【企業研究】ワンスターの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年8月15日更新
はじめに
株式会社ワンスターは、東京都港区に本社を置く広告業界に属する企業です。
デジタルマーケティングの分野において、特にDtoC市場へのアプローチに特化し、その中核を担う販売支援プラットフォーム「retailor」の開発と運営を行っています。
このプラットフォームは、顧客とのダイレクトな接点を大切にし、購入プロセスを最適化するためのチャット機能を中心として開発されました。
今回はワンスターの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。
業界の補足
広告業界は、企業や製品、サービスの情報を広く発信し、それらのイメージ向上や売上増加に貢献する企業群を指します。
この業界は、企業や製品のブランドイメージを確立し維持することに重点を置いています。
広告の形態は多岐にわたり、大きく分けて
- 総合広告会社
- 専門広告会社
- インターネット広告会社
の三つに分類されるでしょう。
ワンスターは、「インターネット広告会社」のカテゴリーに属し、特にデジタルダイレクトマーケティング分野において、業界内でトップクラスの成果を上げています。
この分野では、特にインターネットを活用した直接的なマーケティング手法に重点を置き、顧客の具体的なニーズに合わせた戦略を展開しています。
また、広告・宣伝・マスコミ業界全体の概況に関する情報も提供しているので、興味のある方はぜひそちらもご一読ください。
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事業内容
ワンスターは、ダイレクトマーケティング分野において国内トップクラスの実績を誇ります。
ワンスターは、2018年から2022年まで「ベストベンチャー100」に選出されるなど、成長を続けてきました。
特にダイレクトマーケティング分野では、YahooやLINEの「ゴールドパートナー認定」を獲得するなど、リーディングカンパニーとして業界を牽引してきました。
ワンスターの強みは、単に定型的なサービスを提供するのではなく、クライアントごとの特定の課題に合わせたカスタマイズされたソリューションを提供することにあります。
ワンスターは、広告代理店という枠を超えて、インターネットマーケティングのあらゆる側面を総合的に支援し、長期的な関係を築いています。
- 事業計画の作成から戦略立案
- メディアプランニング
- 広告運用
- クリエイティブ制作
- 顧客育成プログラムの企画実施
- データ分析
- システム構築
具体的な事業として、次の3つを紹介します。
- デジタルダイレクトマーケティング支援
- テクノロジーソリューション
- 米国進出支援
デジタルダイレクトマーケティング支援
- 事業の目標:「素晴らしい商品、サービスを求めている人々に直接届ける」
- 通販企業向けサポート:DtoCモデルやサブスクリプションモデルを取り入れた通販企業へのマーケティング支援をしています。
- サービスの拡大: 新規顧客獲得からロイヤル顧客育成、顧客生涯価値(LTV)の最大化までのトータルでサポートしています。
- 目指す世界観:革新的なノウハウとサービスを活用して、より多くの人々に素晴らしい商品やサービスを届け、幸せな世界を創造することを目指しています。
ワンスターは、デジタルダイレクトマーケティングを活用して、通販企業の新規顧客獲得から顧客ロイヤリティの強化に至るまでの包括的な支援を行っていることがわかります。
DtoCモデル(ダイレクトマーケティングモデル)とは
小売店(スーパー、販売店)を介さず、消費者に直接商品を販売するマーケティング手法です。
広告が店舗の代わりとなり、顧客の反応(レスポンス)を見ながら、コミュニケーションを構築していく手法となります。
サブスクリプションモデルとは
化粧品通販・健康食品通販・食材宅配といった定額制モデルとなります。
その他にも音楽や動画、カーシェアリング、教育サービスなどもサブスクリプションモデルを導入しております。
アメリカでの成功を受けて、日本においても伸びているビジネスモデルとなります。
テクノロジーソリューション
- 事業の目標:「ノウハウをテクノロジーの力でより多くの人々に届ける」
- コンサルティングの進化:蓄積したコンサルティングの経験と知識を自社プロダクト「retailor(リテラ)」開発に活用し、クライアントへのより広範な支援を提供しています。
- クライアント支援の拡大:新たに開発されたプロダクトを通じて、より多くのクライアントに価値あるサービスを提供し、支援の範囲を拡大しています。
ワンスターは、コンサルティングで蓄積したノウハウを自社製品の開発に応用し、より多くのクライアントに対して幅広い支援を行っていることがわかります。
retailor(リテラ)とは
高いCVR(コンバージョン率)を実現するためにはお客様一人ひとりに合わせたコミュニケーションが必要不可欠です。
retailor(リテラ)は、DtoC特化型の接客・販売プラットフォームとして、あらゆる広告導線のCVR改善を支援するサービスです。
米国進出支援
- 事業の目標:素晴らしい商品、サービスを「海外の人々」へ
- ダイレクトマーケティング戦略:国内での成功経験を基に、海外市場特有のニーズに合わせた戦略を展開しています。
- 国内外の市場開拓:日本国内に留まらず、海外市場への展開を目指しています。
ワンスターは、特に米国市場を含む海外市場への進出に注力しており、日本の優れた商品やサービスをグローバルに展開することに重点を置いていることがわかります。
新卒選考フロー
ワンスターの新卒選考プロセスは、2024年と2025年の新卒採用で若干の違いはあるものの、概ね次のようなオーソドックスな流れを取っています。
選考対策として、企業理念への共感とチャレンジ精神の有無が重要視されるため、これらを念頭に置いて準備しておくと良いでしょう。
①ワンスター公式採用サイトからエントリー
ワンスター公式採用サイトからのエントリーが第一歩で、採用サイトの「エントリー」をクリックすると、募集職種のページになります。
新卒採用には、2024年と2025年の両方に特化したエントリーフォームが用意されています。
- 2024新卒新卒採用 エントリーフォーム
- 2025新卒新卒採用 本選考エントリーフォーム
応募者は該当するエントリーフォームから申し込みますが、採用状況により予告なく締め切られる可能性があることが明示されています。
②メールにて本選考の案内送付
公式採用サイトからエントリーすると、本選考の案内のメールが届きます。
2025新卒に関しては、エントリー完了メール・説明選考会への予約案内メールの2通が届きます。
メールの案内に従って、次のステップに進みます。
- 2024新卒:説明動画の視聴+適性テストの受検
- 2025新卒:説明選考会(説明会+適性テスト)の予約、参加
③面接
説明会(2024新卒は動画視聴)、適正テストのステップをクリアすると、複数回の面接になります。
- 2024新卒:人事面接+最終面接
- 2025新卒:集団面接+一次面接+二次面接+最終面接
面接では、企業理念に共感できるか、新しいことにチャレンジする意欲などが問われる可能性があるので、事前に研究を重ねておきましょう。
④内定
複数回の面接を重ねた後に内定となります。
ただし、選考フローには個人差があり、必要に応じ、適宜面談などを実施される場合もあります。
引用:ワンスター公式採用サイト
社風
ワンスターは、共通の理念を共有し、世界一を目指す企業を志向しています。
創業以来、大切にしてきた価値観を理念として明文化し、これに共感する人々と共にビジネスを展開する「理念経営」を実践しています。
ワンスターは、同じ理念を持つ仲間と新たな挑戦を続けることで、初期段階から現在に至るまでの成長を実現してきました。
ワンスターのビジョンは「無数の新しい価値で多数の世界一を」という野心的な目標を掲げています。
このビジョンは、創業当初から変わらぬ信念、「せっかく仕事をするなら、価値観を共有する仲間と共に成長したい」という思いから生まれました。
現在の事業を世界レベルで戦えるものにすることを目指し、そのためには新たな仲間が必要だという文化が根付いています。
ワンスターの理念に共感し、刺激的な環境で働きたい方に適している企業と言えるでしょう。
求める人物像
ワンスターは、広告提案に留まらず、顧客の課題に対してコンサルティングに近いアプローチを採り、独自のノウハウとサービスを駆使して一貫した支援を行っています。
このプロセスの初めから終わりまで関与することで、「信頼」を重視しています。
また、ワンスターの理念に共感し、チャレンジ精神を持つ人は、職種に関わらず、同社が求める人材である可能性が高いでしょう。
さらに、公式採用サイトでは、次の3つの職種ごとに求める人物像を公表しています。
(1)メディアプランナー
(2)セールスコンサルタント
(3)クリエイティブディレクター
それぞれの職種の求める人物像を紹介します。
(1)メディアプランナー
- 職務内容:運用型広告の分析と最適化を行い、各種メディアを通じて広告の費用対効果を改善し、クライアントの売上を最大化する職務
- 求める人材像:数字に基づいて深く考えることや最新技術のトレンドを追うことが得意で、メディアのアルゴリズム解明に興味がある方
(2)セールスコンサルタント
- 職務内容:クライアントに事業計画や戦略を提案し、メディアプランニング、広告運用、クリエイティブ制作、システム構築など、事業推進において必要な業務に横断的に関わる職務
- 求める人材像: コミュニケーション能力が高く、多岐にわたる知識とスキルを持ち合わせており、プロジェクトリーダーとしてリーダーシップを発揮できる方
(3)クリエイティブディレクター
- 職務内容: セールスコンサルタントとともにプロモーション企画や制作を担当し、クライアントの商材をマーケティングの観点から分析し、戦略を策定する職務
- 求める人材像: 仮説を立てて検証するプロセスや深く考える作業が得意な方、クリエイティブな思考と戦略的アプローチができる方
引用:ワンスター公式採用サイト
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
就職の偏差値と難易度、および業界内でのワンスターの位置について解説します。
広告・宣伝・マスコミ業界は、大手の電通グループと博報堂が中心となり、市場規模が約7兆円(2022年)となりました。
ワンスターが属するインターネット広告分野においては、最大手のサイバーエージェントも業界全体で3位の地位を占めています。
電通と博報堂は全ての業界の中でも最高クラスの就職偏差値を持ち、就職活動においても人気企業となっています。また、サイバーエージェントも高い偏差値を誇っています。
ワンスターの就職偏差値は公表されていませんが、熱意とスキルを兼ね備えた人材を求めているため、応募前には十分な対策が必要と言えるでしょう。
広告業界でのワンスターの立ち位置
会社名 | 売上高(2022年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
ワンスター | 165億円 | 473万円 | 理念に共感する仲間と新しいチャレンジを | |
電通 | 5兆8,195億円 | 1295万円 | 67 | 体育会系で熱量が高い |
博報堂 | 1兆6,343億円 | 1036万円 | 66 | 自由とクリエイティブ性を重視 |
サイバーエージェント | 7,105憶円 | 771万円 | 59 | チャレンジ精神にあふれ、風通しが良い |
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
採用大学
ワンスターは、採用活動において多様な大学出身の人材を受け入れています。
国公立大学や著名私立大学からの採用実績が豊富な一方で、地方大学や中堅大学出身の人材も幅広く採用しており、学歴フィルターを設けていないと考えられます。
【採用実績(大学)】
青山学院大学、秋田公立美術大学、大阪大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、慶應義塾大学、神戸大学、神戸市外国語大学、國學院大學、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、清泉女子大学、筑波大学、テンプル大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、同志社大学、日本大学、法政大学、明治大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学など
引用:マイナビ2024
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
まとめ
企業理解は、就職活動において成功を収めるために重要です。
徹底的な企業研究を行い、積極的に就活に臨みましょう。
特にワンスターは、広告・宣伝・マスコミ業界において急速に成長している企業です。
そのため、この企業に関する研究の深さが、就活の成果に大きく影響する可能性があります。
ぜひこの記事を参考にして就職活動に励んでください。