株式会社プラスアルファ・コンサルティングのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/20更新
はじめに
この記事では、プラスアルファ・コンサルティング(以下プラスアルファ)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、要点を絞って書き方を詳しく解説しています。
特にプラスアルファならではのエントリーシートでのアピール方法から、実際の記載例まで、明確に分かりやすく紹介しています。
その他、プラスアルファが求める人材の特徴や、選考情報において重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、内定を目指す学生はぜひ最後までお読みください。
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プラスアルファの概要
出典元:株式会社プラスアルファ・コンサルティングの紹介ページ|LINEヤフー for Business (lycbiz.com)
初めに、プラスアルファとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
プラスアルファとは
プラスアルファは、2006年に創設されたIT企業です。
創設以来、顧客の声やデータなどを見える化し、新たな顧客体験や人材活用で課題解決を目指しています。
テキストマイニングやデータマイニングに力を注いでいます。
特にテキストマイニング市場では、11年連続でシェアのトップを維持している「見える化エンジンサービス」を開発しています。
見える化エンジンとは、顧客の声を活用して生み出されたテキストマイニングツールであり、フィードバックをデータとして収集し、可視化して集約するツールです。
問題を解決するためにデータを見やすくして、顧客の価値を創造できるようサービスを提供し続けています。
また、ソリューションシステムの開発とともにお客様へのコンサルティングも行い、最適な価値を提供しています。
プラスアルファの採用難易度
プラスアルファの採用難易度は標準と言えるでしょう。
プラスアルファは採用大学を公表していないため、学歴フィルターがかかっているかは分かりません。
ただし、過去には標準レベルの大学の採用実績がありました。
難関大学からしか採っているわけではないことが分かります。
採用倍率は約4.4倍なので、そこまで狭き門ではないでしょう。
プラスアルファの採用大学
プラスアルファの採用大学は前述した通り、公表されていません。
代わりに、主な採用対象や採用予定学科を下記に記載しておきます。
〈積極採用対象〉 大学生(文系)、大学生(理系)、大学院生(文系)、大学院生(理系) 〈採用予定学科〉 法学系、経済系、経営系、商学系、社会・環境情報系、人文系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、建築・土木系、生物・生命系、農業・農学系、その他理系 |
採用対象を見ると、幅広い学科から大学生を募集していることが分かります。
学歴フィルターはない可能性が高いですが、以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
プラスアルファが求める人材とは?
引用画像:PACの見える化|採用情報|株式会社プラスアルファ・コンサルティング (pa-consul.co.jp)
プラスアルファには「目指せ!プラスアルファの人材像+α」という指標があり、この指標に共感できる人材を求めています。
一つでも当てはまるものがあれば、プラスアルファが求めている人材である可能性が高いため、まずは指標を確認してみましょう。
指標を下記に記載しておくので、確認してください。
- 挑戦を楽しめる人
- 走りながら考える人
- 仲間を大切にする人
- 自ら考えて行動する人
- 楽しむときはバカになれる人
- 限界を超えようとする人
- 失敗をチャンスと思える人
- 目標を達成しようとする人
- 人や物のせいにしない人
- 素直である人
- 常に前を向いている人
- 細部にこだわれる人
上記に記載したのはプラスアルファが定める指標の一部ですが、今のところこれ以上の項目は公表されていません。
しかし、実際はプラスアルファには51に及ぶ人物像の指標があるため、何かしらの指標に当てはまる可能性があるでしょう。
チームで協力したり、チャレンジ精神があったり、目標に向かって努力できたりと、他社でも求められそうな項目が目立ちます。
共感できる単語や指標がないか確認してみましょう。
プラスアルファの各社の採用方向性の違いは?
プラスアルファでは採用に方向性の違いはありません。
プラスアルファで活躍しやすい人材には、前向きでいろいろなことに興味を持ち、自ら関わりを持ってくれる人が挙げられます。
積極性がある人材だと好ましいでしょう。
プラスアルファでは募集している業種が3つあり、開発職、コンサルタント職、セールスコンサルタント職(営業職)に分かれています。
3つの業種において、適性や希望を考慮して配属が決まりますが、特に必須となるスキルはありません。
ただし、必須スキルにはコミュニケーション能力、論理的思考、パソコンやOfficeを問題なく使用する能力の3点が求められています。
コミュニケーション能力や論理的思考は3つの職業すべてにおいて重要であり、パソコンスキルは特に開発職で求められる可能性が高いでしょう。
自分の意見や考えをまとめて伝える能力の他、相手の意見を聞く能力も重要です。
内定をもらえる学生なら、自ずと必須スキルは満たしている可能性は高いでしょう。
しかし念のため、自分が満たしているか確認しておいてください。
開発職を希望する場合は、最終面接の前に開発能力テストを受ける必要があります。
適性がないと落とされる可能性があるため、対策しておきましょう。
ご希望の職種に進んだ後は、豊富な新社会人研修やスキルアップ研修により育成してもらえるので、スキルアップが可能です。
選考ステップや選考内容に関する詳細は、プラスアルファの採用ページにも記載されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
プラスアルファで求められる必須スキルに、コミュニケーション能力と論理的思考があります。
プラスアルファは、エントリーシートを利用して、就活生に必須スキルが備わっているのか確認しています。
エントリーシートを通して、自分のことを論理的に書けているか、コミュニケーションが取れそうかなどを知りたいのです。
また、学生個人の能力や性格が、企業や業務に合うかも見極めようとしています。
プラスアルファが求める人物像や、それに関連する単語や指標に焦点を当てて、文章に反映させましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは、企業に自分のことを伝える最初のツールです。
膨大なエントリーシートの中で読まれるため、工夫する必要があります。
そのためには、まず結論から書いてください。
結論を記載することで説得力が増し、伝えたいことを最初に伝えることで読みやすくなります。
採用担当者の目に留まる文章にするためにも、まずは結論から書きましょう。
結論を書いた後は、結論に至った理由を書いてください。
理由付けをすることで説得力が出て、論理的思考を意識した書き方になります。
理由を書いたら詳細なエピソードを書きましょう。
エピソードがあると理由の証明になり、より内容が伝わりやすくなります。
詳細に書くことが重要ですが、だらだらと長文を書くとかえって伝えたいことが伝わりづらくなります。
簡潔に書く意識を持ちましょう。
エピソードまで書けたら、最後に再度結論を書いて強調してください。
冒頭で伝えた結論が、今度はより説得力が増した状態で伝わるでしょう。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がITコンサルティング業界を志望する理由は2点あります。 理由:1点目は、物事を分かりやすく提案できる私の強みは、ITコンサルティング業界で最大限に発揮されると考えたからです。 具体例:私は大学時代に居酒屋で接客のアルバイトをしており、お客様の要望を聞いて新メニューを店長に提案したり、集客に合わせて人員シフトの変更を提案したりして、店舗の売上向上に努めてきました。 この経験で現場を見て物事を判断し、提案する能力が上がりました。 結論:この強みを発揮できると考え、ITコンサルティング業界を志望します。 理由:2点目は、ITの力でお客様に喜びを与えるとともに、自分自身も成長したいと考えているからです。 具体例:現在、IT技術は急激に進歩しており、AIを使ったサービスなども多数登場してきています。 そのようなIT関連サービスを扱うことでお客様の生活を豊かにし、喜んでもらいたいと考えています。 また、最先端のIT技術を扱う環境に身を置くことで、自分も最新技術のインプットが可能です。 結論:そのため、自分の成長できる環境がある点からITコンサルティング業界を志望しています。 |
プラスアルファの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートでは、「なぜこの企業を選んだのか」を明確に伝えることで、採用側に熱意が伝わります。
反対に、どの企業でもいいのではと思われるような文章だと、採用側に響かず、選考を突破できない可能性があります。
例えば、企業の価値観に共感した文章に取り入れるのがおすすめです。
プラスアルファの理念は、「価値を生み出すことでつきぬける感動と広がる可能性を提供すること」です。
理念にもある通り、新しい価値を創造し、価値によってお客様に感動を与え喜ばれるような内容をエントリーシートの中に取り入れると、共感を得られるでしょう。
新しいサービスを提供していく旨を取り入れれば、高評価につながる可能性が高いです。
また、自分の就きたい業種によって文章を切り替えましょう。
なぜコンサルタント職に就きたいのか、なぜ開発職でないと駄目なのかを論理的に説明できれば、企業側に熱意が伝わりやすくなります。
参照ページ:PACの文化|採用情報|株式会社プラスアルファ・コンサルティング (pa-consul.co.jp)
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、就活生のコミュニケーション能力と論理的思考力を評価しています。
これは、必須とする能力にコミュニケーション能力と論理的思考力があるからです。
企業はエントリーシートに書かれた質問に対し、的確に回答するコミュニケーション能力と、自分についての内容を正確に伝える論理的思考力を見ています。
特に論理的思考力では、単に体験したエピソードや質問への回答を記述するだけでなく、どのような問題に直面し、それを解決するためにどのような行動をとり、結果的に何が得られたのか、そして今後どのように活かすのかが明確に示されているかが重要です。
エントリーシートを書く時は、相手に伝えたいことがしっかり伝わっているかを確認しながら作成しましょう。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
出典元:好印象を与えるエントリーシートの書き方を徹底解説【例文あり】 (y-aoyama.jp)
プラスアルファの選考において、過去にエントリーシートで問われたことのある質問と記載例を紹介します。
志望動機
弊社を志望した理由を教えてください。(400文字以下)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、新しい価値を生み出し、お客様に喜ばれているからです。 私は学生時代に老人ホームでアルバイトをしていました。 そこでは、ご年配の方がスマートフォンを使いたがっていましたが、アプリの使い方が分からず困っていた様子でした。 そこで私は、ご年配の方でも簡単に使えるスマートフォン操作アプリを新しく作り、操作を簡単にできるようにしました。 その結果、操作も簡単にできるようになり、老人ホームの利用者の皆さんに喜ばれました。 この時、私は新しい価値を生み出したことでお客様から喜ばれることにやりがいを感じ、将来もこの時と同じようにデジタルサービスで新しい価値を生み出したいと考えるようになりました。 貴社は新しい価値を提供し、お客様に喜ばれることを企業理念としており、私の想いと共感できる部分がある他、私のアプリ開発の能力も活かせるため志望します。 |
最初に結論を述べ、理由とエピソードで説得力のある文章にしています。
実績を述べることで自分の能力を伝え、企業に適した人材であることをアピールできています。
企業理念を取り入れることで、プラスアルファでなければならない理由を強調しているのもポイントです。
学生時代に力を入れたこと
あなたが学生時代に最も力を入れたことを教えてください。(500文字以下)
【記載例】
私が学生時代に最も力を入れたことは、ディベートをテーマにしたゼミ活動です。 私がディベートのゼミに入ったのは、自分の意見を相手に伝えることが好きで、より伝える能力を向上させたいと考えたからです。 ゼミでは議題に沿って討論をする機会が多く、私はゼミで最も上手に討論ができるようになる目標を掲げました。 しかし、他のメンバーと比べて説明する際に言葉足らずになってしまい、考えをまとめることができない場面ばかりでした。 そこで、ディベート用に説明のための資料をあらかじめ作成し、資料を元に説明をしていくプレゼン方式をとることにしました。 言葉と資料を組み合わせた結果、言葉足らずな説明をすることもなくなり、ディベートが上手くできるようになりました。 討論でも躓くことがなくなったことで、今ではゼミのディベートランキングでトップの成績を納めることができました。 このゼミでの経験で、私は説明するための準備がいかに重要なことかを学びました。 仕事でも、お客様や取引先にサービスの説明をする際に準備を万全にして臨んでいきたいと考えています。 |
志望動機と同様に、結論から書いて詳細に移っています。
エピソードを書く前に目標を書くことで到着地点が最初に分かり、読み手も理解しやすくなります。
目標に向かって努力したことが分かる他、努力ができる学生ということも知ってもらえるため、目標は忘れず記載しましょう。
文章の中で力を入れた理由が明確に書かれていれば、企業側の目に留まりやすくなります。
論理的思考をもとに文章を組み立ててくださいね。
自己PR
自己PRを記入してください。(400文字以内)
【記載例】
私の強みは、一度決めたことを途中で諦めず貫き通す継続力です。 この強みが発揮された経験として、資格取得の際の勉強が挙げられます。 簿記2級の資格を取るために毎日5時間の勉強時間を確保し、試験日まで継続して勉強することを決めました。 しかし、税率計算の問題で解き方が理解できず、勉強を投げ出しかけたことがありました。 しかしそれでは合格できないと考え、1日の中で勉強時間を細かく分けて、リフレッシュしながら勉強を続けました。 継続したことで次第に苦手だった税率計算も分かるようになり、試験日まで1日も欠かさず5時間の勉強を続けられました。 その結果、試験に無事合格できました。 この経験から、困難に直面しても投げ出さず、少しずつ取り組んでいく大切さを学びました。 この強みを活かして、コンサルタントとしてお客様との商談やサービス提供を継続し、喜ばれていきたいと考えています。 |
この書き方は、学生時代に頑張ったこととそこまで変わりません。
記載例のように数字を用いた説明ができると、よりリアルな文章となり、曖昧な表現を避けられるでしょう。
資格自体はまったくコンサルタントには役立ちませんが、資格を得るために力を入れた取り組みを評価してもらえるように書いています。
取り組みに対する姿勢や得たことは深掘りされる可能性があるので、自己分析を徹底しましょう。
資格を書く場合、なぜその資格を取ろうとしたのか聞かれる場合があります。
取得しようと思った理由も明確に答えられるように準備しておいてください。
まとめ
出典元:代表挨拶・役員紹介│企業情報|株式会社プラスアルファ・コンサルティング (pa-consul.co.jp)
この記事では、プラスアルファの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
プラスアルファはまだ創業から15年ほどの新興企業ですが、見える化による取り組みにより、テキストマイニング市場など、特定の分野でトップクラスの成績を収めています。
プラスアルファでは、「価値を生み出すことでつきぬける感動と広がる可能性を提供すること」を理念としており、新しいサービスや商品を生み出し、お客様に感動を与えられる人材を求めています。
自社の人物像に当てはまる学生を探しており、様々な個性ある学生を集めています。
エントリーシートを作成する際は、企業の価値観や求める人材に合わせた内容を記載するよう心掛けてください。
この記事が、プラスアルファの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。