【例文あり】自己PRで縁の下の力持ちを魅力的に伝える方法と注意点

【例文あり】自己PRで縁の下の力持ちを魅力的に伝える方法と注意点

2024年2月23日更新

はじめに

自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールしたいけど、上手く伝えられない人もいるのではないでしょうか?

誤った伝え方をしてしまうと、マイナスの印象を与える可能性もあるため注意が必要です。

この記事では「自己PRで縁の下の力持ちを魅力的に伝える方法」についてわかりやすく解説しています。

  • 縁の下の力持ちを魅力的に伝えるにはどうすればいいの?
  • 縁の下の力持ちを使った例文が知りたい

といった上記のような疑問を抱く就活生を対象に有益な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

また、業界一覧については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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「縁の下の力持ち」の意味をおさらい

ソファーデスクの上に置かれたMacbook

再確認の意味も込めて「縁の下の力持ち」とはどういった意味なのか、どんな性格の人を指しているのか見ていきましょう。

 

「縁の下の力持ち」とは

縁の下の力持ちとは、他人の見えないところから誰かを支えるために努力や苦労することです。

見えないところで陰ながらサポートしていることが重要です。

縁の下の力持ちと似た言葉は「簀子の下の舞」「内助の功」「名脇役」といったものがあります。

「縁の下の力持ち」の性格は?

縁の下の力持ちといえば「誰かを支える」というイメージを持つ人が多いと思います。

どのような性格や特徴をしているか以下のを見ていきましょう。

  • 他人のために努力や苦労を惜しまない
  • 面倒くさいと思うことも率先してやる
  • よく周りを気にかけている(気が利く)
  • 観察力がある
  • 肩書や評価を気にしない
  • 集団の利益を考える(協調性がある)
  • 人を支えるのが好き(面倒見がいい)
  • 嫉妬心をあまり持たない

会社や集団で働く上で重要な性格・特徴ばかりです。

縁の下の力持ちも十分アピールポイントとなるので、自分の強みを具体的に伝えられるようにしましょう。

自己PRで「縁の下の力持ち」を上手くアピールするコツ

自己PRで「縁の下の力持ち」を上手くアピールするための4つのコツを紹介します。

 

具体的なエピソードを入れる

縁の下の力持ちを上手にアピールするためには「具体的なエピソード」を入れて、伝えることが大切です。

どのような状況でどのような力を発揮したのか伝えることで、採用担当者も入社後にどのように貢献してもらえるかイメージが湧きます。

自分のアピールしたい内容をいかにわかりやすく伝えるかが重要です。

商品を売り込むときでも、商品のスペックや機能、利点をアピールすることと同じです。

部活のマネージャーやボランティア活動などのエピソードがあれば、アピールしやすいでしょう。

 

チームにどれくらい貢献したか伝える

縁の下の力持ちは「陰ながら努力をする」タイプです。

そのため、成果と数字が直接関わりにくい特徴があります。

先ほど紹介した「具体的なエピソードを入れる」というコツを合わせて考えてみましょう。

たとえば野球部のマネージャーでチームを支えていたことをアピールするとします。

具体的な案として「練習の様子や選手の状態をメモ書きしてアドバイスをしながら支えた」というエピソードであれば具体的に何をしたのか伝えられています。

しかし、これだけであれば自身の主観的な考えを強みとして伝えているだけです。

さらに数字を用いて伝えるとすれば「アドバイスをする前はエラーの回数が1試合平均6回でしたが、1回まで抑えることができました」といった内容を付け加えられることで、具体性と数字での貢献度を伝えることが可能です。

「大勢の人」「1万人」といったように数字を用いることで、より相手がイメージしやすく伝えられるのでなるべく数字を用いてエピソードを伝えられるようにしましょう。

 

仕事上で何に役立つのか伝える

採用担当者は自社に役立つ人材を求めています。

そのため「縁の下の力持ち」という自分の強みが仕事上で何に役立つのかを伝えることが大切です。

縁の下の力持ちは、企業の成長を支える存在として大切ですが、近年はリーダーにも「縁の下の力持ち」としての素質が必要となっています。

従来のリーダーはリーダーシップを持ってチームを引っ張っていく存在です。

近年求められるリーダーは、部下をサポートしつつ、集団に奉仕できるリーダーです。

会社はさまざまな考え方を持った従業員が働いています。

人材の多様化が進む現代では、先導するリーダーではなくメンバーに寄り添いながら部下を鼓舞するリーダーが必要です。

「みんなを支えることが得意」というアピールから「リーダーとして支えることが得意」といったアピールに変えるだけも、好印象を与えられるでしょう。

 

PREP法を活用する

縁の下の力持ちを上手にアピールするためには「PREP法」を活用しましょう。

PREP法とは、P「結論」→R「理由」→E「具体例」→P「結論」の順番に文章を構成する方法です。

相手に何かを伝えるためには、先に結論をいうことが重要です。

回りくどい説明をしていると「結局何が言いたいのかわからない」「会話に飽きてしまう」といったデメリットがあります。

エピソードの内容だけでなく書き方も好印象を与えるために必要なので、意識してPREP法を用いて書けるようにしましょう。

PREP法を用いた自己PRの書き方を詳しく知りたい人は「【例文付き】就活に必須のPREP法!ESの自己PRの書き方! | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参照してください。

自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールする例文

自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールする例文をいくつか紹介しますので、参考にしてください。

 

縁の下の力持ちをアピールする例文

6つの例題を見ていきましょう。

 

例文①「部活動のマネージャー」

私は縁の下の力持ちとして部員のサポートをしてきました。

高校時代に野球部のマネージャーをしていた際に、チームが勝つためにチームの弱みを分析してきました。

練習風景や練習試合を分析し、エラーの回数が多いことが原因であると突き止めました。

そこで、エラー削減のために練習メニューを考案し、練習メニューを取り入れてもらうようにしました。

その結果、一試合で平均5回あったエラーを平均1回まで減らすことに成功しました。

以前よりも試合に勝つ回数も増え、チームのモチベーションも向上しました。

この経験を活かし、貴社に就職した際でも企業のために行動し、成果を上げたいと思います。

 

例文②「部活動の部員」

私の強みは、チームのサポート役に徹し、縁の下の力持ちとして貢献できることです。

私は大学4年間、バスケットボール部に所属していました。

大会では惜しくもスタメンに選ばれなかったので、チームの盛り上げ役やサポート役に徹することにしました。

たとえば、チームのモチベーションを高めるために、積極的に部員に声をかけ悩みを聞いたり、鼓舞する言葉をかけたりしました。

またサポート役として、試合の分析や試合後のストレッチも行いました。

その結果、大会ではベスト8まで勝ち上がり過去最高成績を残すことができました。

プレイヤーとして活躍するのではなく、チームを陰ながら支えることで勝利へ貢献できます。自分の強みを知ることができました。

入社後も、自分の立ち位置を理解し、時にはサポート役に徹しながらプロジェクトを円滑に進めるように貢献したいです。

 

例文③「アルバイト」

私の強みは縁の下の力持ちとして、ミスなく仕事を成し遂げることです。

学生時代にコンビニエンスストアでアルバイトをしていた際、一部の商品の発注作業を任せてもらっていました。

発注作業は、天気・曜日・イベントなどさまざまな影響を受け、日々変化しています。

発注作業を任せてもらってからは、天気やイベント、在庫状況などを意識してチェックするようにしました。

不安もありましたが、私が発注してから在庫切れもなく適正在庫を維持することができ助かったとお褒めの言葉もいただきました。

大きな業務に携わったわけではありませんが、その店舗の売り上げに貢献できたことを実感しました。

私はこの経験から入社後も、一つ一つの作業に責任感を持って、貴社に貢献したいと思います。

 

例文④「ボランティア活動」

私の強みは、縁の下の力持ちとして相手の立場になって行動できることです。

私は介護現場でボランティア活動をした経験があります。

介護の現場は、私が想像していたよりもハードな仕事で苦戦することも多くありました。

上手くいかないときは「どうすれば喜んでもらえるだろう」「相手はどう思っているのだろう」と、考えていました。

相手の立場になって考え、行動することで、以前にも増して喜んでもらえ「ありがとう」と言ってもらえる回数も増えました。

こうした経験を活かし、貴社に入社した後も、クライアントの立場になって考え、相手が納得するような改善策を提案したいと思います。

 

例文⑤「ゼミの副リーダー」

私は陰ながらチームを支えられるのが強みです。

大学のゼミで副リーダーとして務め、プレゼン大会でチームを優勝に導くことができました。

副リーダーとして行ったことは、チームの役割分担を決め、円滑に作業が進むようにサポートしたことです。

進捗状況を常にチェックし、遅れているところには私も参加して補いました。

またリーダーが不在のときは、私が指揮を取り、チームに寄り添いながらまとめるようにしました。

その結果、チームの協調性を保ちながら作業を効率よく進めることができ、プレゼン大会で優勝することができました。

この経験から貴社に入社後、表立った仕事ではなくても、献身的にサポートし、業務をこなしていきたいと思います。

 

例文⑥「部活動のキャプテン」

私の強みは、チームに寄り添いながらまとめられることです。

私は高校時代にサッカー部のキャプテンを務めていました。

キャプテンとして大切にしていたことは、ただ引っ張っていくだけではなく、部員に寄り添いながら、チーム全体をまとめることです。

具体的には、部員とのコミュニケーションを増やし悩みを聞いたり、定期的にミーティングをし、部員の意見をまとめてきました。

その結果、チーム全員が仲が良く団結力があり、同じ目標に向かって進めることができました。

今まではベスト16までしか届きませんでしたが、最後の大会では過去最高成績であるベスト4進出まで果たすことができました。

この経験を活かし、貴社に入社した後は、社員に寄り添いながら意見を聞き、まとまった状態で作業が進められるようにしたいと思います。

 

縁の下の力持ちをアピールできていないNG例文

次はNG例文を見ていきましょう。

 

例文①「主体性がない」

私の強みは、縁の下の力持ちとしてサポートする力があることです。

私は高校時代の文化祭で焼肉バーガーの出店をしました。

私のチームは食材の買い出し担当だったので、チームで話し合い安く調達できるお店で食材を買うことに決めました。

実際にいくつかの店舗に行って値段を確認し、安く大量に仕入れることに成功しました。

文化祭では食材が切れることなく、味も好評でトラブルなく終えることができました。

貴社に入社した後も、陰ながらチームを支え、貢献したいと思います。

具体的に何をしたのか書かれているように見えますが、実際に自分がした行動が書かれておらず、自分の強みとしてアピールするには不十分です。

この例だと「みんなで決めたことをしただけ」になってしまいます。

 

例文②「成果がでていない」

私の強みは、縁の下の力持ちとしてチームに貢献できることです。

私は高校時代にサッカー部に所属していました。

ディフェンダーとして誰よりも多く走り、相手チームのチャンスを阻止していました。

後半戦で相手に絶好のチャンスがあり、ここでスライディングすれば退場になってしまいますが、チームの勝利を願いスライディングして退場になりました。

自分は退場になりましたが、チームのために貢献でき、後悔はありません。

この経験を活かし、入社後も自分のためではなくチームのために率先して行動したいと思います。

具体的にチームに貢献していることが書かれていますが、結果どうなったのか成果が書かれていません。

たとえば「自分は退場になったけどその試合には勝てた」、「退場しチームを勝利に導いたことで過去最高成績を残せた」というような成果をアピールできていればさらにいいでしょう。

自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールするときの注意点

カジュアルなオフィスで仕事をする人たち

自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールするときの注意点を見ていきましょう。

 

伝え方を間違えるとネガティブに捉えられる

縁の下の力持ちは、伝え方を間違えるとネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。

陰からサポートするタイプなので、組織の先頭に立ち、みんなを巻き込みながら課題をこなすことができない、と捉えられる可能性があります。

また場合によっては「協調性がない」「個人で活動するのが好き」と思われてしまうこともあるでしょう。

誤解されないためにも「自らサポート役に徹している」「陰ながらチームに協力し貢献している」ことをアピールしましょう。

ネガティブな表現にならないようにするには、ネガティブな面をカバーした上で、自分の強みとして伝えることが大切です。

 

エピソードを複数用いない

部活動では副キャプテン、アルバイトではバイトリーダー、ゼミではみんなのまとめ役、といったように複数のエピソードを用いてはいけません。

縁の下の力持ちとして活躍してきたことはわかりますが、ひとつひとつのエピソードの内容が薄いとよい印象を与えることができません。

そのため、数あるエピソードの中でも一押しの1個を選んで具体的に伝えられるようにしましょう。

また自分の志願している職種に近いエピソードを選ぶとさらにいいでしょう。

たとえば、小売業ならコンビニエンスストアやスーパーマーケットのアルバイト経験などが効果的です。

「縁の下の力持ち」に関するよくある質問

「縁の下の力持ち」に関するよくある質問を見ていきましょう。

 

「縁の下の力持ち」に向いている仕事は?

縁の下の力持ちは、仕事をする上で魅力的な強みと言えるので比較的どの職種にも向いています。

そのような中でもおすすめなのが「バックオフィス系(人事、経理、総務、法務など)」「コンサルティング」「カウンセラー」といった仕事です。

サポートしたり、相手の課題や悩みを聞き解決したりする仕事はとくに向いているといえます。

または介護・福祉・育児など、人を支えるような仕事がいいでしょう。

向いている仕事を探すときは「アドバイスする」「人を支える」といったキーワードから自分に合った仕事を見つけてみましょう。

 

「縁の下の力持ち」を別の言葉に言い換えると?

縁の下の力持ちではアピールしにくいと思った人は、別の言葉に言い換えることもできます。

縁の下の力持ちの言い換え語は以下のようなものがあります。

  • 裏方仕事
  • 汚れ役
  • 陰の立役者
  • 陰の功労者
  • 引き立て役
  • 裏方
  • 名脇役
  • 献身的
  • 地道にコツコツ努力できる
  • 協調性がある
  • 気配りができる
  • サポート力があるなど

言い方を変えるだけで相手の受ける印象も変わります。

「コミュニケーション能力がある」といった強みは、多くの就活生が使うため新鮮味がありません。

しかし、言い換えることで他の就活生と差別化を図ることができます。

縁の下の力持ちを言い換えることで、独自性を持たせることが可能です。

自分のアピールしやすい言葉を選んでアピールしましょう。

まとめ

縁の下の力持ちは、仕事をする上で魅力的な能力なので、積極的にアピールしましょう。

上手にアピールするためには「具体的なエピソードを入れる」「仕事でどのように役立つか伝える」といったことを意識するとさらに効果的です。

本記事で紹介している例文(ダメな例文)を参考にしながら、自分の魅力が伝わる自己PRを目指しましょう。

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