マイキャリアボックスの写真はどのようなものがおすすめ?
2024年8月15日更新
はじめに
マイキャリアボックスはエントリーシート作成・提出ツールであり、就活を効率的に進めることができるようになるものです。
そして、マイキャリアボックスでは写真掲載が求められる部分があります。
では、マイキャリアボックスに掲載する写真はどのようなものが良いのでしょうか。
ここではマイキャリアボックスの概要や写真の注意点についてご紹介しています。マイキャリアボックスの利用をご検討中の方は、ぜひご確認ください。
本記事では下記のようなことを知ることができます。
- マイキャリアボックスの概要を知りたい
- マイキャリアボックスに載せる適した写真を知りたい
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マイキャリアボックスとは
出典元 マイキャリアボックス
そもそも、マイキャリアボックスとはどのようなサービスでしょうか。
まず評判を確認する前に、マイキャリアボックスの概要や運営会社、登録している企業の例を確認しておきましょう。
マイキャリアボックスの概要
マイキャリアボックスはエントリーシートや研究概要書をWeb上で作成・提出できるサービスです。作成したものは各企業で使いまわすことができます。
就職は多くの企業を同時に受け、進めていくものです。そこで、マイキャリアボックスを利用することで時間の短縮につながり、就活をより効率的に進めることができるようになります。
実際に、マイキャリアボックスを利用した人の75%が書類作成の時間を削減できたと回答しています。
基本料金は無料であるため、とりあえず登録しておくのもおすすめです。
参照ページ
マイキャリアボックスの運営会社
マイキャリアボックスの運営会社は株式会社マイナビです。株式数マイナビの基本情報は下記のとおりです。
会社名 | 株式会社マイナビ |
設立年月 | 1973年8⽉15⽇ |
従業員数 | 約9,800名(2019年10月1日時点) |
売上高 | 1,510億円(2019年9月期) |
事業内容 | ⼈材情報メディア、⼈材サービス⼤⼿ ライフスタイルに関わる幅広い情報サイト |
企業理念 | 一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。 |
引用ページ
登録企業例
マイキャリアボックスは複数の企業に同じエントリーシートを提出できるものですが、その企業が少ないとあまり効果を発揮しません。
一方、マイキャリアボックスは運営会社がマイナビということもあり、非常に多くの企業が登録しています。
具体的には、マイナビ2025でマイキャリアボックスで提出可の企業は2024年1月時点で1,862社ありました。具体的な企業例は下記のとおりです。
- 紀伊國屋書店
- ENEOSウイング
- エムケイグループ
- 三菱ロジスネクスト
- 東レグループ
- 大樹生命保険
- SCSKサービスウェア
- 大和ライフネクスト
- トヨタモビリティパーツ
マイキャリアボックスを利用するメリット
マイキャリアボックスを利用すると下記のようなメリットがあります。
これらのメリットが自分に当てはまっていると感じた場合は積極的に利用していきましょう。
メリット①共通フォーマットでエントリーシートを提出できる
マイキャリアボックスは共通フォーマットが用意されており、そちらを一度作成すると同じエントリーシートで企業に提出できます。
エントリーシートの作成に時間がかかってしまう方にとっては時間削減の面で非常にメリットです。
ただし、企業によっては共通フォーマットに追加で質問が用意されていることがあります。それであっても共通部は作成しなおす必要がないため、マイナビを利用していくのであればマイキャリアボックスのエントリーシートは作成しておきましょう。
メリット②複数の企業とのやりとりを一元化できる
マイキャリアボックスでは企業から届いたメッセージや提出状況などをマイキャリアボックスのマイページ上で確認することができます。
ここから煩雑になりやすいスケジュールを一元管理することが可能です。
また、マイキャリアボックスでは企業からの提出リクエストをまとめて確認することができます。
そのため、提出漏れを防止することができます。提出漏れに不安がある場合は登録しておきましょう。
メリット③提出アラート機能
マイキャリアボックスでは提出期限を過ぎていないかを確認できる提出アラート機能が搭載されています。
そのため、提出期限を過ぎてしまうというミスを防止することができます。
また、提出アラート機能は企業ごとに設定することが可能です。
そのため、提出期限が異なる複数の企業のエントリーシートを管理する際にも便利です。
マイキャリアボックスの使い方
マイキャリアボックスは下記のような流れで利用していきます。
①基本情報の登録
まずはマイキャリアボックスに基本情報を登録していきます。基本上は後述していますので、登録をご検討中の方はぜひそちらもご確認ください。
マイキャリアボックスのHP上では5〜10分程度で完了するとあるため、時間もそれほどかかりません。
②提出物の準備
基本情報の登録後には提出物の準備をおこないます。この提出物とはエントリーシートや自己PRなどであり、自分を伝えるための大切な材料になります。
③提出リクエストを受ける
基本情報と提出物の準備後には企業からの提出リクエストを受けます。
提出リクエストを受けるためにはマイナビ上でのエントリーなどが必要です。
また、企業独自の設問があるかどうかも必ず確認するようにしておきましょう。
④提出物の送信
提出リクエストの内容を確認し、準備が完了したのちに提出物を送信します。
提出物の送信はWeb上で簡潔するため、比較的手間をかけずに完了させることが可能です。
登録項目
マイキャリアボックスを利用するためには下記のような情報を登録します。
基本的な情報ではありますが、他の就活生と差を付けるためにブラッシュアップし続けましょう。
氏名や年齢など
まずは氏名や年齢などを登録します。間違って登録してしまわないように注意して入力していきましょう。
学歴・職歴
次に学歴や職歴を入力します。新卒入社の場合は学歴を入力していきます。
氏名や年齢などと同様に入力内容に間違いがないように注意しておきましょう。
とくに、学科名などは間違えてしまわないように注意が必要です。
保有・語学スキル
3つ目には保有・語学するスキルを入力します。
とくに、何らかの資格を保有している場合は他の就活生と差を付けることが可能です。
就活生におすすめされる資格には下記のようなものが挙げられます。
- TOEIC
- 英検
- 簿記検定
- ITパスポート
- MOS
力を入れた学業
次に力を入れた学業を入力していきます。大学・大学院でどのような分野の学業に力を入れてきたのかを考えておきましょう。
また、単に力を入れたことを入力するだけでなく、そもそもなぜ力を入れてきたのかも入力することが重要です。
さらに、その分野が一般的な者でない場合は、どのような分野であるのかを端的に伝える事も意識しなければなりません。
所属ゼミ・研究室
所属ゼミ・研究室も入力していきます。
そのゼミ・研究室ではどのような内容をおこなってきたのかを入力していきましょう。
自己PR
自己PRでは学業以外に力を入れたことなどを入力していきます。
自己PRは自由に入力できる項目であり、自分らしさをもっとも伝えられる場所です。
自分の何を伝えたいのか、もしくは何を伝えれば好印象を持ってくれるのかを考えることが重要になります。
自己PRは納得いくまで周囲の力も借りながら徹底的にブラッシュアップしていきましょう。
趣味・特技
マイキャリアボックスには趣味・特技を入力する欄もあります。
趣味・特技は面接でのアイスブレイクなどに用いられることが多いです。
また、趣味・特技が業務に直結する場合はそのまま有利になる場合もあります。
研究概要(理系)
理系の場合は研究概要も入力する必要があります。
研究概要は専門外の方にはなかなか伝わりにくいことが多いです。
学会などで研究発表をしている方が多いでしょうが、それよりももっとも一般的に伝わるような内容を考えておきましょう。
伝わるかどうかは研究室外の友人などに確認してもらうことがおすすめです。
エントリーシートに掲載する写真の注意点
エントリーシートで写真を求められることは少なくありませんが、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ここで注意点について確認しておき、写真で自分をアピールしましょう。
注意点①サイズを規定のものにする
エントリーシートに掲載する写真のサイズは企業によって指定されている場合があります。指定されている場合は必ず指定されたサイズの写真を用意しましょう。
また、システムの都合上で容量に制限がある場合も意識してください。
写真の解像度も重要です。解像度が低い写真はぼやけていたり、画質が粗かったりするため採用担当者に良い印象を与えることができません。
写真の解像度は一般的に300dpi以上が推奨されています。
300dpi以上であれば採用担当者に鮮明な写真を見てもらうことができるでしょう。
注意点②良い画質の写真を選ぶ
エントリーシートに掲載する写真は採用担当者に自分の印象を与える重要なものです。
そのため、良い画質の写真を選ぶことが大切です。
具体的には以下のポイントに注意しましょう。
- 背景が明るく、顔がはっきりと写っている写真
- 余計なものが写っていない写真
- ピントが合っていて歪みが少ない写真
専用のカメラなど特別なものである必要はありませんが、スマホで取った写真のなかでも比較的きれいに映っているものを選択しましょう。
注意点③内容に沿った写真を選択する
エントリーシートに掲載する写真は内容に沿ったものを選ぶことも大切です。
例えば、自己PRの欄で「明るくコミュニケーション能力が高い」とアピールする場合は、笑顔で、周囲の人々と接している写真を選ぶと良いでしょう。
また、志望する企業の雰囲気に合った写真を選ぶことも大切です。
例えば、外資系企業を志望する場合はスーツを着て清潔感のある写真を選ぶと良いでしょう。
写真はエントリーシートの第一印象を左右する重要なものです。
これらの注意点を押さえて良い写真をお選びください。
注意点④極端な加工は避ける
極端に加工している写真であると就活の場として相応しくないと感じる方も少なくありません。
例えば、プリクラの写真などは不適切と感じる方が多いです。
あくまでもノーマルカメラで撮影した普通の写真であるものを選んでいきましょう。
注意点⑤マイナスイメージを持たれやすいものを避ける
就活の写真においては下記のようなものはマイナスイメージを持たれることが多いです。
- ギャンブル
- 喫煙・飲酒
これらが趣味の場合でも就活においては避けることをお勧めいたします。
もちろん、これらに関わる会社であればマイナスイメージでない可能性もあります。
時と場合によって適切なものをご選択ください。
注意点⑥できるだけ表情の映っているものにする
マスクなどをして写真撮影することが多いですが、表情が分かるものであるとより印象に残る可能性があります。
ただし、必ず顔が映っていなければならないというわけではなく、あくまでもより良くなるためのアドバイスとなっています。
注意点⑦他人が写っている場合は掲載の許可を取る
写真には肖像権が発生するため、他人が写っている場合はその人に許可を取る、もしくはモザイク処理をおこないましょう。
また、バイト先などの写真を利用する場合はバイト先に許可を取ることが必要です。
後々にトラブルとなると就活が滞ってしまうため、必ず事前にご確認ください。
マイキャリアボックスでの写真の掲載場所
マイキャリアボックスでは下記の4点で写真掲載が求められます。
基本情報の写真
まずは基本情報の写真です。基本情報であるため、履歴書に貼る写真と同様にしている方が多いです。
証明写真を取っている場合はそちらを登録していきましょう。
自己PR
自己PRの写真は内容に沿ったものを選ぶことが必要です。
自己PRの内容に沿った写真がないかを探していきましょう。
ない場合は新しく撮影しても問題ありません。就活生がよく利用する自己PRとしては下記のようなものがあります。
- リーダーシップ
- コミュニケーション能力
- 積極性
- 努力家
- 責任感
- 課題解決能力
- 分析力
- 企画力
- プレゼンテーション能力
例えば、リーダーシップであれば集団の中心にいる写真、企画力やプレゼンテーション能力であればプレゼン中の写真などがおすすめです。
学生時代の取り組み
学生時代の取り組みは自己PRと同様に内容に沿ったものを選択する必要があります。
写真を見てから内容を見る場合もあるため、写真だけで何をしているのかが伝わるとベストです。
研究概要
研究概要の写真は全部で10枚添付することができます。
研究中の自分の写真や使用している器具、学会で発表している姿など研究に取り組んでいることが分かる写真を掲載していきましょう。
ただし、数式は写真で掲載する必要があるため、研究内容を伝える際に数式がたくさん出てくる場合は自分を伝える写真にあまり余裕がないかもしれません。
掲載する写真がない場合はどうする?
掲載する写真がない場合はフリー写真でも問題ありません。
何もないよりかはESが整っているように見えるため、できるだけ埋めていくことを意識していきましょう。
また、写真は今からでも撮影することが可能です。
友人などと協力して就活に適した写真を撮影していきましょう。
エントリーシートの質を上げる方法
エントリーシートは就職活動において企業の第一印象を左右する重要な書類です。
そして、ワンキャリアボックスは共通のエントリーシートを使用していくため、エントリーシートの質を上げることは、就活成功への第一歩と言えるでしょう。
エントリーシートの質を上げる方法は、大きく分けて以下の5つが挙げられます。
就活エージェントを利用する
就活エージェントはエントリーシートの添削や面接対策などを無料で提供しているところが多くあります。
そのため、就活エージェントを利用することでプロのアドバイスを受けながらエントリーシートの質を上げることができます。
就活エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。
- プロのアドバイスを受けることができる
- 業界・企業研究のサポートを受けることができる
- 内定獲得までのサポートを受けることができる
大学の就活課へ相談する
大学の就活課ではエントリーシートの添削や面接対策などのサポートを受けることができます。
また、大学の就活課は就活の先輩や教員などから自分の学校・学科に適したアドバイスを受けられることがメリットです。
まとめると、大学の就活課を利用するメリットは以下のようなものがあります。
- 就活の先輩や教員からアドバイスを受けることができる
- 大学独自のエントリーシートの添削を受けることができる
添削サービスを利用する
添削サービスはエントリーシートの添削を専門に行っているサービスです。
添削サービスを利用することで第三者の視点からエントリーシートの添削を受けることができます。
添削サービスには下記のようなものがあります。
- レバテック
- ABABA
- エントリーシート添削カメラ
- 就活SWOT
- 自己PR添削
友人たちと確認する
友人たちとエントリーシートを見てもらうことで客観的な意見を得ることができます。
就活エージェントや大学の就活課に抵抗感がある方におすすめです。
友人たちとエントリーシートを見てもらう際には以下のようなポイントを意識しましょう。
- 読みやすさや誤字脱字がないかを確認する
- 企業の求める人材像に合っているかを確認する
- 説得力のある内容になっているかを確認する
OB訪問でエントリーシートを見てもらう
OB訪問でエントリーシートを見てもらうことで実際に働いている人の意見を得ることができます。
実際に働いている人の意見であるため、より現場に適した人材ということを伝えられているのかを知ることが可能です。
最近ではOB訪問専用のアプリなどもあるため、積極的に利用していきましょう。
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
まとめ
今回はマイキャリアボックスの概要と写真についてご紹介しました。
写真は一目で自分を伝えることができ、場合によっては文章よりも深い印象を残します。
写真についてはしっかりと考え、自分を伝えることができるものを選んでいきましょう。
また、写真の感じ方は人によって異なるため、できるだけ多くの人に見てもらうことがおすすめです。