【企業分析】横河電機の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年2月27日更新
はじめに
横河電機は東京都武蔵野市にある、工業計器・プロセス制御システムなどの工場向け制御機器における日本最大手の電機メーカーです。
世界基準でもABB、ハネウェル、シュナイダー・エレクトリック、エマソン・エレクトリック、シーメンスと並ぶ6大メーカーの一つとして知られています。
制御機器と運転監視システムにて、石油ガス、化学、鉄鋼、半導体といった各分野で事業展開している大手企業です。
海外売上比率は7割と高く、世界各地に顧客を持っています。
本記事では、横河電機への就職内定を目指している就活生を対象に、企業分析を取りまとめてみました。
主な事業内容の詳細から始まり、就職難易度や採用大学、企業の社風、新卒選考フローを軸にしながら、選考対策ポイントを解説していく特集です。
今後の就活に向けて、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の結論
横河電機の就職難易度は、かなり高いものと考えられます。
採用大学については、国公立の難関大学から標準大学まで、全国からの幅広い採用実績があり、学歴フィルターは存在しないといえるでしょう。
ただし、採用実績のほとんどは理系学部で、さらには修士卒の採用が目立ちます。
倍率も高くて195倍です。
選考対策をする場合は、企業分析が必須となり、横河電機全体がどのような企業理念に沿って今後進んでいこうとしているのかチェックすることが大切です。
新卒の応募枠は、技術系、事務系の2種類ですが、そこから細かいフィールドが展開するので、自身の将来的ビジョンと照合しておくことが望ましいでしょう。
採用の時期については、事前にホームページを閲覧しチェックしておく必要があります。
【横河電機】の概要
出典元
横河電機株式会社は、1920年に創業された工場向け制御装置・機器の製造会社です。
元々は横河北辰電機という名称でしたが、創立以来の事業は一貫されています。
常に計測分野での機器の提供を通じ、世界的な産業界への貢献度が高い企業です。
電気・電子製品、自動車といった重要な産業での制御装置や、環境計測、通信などの市場において、信頼のできる測定器の提供を続けています。
他にも、細胞などを生きたまま観察が可能な共焦点スキャナ、新薬化合物テストの自動化をする創薬支援システムといった、革新的な分野への商品提供にも挑戦しているのが特徴です。
高い技術力は世界でも評価をされていて、制御装置システム分野では世界6大メーカーの一角を担うほどの成長を遂げました。
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各事業別の売上規模
制御事業での売上高
測定器事業での売上高
航機その他事業での売上高
出典元
年度 | 総売上高 | 海外売上高比率 |
2018年 | 4,037億 | 68.3% |
2019年 | 4,044億 | 68.7% |
2020年 | 3,742億 | 67.8% |
2021年 | 3,899億 | 69.5% |
2022年 | 4,565億 | 72.8% |
出典元
2022年現在での、横河電機の総売上高は、4,565億円となり、前年と比べると635億円のプラス計上となりました。
各事業別の売上を見ると、制御事業で4,276億円、測定器事業で251億円、航機その他事業にて38億円という結果です。
直近での2年間(2020年、2021年)の業績推移を見ても、二期連続増収となっています。
該当二期の平均増収率が21.98%で、営業利益も増益し、前期増益率では44.80%となりました。
また特徴的なのが、国内よりも海外における売上高が常に高いことです。
全体で占める割合は、常に67%を上回り、2022年に至っては72.8%が海外向けの製品提供に従事したことになります。
プロセス制御分野にて世界市場では善戦し続け、この分野全体の12%をシェアするほどの規模に拡大している企業です。
業績が好調なこともあり、2024年通期予想の売上高として5200億円を目標にしています。
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各事業セグメントの解説と売上
横河電機の主な事業セグメントとしては以下のような内容を展開中です。
事業名 | 活動内容 |
エネルギー&サステナビリティ事業 | エネルギーの有効活用とサステナブルな社会の実現に貢献、主にオイル&ガス、石油化学、再生可能エネルギー、電力、エネルギー・マネジメント・システム(EMS: Energy Management System)およびエネルギーストレージなど |
マテリアル事業 | 便利で快適な物質社会と循環型社会の2つの特長をあわせ持つ社会の実現に貢献、主に高機能化学、バイオマスマテリアル、紙パルプ、繊維、鉄鋼、非鉄、マイニング、モビリティ、電機・電子分野など |
ライフ事業 | 健康と安全を守る事業、主に医薬品、医療、水、食料品など |
参照元
横河電機では、エネルギー&サステナビリティ事業、マテリアル事業、ライフ事業と称して、サステナビリティ目標「Three goals」達成に向けた3つの業種別セグメントに区分しています。
2030年までに、持続可能な開発目標であるSDGsの考えに大きく貢献することがテーマです。
地球環境に優しいエネルギーの有効活用とサステナブル社会の実現のためのエネルギー&サスティナビリティ事業、便利で快適な物質社会と循環型社会を目指すマテリアル事業、人々の命と健康を支えるライフ事業、これら3つとともに、Center of Excellence(CoE)機能、システム開発機能、デリバリーの機能、サービス機能の4つの機能が共通に連鎖する仕組みづくりを目指しています。
また、現実的な事業の実態は、制御システムの事業がかなり好調で、2022年現在では4,276億円の売上を誇り、次いで測定器事業では251億円で、ほぼ安定した売上です。
一方で、航空機関連事業が38億円と、前年の約半分ほどに落ち込んでいる傾向が伺えます。
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【横河電機】で働いている社員は?
ここでは、横河電機に勤務するスタッフの実態について詳しい内容をお伝えします。
平均的な勤続年数や年収、賞与、社内の雰囲気などの気になる点に触れていきましょう。
平均勤続年数
横河電機の平均勤続年数は、18. 5年ほどです。
この数値は、一般的な電気機器業界の平均属年数15. 8年と比較しても、横河電機に就職した人は長く勤務する傾向があるといえるでしょう。
また、厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」による一般企業の平均勤続年数12. 4年と比較しても3年以上長い計算です。
業務が好調なこともあり定着率が高い職場と考えられます。
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平均年収
横河電機株式会社の2023年平均年収は、約886万円です。
この数値はエレクトロニクス・事務機器業全276社において第15位となります。
前年度から比較して9万円増加しているのも特徴です。
また、東京都の平均年収が約423万円であるのと比較しても、かなり高額であることがわかります。
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平均残業時間
横河電機の月間平均残業時間は19.6時間とされています。
実際には部署や役職によってさまざまですが、近年の動向と同じく、無駄な残業を削減する動きと合わせて、徐々に働き方改革をおこなっています。
多い場合には月50時間にも達したという口コミもあり、それと比べてもだいぶ改善されてきているようです。
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平均ボーナス額は?
横河電機でのボーナスの平均額は、141万円とされています。
この数値は、業界平均の108万円と比べても高い金額です。
賞与は年2回支給され、基本給の約5〜6か月分程度の計算になるでしょう。
新入社員の平均が60万円程度、2年目からは100万円の水準にあがっていきます。
昇給に関する面談などは設けておりませんが、能力評価となっていて年功序列で昇給するシステムです。
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どんな文化なの?
横河電機は基本的にエンジニア・技術者の社員が多く存在することで、その気質が残っている企業です。
とはいっても、職人気質で頭の固い感じではなく、かなり穏やかでマイペースに業務に当たる傾向が強いという声が、多くネット上でも点在しています。
革新的なアイデアをガツガツと考案するという風潮ではなく、既存の製品の品質重視という考えが強くある様子です。
また、ダイバーシティに対する考えや取り組みが近年目立っています。
理由は、世界6大メーカーへと成長をしたことで、外国籍のスタッフも増えたからです。
あらゆるカルチャーや宗教観が日常でも垣間見れ、社内に礼拝所を設置しているのは、この会社ならではのことでしょう。
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就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
横河電機の就職偏差値・難易度および業界での立ち位置は、以下のようなポジションと考えられます。
同業他社と横河電機の立ち位置レベル
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 |
横河電機 | 4,564億7,900万円 | 約886万円 | 62,7 Sランク |
島津製作所 | 4,822億4,000万円 | 約859万円 | 62,5 Sランク |
オムロン | 8,760億8,200万円 | 約899万円 | 62.3 Sランク |
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横河電機は難易度がかなり高くSクラスに該当すると思ってよいでしょう。
類似した同業他社として、オムロンと島津製作所と比較しても難易度は同じようなものと考えられます。
売上高だけで見れば、オムロンは他の2社の倍近い数値です。
いずれも、生活のためのライフラインやヘルス関連事業での精密機器を取り扱う企業は、ハイレベルであることを象徴しているでしょう。
文系学部出身者には高いハードルとなる
横河電機を代表とした精密機械メーカーの大手では、実践にて戦力になる候補を望んでいます。
そのため、文系学部などが就きやすい総合職での採用人数は少ないのが特徴です。
圧倒的に理系出身者を優先的に候補に上げ、しかも修士卒者が最終的に内定を獲得する流れが目立っています。
文系学部でも事務職の募集はありますが、就職難易度としてはかなりハードルが高いことになるでしょう。
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【横河電機】の新卒募集要項
横河電機への新卒採用応募については、まずは企業ホームページにてマイページ登録をすることになります。
その上で、各フローへと順次進んでいく流れです。
詳細に関しては、必ずホームページの更新記事をチェックしましょう。
横河電機における新卒募集要項は以下のとおりです。
技術系
職種 | 研究開発: 次世代製品のキーとなる全社コア技術の研究・開発、新規事業創出(既存事業部にない新規事業の研究・開発) 製品開発: 事業部新製品の開発・設計(製品企画、設計、開発、評価)エレキ〜回路設計業務等、メカ〜機構設計業務等、ソフト〜ソフトウェア設計業務等、その他〜その他工学系技術を用いた設計業務等(ロボットソリューション開発、圧力センサ設計、等) ITエンジニア : IT・DX技術を活用した社内や社外のビジネス・インフラサービスの企画、設計・開発、導入 ※クラウド、機械学習を用いたAIソリューションの開発等も含みます。 海外拠点を含めたグローバル情報インフラの戦略立案と実施 セールスエンジニア: 営業技術活動(顧客要望の把握、課題解決、サービス提案、仕様提案、新商品の技術的フォロー) システムエンジニア: システムのエンジニアリング(システム仕様確定、システム設計、プロジェクト管理)、アプリケーションソフトウェアの開発、運転データ解析によるプラントの生産性向上、品質安定化に向けた改善提案、制御ソリューションの導入 サービスエンジニア: 顧客プラントのライフサイクル最適化に貢献するサービス商品、サービス情報基盤の企画、開発、海外含む各サービス拠点に対するテクニカルサポート、サービス商品販売戦略の企画 マーケティング: ビジネス開発〜お客様のビジネススタイルの変化に合わせた付加価値を提供する新規ビジネス創出の企画立案、海外拠点と連携して、業種別のビジネス・製品戦略の企画、その他〜知的財産における戦略立案、権利化、活用 ユーザー体験品質の最大化に向けたソリューション・製品・サービスのデザインなど 技術系(その他): 計測技術に基づいた計測トレーサビリティの管理、校正技術開発や認定制度への対応、ライフサイエンス製品におけるバイオアプリケーション開発、顧客への課題解決提案等 |
給与 | 学部卒 : 233,000円 |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
勤務形態・福利厚生 | 年間休日数:124日 日曜日、土曜日、国民の祝日、労働祭(5月1日)、調整休日、12月30日から翌年1月4日まで、国民の休日 有給休暇: 4月入社の場合、初年度20日、4月~7月入社者付与日数には夏休み5日間分を含む、最高27日(皆勤者の休暇含) 施設: 独身寮、社宅、体育館、人工芝グラウンド、社員食堂、診療センター、保養所 資産形成: 住宅資金融資、次世代育成支援金、社員持ち株制度 通勤交通費: 全額支給、他に新幹線・特急通勤制度あり 休職制度: 産前産後休業、傷病休職制度、育児休職制度、妊活支援休職制度、介護休職制度、ボランティア休職制度、配偶者海外駐在休職制度、学習支援休職制度 働きやすさに関する制度: テレワーク、時間単位休暇制度、フレックスタイム制度、遠隔地勤務(通勤圏外での就業)、育児時間制度 等 |
事務系
職種 | 営業・販売推進: 国内外の顧客向け営業活動(市場開拓、セールス、受注・手配、売上管理等)ソリューション・製品・サービスの売り上げ拡大に向けたプロモーション活動の企画・実行 マーケティング: 会社全体および事業部門の外部環境の調査・分析 など 社内外に対する広報、マーケティングコミュニケーション、デジタルマーケティング活動 企画(経営企画・事業企画): 経営サイクルの管理・運営、全社または事業部の中期計画・単年度計画立案・設定経営または事業運営効率化のための施策立案・実行など 経理・財務: 法定決算対応(単独・連結)、経理財務に関するルール策定、業務企画立案と実行、中期経営計画に向けた経営数値に基づく事業分析、経営進捗モニタリング、事業サポート、グローバルに展開している子会社の経理財務面での管理/サポートなど 人事: 労務、人事諸制度企画・立案、人事情報システム構築 採用・育成、人財活用、各種人事業務 など 法務: 国内外の各種取引契約の作成および審査、M&A、企業再編、債権回収、法的紛争・訴訟等への対応株主総会・取締役会の運営支援および子会社への法務支援など 事務系(その他): グループのガバナンス、リスクマネジメント、内部統制・経営品質に関する監査等、該非判定や取引審査などの横河グループにおける安全保障輸出業務等 |
給与 | 学部卒 : 233,000円 |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
勤務形態・福利厚生 | 年間休日数:124日 日曜日、土曜日、国民の祝日、労働祭(5月1日)、調整休日、12月30日から翌年1月4日まで、国民の休日 有給休暇: 4月入社の場合、初年度20日、4月~7月入社者付与日数には夏休み5日間分を含む、最高27日(皆勤者の休暇含) 施設: 独身寮、社宅、体育館、人工芝グラウンド、社員食堂、診療センター、保養所 資産形成: 住宅資金融資、次世代育成支援金、社員持ち株制度 通勤交通費: 全額支給、他に新幹線・特急通勤制度あり 休職制度: 産前産後休業、傷病休職制度、育児休職制度、妊活支援休職制度、介護休職制度、ボランティア休職制度、配偶者海外駐在休職制度、学習支援休職制度 働きやすさに関する制度: テレワーク、時間単位休暇制度、フレックスタイム制度、遠隔地勤務(通勤圏外での就業)、育児時間制度 等 |
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求める人材
横河電機が求める人材像については、ホームページでも掲載されています。
大きなテーマとしては「社会課題を解決するため、デジタル技術を活用し、持続可能な社会の実現をリードできる人財を求めています」と掲載中です。
ここでは、人材という言葉ではなく「人財」と表記されていることがポイントになるでしょう。
先述しているように、次代のニーズとして地球環境などに優しい事業として、社会全体に影響を与えつつ、課題解決できる企業を目指しています。
そのためには、売上や結果を表面的な数値だけで捉えるような、旧態依然とした企業論理や方法では間違いだと気づいている数少ない企業です。
さらに以下の3つに分けて、人財の雇用を進める方針が謳われています。
- 状況に満足せず、常に自らを高める人
- 自ら行動し、失敗を恐れずチャレンジできる人
- 既存の枠を越えて、コラボレーションを促進できる人
また、2050年実現に向けての長期目標として「サステナビリティ目標(Three Goals」と呼ばれるものがあります。
- Net-zero emissions(気候変動への対応)
- Well-being(すべての人の豊かな生活)
- Circular economy(資源循環と効率化)
自然や環境についての造詣を持ち、価値創造へ積極的に取り組み、それを共有できるような人物が望ましいでしょう。
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新卒採用のフロー
横河電機の新卒採用のフローは、公式ホームページにて公表しています。
さらには、マイナビからのエントリーもおもなう予定です。
2025年4月入社を目指す就活生への選考プロセスは、基本的でオーソドックスなスケジュールでおこなう予定です。
1.エントリー
2025年度の新卒採用の募集は2024年3月1日より受付予定となります。
その際にはエントリーシート、履修履歴の提出が必須となり、学力テスト・適性検査のWEB受検の流れを汲んでいく予定です。
学力テストについては基礎学力の評価をすることが目的とされています。
2.書類選考
各提出物をもとにした書類選考がおこなわれます。
選考基準については非公開ですが、基本に則れば志望動機などの質問に、適切な回答ができていることが条件となるでしょう。
どうして横河電機を志望したのかを、具体的に説明できるよう心がけておきましょう。
当然、ホームページのすべての掲載内容を閲覧しておくことも大切です。
公式ホームページには、企業分析に役立つ情報がたくさん掲載されていますので、事前チェックを忘れずにしておきましょう。
3.面接(複数回)
希望職種ごとの面接が実施されます。
自己PR、学生時代のエピソード、将来やりたいことなどの基本的な質問事項が用意される可能性があり、これらに対する回答を事前に準備しておくことが重要です。
4.人事面談
面接試験の形式としては、最終面接に該当するでしょう。
面接官(人事)との対面となり、結果に関しての通知は、電話にて実施後1週間前後です。
人事面接にて質問される内容も、かなりオーソドックスなところに徹しています。
「志望動機」「学部内での研究内容」「自己PR」などがメインです。
5.内々定
内々定の後の課題の提出や拘束事項はありません。
内定者の属性は、修士卒や理系学部出身者などが目立ちます。
文系学部を一切採用しないわけではないのですが、採用数としては少ない傾向です。
参照ページ
採用大学
横河電機の採用大学実績校は、以下のような内容です。
とても幅広い大学からの採用者を募っています。
国公立や六大学レベルから日東駒専レベルまで、多くの大学出身者を選考している傾向があるようです。
そのため、学歴フィルターは存在しないでしょう。
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、岡山大学、香川大学、神奈川大学、関西大学、学習院大学、九州大学、近畿大学、群馬大学、慶應義塾大学、工学院大学、甲南大学、神戸大学、國學院大學、駒澤大学、埼玉大学、芝浦工業大学、上智大学、成蹊大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東海大学、東京経済大学、東京工科大学、東京電機大学、東京農工大学、東京理科大学、東洋大学、同志社大学、日本大学、法政大学、武蔵大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 |
参照ページ
採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
就職偏差値・難易度
横河電機の場合、業界・業種の特徴上で、学歴フィルターよりも理系学部へのこだわりを持つ傾向が強い企業です。
そのため、就職偏差値や難易度が必然的に高くなったといえるでしょう。
採用倍率は約195倍と想定されます。
東洋経済新聞の「入社が難しい有名企業ランキング」では、178位でランクされていて、全国的にも採用倍率は高いと考えられるでしょう。
以上の内容から判断して、横河電機の新卒採用の特色は以下のような内容が顕著です。
- 日本屈指のメーカーとして世界的に認知されている
- 法令やコンプライアンスの遵守と社会との協調を考えている
- 理数系学部や修士卒からの採用実績が多い
世界的に有名な企業の一つなので、ホワイト企業であることは明白です。
そのため採用難易度が高くなっている懸念があります。
しかし、文系学部だからといって最初から切り捨てるようなことはないでしょう。
まずは、積極的な参加意思表示を、エントリーシートや履歴書の作成にてアピールすることから始めてみましょう。
参照ページ
まとめ
横河電機の就職難易度はかなり高いとされていますが、採用大学一覧でも示すように、全国各地の大学出身者の採用実績があります。
そこから読み取れることは、この企業の理念や考え方に共感し、それなりに対策を考えて臨めば、内定の獲得も不可能ではないことです。
とくにSDGsに関する知識やノウハウは、将来的にも注目され評価の対象になるはずです。
広い意味で社会や世の中へ、自分がどのような貢献ができるのかまで考えて、入念な準備を心がけることが大切になるでしょう。