【企業研究】日立システムズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】日立システムズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024年8月15日更新

はじめに

日立システムズは東京都品川区に本社を置くグループウェア開発企業です。

日立グループにおける情報通信事業分野の中核企業として、運用・保守、システムの導入、コンサルティングから設計・構築、導入まで幅広い規模・業種に向けたシステムソリューションを行っています。

今回はそんな日立システムズの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

この記事では日立システムズへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。

  •     日立システムズの仕事内容が気になる
  •     日立システムズの就職難易度を知りたい
  •     日立システムズの選考対策として何をすれば良いかわからない

 また、ソフトウェア開発に関する業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧 

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、日立システムズの就職難易度は、平均よりも少し高めと考えています。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度よりも少し上回っているといえるでしょう。

ですが、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。

選考対策として、データセンターと呼ばれるデジタル化により変革するビジネスを高信頼のサービスでグローバルに支援しているほか、全国約300拠点から、エンジニアがすぐに駆けつけるサポートも展開。

協働ロボットや太陽光発電設備などITにとどまらないサービスも提供するなど、お客様ファーストのサポートを多数展開していますので、応募する前に必ずチェックするべきでしょう。

また職種としては、メーカー系システムインテグレーターとして最大手と言われる事業を展開しています。

運用開発をはじめ、24時間365日体制でお客様への密なサポートを行う独自のサポート体制システムも整っており、お客様のビジネスが変革を行う際に強い力となっているのが特徴です。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

日立システムズについて

出典Hitachi Systems HQ – 日立システムズ – Wikipedia

会社概要

日立システムズは、システム構築事業、システム運用・監視・保守事業、ネットワークサービス事業、情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発を行う企業です。

日立グループの情報通信分野の中核を担い、メーカー系システムインテグレーターでは業界最大手として知られています。

参照ページ

会社概要:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

日立システムズの強み:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

各事業別の売上規模

日立システムズの2022年度の3月期連結売上は、523,266百万円です。

2022年度3月期におけるクラウド関連ビジネスなどそれぞれの個別売上に関しても順に見ていきましょう。 

  •     システム運用事業: 全体売上の46.6%を占めており、サービス、プラットフォーム事業、ITサービス、フロント事業に至るまで幅広く展開。安定した事業が展開されています。
  •   システム構築事業: 全体売上の37.4%を占めている、運用事業と同じく日立システムズを代表する事業の1つです。、日立システムズのDX事業であるグローバルDX市場は今後も発展の兆しがあります。
  •   ファシリティサービス事業: 全体売上の14%を占めています。日立システムズの誇る未来に向けた取り組みの1つ、ビジネスモデルの長期化が進んでおり、グリーンモビリティ市場は今後も拡大を遂げるでしょう。

参照ページ

会社概要:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

日立 統合報告書 2023(2023年3月期) (hitachi.co.jp) 

各事業セグメントの解説

日立システムズの主な事業セグメントは以下の通りです。 

事業部門活動内容
データセンターデジタル化により変革するビジネスを高信頼のサービスでグローバルに支援。パートナーとも連携し、マルチクラウドに対応したサービスも提供。
運用・監視センターお客さまのシステムやネットワーク、セキュリティを24時間365日体制で運用・監視。
コンタクトセンター幅広い機器・設備のヘルプデスクからBPOまで、24時間365日体制で全国のお客さまをサポート。
サービス拠点(保守・工事)全国約300拠点から、エンジニアがすぐさまお客さまの元に駆けつけるサポート体制。

協働ロボットや太陽光発電設備などITにとどまらないサービスも提供。

日立システムズはデジタルツールの開発・運用・システムサポート事業を展開しており、お客様へのサポート体制も充実しています。

50年以上にわたり、全国各地で多様な業務システムの構築、運用・保守を手掛け、24時間365日体制でお客さまを支える多彩なサービスインフラを作りあげているのが特徴です。

顧客サポートも充実しており、新時代を担う技術力を提供し続ける企業として知られています。

参照ページ:

日立システムズの強み:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

日立システムズで働いている社員は?

平均勤続年数は?

日立システムズの平均勤続年数は21.5年です。

定年まで勤める人材も非常に多く、女性社員の役職率も41.5%を記録しています。

平均年収は?

2023年度の日立システムズの平均年収は、607万円でした。全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

勤続年数が続き年代が上がるほど平均年収が高まる傾向にあり、700万円を越える世代も少なくありません。 

平均残業時間は?

日立システムズの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり24.2 時間です。

IT企業の平均残業時間は20時間以上であることから、業界平均とそこまで変わりがありません。

ただし残業時間は所属する部署によっても多少前後し、短時間勤務にも対応していますので一概には判断出来ない傾向にあります。

平均ボーナス額は?

日立システムズの年間ボーナスの平均額は80万~400万円です。

情報通信業の年間ボーナスが102万円であることから、基本的には平均的な金額ですが、勤続年数が上がるほどボーナス支給額も増える傾向にあります。

どんな文化なの?

日立システムズは企業理念として「真に豊かな社会の実現に貢献する」を掲げています。

様々な業種の課題解決で培った業務知識やノウハウを持つ人財に・サービスインフラを活用したデジタライゼーションサービスと、デジタル技術を活用したLumada、パートナーと連携した独自のサービスによりお客さまのデジタル変革を徹底的にサポートしています。

社会課題を解決するだけでなく、社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献し、人々のQuality of Lifeの向上とお客さまの価値向上を支援し、情報通信事業分野の中核企業として幅広い規模・業種に向けたシステムソリューションを行う企業です。

参照ページ

数字で知る日立システムズ:特徴を知る:新卒採用情報:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

日立システムズの年収・給与|ライトハウス (en-hyouban.com)

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

競争が激しいIT企業の中での日立システムズの立ち位置をご紹介します。

売上高を参照し他社と比較してみても、日立システムズはトップクラスの企業だということがわかります。理由として以下の要因があると考えています。

  1. 24時間365日のサポート体制:日立システムズでは独自体制を作りあげた結果、24時間365日のサポート体制を整えることに成功しています。
  2. 顧客ニーズに沿ったサービスシステムの提供:顧客ニーズに沿ったシステムの構築・運用・開発サポートを行い、企業の変革を強くサポートする技術力がある企業です。 

以上の要素により日立システムズはシステム運用、開発、サポートを行うIT系企業の中でも安定した売上高を生み出していると考えられます。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。 

会社名売上高(2022年)平均年収就職偏差値・難易度社風
日立システムズ523,266百万円607万円65多様な社会を受け入れる社風
両備システム38,220百万円454万円52社会正義、お客様第一、社員の幸せ
ラクス20,220百万円620万円53IT技術者支援を手がける社風
コムチュア24,985百万円600万円53個々の意志を大切にする社風

日立システムズの新卒募集要項について

以下に日立システムズの新卒募集要項についてまとめました。

25年卒では、基本給大学院卒 251,000円、大学卒 227,000円に加え、通勤手当、時間外手当、子ども・介護等支援手当他、昇給は年に1回、賞与は年2回(6月・12月)あります。 

勤務地は本社(東京都品川区)のほか、全国の支社、支店、営業所(海外含む)など、職種によって勤務地が異なるのも特徴です。

完全週休2日制(土日)はもちろん、リフレッシュ休暇など各種休暇も充実しており、必要に応じて休日を取りやすいでしょう。 

各項目詳細
 職種システム構築事業

システム運用・監視・保守事業

ネットワークサービス事業

情報関連機器・ソフトウェアの販売と開発

給与(2022年初任給実績)勤務地:本社(東京都品川区)ほか、全国の支社、支店、営業所(海外含む)

大学院卒 251,000円、大学卒 227,000円

賞与年2回(6月・12月)
諸手当社会保険完備、財形貯蓄、各種団体保険、

各種健康診断、独身寮、保養所・全国宿泊施設補助金、テーマパーク・映画館チケット補助、各種同好会 ほか

勤務時間9:00~17:30/内休憩45分(フレックスタイム制度有)

 

求める人材

日立システムズでは求める人材として下記のものを公表しています。

1. 的確に察知して理解し行動に移せる人材

お客様の希望に合わせたサービス提供を行うためにも、顧客ニーズを正確に理解して、希望に添ったサポートを行います。

2. 共に創るを大切にできる人材

多岐に渡るICT技術やノウハウを上手に活用し、お客様に歩み寄った結果、   お客様と共に創り上げることが可能な人材を求めています。

日立システムズでは学歴経験不問で募集をかけています。

高等専門学校または、大学学部・修士・博士課程を2024年3月末までに卒業(修了)見込みの方、 および既に卒業された方で新規卒業予定者と同等の枠組みでの採用を希望される方であれば応募可能です。

新卒採用のフロー

就活スーツの男性 会社訪問イメージ

日立システムズの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。

一次選考、二次選考、最終選考の全3つのフェーズで選考が行われますが、それぞれ対策内容が異なるのでチェックしておきましょう。

学歴不問で応募可能だからこそ、お客様に寄り添った対応をできる人材かが細かく判断されるため、1つ1つの選考が時間をかけて行われます。

選考対策として、企業の大切にしていることが問われるだけではなく、将来的にどのように成長し、企業に貢献していきたいかが問われる場面もあるため、前向きさをアピールすることが大切です。

  ENTRY & LOGINボタンよりエントリー

まずは日立システムズの公式ホームページから、エントリーをします。

マイページへの登録(無料)が必要になりますので、名前や住所、連絡先などを間違えないように記載しましょう。 

  説明会参加&職種別選考

エントリー後説明会に参加します。

日程がいくつかありますので、都合の良い日程に合わせて申込み、説明会に参加して下さい。 

  説明会に参加後、職種別選考が行われます。

 案内に沿って選考に進みましょう。

 選択職種はコンサルティング営業 / システムエンジニアのどちらかで選択の上で 選考に入ります。

 日立システムズの採用はオープン&フェアがコンセプトで、

 学校名は一切関係なく、すべての学生に「求める人財像」と「選考プロセス」を 明確に平等に開示しています。

  1次選考 適性検査

 まずは日立システムズに業務する上でマッチするかどうかの適性検査です。

 適性検査では簡単な診断が行われますので、素直に質問に答えましょう。

2次選考 個人面接

 1次選考通過者は、その後二次選考の個人面接へと進みます。

 個人面接では複数人の面接官、または面接官1人とのマンツーマン形式で面接が行われるのが特徴です。

他の先行者との兼ね合いを考える事無く面接に臨めます。

こちらの個人面接では、下記のような質問が行われる傾向にあります。

  • 志望動機
  • 特技
  • 学生時代を振り返り力を入れたと思うこと
  • チームで協力して行ったこと(関わった人数や何に取り組んだか、何を成し遂げたかなど)
  • 研究内容

志望動機よりも学生時代を振り返って頑張ったことや現在頑張っている事に関して聞かれる傾向にあるため、準備しておくといいでしょう。

⑤最終選考 個人面接

 2次選考通過後、最終面接が行われます。

 最終面接では人事担当と現場担当1人ずつなど、複数人による面接が行われる傾向 にあります。

 二次選考で話した内容の深掘りが行われたり、今までの経験を通じて今後頑張り たいと考えていることなどを面接で聞かれる傾向にあるでしょう。

 また前日に事前課題が提示され、課題を発表する場面もあります。

 事前課題の内容はそのときによってまちまちですが、学生時代に頑張ったことに 関しての詳細説明などを行うケースも多いです。

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ

  内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

参照ページ株式会社日立システムズ MY PAGE (i-webs.jp)

採用大学

日立システムズの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されています。

<大学院(文系)>

一橋大学  立教大学 立命館大学 京都工芸繊維大学  静岡大学 東京理科大学  筑波大学 東北大学 北海道大学 名古屋大学 明治大学

<大学>

明治大学 関西大学 関西学院大学 早稲田大学 学習院大学 駒沢大学 日本大学 青山学院大学 中央大学 同志社大学 明治学院大学 立教大学 横浜国立大学 横浜市立大学 岡山大学 学習院女子大学 

日立システムズは学歴フィルターは一切ありません。

学歴経験不問で募集をかけているため、高校卒業学歴でも問題なく応募できます。

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、日立システムズの就職偏差値・難易度を見てみましょう。結論としては、偏差値・難易度は標準的といえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。

・採用フローとして特別なステップがない

・採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりない

・給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない 

よって、頻出質問である「なぜ自分はこの会社を希望しているのか」という部分や「自己PR」など基本的な事項をしっかり対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。しっかりと対策を行い内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

参照ページ

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!

「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

この機会にぜひチェックしてください。
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まとめ

日立システムズは、システム運用や開発、顧客サポートまで幅広いニーズに対応しています。

選考時には学生時代に力を入れたことに関して発表するケースや、現在頑張っている事について発表するケースが多いため、事前に準備しておくと慌てずに済むでしょう。

日立システムズは学歴重視をする企業ではなく学歴不問で募集がかけられているので、全員に等しくチャンスがあります。対策をしっかり行って選考に望んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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