株式会社ディア・ライフのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024年3月22日更新
はじめに
この記事では、株式会社ディア・ライフ(以下、ディアライフ)の内定獲得を目指しているものの、エントリーシートに記入する内容で不安を感じている就活生へ向けて、エントリーシートを書くときのポイントについて詳しく解説しています。
特に、ディア・ライフならではのエントリーシートの書き方や自己アピール方法など、実際の記載例も含めて、明確かつ分かりやすく紹介しています。
エントリーシートを書く前に理解しておくべき、企業が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。
ディア・ライフの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
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株式会社ディア・ライフの概要
出典元:株式会社ディア・ライフ
はじめに株式会社ディア・ライフとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ディア・ライフとは
ディア・ライフは、2004年に設立された比較的新しい企業で、不動産デベロッパーとしてリアルエステート事業をおこなっています。
リアルエステート事業では、不動産開発と不動産投資の2つの分野で高い収益性を出している企業で、市場流通性や生活利便性の高いエリアを重点的に開発し、一気通貫のプロジェクトを実施しています。
設計会社や解体業者、ゼネコンなど不動産にかかわる多くの協力企業と連携を取り、「大切な人生をもっと豊かにしていただきたい」という経営理念のもと、不動産価値を最大化して法人や投資家へ販売しています。
参照ページ:事業フロー-株式会社ディア・ライフ
ディア・ライフの採用難易度
ディア・ライフの採用難易度はかなり高いと考えられます。
少数精鋭のディア・ライフには、東京大学や京都大学など最難関と言われる高い偏差値のライバルが多数エントリーしています。
後述にある採用大学を見ても、日本全国さまざまな大学から採用実績があるため、高い偏差値と実力を兼ね備えたライバルが多くいると考えておかなければなりません。
平均年齢も33歳と若い社員が働くディア・ライフは、不動産業界やデベロッパー業界においても、高い年収を誇っており、不動産業界に興味のある就活生からは、人気のある企業だと言えるでしょう。
また、過去の新卒採用者数を見ても2022年度は7名と少なく、採用予定人数は公式に発表されていないことも、就職難易度を引き上げていると考えられます。
ディア・ライフの採用大学
ディア・ライフの採用大学の実績は以下の通りです。
高学歴大学をはじめとして、さまざまな大学から採用実績があるため、いわゆる学歴フィルターは存在していないと考えられます。
<大学> 東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、横浜国立大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、東京電機大学、東京理科大学、東京都立大学、東京外国語大学、関西学院大学、日本大学、駒澤大学、東海大学、亜細亜大学、国士舘大学、白百合女子大学、跡見学園女子大学、大妻女子大学、日本女子大学、成蹊大学、国立音楽大学、武蔵大学 |
上記の採用実績のある大学を見ると、旧帝国大学や早慶上智など高い偏差値を持つ大学から、MARCHや日東駒専など、幅広い大学で採用実績があります。
つまり、学歴による足切りはないと考えられ、実力を発揮することができれば内定獲得のチャンスが生まれると考えられるのです。
ディア・ライフの内定獲得を目指すなら、しっかりエントリーシートの対策や企業分析をおこない対策を考えておきましょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ディア・ライフが求める人材とは?
結論から言うと、ディア・ライフでは自ら行動ができる人材を求めています。
就職後にどのような仕事をしたいのか、どんなことを達成したいのかが重要視されており、企業とともに挑戦できる人を探しているのです。
一般的なデベロッパーなら20年かけて身につけるスキルを、ディア・ライフでは5年の育成で一人前のデベロッパーに育て、自分の力で人生を切り開ける社員を育てています。
ディア・ライフの新卒採用ページでも社長メッセージとして明確に記載されていますので、必ず確認しておいてください。
そして、自分の能力や性格、ポテンシャルの高さなどについて、自己分析しておくこともおすすめです。
業界最速で上場したディア。ライフは、仕事でもスピードを強みとしており、自ら率先して動ける人を必要とし、常に社員が成長できる環境を構築しているので、コミュニケーション能力を持っていることも大切です。
入社前に専門知識を身につける必要はなく、仕事にやりがいを持ち、経験を積みながら成長し続けられる人を採用したいと考えています。
参照ページ:社長メッセージ-株式会社ディア・ライフ
ディア・ライフ各社の採用方向性の違いは?
ディア・ライフとグループ会社の1つ株式会社アルシエでは、新卒採用において「求める人材」が異なっています。
不動産業界のデベロッパーとして事業をおこなうディア・ライフと、人材サービスや総合コンサルティング事業をおこなうアルシエにおいて、採用の方向性の違いについて紹介するので、企業研究の参考にしておいてください。
従業員数37名で少数精鋭のディアライフでは、営業職と設計職で採用募集しており、行動力がありキャリアを磨きたい人を求めています。
入社後には自ら率先して会社に参加し、実践しながら成長していける人を重視します。
そのため、選考ステップでは社長との対面面接のあと、3日間のインターンを実施して内定が決まる選考フローとなっているのです。
一方、東京圏内や福岡県にオフィスを置くアルシエは、680名の従業員が在籍しており、内勤営業と外勤営業、バックオフィスに対して採用募集をしています。
内勤営業ではコール業務、外勤営業では保険の営業活動、バックオフィスではカスタマーサポートの業務がメインです。
どの職種も顧客とのコミュニケーション能力を必要とし、相手の価値観や考えかたを理解しようとする姿勢を持っている人を重視しているのです。
どちらの企業も、素直さと前向きな姿勢でチャレンジできる人材を求めており、就活エントリーには、学部や学科を限定していないことは共通していますが、業界の違いから求める人物像に違いがあります。
また、給与形態にも特徴があり、アルシエでは月給制度が採用されていますが、ディア・ライフの営業職では年俸制度、設計職では月給制度を採用している違いがあります。
特にディア・ライフは面接のあとにインターンを実施することで、就職への意欲やポテンシャルの高さなどを重視した選考フローだと言えるのです。
ディア・ライフの福利厚生では、社員が楽しみながら働ける環境に力を注いでいると言えますが、アルシエでは手当や休暇に対する制度が充実している違いがあります。
このように、ディア・ライフとアルシエはグループ会社ですが、採用の方向性や社内制度が大きく異なっているのです。
ディア・ライフの選考ステップやスケジュールに関する詳細は、ディア・ライフの採用ページで案内されているので、確認しておきましょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、就活生の性格やスキルと、自社が求める人物像がどれくらいマッチしているかを重視しています。
就活生がこれまでにどのようなことを学び、経験をしてスキルを身につけてきたのか、就職後にどのような仕事に力を注ぎたいかなどを、企業は知りたいと考えているのです。
これは、就活生のスキルや性格が、企業の文化や仕事内容に合い、長く仕事に従事することができるのかを見極め、企業理念に沿って仕事に携われるかを判断するため、企業にとっても重要なポイントとなります。
また、就活生が就職に向けてどれほどのモチベーションを持っているかなども重要なポイントであり、高いポテンシャルを持って働いていけるのかも見ています。
高いポテンシャルを持って働ける社員は、自己啓発ができるため、高いパフォーマンスで実力を発揮してくれるのです。
このような社員は、企業に対する貢献度も高く、社員と企業が一丸となって成長することができます。
エントリーシートで特に重要なポイントは、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示すことです。
企業や職種に対する志望動機を明確に伝えられるよう対策することで、他の就活生との差別化が生まれ採用選考の突破を目指しましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートを記入するときは、結論から書き始めることを意識しておきましょう。
結論を最初に持ってくることで、説得力が増すのでおすすめです。
ぜひ以下の順番を意識して記入してみてください。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この文章構造をPREP法と呼び、この方法を用いてエントリーシートを記入することで、どのようなテーマに焦点を当てているのかが伝わりやすくなり、論理的な文章構造で読み手の理解を深めることができます。
PREP法を使用したエントリーシートの書き方を紹介しているので、ぜひ以下の例文を参考にしてください。
結論:私の強みは自分の役に立つと思ったことにすぐに取り組める行動力です。 理由:私は本を読むことが好きで、大学時代50冊以上の自己啓発本・ビジネス本を読んできました。それらの本で共通していたことは「行動あるのみ」ということです。このことを理解してから、自分の将来に役立つと思ったことはすぐに行動に移すようになりました。 具体例:たとえば、プログラミング学習です。プログラミングスキルが今後必要になることは承知していたのですが、自分には関係ないものだと思っていました。 しかし、友人がプログラミングでWebアプリを開発し、「自分の考えを形にできる」という言葉を聞いて、私も自分のサービスを作りたいという興味がわき、プログラミング学習を始めることにしました。プログラミング学習は現在も継続しており、HPの制作までできるようになっています。 結論(結び):御社に入社後、仕事で成果を出すために必要になるスキルがあるかと思います。自分に必要と判断したらすぐに行動に移し、着実に成長して貢献したいと考えています。 |
ディア・ライフの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで重要なポイントとなるものの1つに、「なぜこの会社を選んだのか」という点があります。
この志望動機を明確にすると、エントリーシート選考の通過率が上昇する可能性が期待できるのです。
例えばディア・ライフなら、「私たちと出会った全ての方々の大切な人生をもっと豊にしていただきたい」という経営理念があり、顧客のニーズを満たすため的確に把握して、満足度の向上を追求するなど、自分ならどのように実践するのかなどを具体的に文章のなかへ取り入れてみましょう。
もちろん、上記のような経営理念を必ず取り入れる必要はありません。
たとえば、ディア・ライフでは他のデベロッパーよりも早くから実践経験を積み、少数精鋭である先輩社員から直接指導を受けられるなど、若手のうちから活躍できる可能性と早くスキルを身につけられる企業風土があります。
就職後は、すぐにスキルを磨き自己成長に繋げたいなど、ポテンシャルの高さや自分の将来像と強みを取り入れることで、企業の文化とマッチさせることもできます。
エントリーシートで大切なことは、数ある不動産業者のなかで、「なぜディア・ライフを選んだのか」ということを、論理的に伝えられるかどうかなのです。
参照サイト:当社の理念-株式会社ディア・ライフ
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションだと捉えておくと良いでしょう。
もちろん、エントリーシートの文章内容も評価の対象になっているものの、何よりも大切なのは、文章の構造に問題がないかどうかです。
論理的な展開で、何を伝えたいかが明確になっていなければ、読み手に就職への意欲を伝えることができません。
企業は、論理的なエントリーシートで、就活生がどれほどのポテンシャルを持っているのかという点も注目しているのです。
エントリーシート選考を突破したいなら、企業に提出する前には、必ず論理展開や文章構造になっているかを見直ししておくことを推奨します。
また、エントリーシートにおける設問では、それぞれ企業が見ているポイントがあり、以下のように分類されます。
設問 | 選考基準 |
志望動機 | 企業研究や熱意、成長意欲、 |
過去の経験 | コミュニケーション能力や実績、成功例 |
未来目標 | 向上心や明確な目標 |
価値観 | 個性や協調性、 |
その他 | 長所や論理性、発想の柔軟性、積極性 |
エントリーシートを提出するときには、それぞれの設問で企業が注目して確認しているポイントを意識しながら、しっかり対策をしておきましょう。
なお、エントリーシートの対策をする上で必要な情報は、エントリーシート対策記事にまとめて紹介しているので、合わせてご参照ください。
参考ページ:ジョーカツ エントリーシート
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ディア・ライフの選考において、過去のエントリーシートで問われたことがある質問や記載例はWEB上で見当たりませんでした。
少数精鋭で積極的な就活生を求めているディア・ライフは、ベンチャー企業に類似する点があります。
そこで、ベンチャー企業を参考にしたディア・ライフに適したエントリーシートのモデル例を紹介します。
コンサルタント職のエントリーシート
志望動機
・当社を志望した理由を教えてください。
【記載例】
不動産業界のデベロッパーとしてリアルエステート事業を提供する、目利きとスピード感を必要とする分野で、活躍できるように成長したいと考え、貴社を志望しました。 貴社は、東京という日本の中心エリアで、デベロッパーにおける質の高いプロジェクトをおこなっており、満足度も非常に高いと聞きます。 他の企業が目を向けていないニッチな分野で活躍することにより、経済の発展にも貢献したいと考えています。 貴社では営業職として働き、クライアントへの営業だけに留まらず、コンサルタントのサポートやマーケティングなどの勉強もして、将来的には幅広い分野で活躍したいです。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べつつ、結論ファーストで展開している点が評価されやすくなります。また、自分の将来像を明確に述べ、ディア・ライフが求める積極性や自己成長を強調することで、入社後も高いポテンシャルで働けると捉えてもらえるでしょう。将来の目標も明確にしていることから、スキルを磨いて成長できる人材として高い評価を得られる可能性があります。
自己PR
・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)
【記載例】
私の強みは、自ら動く主体性が強いことです。 以前から営業という職種に興味があり、大学時代も営業に関わるアルバイトをしたいと思っておりました。 しかしながら、女性で営業ができるアルバイトは少なかったので、営業職のインターン企業に応募してみることにしました。 そして、短期ではありますが、インターンでの営業を経験することができたのです。 このように、もともとの主体性のおかげで経験値も増えて行動範囲も広がり、学びも多いと感じています。 インターン経験では、営業はトークよりもヒアリング力が大切であることを知りました。 日用品メーカーの営業でしたので、個人も法人もターゲットに動き、どちらの営業スタイルも体験できて良かったです。 御社でもデベロッパーとしてクライアントとの対話が必要になるため、インターンでの営業経験を活かせると思います。 そして何より、この主体性を発揮して新しいプロジェクトにチャレンジしていきたいです。 |
ポイント:結論ファーストの文章構造は、読み手の理解を深めるため、ディア・ライフが求める人物像とマッチしていると捉えられやすくなります。また、インターンで営業をした経験も高評価に繋がり、評価されやすい文章となっています。
まとめ
この記事では、ディア・ライフの会社概要やエントリーシートの書き方について、それぞれ詳しく解説しました。
ディア・ライフは、不動産業界の総合デベロッパーとして、リアルエステート事業をおこなっており、目利きとスピード感を持つ少数精鋭の企業です。
集合住宅や商業ビル、オフィスビルなどを中心に用地の取得から開発、運営管理まで、すべてを1社でおこなっています。
設計会社やゼネコンなどと連携を取りながらプロジェクトを進めるディア・ライフでは、積極性があり、自己成長を求める人材を重視してます。
東京の中心的エリアを対象にリアルエステート事業を進めるディア・ライフは、迅速な判断や意思決定ができる社員を育てています。
通常なら20年かかるデベロッパーの社員教育を、わずか5年で一人前に育てる教育体制を構築しており、新卒社員も若手のうちから実力を発揮して活躍する場が与えられるのです。
そのためにも、自分自身で道を切り開く力を身につけられる就活生を求めています。
エントリーシートを書くときは、ディア・ライフの求める人物像や企業の体質に沿った内容を心掛けておくことが大切です。
この記事が、ディア・ライフの内定を獲得するための参考になることを願っています。