦」を模索していることが背景にあります。

採用年度人数
2024年4月入社40-50名(予定)
2023年4月入社5名
2022年4月入社7名
2021年4月入社7名

採用人数が増える事は、内定を目指す就活生にとっては喜ばしいことです。

しかし、ユーザーベースは採用倍率が50倍ともいわれる競争率が高い企業です。

採用人数の増加を宣言することにより、応募人数も増加し、従来よりもさらに競争が激化することが予想されます。

参照ページ:株式会社ユーザベース「【24卒ビジネス職向け】ユーザベースグループ会社説明会資料

ユーザーベースの採用大学

PCの画面を見て笑顔を見せる女性2人

ユーザベースで活躍している社員の出身大学には、難関国立大学や有名私立大学から中堅私立大学、地方私立大学まで含まれており、幅広い人材を採用している印象です。

 

早稲田大学、青山学院大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、東京芸術大学、関西学院大学、京都大学、慶應義塾大学、北海道大学、福岡大学、一橋大学、大阪大学、金沢大学、国際基督教大学、上智大学、多摩美術大学、筑波大学、同志社大学、名古屋大学

ユーザベースは学歴そのものよりも、求める能力や資質を備えている人材を広く採用していると考えられ、学歴フィルターはないと言えるでしょう。

学歴フィルターについてもっと知りたい人は、下記記事も参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

ユーザーベースが求める人材とは?

ユーザベースの採用選考では、「Purpose(存在意義)」と「The 7 Values(7つの価値観)」への共感を非常に重視しています。

Purpose(存在意義)

ユーザベースの「Purpose」とは、事業を通じて達成しようとしている根本的な目標や使命のことです。

ユーザーベース公式な声明やインタビューなどから、以下のように要約できます。

  • 経済情報を通じて社会に貢献する:ユーザベースは、経済情報の力を使って、ビジネスの世界で誰もがより楽しめるような環境を作り出そうとしています。
  • 知識の民主化:情報へのアクセスを容易にし、知識の共有を通じて、より多くの人々が経済的な意思決定をする能力を高めることを目指しています。

The 7 Values(7つの価値観)

ユーザベースが掲げる「The 7 Values」は、企業文化や意思決定プロセスにおいて重要視される7つの核となる価値観です。

社員が日々の業務や対人関係の中で実践すべきガイドラインになります。

具体的な7つの価値観については以下のとおりです

  1. 自由主義で行こう:社員一人ひとりが自由に働ける環境を重視し、それに伴う責任を自覚することを奨励します。
  2. 創造性がなければ意味がない:革新的なアイデアや解決策を常に求め、創造性を事業の中核におきます。
  3. ユーザーの理想から始める:サービスや製品を開発する際には、常にユーザーのニーズや理想を最優先に考えます。
  4. スピードで驚かす:迅速な行動と意思決定を通じて、期待を超える成果を目指します。
  5. 迷ったら挑戦する道を選ぶ:不確実性のある状況下でも、新しい挑戦を恐れず、勇気ある選択をします。
  6. 渦中の友を助ける:困難な状況下でも、仲間を支援し、協力して障害を乗り越えます。
  7. 異能は才能:多様性を重視し、異なるスキルや能力を持つ人々を積極的に受け入れ、その才能を最大限に活用します。

採用時に「Purpose(存在意義)」と「The 7 Values(7つの価値観)」に重点を置くことで、ユーザベースは単に優秀な人材を確保するだけでなく、長期的に企業文化を強化し、持続可能な成長を実現するための基盤を築いています。

就活生に対しても、自分の価値観やキャリアビジョンがユーザベースと合致するか自問自答する機会を提供し、双方にとって最適なマッチングを目指しています。

参照ページ:株式会社ユーザベース「Our purpose|The 7 Value

ユーザーベースの採用方向性の違いは?

ソファーで待機するスーツの男性

ユーザベースは、職種ごとにその特性と目指す人材像に合わせて異なります。

  1. エンジニア職
  2. ビジネス職
  3. デザイナー職

1.エンジニア職

エンジニア職では、技術力はもちろんチームでのコラボレーションを重視しています。

新しい技術を学ぶ意欲や、高速で製品開発をするためのスピード感、問題解決能力が求められるでしょう。

また、自らが提案して制度やプロセスを改善する積極性も評価されます。

2.ビジネス職

ビジネス職においては、ユーザベースのPurposeやThe 7 Valuesに深く共感し、それをビジネスの各場面で体現できる人材が求められます。

マーケットのニーズを捉え、戦略的な思考でビジネスを推進できる能力、そして変化に対応しながら新しい挑戦を楽しめる柔軟性が重要です。

3.デザイナー職

デザイナー職においては、ユーザー中心のデザイン思考を持ち、クリエイティブな解決策を提案できる能力が求められます。

ユーザーベースのプロダクトやサービスのビジュアルアイデンティティを高めるための、革新的で実践的なデザインスキルが必要とされるでしょう。

また、チームメンバーや他職種との協働を通じてプロジェクトを推進できるコミュニケーション能力も評価されます。

 

参照ページ:株式会社ユーザーベース「募集要項

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートにおいて企業が重視するポイントは、次のとおりです。

 

  • 明確かつ簡潔に答えているか
  • 具体的なエピソードや事例を用いて説得力はあるか
  • 企業への適合性はあるのか
  • 就活生の目標と企業の目標の一致しているか
  • 熱意と情熱はあるのか

 

とくに重要なのは「企業との適合性」です、

就活生と企業双方にとって、最適なマッチングを見つける上で決定的な要素となるでしょう。

就活生はこのポイントを念頭に置きながら、自分の強みや企業への貢献方法を具体的かつ熱意を持って伝える必要があります。

これらが採用担当者の注目を引く鍵となります。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

選考を突破するための効果的なエントリーシートを作成するには、自己理解を深め、具体的な経験を通して自分の能力をアピールすることが重要です。

以下の手順を踏むことで採用担当者への良い印象を与え、選考を通過しやすくしましょう。

 

  • 自己分析をする
  • 結論から始める
  • 具体的な事例を提示する
  • 経験から得たスキルと成果を強調する
  • 企業への適合性を示す
  • 結論を再度強調する

 

参考までに、情報・通信業界の志望動機の例文を記載します。

情報・通信業界の志望動機(225文字)

私は、情報・通信業界において技術革新が日々進展し、新たなサービスやソリューションが次々と生まれている点に魅力を感じています。

特に、データ分析とネットワークセキュリティの重要性が高まっている現在、私の情報技術に関する知識と、大学で学んだデータサイエンスのスキルを活かして、企業の価値創造に貢献したいと考えています。

また、デジタルトランスフォーメーションが進む中、社会全体の効率化や問題解決に貢献することで、より良い未来を実現したいという目標があります。

ポイント:業界の魅力と自身のスキルや経験を結びつけ、具体的な貢献方法や目標を示している点がポイントです。

志望動機を書く際は、自分なりの視点で業界をどのように捉えているか、その業界で何を成し遂げたいかを明確にすることが求められます。

今回は情報・通信業界全体の志望動機の例文ですが、締めの結論の前に、企業理念やビジョンなどを加えることで適合性を示しましょう。

ユーザーベースの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートでユーザーベースの価値観やカルチャーを反映させるには、自身の経験や取り組みを具体的に挙げ、ユーザーベースが大切にする価値観に自分がどのように貢献できるかを明確に表現することです。

たとえば、学生時代に挑んだプロジェクトや、チームでの協力やリーダーシップを示した経験を紹介し、ユーザーベースのPurposeやThe 7 Valuesに貢献できるかをアピールするといいでしょう。

ユーザーベースで活躍するためには価値観に共感し、自分の能力と経験を活かし、企業の成長に貢献できることを示すことがポイントです。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

ユーザーベースでは、エントリー後に書類選考としてエントリーシート提出が必要です。

就活生がユーザーベースの価値観とどれだけ一致しているか、どのように貢献可能かを示す絶好の機会となるでしょう。

エントリーシートの作成前には、ユーザーベースの理念や求める人材に加えて、近年のプロジェクトや成果についても調べておくことをおすすめします。

公式ウェブサイト、ニュースリリース、ソーシャルメディアなどは、情報収集に役立つはずです。

また、自己の経験、スキル、強み、直面した課題および解決策について振り返り、これらをどのようにエントリーシートに結びつけられるかも熟考してください。

ユーザーベースが求める人材像と、自身のプロフィールがどの程度一致しているかを明確にし、以下のポイントを意識してエントリーシートを作成しましょう。

  • 企業価値観の反映:ユーザーベースが重視する「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界を作る」というPurposeと、The 7 Valuesをエントリーシートに反映させることで、企業との価値観の一致を示します。
  • 業界用語の正確な使用:情報・通信業界に特有の用語や常識を、誤りなく適切に使用しているか確認します。業界への理解度と専門性をアピールします。
  • 個性と強みの強調:他の就活生と差別化を図るために、自身の独自性や強み、ユーザーベースでの貢献可能性を明確に強調します。

事前の準備と自己分析を通じ、ユーザーベースへの適切なエントリーシートを完成させましょう。

また、エントリーシートの対策については下記記事でも詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

ユーザーベースのエントリーシートで問われた質問と記載例を紹介します。

ガクチカ

学生の頃に力を入れたこと(600文字)

【記載例】(586文字)

私は「情報の力で人々の意識と行動を変える」ことに情熱を傾け、大学の新聞部での活動に力を入れました。

学内外の多様なニュースを取り上げ、学生の視点から解釈し再構築することで、読者が社会問題に対して自ら考え、行動するきっかけを作ることを目指しました。

特に記憶に残っているのは、環境問題に関する特集企画です。

地域社会でのサステナブルな取り組みを紹介し、学生の環境意識の向上と実際の行動変容を促しました。

この活動を通じ、私は情報が持つ力と伝える責任の重さを実感しました。

また、情報をどのように処理し、人々に伝えるかによって、大きな社会的影響を与えることができるという事実に、深い感銘を受けました。

私は貴社のPurposeの「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」の言葉に深い共感を覚えています。

また、貴社が提供する経済情報は、個人の意思決定を支えビジネスの可能性を広げることに魅力を感じます。

自分自身の情報処理能力とコミュニケーションスキルを活かし、より多くの人がビジネスを楽しむためのサポートをしたいと考えています。

貴社で働くことは、常に新しいチャレンジに挑み、社会に価値を提供し続けることを目指す私の理想に完全に合致します。

新聞部での活動から得た情報の力を信じる心、伝える使命感を貴社での仕事に活かし、社会に貢献するプロフェッショナルとして成長していきたいです。

ポイント:文章から情熱と責任感が強く伝わってきます。

自身の活動が社会に与える影響について触れながら、ユーザーベースのPurposeに適合している点をアピールできています。

長所

・あなたの長所を教えてください。

【記載例】(488文字)

大学1年生から始めた遊園地でのアルバイトを通じ、私は「提案力」を長所として発揮してきました。

遊園地での仕事は、来園者に忘れられない体験を提供することが求められます。

特に記憶に残っているのは海外から訪れた家族が人気ショーに間に合わず落胆していた際、私がその場を打開したエピソードです。

代替アトラクションの提案や、ショー後のキャラクターとのグリーティングに彼らを招待することで、ご家族に喜んでもらえました。

後日、ご家族が遊園地に再訪し、感謝の手紙と写真を私に残してくれました。

その手紙と写真は私の宝物です。

この体験から、迅速かつ柔軟な対応力が私の提案力を向上させたことを実感しました。

私の強みは貴社の顧客ニーズの正確な把握や新しいサービス提案に貢献できます。

遊園地でのアルバイト経験では、来園者一人ひとりの期待や不安を察知し、応えることが求められました。

貴社においても、顧客がどのような経済情報を必要としているのか、情報をどのように活用したいのかを深く理解することが重要と考えています。

個々の顧客と効果的にコミュニケーションを取ることで、ニーズを把握し満足度の高い情報提供ができます。

ポイント:エントリーシートや面接において、具体的な経験をもとに自己の長所やスキルを語ることは、非常に効果的です。

この例文では実際に経験したエピソードをもとにしているため、話に説得力があり、エピソードを通じてスキルや対応力を自然に示すことができています。

まとめ

スマホを見ながら笑顔で談笑する男女3名

この記事では、ユーザーベースの企業概要やエントリーシートの書き方に焦点を当てて解説しました。

ユーザーベースは経済情報サービス業界において、「NewsPicks」や「SPEEDA」といった経済情報プラットフォームの開発・運営を行い、ビジネスパーソンが日々直面する重要な意思決定を支援する情報を提供しています。

とくに、経済情報の新しい解釈や分析手法の開発、技術革新への積極的な取り組みにより、ユーザーにとって本質的な価値ある情報提供を目指しています。

ユーザーベースの採用選考では、「Purpose(存在意義)」と「The 7 Values(7つの価値観)」への共感を重視しています。

ユーザーベースの採用難易度は難しいです

エントリーシート通過率を高めるには、自分の経験や能力がPurposeとThe 7 Valuesにどのように一致するかを示すことがポイントです。

ぜひ、この記事を参考に、内定獲得に向けた対策をしてくださいね。

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