地主株式会社(日本商業開発)のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/22更新
はじめに
この記事では地主株式会社(旧日本商業開発)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に地主株式会社(日本商業開発)だからこそ、エントリーシートでアピールする方法から実際の記載例まで独自目線で紹介しています。
また、エントリーシートでは欠かすことができない、求める人材の特徴や、重要になる選考情報のポイントも詳しく解説していきますので、アドバイスしていますので、地主株式会社(日本商業開発)の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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地主株式会社(日本商業開発)の概要
出典元
初めに地主株式会社(日本商業開発)とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
地主株式会社(日本商業開発)とは
地主株式会社(日本商業開発)は、2000年4月に設立された不動産運用会社です。
日本商業開発株式会社でスタートした同社は、商業施設の企画開発、運営、管理業務を目的として大阪で起業しています。
2001年に東京事務所を開設し、2003年11月から、不動産投資である開発・再生事業を開始しました。
明確に不動産投資にシフトするのは、2005年5月からです。
現在のJINUSHIビジネスを中核にしていくのは2012年3月からであり、2022年に地主株式会社に屋号変更しました。
JINUSHIビジネスとは、事業用定期借地権を利用した仕組みです。
土地を貸すと、返ってこないという問題がありました。
これは貸した土地に建物を建てた場合、契約期間が終了しても正当な自由が認められず、泣く泣く立ち退き料や買取費用を支払って更地にするようなことがあったからです。
借地借家法の改正以降は、決められた年数が経過した場合、更地に返還しなければいけなくなりました。
この改正ポイントを利用して事業展開しているのが、JINUSHIビジネスです。
地主株式会社は、JINUSHIビジネスを中心にしながら、JINUSHIファンドや地主プライベートリート投資法人の設立など、各分野に派生しています。
海外にも進出しており、北米での展開も強めてきました。
さまざまな形で展開を広げており、今後の事業構造の変化も見据え、事業構造の安定化を目指しています。
地主株式会社でとても有名なこととして、初任給の高さもあるでしょう。
新卒社員でも月額50万円、年収で600万円を超えてきます。
さらに成績によって3か月ごとにインセンティブ支給があるなど、高収入になることで有名です。
平均年収は、1,718万円ともなっており、将来的にも夢があることは確かですが、平均勤続年数が3年という点も考慮しないといけません。
参照ページ
地主株式会社(日本商業開発)の採用難易度
地主株式会社(日本商業開発)の採用難易度は驚くほど高いとされています。
難易度のポイントになるのは、競争率の高さです。
地主株式会社は、新卒採用を進めてはいるものの、毎年2名程度しか採用していません。
ですが、エントリーの登録人数は2,000人を超えることがあるなど、競争率は1,000倍を超えることが予想されます。
初任給の高さなど、魅力的なポイントが多くのエントリー数を引き寄せていることは確かですが、採用フローの難しさなどもあって対策もしにくい企業です。
一般的な大卒求人倍率は 1.50 倍前後といわれています。
そのなかで1,000倍を超える競争率の高さは、異常ともいえるほどの高さです。
地主株式会社の偏差値もさまざまなところで公表されていますが、何よりも競争率の高さを理解しなければいけません。
高偏差値の企業もたくさんありますが、ここまで高い競争率もあまり見かけないでしょう。
参照ページ
地主株式会社(日本商業開発)の採用大学
地主株式会社(日本商業開発)の採用大学の実績は以下の通りですが、元より採用人数が少ないため、あまり参考にならないでしょう。
学歴フィルターに関してある可能性は否定できませんが、それ以上に能力を重視されると考えないといけません。
<大学> 東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学大学院、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、関西学院大学 |
採用実績のある大学を見ると、高学歴であることは間違いありません。ですが、これが学歴フィルターだといえるほどの情報量がない状況です。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
地主株式会社(日本商業開発)が求める人材とは?
結論から言うと、地主株式会社(日本商業開発)の経営理念や行動規範に合致している必要が出てきます。
地主株式会社(日本商業開発)の採用フローを見ると、非常に短いことがわかるでしょう。
面接も1回しかありませんが、担当するのは代表取締役です。
つまり、長丁場の勝負ではなく、一瞬で決まる可能性が出てきます。
そこではっきりしていることは、地主株式会社(日本商業開発)が掲げている経営理念と行動規範に沿った人材かどうかです。
基礎となるのは、顧客の資産を守る大人であることになるでしょう。
企業理念と行動規範の1番目です。
この2つを基礎にし、常識を疑い、冷静に向き合い、利益を出せる人材は地主株式会社(日本商業開発)の求める姿になっていきます。
さらに変化というキーワードもあるでしょう。
市場はどんどんと変化していくだけでなく、地主株式会社も変化してきました。
この変化に対し、しっかりと議論をかわし、ビジネスチャンスをつぶさない人材は、地主株式会社にとって間違いなく有益です。
結果として、みずから行動できる判断力、状況を理解する洞察力を持つことも必要になるでしょう。
ひとつの能力ではなく、複数の能力を発揮し、相乗効果で高められる人材こそ、地主株式会社が必要とする人材像です。
参照ページ:地主株式会社 経営理念・行動規範
地主株式会社(日本商業開発)各社の採用方向性の違いは?
地主株式会社(日本商業開発)は、地主アセットマネジメント株式会社、地主フィナンシャルアドバイザーズ株式会社、JINUSHI USA INC.の3社をグループに持っています。
地主株式会社と合わせ4社体制を敷いているといえるでしょう。
ですが、実際に新卒募集しているのは、地主株式会社のみです。
つまり、入社後にグループ企業に配属になる可能性が出てきますが、採用の方向性はグループ企業ごとに異なっていないと考えられます。
もし、グループ企業に入りたい意思を持っている場合には、それぞれの業務に合わせたアピールが必要です。
地主アセットマネジメントであれば、私募債REITなどに詳しいなど知識があるといったアピールになるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートで重要なことは、ただ書くのではなく、明確な目的と手法を取り入れることです。
あなたがエントリーシートを読む側だったとします。
だらだらと連なる文章を見せられたときには、いったい何が言いたいのか考えこんでしまうでしょう。
どこに結論があるのか、見失うからです。
企業側としては、大量のエントリーシートを読みます。
そのなかで、自社とマッチしているか判断しなければいけません。
能力や性格などチェックポイントはいくつもありますし、企業によっても異なります。
ですが、このエントリーシートを書いた人物が、なにを伝えたいかという点は、どこでも変わりません。
まずは結論から展開していくことこそ、企業が最初にチェックするポイントです。
ですが、結論から書けばいいだけではありません。
しっかりと芯の通った論理展開も必要になるでしょう。
そこには、「なぜこの企業を志望したのか」という、核心にも繋がらないといけないのです。
文章の書き方や技術もいろいろとありますが、企業としては質問に答えているかどうかを判断します。
次に質問の本質的な部分を理解したのかを見るでしょう。
質問の裏には、必ず企業側がもつ真意があるからです。
その結果がすべて論理性を持ち繋がっていることを明確に打ち出すことが、エントリーシートでは重要になります。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは、結論からスタートしなければいけません。
これは、説得力を持って展開するためです。
結論をどのような流れで導き出したかを書くことが、エントリーシートの基本になります。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論の提示
- 結論に至った理由
- 理由を導ける具体例
- 再び結論
これをPREP法といいます。
よく使われる手法で、相手に意図していることを伝えやすく、簡潔にまとめやすいことで知られている方法です。
メリットとしてはテーマに焦点を当て易く、論理的な構成にできることが挙げられます。
ですが、すべてにメリットがあるわけではなく、長文には向きません。
エントリーシートでも、長文を要求される場合には、手法を考えなければいけないでしょう。
あとは慣れないと、PREP法では書けません。
まずは、以下の例文を参考にしてください。
結論:私はさまざまな人と良好な人間関係を築くことができ、リーダーとして力を発揮する際には、「全員との関係」をしっかりと構築した組織をつくれる人間です。 理由:中学生時代に、自分が仲間外れにされたことがありました。そのときに、仲間のなかで取り残されることのつらさや寂しさを痛感したのです。そのとき、勇気を出して声を掛けてくれた友人がいたことで、孤独感に押しつぶされずに済みました。 友人には心から感謝しており、自分自身も自発的に行動することが、仲間外れになる友人を無くすことになると痛感したのです。 具体例:人はそれぞれさまざまなタイプがいます。どんな人でも寄り添うことができれば変わることができると感じており、自らリーダーシップを発揮して、だれかを取り残すのではなく、良好な人間関係をつくることを心がけてきました。 要点:社会人になってもこの意思は変わりません。リーダーとして周囲の人たちとともに、全員との関係を良好にし、強固な組織をつくりたいと思っています。 |
地主株式会社(日本商業開発)の価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントでもある「なぜこの会社を選んだか」を明確にすることは、読んでもらう大事なポイントです。
例えば地主株式会社(日本商業開発)の場合、「資産を守る」というのは、不動産投資会社として当然の選択になります。
他にも行動規範などから抜粋し、エントリーシートの文章の中で取り上げることは、アピールポイントになるのは間違いありません。
もちろん、上記のような企業理念だけが必要なわけではありません。
例えば地主株式会社(日本商業開発)は、「JINUSHIビジネス」という大きな柱を持っています。
JINUSHIビジネスとはなにか、不動産投資だけの選択と何が違うかを理解することは大切です。
企業の強みに対して、自分の強みをぶつけ、やりたいことや将来像につなげていくことも、文章校正としては必要になるでしょう。
どのような問いだったとしても、なぜ「地主株式会社(日本商業開発)」だったのか、論理的に説明することが大切です。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
新卒採用としてみたとき、エントリーシートの位置づけは、就活生の論理的思考力を試すというのが、主な目的になってきます。
もちろんですが、文章の構成、内容、校正・校閲に至るまで、評価の対象になるのも確かです。
ですが、注目されるのは、文章の構造的な問題や論理展開にあります。
基本的なことですが、企業に提出する前には、必ず論理展開や文章構造の見直しを図らなければいけません。
設問別に企業が見ているポイントを分類してみましょう。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
地主株式会社(日本商業開発)の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
コンサルタント職のエントリーシート
志望動機
・不動産業界を志望する理由をご記入ください。(400文字以下)
【記載例】
私は不動産の仕事を通じて都市開発に携わりたいと考えています。 多くの人が豊かに過ごせる環境を作るとともに、貴社のJINUSHIビジネスに大変興味を覚えました。私は○市に住んでおり、御社のJINUSHIビジネスによって変化が生まれた地区です。 開発により多くのテナントが集まり、以前より一段と住みやすくなりました。利便性も向上したことを身をもって実感しております。土地の運用というだけでなく、多くの人に利益が生まれ、経済も活性化する。それがJINUSHIビジネスの根幹にあるのではないかと考えています。 私は大学時代にさまざまなアルバイトを経験したなかで、視野の広さとともに、幅広い知識を身に付けました。御社でもこれまでに得た経験を活かして、多角的な土地活用と運用によって、一人でも多くの人に恩恵がもたらせる環境を作れると思い、御社を志望しました。 |
ポイント:結論を最初に持ってきていますが、JINUSHIビジネスというところにつなげているのがポイントです。
地主株式会社(日本商業開発)のJINUSHIビジネスが何をもたらしていると感じているかを述べたうえで、自分が何をしたいのか、どんな能力、経験を活かすのかを伝えています。
自己PR
・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)
【記載例】
私のアピールポイントは、塾講師で身につけた、人に寄り添い問題解決を提案する能力です。 私は学生時代に、個別指導塾で塾講師アルバイトをしておりました。 授業以外にも学習プランの作成も担当するなど多角的な業務内容です。 ある生徒さんを担当したとき、本人の学力と親御さんの要望に大きな乖離があることに気が付きました。 このような意思の違いは塾講師では多々あることです。 私は両者の意思を尊重し、無理のない学習プランを提案させていただき、志望校の合格までをしっかりサポートいたしました。 不動産投資では、土地活用したい地主、テナント運用したい側など、多くの関係者が存在する中ですべての人の合意を得なくてはいけないと思っています。 その際に、私の他者に寄り添いながら、問題解決してきた能力は、必ず役に立つと考えております。 |
ポイント:最初に結論ファーストなのは変わりません。
次に、結論に導くための理由を明確にしたうえで、なにがあったのかという背景を明確にしています。
ですが、塾講師の仕事と不動産投資は接点がないため、簡単にはつながりません。
そこで、生徒と親御、権利者同士の関係という点に結びつけています。
このような経験は、そのまま生かせないことも多いため、面接時に深堀りされる可能性が出てきますが、逆に自分をアピールしやすいポイントにもなるでしょう。
まとめ
この記事では、地主株式会社(日本商業開発)の会社概要やエントリーシート(エントリーシート)の書き方について解説しました。
地主株式会社(日本商業開発)は、JINUSHIビジネスという、独自のビジネスモデルを展開している企業です。
非常に高水準な初任給でも知られていますが、それだけに競争の激しい企業ともなっています。
新卒募集に関しても、採用数は僅か2名前後と狭き門にもなっている企業です。
採用フローも非常に短期間になっており、面接も代表取締役との1回という、異例の手法をとっています。
エントリーシートを書く際にも、しっかりとしたアピールと注目点を作っておかなければいけません。
もちろん、JINUSHIビジネスに対する理解度の高さ、即戦力となれる能力のアピールなども必要です。
そのうえで、不動産業界、特に開発と不動産投資に関する知識と理解も問われることになるでしょう。
この記事が、地主株式会社(日本商業開発)の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。