エンライズホールディングス株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/20更新
はじめに
この記事では、エンライズホールディングス(以下エンライズ)への就職を目指しているものの、エントリーシートの作成に不安を感じている学生へ向けて、書き方やポイントを詳しく解説しています。
特にエンライズならではのエントリーシートでのアピール方法や、過去に出題された質問に対する記載例などを明確に分かりやすく紹介します。
その他にも、エンライズが求める人物像や選考に関する重要なポイントについても詳細にアドバイスしていますので、エンライズの内定を目指す学生の方はぜひ参考にしてください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
エンライズの概要
はじめにエンライズとはどのような企業なのかを紹介します。
エンライズとは
出典元:【エンライズグループ】「エンライズホールディングス株式会社」へ商号変更 | エンライズホールディングス株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
エンライズは2012年に創設されたDXを主軸に、IT事業やHR事業、コミュニティ事業などを展開するITソリューション企業です。
また、「DX Glocal」をビジョンに掲げ、エンライズグループの事業持株会社として活動をしています。
エンライズグループはITインフラのエンジニアリングサービスを中心に扱っており、社員の9割がエンジニアで構成されています。
サーバーネットワークの設計や、運用管理などの技術提供を中心にサービスを提供している他、就職サービスやクラウドサービスなどのIT分野を中心としたサービスを展開中です。
エンライズホールディングスは、グループ会社にシナジーを提供し、共有をサポートしています。
また、ITを活用したインフラソリューションにより、サービスに付加価値をつけています。
エンライズホールディングスでの募集自体は、グループ事業会社のエンライズソリューション株式会社での採用となります。
エンライズソリューションはIT、SE・SI事業を通じて、エンジニア常駐型の技術提供や、システム開発を手掛けています。
エンライズの採用難易度
エンライズの採用難易度については、採用大学の実績が公開されていないため学歴フィルターがあるか分かりません。
就活生の倍率も不明のため、難易度は判断しがたいです。
しかし、IT就職・転職サイトに掲載されている情報や、社員に向けたインタビュー情報によると学歴不問になっているため、学歴フィルターはない可能性が高いでしょう。
社員も情報系の学部より文系の学部卒の方が多いため、学部による優劣もそこまで影響しないと考えられます。
選考ではエントリーシートの後に適性検査、3回の面接が予定され、学生の内面や性格、適性、人柄などを評価しています。
専門的なスキルよりも、学生時代に経験したことや学生自身の性格を重視していることがうかがえます。
エンライズの採用大学
エンライズの採用大学実績は前述した通り公表されていません。
応募資格は高専、専門学校、大学、大学院となっており、文系理系は問わず募集しています。
学歴フィルターはない可能性が高いですが、採用大学実績が公表されていない以上、学歴フィルターはあると想定しておくに越したことはないでしょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、参考にしてみてください。
エンライズが求める人材とは?
エンライズでは素直な人材を求めています。
素直に企業の方針を吸収できて、他の社員と協力して仕事ができるかを評価します。
素直さを評価するため、嘘を書くのはリスクが高いでしょう。
素直さと謙虚さで選考に臨むことをおすすめします。
その他、人と関わることに前向きな人、誰かの支えになりたい人、社会貢献したいと思っている人が求められています。
求める人材像に合致するためには、コミュニケーション能力があり、社会に貢献したいという意欲を持っていることをエントリーシートで明確に表現することが重要です。
エンライズグループ全体としては、主体性を持ち、周りを巻き込んで活動できる学生を求める傾向が強いです。
選考では、過去のエピソードから主体性があるのかが見られるでしょう。
そのためエントリーシートを書く際は、主体性が伝わるような文章を書いて興味を引いてください。
エンライズでは、「Engineer Academy」という育成機関を設立し、2か月にわたる研修を提供しています。
教育のための万全な準備が整っているため、入社前に特別なスキルは必要ないでしょう。
採用サイトにも、未経験でも安心してキャリアをスタートできると記載されています。
参照ページ:エンライズグループ | 人の成長が私の成果。目に見えないから難しい。だけどそこが面白い。 | ホワイト企業が集まる就活情報サイト ホワイトキャリア (jws-japan.or.jp)
エンライズ各社の採用方向性の違いは?
エンライズには多数のグループ企業が存在しており、採用の方向性は企業内で一部異なっています。
エンライズホールディングスでは、雇用形態は実際にはエンライズソリューション株式会社での採用となります。
エンライズホールディングスだけでなく、エンライズソリューションの採用方向性も踏まえておく必要があるでしょう。
前述した求める人材を意識してみてください。
2か月間の研修では、下記の内容を学習することになります。
- コンピュータ基礎
- ネットワークとサーバ基礎
- セキュリティ研修
- ドキュメント作成
- ビジネスマナーマインド
- セルフケア
現場を想定した実践型の研修を受けるため、ITエンジニアとしてだけでなく、社会人としてのマナーも含めて高度な知識を習得できるでしょう。
エンライズテック株式会社はITインフラエンジニアの募集で、こちらは実務経験6か月以上の既存社員向けです。
エンライズグループの採用方向性とほぼ同じです。
エンスペース株式会社はインターン生のみ募集しています。
お客様のビジネスを応援するサービス提供者として働きたい方を募集しています。
新しいアイデアを形にしたい方、やりたいことを探している方、多くの企業を知りたい方を求める人物像に挙げており、チャレンジ精神のある方向けと言えるでしょう。
雇用形態はアルバイトで、受付対応や館内清掃、イベントの準備、企画運営などに携わります。
その他にもエンライズリレーションズ株式会社、円キャリア株式会社、ENRISE GLOBAL INC.、株式会社エンターがありますが、現在選考はありません。
引用画像:【エンライズグループ】「エンライズホールディングス株式会社」へ商号変更 | エンライズホールディングス株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が学生の適性や性格がマッチしているかを細かく確認されます。
ITエンジニアということもあり、特別なスキルはいらないものの、エンジニアとしての適性があるかなどは細かく見られるでしょう。
適性検査だけでなく、論理的思考で物事を考えられるかを、企業は文章から把握しようとします。
エントリーシートの文章を読んで論理的思考力が備わっているか確認するため、誰が見ても分かりやすい文章作成を心掛けましょう。
また、研修による学習の機会が多いため、学び続ける姿勢があるかもチェックされます。
目標を持って取り組み、途中で投げ出さない人材を求めるため、諦めやすい人間だと見られないよう気を付けましょう。
エントリーシートでは熱意も見られる可能性が高いです。
IT企業といっても数が多く、他社との差別化をしないと志望理由の印象は弱くなってしまいます。
ですから、エンライズを志望する理由を明確に示しましょう。
エンライズの面接は長丁場になる場合もあり、多い時は最大90分かかります。
それだけ長いということは、エントリーシートをもとにした質問や深掘りがされる可能性が高いでしょう。
エントリーシートの深掘りがされても回答できるように、あらかじめ準備しておいてください。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方にはコツがあり、結論から記載すると相手に伝わりやすくなります。
結論から記載することで、読み始めから相手の注目を引くことができ、最後まで読んでもらえる確率が高くなります。
結論を書いたら、以下の順番で文章を書くのがおすすめです。
- 結論に至った理由
- 理由を説明するためのエピソード
- 再び結論
結論を書いた後に理由付けをすることで、結論の説得力が増します。
結論と理由を説明するために、実際に体験したエピソードを書き、読み手に詳細を伝えましょう。
大雑把な書き方ではなく、数字も使って細かく記載すると、読み手はイメージしやすくなるのでおすすめです。
エピソードまで記載したら、最後にもう一度結論を書いて強調します。
冒頭で伝えた結論が理由とエピソードによって強調され、企業側の印象に残りやすくなるでしょう。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がIT業界を志望する理由は、自分の強みを活かせるためです。 理由:私の強みである学習意欲をIT業界で発揮し、常に知識のアップデートをしながらサービス開発ができると考えました。 具体例:私はアプリ開発を趣味にしており、自動ツールアプリの作成を行っています。 作成においては、ツール計算のために新しい言語を一から学び、繰り返し実践しながら開発を進めていきました。 新しい言語を学ぶ際は大学の情報科サークルに勉強会の依頼をして、分からないところを共に学びながら勉強を進めました。 そうすることで学習のモチベーションを継続させ、新たなアプリの開発ができました。 結論:この学習意欲があれば、常に学ぶ姿勢が必要なIT業界でも自主的に知識を取り入れられると考え、自分の強みを活かせるIT業界を希望しました。 |
エンライズの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
引用画像:企業理念 | エンライズホールディングス株式会社 (enrise-holdings.co.jp)
エントリーシートで重要なポイントの一つは、他社との差別化です。
ほとんどの場合、企業は志望動機を聞いてくるでしょう。
その時、「その理由なら他社でもいいのでは?」と思われる文章を書いてしまうと、選考を突破するのは難しくなります。
エンライズでなければならない理由を盛り込むことで、志望する熱意が伝わります。
エンライズホールディングスは緑、援、円、Engineer、English、Enjoyの6つの企業理念を持っています。
下記に記載します。
- 緑は出会いを大切にし、共に歩んでいく会社を創ります
- 援は相互扶助の精神を持ち、共に幸せになる会社を創ります
- 円はアイデアを価値に変え、共に夢を実現する会社を創ります
- Engineerはプロ人財を育成し、共に成長していく会社を創ります
- Englishは多様性を受け入れ、共に尊重し合える会社を創ります
- Enjoyは何事にも本気で、共に愉しい時を過ごせる会社を創ります
共通しているのは「共に」という部分で、チームやお客様と一緒に夢に向かって進んだり、成長したりしていくことを強調しています。
エントリーシートでもこのような企業理念に触れて取り込むことで、エンライズでなければいけない理由を強調するといいでしょう。
今回の場合だと、エンライズソリューションの企業理念にも触れておくと万全です。
エンライズソリューションの企業理念は「人の成長」を強調しているため、成長する意思のあることに触れると興味を引くでしょう。
参照ページ:企業理念 | エンライズホールディングス株式会社 (enrise-holdings.co.jp)、企業理念 | エンライズソリューション株式会社 (enrise-sol.co.jp)
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけは、学生の内面と人柄、適性を知るための材料と判断していると捉えるといいでしょう。
ITエンジニアは黙々と作業するだけでなく、サービスを相手に分かるように伝えるコミュニケーション能力や、論理的思考力が求められます。
企業はエントリーシートを通して、就活生にその二点が備わっているかを見ます。
エントリーシートの内容自体も評価対象であり、気になった箇所は面接で聞かれる可能性があります。
面接でエントリーシートのどんな内容を質問されても問題ないように、しっかり自己分析しておきましょう。
また、IT業界は専門用語を使用するケースも多いです。
エントリーシートに専門用語を使用する学生がいますが、誤字や意味が違うまま書き込んでいるケースが見受けられます。
企業は細かいミスもチェックしていますので、専門用語を使う場合は意味を間違えないように確認しておきましょう。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
エンライズの選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問内容と、その記載例を紹介します。
自己PR
自己PRとしてあなたの強みややり遂げた経験をご記入ください(400文字以内)
【記載例】
私の強みは決断するスピードが早く、大事な局面を取りこぼさないことです。 その強みが発揮された経験として、大学時代に取り組んでいたスーパーのアルバイトを挙げます。 惣菜コーナーで販売や接客のアルバイトをしており、そこで他の精肉コーナーや鮮魚コーナーに売上で負けていることを知りました。 そのため、売上で惣菜コーナーをトップにしようと考えました。 ある日、地域の精肉店や鮮魚店が期間限定で新鮮な食材を集め始めたことが分かり、惣菜の材料としてコラボできないか考えました。 近隣の商店街との関係が悪化する可能性もありましたが、競合に先を越されないために情報を知った翌日に依頼に行きました。 その結果、売上も伸びてスーパーで部門トップとなりました。 この経験から、迅速な行動で損失を逃さず、物事を良い方向に進める重要性を学びました。 この強みを活かして、仕事でも決断が必要な時に然るべき対応を取っていきたいと考えています。 |
結論を先に記載し、一番伝えたいことを最優先で伝えています。
理由を早い段階で記載しているため、文章の半数以上はエピソードの詳細で埋まります。
文字数制限があることが多いので、エピソードの詳細を削ったり増やしたりして上手く調整しましょう。
記載例では、目標や目標に対して取り組んだことを記入しています。
ただ自分の強みを伝えるだけでなく、強みが発揮された背景を伝えることが重要です。
目標や結果を記載し、短い文章の中でもストーリー性のある文章作成を心掛けましょう。
記載例では、店舗に依頼をしに行くという自ら行動した内容を書いています。
エンライズが求める「主体性」を強調したものとなっており、効果的です。
求める人材像に当てはめるように記載することで、企業に響く文章にできるでしょう。
志望動機
弊社を志望した理由をご記入ください(400文字以内)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、自分の持ち味を発揮しながら、共に成長できると考えたからです。 私は何事にも積極的にチャレンジしてきており、大学時代には野球サークルの部長を務めていました。 部長は初めてでしたが、まずは挑戦してみることを決め、地区の大会で優勝することを目標に活動を開始しました。 活動していく中で、野球部のデータがまとまっておらず、チームの改善点が分かりづらくなっていることに気が付きました。 そこで、学内のIT部にデータ管理を依頼し、野球部の改善点をデータ化してもらい、改善につながりました。 その結果、地区大会でも優勝を果たすことができました。 私はこの経験で、部長とデータ化依頼の2つに新たにチャレンジを行い、自主的に動くとともに、IT技術のサポート力の可能性を強く実感しました。 貴社でも主体性を大事にしており、チームでサービスの価値を高めている点がマッチしていると考え、志望しました。 |
自分の強みが企業に合っていることを志望理由にしています。
学生時代にITに触れていなくても、体験談からITに関心を持つエピソードを話せば企業の目を引くことが可能です。
文章の中で困難に直面したことを話した場合、どのように解決したのかまで書きましょう。
問題解決能力の有無も見られるため、記載がないと企業の知りたい情報が分からず、悪い印象を与えてしまうでしょう。
今回は求める人材像の主体性を取り上げて書きましたが、企業理念やエンライズ独自のサービスを盛り込んで記載しても構いません。
エンライズでないといけない理由を書くことを念頭に置きましょう。
まとめ
出典元:エンライズホールディングス株式会社 (enrise-holdings.co.jp)
この記事では、エンライズの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
エンライズはITインフラを中心としたIT事業に力を入れており、IT技術に関わるシステムの開発や設計、運用をしています。
エンライズの理念は、共に社会を歩む意思と成長していくことであり、常に成長する精神の持ち主が必要とされるでしょう。
また、素直で企業の考えに共感でき、自ら学ぶ姿勢のある人材も好まれています。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観や人物像に沿った内容で記載しましょう。
この記事が、エンライズの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。