株式会社H&Kの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年11月18日更新
はじめに
株式会社H&Kは、2020年に創業したWebマーケティング業やDX支援を行うベンチャー企業です。
営業活動や顧客獲得の効率化など、あらゆる事業活動に役立つ自動のマーケティングツール「MAツール」に関わる事業で成果を出しており、創業2年目で世界シェア1位のMAツール「HubSpot」の最高位「ダイヤモンドパートナー」に認定。
国内でたった3社しか選ばれていない狭き門をくぐりぬけており、前年売上対比も200%越えを達成。
また創業3年目の2023年には「ベストベンチャー100」に選ばれるなど、右肩上がりで成長を続けています。
今後は2025年のグロース市場上場に向けて準備を進めるなど、企業を上場させた経験を持つ社員など「経験値」と「実力」を兼ね備えた優秀な社員たちで切磋琢磨し、さらなる事業拡大を目指しています。
本記事では、そんな株式会社H&Kの新卒採用について、就活生に役立つ情報をまとめています。
株式会社H&K、そしてWebマーケティング業界のベンチャー企業に興味を持つ学生は、ぜひこの記事を参考にしてください!
また、Webマーケティング業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!
会社概要
株式会社H&Kの会社概要は以下になります。
社名 | 株式会社H&K |
本社 | 〒220-8121 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号横浜ランドマークタワー21階 TEL:045-264-6322 |
東京オフィス | 〒163-1030 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN30階97号室、114号室 TEL:03-5326-3062 |
茨城オフィス | 〒300-0037 茨城県土浦市桜町 4 丁目 3-18土浦ブリックビル501号室 |
大阪オフィス | 〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル 16F |
設立日 | 2020年9月 |
従業員数 | 15名 |
代表取締役CEO | 安藤弘樹 |
事業内容 | DXコンサルティング事業 経営コンサルティング事業 マーケティング支援事業 採用コンサルティング事業 |
取得許可 | 第10825158(01) |
コーポレートサイト | https://www.handk-inc.co.jp/ |
事業内容
株式会社H&KはWebマーケティング領域をメインに幅広いソリューションを持ちますが、
・ものが売れる仕組みをつくること
・市場のニーズを満たす・創出すること
上記2点を達成するべく顧客に寄り添い、最適な解決策を提示しています。
事業内容として主に4つに分類できるため、下記で紹介します。
①DXコンサルティング事業
(具体例)
・プロジェクト全体の戦略立案から事業計画書の作成
・外部ベンダーのマネジメント
・事業のスケールアップ など
自社で企業活動のDX化を実現するのが難しいクライアント企業に対し、デジタル領域と経営の知見を持つDXコンサルタントが、クライアント企業のDX推進をサポートするサービスです。
DX化していくうえで必要なリソースやノウハウを提供して幅広い支援をしていくことで、クライアント企業のDX化を成功に導きます。
参考・引用
DXコンサルティングとは?DXコンサルタントの仕事内容や必要な能力を解説!|【パソナキャリア】パソナの転職エージェント (pasonacareer.jp)
②経営コンサルティング事業
クライアント企業の経営状況や問題点を的確に分析し、経営改善の一助を担う業務を指します。
具体的な内容としては事業戦略から組織づくり、人材、あるいは他企業との買収・合併などまで多岐にわたります。
高度なコミュニケーション能力やビジネススキル・経営・雇用・社会経済などに関する幅広い専門的知識など、多くのスキルを兼ね備えた優れた人材が活躍する職種です。
参考・引用
経営コンサルタントの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説 | 職業情報サイト キャリアガーデン (careergarden.jp)
③マーケティング支援事業
(具体例)
・オンラインマーケティング支援
・オフラインマーケティング支援
・SNSマーケティング支援
・メールマーケティング支援 など
市場調査やトレンド分析を行い、製品やサービスを売るための仕組みを考える仕事です。
急速な社会の変化に伴い顧客の需要も様々で、企業内部でニーズを的確に掴んでいくことが困難なケースが少なくありません。
そのような企業に対して、マーケティング支援を行う企業がマーケティングに関する助言や解決策の提示を行います。
参考・引用
マーケティングの仕事とは? わかりやすく仕事内容や役割を紹介 | マーケティングの仕事・なり方・年収・資格を解説 | キャリアガーデン (careergarden.jp)
マーケティング支援の必要性とは?事例から学ぶ成功の秘訣|study|株式会社クリエイティブバンク (sales-dx.jp)
④採用コンサルティング事業
(具体例)
・採用戦略・採用計画の設計
・採用の実務
・内定者・入社後フォロー など
企業の採用活動全般(SNS採用含む)をサポートする業務です。
企業と新入社員のミスマッチが相次ぎ社員が定着しなかったり、人員は確保できているもののなかなか企業側が求める人材を囲い込めないなど、採用に関して上手くいかない企業は実は多いです。
そんな企業側の採用における課題解決のために、高い専門性やノウハウを持つ「採用コンサルティング」会社が改善に努めます。
参考・引用
採用コンサルティングとは?具体的なサービス内容や選び方を紹介 | パーソルワークスデザイン (persol-wd.co.jp)
新卒選考フロー
株式会社H&Kは新卒選考時に「インターンシップ」のフローを設けている特徴があります。
企業側としても学生の能力を把握でき、また学生側も実際に働く環境を把握できるためお互いにメリットがあり、ミスマッチの抑止に繋がります。
自身が現在どれだけ実力があるか、そして自身の持つ「高いポテンシャル」をいかにアピールできるかが内定獲得のポイントになります。
①書類選考
企業HPから応募後、エントリーシート提出を行います。
過去に出題されたES題目については、ネットに情報がありませんでした。
ベンチャー企業のESに多い傾向としては、キャリアについて・今後実現したいことなど、時間軸が「未来」の題目を課してくる点です。
そのため、株式会社H&Kに入社して何を実現したいかが明確に表現できるように、企業についてよく知ることが重要です。
②面談
新卒採用の面談の詳細内容についても、ネットに情報がありませんでした。
株式会社H&KのHPには「面談」と記載されていますが、他企業でいう「個別面接」と考えていいでしょう。
ガクチカや志望動機から、キャリアについてなど幅広く質問をしてくる事が予想されます。
時には回答に悩むような突飛な質問もあるかもしれませんが、全く回答が思いつかなければ「わからない」とはっきり答えるなど、最終手段として「学生らしさ」を全面に出すことを忘れずに面談に臨みましょう。
③適性検査
株式会社H&Kの新卒採用における適性検査の詳細については、ネットで確認ができませんでした。
大企業でいう「適性検査」の場合は、SPIや玉手箱などを用いた学力検査が多いのに対し、ベンチャー企業の場合は学力検査を用いる企業は多くない印象です。
そのため、株式会社H&Kの場合も学力を測るような適性検査ではなく、「性格診断」などパーソナリティを確認するフローになると予想します。
④インターン(1〜2週間)
株式会社H&Kは、新卒採用の一環でインターンシップを実施します。
学生が実際に働く社員たちに混ざって普段の業務を行っていくため、「自分って全然仕事できないな」などネガティブになる機会が少なからずあるかもしれません。
しかし大抵の学生はアルバイト経験しかなく、むしろ社員に引けをとらない仕事ぶりを発揮できる学生は稀です。
「上手くいかなかったときにどう考え、行動していくか」という点で、企業側がその学生の能力が将来いかに伸びるかを判断していくこともできるため、失敗することを大前提に考えつつ「失敗から何を学ぶか」という姿勢を重視していきましょう。
⑤最終面接→内定
株式会社H&Kの最終面接体験記などの情報は、ネットに載っていませんでした。
インターンシップを経て最優面接に呼ばれているということは、学生の能力やポテンシャルは評価されていると考えて問題ないため、自信を持ってとにかく入社への「熱意」を存分に表現していきましょう!
社風
株式会社H&Kの社風は、「顧客第一」です。
圧倒的な成長スピードを誇るベンチャー企業のため、成長するベンチャー企業が持つような「挑戦」「粘り強さ」も持ち合わせている企業です。
しかしその要素に加えて、H&Kが目指す「日本最高のLTV(顧客生涯価値)カンパニー」の実現に向けて、
・継続しない(ビジネスパートナーとして一緒に歩めない)クライアント様は獲得してくるな!
・自分本位のセールス・納品をするな!
という文化を大切にし、社員1名1名が実践しています。
そのため、「顧客第一」という社風が株式会社H&Kの最大の特徴だと考えます。
参考・引用
求める人材
株式会社H&Kが行う人材育成として、企業HPに以下の記載があります。
【人材戦略とリーダー育成】
H&Kの「人材戦略」。DX推進やマーケティング戦略の専門性を持つコンサルタントや、システム開発/自社プロダクトの開発を行うシステムエンジニア・ITコンサルタントを採用し、事業推進の原動力としています。
また次世代のリーダーを育成するため、社内の教育システムと育成環境を提供し、「関わった人、組織をグロースさせる」組織文化を体現したプロフェッショナル人材を多数輩出いたします。
引用:戦略 | 株式会社会社H&K (handk-inc.co.jp)
タイトルにもある通り、人材育成の1つとして「リーダー育成」を掲げ、自身だけでなく他者、そして関わる組織そのものを活性化させられるようなリーダーを求めています。
また能力面としてはH&Kが事業として扱うDXやIT関連の「スペシャリスト」に育成していこうとする考えが読み取れるため、求める人物像のキーワードとしては
・リーダーシップ
・物事の没頭した経験
・成功まで粘り強く取り組む
が挙げられると考えられます。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
株式会社H&Kが業界内でどのような位置にいるのか、他の類似している企業と比較しながら明らかにしていきます。
売上高に関してはH&Kが一番低い水準となっていますが、創業から3年しか経っていない点が影響しています。
FoRの場合は創業5年で10億を達成していてH&Kと同様に勢いがある企業のため、売上高の伸び率も同様になっていくと予想します。
またH&Kは管理職の中途採用募集で想定年収が「700万円~1,000万円」と記載があったため、全社員の平均でいうと700~800万円になると考えられます。
就職難易度は選考にインターンシップを用い、実力のある学生たちが少ない採用人数の枠を争うことになるため「難」と評価しました。
就職難易度や偏差値について詳しく知りたい方は、【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキングを参考にしてください。
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
H&K | 約2億 | 700~800万円 | 難 | 顧客第一、挑戦、粘り強い |
FoR | 約10億円 | 非公表 | 難 | 個性の尊重、風通しがいい |
デジタリフト | 約23億円 | 454万円 | やや難 | 効率性重視、自発的に行動する社員が多い |
採用大学
大阪大学、早稲田大学、東京理科大学、京都大学、青山学院大学、立命館大学、金沢大学、横浜市立大学 など
採用大学を見る限り、早稲田大学や京都大学をはじめとした「難関大学」と呼ばれる大学からのみ採用しているため、株式会社H&Kには学歴フィルターは「ある」と考えられます。
またインターン生の情報を見ても上記のような難関大学出身の学生が大半を占め、難関大学の中でも実力を示すことができた学生が多く採用されているようです。
参考:引用
【2期目マーケティングスタートアップH&K】2022年度新入社員の内定式を開催 | 株式会社H&Kのプレスリリース (prtimes.jp)
まとめ
本記事では、【企業研究】株式会社H&Kの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説というテーマで、就活生向けに役立つ情報をまとめました。
創業3年にして国内の「ベストベンチャー100」に選ばれるなど着実に実績を積み上げていますが、さらに積極的に採用活動を行っていることから今後はますます大きな成果を残していくことでしょう。
新卒採用時にインターンシップを行うなど、選考フローも特殊で選考難易度が高い企業ですが、もし内定をもらうことができれば今後働く上で大きな「自信」に繋がるはずです。
仕事を通して人生を充実させていきたい学生は、ぜひ株式会社H&Kの選考にエントリーすることをオススメします!
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。