【企業分析】シュナイダーエレクトリックの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年2月21日更新

はじめに

シュナイダーエレクトリックはパリ近郊のリュエイユ=マルメゾンに本社を置く電気機器・産業機器メーカー業界に属する企業です。

日本での本社は東京都港区にあります。

事業としてはデータセンターに関する製品の提供やエネルギー変換に利用されるハードウェア・ソフトウェアの提供などをおこなっています。

また、本事業だけでなく、サステナビリティにも力を入れていることが特徴的です。

今回はそんなシュナイダーエレクトリックの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

この記事では株式会社シュナイダーエレクトリックへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。

  • シュナイダーエレクトリックの仕事内容が気になる
  • シュナイダーエレクトリックの就職難易度を知りたい
  • シュナイダーエレクトリックの選考対策として何をすれば良いかわからない

また、電気機器・産業機器メーカー以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、シュナイダーエレクトリックの就職難易度はかなり高いと言えます。

大規模なグループの1企業であることや、経営の安定性から就職難易度が高くなっています。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、かなりの努力が必要といえるでしょう。

しかし、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

シュナイダーエレクトリックについて

シュナイダーエレクトリック

出典元

Facebook|schneider Electric|Minato-ku Tokyo

会社概要

シュナイダーエレクトリック株式会社は、エネルギーマネジメントとオートメーションの分野で世界をリードする企業です。住宅、ビル、データセンター、インフラ、産業など、さまざまな分野で、お客様のエネルギー効率と持続可能性の向上、生産性の向上、安全性とセキュリティの強化を支援しています。

強みとしては下記の4つを持っています。

  • グローバルな規模: 世界100カ国以上で事業展開しており、豊富な経験とノウハウを有しています。
  • 幅広い製品・サービス: エネルギーマネジメントとオートメーションの分野で、幅広い製品とサービスを提供しています。
  • 革新的な技術: 常に新しい技術を開発し、お客様に最適なソリューションを提供しています。
  • 持続可能性へのコミットメント: 持続可能な社会の実現に向け、積極的に取り組んでいます。

2022年の売上高は342億ユーロ、世界中を合わせた従業員数は約150,000人となっています。

180年を超える歴史と実績から評価され続けている企業です。

さらに、シュナイダーエレクトリックはサステナビリティにも力を入れています。

そして、その活動が認められ、世界で最も持続可能な100社ランキングで世界1位になるほど評価されています。

また、世界中の工学専攻の学生が選ぶ最も魅力的な就職先トップ25に選出されるなど就活生からの人気も非常に高いです。

参照ページ

シュナイダーエレクトリック株式会社|公式ホームページ

シュナイダーエレクトリック株式会社|会社概要

各事業別の売上規模

シュナイダーエレクトリック株式会社では各事業別の売上規模が公開されていませんでした。

各事業セグメントの解説

シュナイダーエレクトリックの主な事業セグメントは以下の通りです。

事業部門活動内容
インダストリー事業「Pro-face」ブランドのHMIをはじめとした、生産現場の各種設備や装置を自動化・最適化するさまざまなソリューションを提供

プログラマブル表示器(HMI)の開発、製造、販売

産業用警報・信号・表示灯の開発、製造、販売

シュナイダーエレクトリックの幅広いオートメーション製品群の販売、およびソリューションの提案

エナジー事業グローバルに展開する受配電機器および保護・制御監視設備の製造・サービス拠点を活用したあらゆる地域に高い信頼性の機器を提供
デジタルエナジー事業電力オートメーション

ビルディングオートメーション

フィールドサービス事業従来の保守に加え、モダナイゼーション、デジタルサービス
エナジーサステナビリティサービス事業脱炭素化戦略、グリーン電源調達、エネルギー使用効率化

 

とくに、下記の3つは今後、積極的に投資し、拡大し続けることを公表しています。

参照ページ

シュナイダーエレクトリック|会社概要

シュナイダーエレクトリックで働いている社員は?

次に、シュナイダーエレクトリックで働いている社員を確認していきましょう。

将来、同僚となる人を確認することで、自分に組織が合っているのかを知ることができます。

平均勤続年数は?

シュナイダーエレクトリックの平均勤続年数は15年です。

電気機器・産業機器メーカー業の平均勤続年数は12. 4年であることから、業界平均よりも社員の出入りが少ない職場といえるでしょう。

なお、電気機器業界の平均勤続年数ランキングは下記のとおりです。

平均勤続年数が就活の軸の1つである方は、ぜひご確認ください。

  • ジーエス・ユアサ コーポレーション:27.2年
  • マクセルホールディングス:24.9年
  • 富士通フロンテック:24.4年
  • 松尾電機:24.1年
  • 大真空:23.6年
  • 北陸電機工業:23.5年
  • ホシデン:23.2年
  • 新光電機工業:23.0年
  • トミタ電機:23.0年
  • パナソニック:22.8年

参照ページ

年収ランキング|電気機器業界で平均勤続年数が長い企業ランキング1位~244位の会社一覧【2024年最新版】

平均年収は?

2022年度のシュナイダーエレクトリックの平均年収は、631万円でした。

全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

また、同じ「電気機器・産業機器メーカー業界」の上場企業の平均年収は663万円でした。

ここから、シュナイダーエレクトリックの平均年収は標準的と言えます。

なお、電気機器メーカー業界の平均年収ランキングは下記のようになっています。

年収が就活軸の1つである方は、こちらも合わせてご確認ください。

  • キーエンス:2,110万円
  • ファナック:1,264万円
  • 東京エレクトロン:1,272万円
  • マクセルホールディングス:1,152万円
  • ユニデンホールディングス:1,152万円
  • レーザーテック:1,136万円
  • ソニー:1,050万円
  • アドバンテスト:1,019万円
  • アクセル:1,010万円
  • ジーエス・ユアサ コーポレーション:1,009万円

参照ページ

収1,000万円を狙えるおすすめ企業図鑑|電機業界(電気機器業界)上場246社平均年収ランキング~1位はキーエンス年収2110万円、2位はファナック年収1364万円

平均残業時間は?

シュナイダーエレクトリックの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり15時間程度でした。

電気機器・産業機器メーカー業で働く従業員の平均残業時間は28.6時間のため、業界内では平均よりも少ない残業時間といえます。

ただし、部署や職種によって残業時間は上下する可能性が高いです。

平均ボーナス額は?

インターネット上の情報だけでは分かりませんでした。

しかし、シュナイダーエレクトリックの平均年収から、シュナイダーエレクトリックの平均ボーナス額は100万円程度と推測できます。

理由は、国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%だからです。

あくまで参考程度にしておいてください。

また、シュナイダーエレクトリックは年に4回ボーナスが支給されます。

どんな文化なの?

シュナイダーエレクトリックの文化に関して下記のようなものが見られます。

  • 外資系の風土(実力主義)
  • 人の入れ替わりが多い
  • 細かいプロセスよりも実益を重視
  • 本国のフランスからの派遣が多い
  • 明るい雰囲気
  • 新しいことにチャレンジする環境が整っている

また、下記の文言から多様性を重要視していることが分かります。

  • 私達は、世界で最も多様性および包容性があり、かつ公平な企業になりたいと考えています
  • 私達は、違いを尊重し、すべての人を歓迎します
  • 私達は、すべての人にとって平等な機会を提供します

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

シュナイダーエレクトリック 年間売上高

競争が激しい電気機器・産業機器メーカー業界の中でのシュナイダーエレクトリックの立ち位置をご紹介します。

他社と比較してみても、シュナイダーエレクトリックはトップクラスの企業だということがわかります。

理由として以下の要因があると考えています。

  • 世界100か国以上でのグローバル展開
  • USPでトップのシェアを誇っている
  • 世界で最も持続可能な100社ランキングで世界1位など第三者から高い評価を受けている

以上の要素によりシュナイダーエレクトリックは電気機器・産業機器メーカー業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高(2022年)平均年収就職偏差値・難易度社風
シュナイダーエレクトリック290億ユーロ

(約4兆5,300億円)

631万円55常に新しいアイデアを探求し、革新的な製品やサービスを提供
ABB69億ユーロ

(約1兆6,000億円)

815万円56 チームワークを大切にし、協力して目標を達成
シーメンス778億ユーロ

(約10兆5,000億円)

809万円61 新しいアイデアを受け入れ、変化を恐れない
三菱電機8,360億円827万円56チャレンジ:常に新しいことに挑戦し、革新的な製品やサービスを提供

*誠実: 誠実な態度で仕事に取り組み、信頼関係を築く

協調:チームワークを大切にし、協力して目標を達成

公正: 公正な判断で仕事に取り組む

責任:自分の仕事に責任を持つ

 

しかし、今回の結果では就職偏差値がもっとも低い結果となっています。

ただし、平均年収を重視する方は他社のほうが適しているかもしれません。

まずは自己分析などから自分は何を重視しているのかを明確にし、そこから合っている企業を探していきましょう。

シュナイダーエレクトリックの新卒募集要項について

以下にシュナイダーエレクトリックの新卒募集要項についてまとめました。

自分の考えているキャリアパスと照らし合わせながらご確認ください。

賞与や福利厚生は共通となっています。

各項目詳細
職種総合職(営業・マーケティング・コンサルタント・エンジニア)

業務内容:主要事業部の複数部署にて各職種をローテーション形式

給与33万円

固定残業代35,000円含む

賞与年1回

業績変動賞与

福利厚生各種保険

交通費

退職金制度

従業員持ち株制度

世界共通アワードプログラム

勤務地東京オフィス:東京都港区芝浦2丁目15番6号オアーゼ芝浦MJビル

大阪オフィス:大阪市中央区北浜4-4-9

 

各項目詳細
職種サステナビリティ コンサルタント職

業務内容:クライアントとパートナーシップを組み、持続可能なエネルギーと資源管理戦略の策定を支援

給与33万円

固定残業代35,000円含む

 

各項目詳細
職種ビジネスリーダー早期育成新卒プログラム

業務内容:主要事業部の複数部署にて各職種をローテーション形式

給与34万円

固定残業代35,000円を含む

 

求める人材

シュナイダーエレクトリック 求める人材

シュナイダーエレクトリックでは求める人材として下記のものを公表しています。

  • モノづくり、ITサービス、サステナビリティ、エネルギーマネジメント、産業オートメーション、DX等に関心があること
  • 技術系キャリアを積みつつ、グローバル規模で仕事をしたい、または技術系以外の職種(営業・マーケティング)にも積極的に関心を持つ方
  • ビジネスリーダーとして早期に、貪欲に、そして謙虚に、成長していきたいという強い意欲をお持ちであること

以上の3つはシュナイダーエレクトリックの採用メッセージの「世界規模の課題解決に挑戦してみませんか?」につながっていきます。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。

新卒採用のフロー

シュナイダーエレクトリックの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。

①説明会もしくはインターンへの参加

まずは、説明会もしくはインターンへ参加します。

インターンは選考優遇もあるため、積極的に参加していきましょう。

②面接

本プロセスでは人事の方と1対1で面接を進めていきます。

雰囲気は和やかであったと感じている人が多いです。

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

③グループワーク

グループワークでは他の就活生と共に共通の課題の解決に取り組んでいきます。

内容は公表してはいけないため分かりませんが、グループワークの練習はしておいたほうが良いでしょう。

グループワークのコツについては、下記の記事をぜひご確認ください。

就活生必見!グループワーク成功の秘訣と乗り切り方のコツとは?!

【就活のグループワーク】例題をもとに立ち回り方や役割を解説

④プレゼンテーション

最後にプレゼンテーションがあります。

事前に課題が出され、それに対する回答を準備する形となっています。

プレゼンテーションは課題が分かった時点で準備を始め、穴がなく完璧になることを目指していきましょう。

⑤内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

採用大学

シュナイダーエレクトリックの採用大学については不明でした。

しかし、就活難易度が高いことから一定の学歴フィルターは設けられている可能性があります。

しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、シュナイダーエレクトリックの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度はかなり高いといえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。

  • グローバル企業である
  • 世界中の工学専攻の学生が選ぶ最も魅力的な就職先トップ25に選出されている
  • 初任給が水準よりも高い

よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。

しっかりと対策を行い内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

参照ページ

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

まとめ

シュナイダーエレクトリックは、電気機器・産業機器メーカー業界に属する企業であり、データセンターに関する製品の提供やエネルギー変換に利用されるハードウェア・ソフトウェアの提供などをおこなっています。

シュナイダーエレクトリックは電気機器・産業機器メーカー業界の中でもレベルが高い企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。

対策をしっかり行って選考に望んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね

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