シティグループのエントリーシートの対策法を徹底解説

シティグループのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/3/21更新

はじめに

本記事では、シティグループへの内定を目指す就活生を対象に、シティグループのエントリーシートの書き方について徹底的に解説しています。

  • シティグループの選考を受けるために、会社概要についてもっと知りたい
  • シティグループのエントリーシートで出題される問題を知りたい
  • シティグループのエントリーシートを書く際に押さえるべきポイントを知りたい

 

上記に1つでも当てはまる就活生は必見です。

シティグループのエントリーシートで出される設問は特徴的なので、実際の記載例を紹介しながら書く際に気をつけるべきポイントについて詳しく説明します。

本記事を最後まで読んだ就活生は、自身がするべきことが明確になることで選考通過しやすいエントリーシートを作成し始められるでしょう。

また、シティグループの採用難易度や求める人材についても解説しますので、シティグループの選考全体のイメージや意識すべきポイントも掴めます。

ぜひ、本記事を参考にしてシティグループの選考対策に取り組んでください。

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シティグループの概要

シティグループ 企業ロゴ

出典元:Citi | Japan (citigroup.jp)

 

はじめにシティグループがどのような企業なのかについて、簡単に紹介します。

シティグループとは

シティグループとはニューヨークで1812年に設立されて以来、世界各地で金融に関わる商品やサービスを提供し続けている企業です。

日本では1902年に横浜支店が開設されたのがスタートで、現在は東京の大手町に本社を置いて「シティグループ証券」と「シティバンク、エヌ・エイ東京支店」、他のグループ会社で事業を行っています。。

日本における最大級の外資系金融機関であり、金融業の中でも銀行・証券業に分類されます。

長い歴史のなかで変遷を経て、現在は法人や機関投資家向けのサービスを提供しているのが特徴です。

バンキング・キャピタルマーケッツ&アドバイザリー、マーケッツ、サービス、リサーチの4事業を展開しており、顧客の成長を支える金融パートナーとして強固なグローバルネットワークを持っている点がシティグループの強みと言えるでしょう。

シティグループの採用難易度

シティグループの採用難易度は、かなり高いとされています。

国内での一般選考で毎年採用している人数は、30名程度と非常に枠の数が少ないです。

しかし、日本で最大規模の外資系金融なので、優秀な学生が内定を獲得しようと徹底的に選考対策を行ってエントリーすると考えられます。

シティグループの平均年収は2000万円超えと非常に高く、若いうちから高収入な企業で働きたい学生も狙いたい企業の1つでしょう。

外資系志望やトップレベルの金融業界志望の学生以外にも多くの優秀な学生がエントリーすることを考慮すると、倍率は相当高いと容易に想像ができます。

数少ない内定者枠を狙うためには、エントリーシートの段階から入念な準備が必要になるでしょう。

シティグループの採用大学

シティグループの採用大学の実績は以下の通りです。

新卒の募集要項によると、募集部門が沖縄オペレーションであるため、沖縄の学生からのエントリーが多いと考えられるでしょう。

採用大学の実績を見る限りでは、シティグループの選考において所謂学歴フィルターは存在していません。

<大学>

琉球大学、沖縄キリスト教学院大学、沖縄国際大学

その他全国国公立大学、私立大学、海外大学、大学院 

 

海外の大学や大学院を卒業した学生も採用しており、外資系企業としてグローバル人材を採用したいという意図がうかがえます。

したがって、シティグループの社員として高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルがある学生なら学歴に関係なく内定を獲得できるチャンスがあります。

しっかりと自己分析と企業研究、選考対策を行うことがシティグループ内定のカギになるので、ぜひ真剣に取り組んでください。

そもそも学歴フィルターがどういうものなのか知りたいという方は、以下の記事で学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

シティグループが求める人材とは?

真剣な表情の就活生 女性

結論、シティグループの経営理念に共感し、シティグループの一員としての責任をもって業務に取り組める人材を求めています。

顧客の資産を扱う仕事は、顧客の人生を左右すると言っても過言ではありません。

常に責任を持ってリスクを慎重に判断し、最良の結果を生むために努力することをシティグループは重要視しているので、その姿勢に共感して同じ方向を向いて顧客に向き合える人材が評価されると言えます。

内定を獲得するためには、自分こそシティグループが求めている人材であるとアピールする必要があるので、徹底的な選考対策を行いましょう。

 

参照ページ:Citi | Japan | ミッション (citigroup.jp)

シティグループ各社の採用方向性の違いは?

シティグループはシティグループ証券とシティバンクとエヌ・エイ東京支店、その他のグループ会社で事業を展開していますが、25卒の募集部門は沖縄オペレーション部門のみとなっています。

シティグループとして選考を行っているので、各社で採用方向性の違いはないと考えられます。

沖縄オペレーション部門に配属後、ジョブローテーション等で勤務地が変わることがあるのかについては、説明会などで確認しておくと入社後のキャリアがイメージしやすいでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートは、応募した就活生の志望度の高さや能力や価値観がその企業にどれほどマッチしているかを測るためのものです。

企業はエントリーシートを通して、企業の一員として高いパフォーマンスを発揮するポテンシャルがあるかをみて、選考通過可否を判断します。

志望度が高く、企業とマッチしている学生の方がポテンシャルが高いと判断されるので、エントリーシートを記入する際は、自分こそ活躍できる人材であるとアピールすることが重要です。

したがって、読み手に分かりやすく自身の伝えたいことが伝わるようにエントリーシートを作成することを意識しましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは、論理的な構成で読み手にとって分かりやすい回答をすることが選考突破の前提になります。

以下の順番で書くと、設問で聞かれたことに適切に回答したうえで説得力のある文章になるのでおすすめです。

  • 冒頭で結論を明示する
  • 結論の根拠となる理由を記述する
  • 実際に行ったことなど具体例を用いる
  • 最後に結論を再び示すための結びを記載する

 

以下の例文を参考にしてください。

結論:私は、私自身について、オペレーション業務に求められている人物像と非常にマッチしていると考えます。私が考えるオペレーション業務に求められている人物像は2点あります。1点目は「確実に処理・管理を遂行できる冷静さと、それを任せられる安心感」。そして2点目は「多様なニーズ、日々変化する情勢に対応ができる柔軟性」です。

理由①1点目に対応するものとして、周囲に自然と信頼され、任せられる安心感が私にはあります。

具体例:私はどんな楽しいことがあっても、常に冷静な気持ちを持ち合わせており、それが信頼に繋がっています。例えば、友人と旅行に行く際には、代表で支払いをしたり予約したりすることが多く、また、「あなたなら失くさなそうだから」と車やホテルの鍵を渡されることが非常に頻繁にあります。所属しているサークルでは学年合宿、学年企画の幹事を務めましたが、予算の管理のほか、会議が数日滞っている際にはリマインドを兼ねてToDoを洗い出すなど、ゴールを把握し逆算して管理や運営を推し進めていました。

理由②2点目に対応するものとして、私はニーズや課題に柔軟に対応することができます。

具体例:留学先のドイツで日本語勉強会を開催し、ヒアリングに基づいた変革で常識にとらわれない勉強会を開催しました。日本留学予定の学生向けの勉強会を開催したのですが、参加者は10人から半減し、参加学生の満足度が低いという問題がありました。そこで、参加学生に日本語学習の進捗について尋ねたところ、1.授業との差別化 2.日本語能力のバラつきへの対応という勉強会の課題が特定されたほか、3.カルチャーショックへの不安というニーズも判明しました。これら3つの問題を解消するコンテンツとして、日本の実生活で役立つ単語や知識に特化することを提案しました。そこで、他の日本人とは頻繁に聞かれる質問を共有し、現地学生メンバーには他大学の留学予定者への広報とヒアリングを依頼しました。双方が認知していない文化的差異を考慮し、内容の検討は既に日本への留学経験がある学生と行いました。コンテンツ改善で満足度が向上し、最終的には広報効果もあり16人にまで参加者が増加しました。

また、所属しているサークルでは、企画部の一員として常識にとらわれない改革を起こしました。新入生の3割が半年以内に脱退しており、安定した運営のため定着率改善の必要がありました。差別化が難しい中では所属意識と信頼関係の醸成が鍵であると考え、トップダウン型の企画の形態を見直し、1年生に協力して主体的に企画を考えてもらうイベントを開催しました。結果として定着率は2割向上しました。

結び:このように、私は冷静さ、安心感、柔軟性を持ち合わせ、貴社で高いパフォーマンスを発揮できる自信があります。以上の理由から、私はオペレーション部門を志望します。

シティグループの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートでは、「なぜその企業に入社して、何を成し遂げたいのか」を明確に示すことで、通過率が上がります。

そのためには、企業の強みや理念、他社にはない魅力を理解しておくことが非常に重要です。

また、単にその企業が魅力だからという理由では選考を通過するのは難しいでしょう。

内定獲得がゴールではないので、読み手がエントリーシートを通して入社後に活躍する姿を想像できるように書くことがポイントです。

そのためには、企業の価値観やカルチャーと自身の価値観との共通点を探しながらどのようなキャリアを歩みたいのかまで考えて文章に取り入れましょう。

実際にシティグループで働く方々と入社後に理想とする自身の姿を照らし合わせてみるのもおすすめです。

ぜひ、参照ページのインタビューを見てください。

参照ページ:Index|採用情報|シティ (citigroup.jp)

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

選考んおけるエントリーシートの位置づけは、読み手に分かりやすく伝える力を測るセクションと捉えるのがいいでしょう。

志望動機や学生時代に力を入れて取り組んだことなど面接で深掘りするためのエピソードが設問として設定されていますが、内容以上に論理的な文章で表現できるかが大前提となります。

仕事においては、顧客と接する際も同じ会社の人とチームで動く際も相手とのコミュニケーションが重要になるので、相手に理解してもらうためには論理的思考力が非常に重要です。

選考の第一ステップでは、論理性が見られていることを意識しましょう。

また、設問の意図を正しく理解して、アピールすべきことは何かを考えることが選考通過のカギになります。

例えばチームで取り組んだ経験を問われた場合は、チームの中で就活生がどのような立ち回りをする人物なのかを見られているため、個人としてアピールすべき能力や価値観などを取り入れる必要があります。

エントリーシートは自身が伝えたいことが読み手に正しく伝わることが重要なので、提出する前に読み直したり、友人など周囲の人に読んでもらったりして確認することをおすすめします。

また、対策をする際に必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

真剣な表情の就活生 男性

シティグループの選考において、エントリーシートで過去に出題された設問と記載例を紹介します。

エントリーシート

応募した部門への志望理由およびシティグループへ伝えたいことを自由にお書きください(日英不問 / 日本語の場合は1000字、英語の場合500 words程度)

【記載例】

【金融業界を選んだ理由】

資本主義社会の根幹になる業界で働きつつ、より豊かな社会への発展をサポートする役割がしたいからです。

大学時代私は、体の中、すべての活動をサポートする循環器系に興味を持ち、研究しました。 私は金は血液と同じだと思います。 資本主義社会を支える根幹はお金であり、お金の流れが社会に活力を与え、社会発展につながると思います。

私はこのような資本主義システムの中で、資本の流れを作り出す金融業界で働きたく、金融業界志望に至りました。

【シティグループ志望理由】

 1つ目、多様な金融サービスを提供していることです。私はMBAで数々の経営課題を解決するため、多様な背景を持つ同級生とdiscussionをしています。同期の多様性は多角度からの課題分析を可能にし、根本的な解決案の導出に至る機会を与えました。同じく貴社は幅広い金融事業・サービスを行い、社内に各金融分野の専門家が集まっていると思います。このような環境の中で、私は会社がまたは社会が抱える様々な課題を根本的に解決できる人材として成長できると考えました。

 2つ目、グローバルのバンクであることです。大学時代、所属研究室には多国籍の留学生・研究員がいました。その結果、研究室の各々の構成員が自らのネットワークを十分活用して、世界各地の最新アイデアと技術の交流ができました。同様にシティグループもグローバル金融インフラを構築しているため、最新情報の共有ができると思いました。ここで私は激変する時代の課題に答える人材として成長できると思ったからです。

【ファイナンス職志望理由】

 企業の経営活動から生じる多様な意見を数字に基づいて調整し、経営陣の意思決定を助ける仕事に魅力を感じたからです。MBAでビジネスにかかわる多様な分野を勉強しつつ、私は財務・会計に興味を感じました。財務諸表を読むことより、過去に企業がどのような戦略で成長したか、今後はどのようなビジネス戦略を取るべきかなど数字でビジネスを読み取ることが私にとって興味深いところでした。またMBAで企業を模擬経営するビジネスゲームで財務担当者を務めつつ、明確にしている財務数値から企業の経営活動を俯瞰的に把握し・CEOの意思決定を助ける仕事にやりがいを感じました。今後、私は大学時代まで研鑽した理系のセンスと、MBAで学んだ経営知識を生かして財務部門のスペシャリストとなりたいです。

 

ポイント:設問で指定されていることが志望動機のみなのにも関わらず、指定字数は1000文字以下となっており、書き始めるときに多くの就活生が悩むことが容易に想像できる設問です。

しかし、記載例では業界・企業・職種のそれぞれの志望理由を項目として設定し、読み手にとって非常にわかりやすく書けている点が高く評価できます。

また、最大文字数である1000文字分を記載しているのも好印象です。

エントリーシートを出題する企業の意図は、志望度の高さや就活生の能力や価値観が企業と合っているかを測ることなので、文字数いっぱいまで書くことで文字数の少ない就活生よりも熱意が伝わることは間違いないでしょう。

自由記載となると何を書けばいいのかわからず手が止まる人もいるかもしれませんが、自身の強みや価値観、ガクチカなどを記載し、読み手がこの就活生こそシティグループの一員として活躍できるだろうと印象を与えられる内容を書くことをおすすめします。

  • 最大文字数で回答を作成する
  • 自身こそシティで活躍できるポテンシャルがあることをアピールする
  • 文字数が多くても冗長にならず、読み手が理解しやすい文章を記載する

上記の3点が指定文字数が多い設問で意識すべきポイントです。

英語で書く場合も、難しい表現を使おうとせずに誰もが読みやすい文章で回答することを心がけてください。

まとめ

本記事では、シティグループの会社概要やシティグループならではのエントリーシートの書き方について徹底的に解説しました。

シティグループはグローバルなネットワークを活かして、顧客の金融パートナーとして顧客の成長を後押ししています。

世界規模でビジネスを行っているので顧客に提供できる商品やサービスの幅が広いという強みを持つシティグループは、金融業界志望の就活生から人気の企業の1つです。

数少ない内定を勝ち取るためには、周囲の学生よりも自身がシティグループのミッションに沿って行動し、成果を出せることをアピールする必要があります。

最初の選考ステップであるエントリーシートで、本記事で紹介したエントリーシートの書き方のポイントを押さえて選考通過を目指してください。

本記事がシティグループの内定を目指す就活生の参考になることを願っております。

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