【企業研究】株式会社FoRの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】株式会社FoRの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月18日更新

はじめに

株式会社FoRは、Webマーケティング業を中心に行う東京都渋谷区のベンチャー企業です。

2017年に創業後「少数精鋭」を貫き優秀な社員のもとで事業を拡大し、社員数たったの5名で売上10億円超えを達成。

その成長度や将来性は外部から高い評価を得ており、2023年には「ベストベンチャー100」「未来を創るスタートアップ100」に選出されています。

特にコスメ部門「ONEcosme」をはじめとした、各分野に特化したメディアプラットフォーム運営が成果を出しており、今後は持ち前のWebマーケティング力を生かしてさらなる事業展開が期待されています。

本記事では、そんな株式会社FoRの新卒採用について、就活生に役立つ情報をまとめています。

株式会社FoR、そしてWebマーケティング業界のベンチャー企業に興味を持つ学生は、ぜひこの記事を参考にしてください!

また、Webマーケティング業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!

【業界研究ガイド】業界一覧

会社概要

株式会社FoRの会社概要は以下になります。

 

社名 / Company Name株式会社FoR(カブシキガイシャフォー) / FoR INC.
URLhttps://f-o-r.co.jp/​
役員 / Officer Key ExcentiveCEO高橋知暉 / Tomoki Takahashi
事業内容 / Businessインターネット広告運用事業

メディア企画事業

プラットフォーム開発事業

設立/ EstanblishedJUNE 1, 2017
資本金 / Capital2,550,000円
本社所在地/Address〒150-0002

東京都渋谷区渋谷3丁目9番9号 東京建物渋谷ビル4階

引用:会社概要 | 株式会社FoR (f-o-r.co.jp)

会社概要

株式会社FoRは、Webメディア・Webプラットフォームのマーケティング力に強みを持つ企業です。

事業としては主に3つに分類できるため、下記で紹介します。

①広告運用/アカウント運用業務

<具体的な業務内容>

・広告運用:Google、Yahoo、IGなどのインターネット広告運用

・クリエイティブ企画:配信クリエイティブ、記事内のコンテンツ企画、ディレクション

・データー活用/効果測定:自社システムの活用、運用最適化

 

自社メディアの集客のためにインターネット広告やSNSアカウントの運用を行なっております。「広告運用」は、GoogleやYahooなどの国内主要媒体を広く活用して、ターゲティングの選定から広告クリエイティブ作成などを行います。WEBの特徴として、結果がリアルタイムに反映されるので、それらの数値をみながら日々PDCAを回していきます。「アカウント運用」は、LINEやInstagramなどのSNSアカウントも活用しながら集客を行なっていきます。

 

②プラットフォーム開発業務

<具体的な業務内容>

・新規事業立ち上げ:新規プロダクトの立ち上げ

・サービス開発:ユーザーニーズを捉えた施策の実施、開発

・UI/UX改善:既存サービスのサービス改善

・プロダクトディレクション:会員を増やす仕組みづくりなど

 

「プラットフォーム開発」は、ユーザープラットフォームとして事業を伸ばしていくために、プロモーション戦略・システム開発・UI/UX改善などを行っています。

「メディア運用業務」でも同様の内容の業務は行いますが、こちらでは自社のサービスにおける会員数増加のための施策や、既存ユーザーが実際に操作しやすいようなUI/UXにおける設計を行なうことを目的にして業務を行なっていきます。

 

③メディア企画業務

<具体的な業務内容>

・メディアサービス立ち上げ:付加価値ベースでのメディア戦略策定

・SEO:検索結果に上位表示されるコンテンツの企画、制作

・ワイヤーフレーム制作/LP企画:WEBデザインの構成作成

 

「メディア企画業務」は、記事コンテンツ作成・サイトデザイン・画像クリエイティブ企画・グロースハック・メディア事業設計などを行っています。

メディアのコンテンツ制作や開発については、弊社で連携している業務委託のクリエイター(ライターやデザイナーなど)やエンジニアの方とも連携して進めており、自社ではマーケティング・集客に関係する企画を中心に進めております。

普遍的なスキルとして、「コピーライティング」のスキルはユーザーに求められるサービスやコンテンツを企画するための基礎スキルとして重視しております。

メディアの事業戦略を考えるにあたっては、ユーザーニーズの把握・クライアントとの連携(案件選定)・競合分析まで自社で進めていきます。

 

参考・引用

【新卒】創業5年で売上10億超え!急成長スタートアップでWebマーケティング力を磨き圧倒的に成長したい人募集! – 株式会社FoR (herp.careers)

新卒選考フロー

株式会社FoRは、他企業とは異なり企業独自の形式で採用を行っています。

具体的には通常の対面面接に加え、データの分析力や課題解決力を確認するためのフローを導入しているため、企業理解をすることに加え、分析力や創造力も養っておく必要があります。

①エントリーシート提出

企業HPからエントリー後、「OpenES」というツールを利用してESを提出します。

OpenESは

・自己PR

・ガクチカ

・志望理由

など就活においてオーソドックスな質問を一通り記載しているツールになるため、自身のアピールしたい点が十分に伝わるような文章作成を心がけましょう。

 

②個別面接

学生1名に対して面接官は1名で、所要時間は30分です。

ESに記載した内容に関する質問に加え、「この会社でどんなことを実現したいか」といったキャリアに関する内容も質問されます。

学生自身が将来FoRで活躍しているイメージを面接官に連想させられるように、自己分析と企業分析を徹底的に行いましょう。

 

③課題選考

企業から課題が出され、自宅で期限内に終わらせ提出。

そして企業側はその提出物の出来をもとに選考していきます。

内容は「計算問題」や「データに対しての論述問題」になります。

ベンチャー企業は「即戦力」として考えられる人材を採用する傾向があるため、今回の選考を通して学生のWebマーケティング力を確認する意図が汲み取れます。

 

④プレゼンテーション選考

課題選考では自宅で課題に取り組みますが、今回は実際に企業に訪問し様々なデータに対して問題点や改善点をその場で考え、述べていく「プレゼンテーション」形式の選考です。

合計で4題出題され、問題のレベルも易しいものから難しい内容のものまで多数用意されています。

他企業では経験できないような選考フローのため、苦手意識を持つ学生が多くいると思われますが、データに対しての問題点や解決策を導き出すための対策としては「ケース問題」の対策が役立つ可能性があります。

商社や戦略コンサルの企業でも採用される形式ですが、解決策を出すための「型」があるためそれに沿って回答を組み立てていくことがケース対策突破のカギです。

そのため、株式会社FoRのプレゼンテーション選考に臨む際はケース問題対策に倣って、事前にデータを分析、また解決策を見つけるための考え方の「型」をある程度準備したうえで臨むことも1つの策としてオススメです。

⑤最終面接

最終面接に関する選考体験談はネットに載っていませんでしたが、ベンチャー企業の場合は「社長」が実際に面接官となって登場するパターンが少なくありません。

株式会社FoRの場合は最終面接前に「課題選考」や「プレゼンテーション選考」を行っていて、最終面接に呼ばれた時点ですでに実力が評価されていると考えることもできるため、入社したい熱意が伝わるような立ち振る舞い・言動をとにかく意識していきましょう。

 

参考・引用

FoRの新卒採用・就職・企業情報【就活会議】 (syukatsu-kaigi.jp)

社風

株式会社FoRは「個性を尊重」し、「風通しの良い」社風です。

社員が働く中で「個々人の得意分野を掛け合わせて最大限の結果を出そうと努める」風土を感じるといった口コミがあり、お互いを尊重しながら伸び伸びと働くことができる環境が整っています。

また従業員は正社員に加えインターンシップとして仕事に取り組む学生も含まれますが、「分からないことを聞ける」「苦戦している時は一緒に考えてくれる」というインターンシップ生のインタビュー記事が確認でき、社内の風通しの良さが伺えます。

 

参考・引用

【学生インターンシップ①】漠然とした”ワクワク感”が自分にとっての大きなエネルギーに!〜社員インタビュー第2弾〜 | 株式会社FoR’s post (wantedly.com)

求めるい人材

株式会社FoRの新卒採用ページには以下の記載があります。

 

・挑戦心が強く、WEBマーケティング力を身につけ、大きなビジネスに挑戦してみたい人

・長期的に事業の立ち上げや新規事業のグロースを経験してみたい人

・汎用性の高いWEBマーケティングスキルを身につけ、市場価値の高い人材になりたい人

・未経験でも最短でスキルを磨き、どこでも通用するマーケターなりたいと思う人

 

引用:【新卒】創業5年で売上10億超え!急成長スタートアップでWebマーケティング力を磨き圧倒的に成長したい人募集! – 株式会社FoR (herp.careers)

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

株式会社FoRがWebマーケティング業界でどのような立ち位置なのか、他社と比較しながら明らかにしていきます。

今回はマーケティング業界で売上高が近い2社を比較対象としましたが、マーケティング業界で売上高20億円前後の場合、業界内で上位100位以内に入ってきます。

株式会社FoRの場合は創業5年で10億を達成しているため、今後は業界売上高ランキング100位以内どころか、さらに上位も狙えるポテンシャルを秘めているといえます。

また年収に関しては、株式会社FoRの募集要項にて「360万円~1,200万円」と記載があったため、個人の残した結果によって年収が変動していく「結果主義」の仕組みがとられていると予想します。

就職難易度については、他企業でも行われるようなポテンシャルを問う内容に加え、「課題選考」「プレゼンテーション選考」など実力が伴っていないと通用しない内容が選考フロー上に複数存在するため「難」と評価しました。

 

就職難易度や偏差値について詳しく知りたい方は、【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキングを参考にしてください。

 

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
FoR約10億円非公表個性の尊重、風通しがいい
デジタリフト約23億円454万円やや難効率性重視、自発的に行動する社員が多い
アユダンテ約19億円450万円若手から裁量権がある、風通しが良い

引用:デジタルマーケティング・WEB広告代理店業界企業別売上高ランキング【2022年最新版】│Webマーケティング業界転職 (careerup-jobchange.net)

採用大学

専修大学、青山学院大学、早稲田大学など

 

採用大学をみる限り、早慶・GMARCH・日東駒専の各大学群から採用を行っているため、株式会社FoRに学歴フィルターは「ない」といえます。

また「少数精鋭」が売りで2022年度は社員が5名と少なかったですが、2023年度は社員が15名と3倍に増えているため、今後は新卒採用にもさらに力を入れていくと考えられます。

まとめ

本記事では、【企業研究】株式会社FoRの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説というテーマで、就活生向けに役立つ情報をまとめました。

たった5年で売上高10億円を達成していて、Webマーケティング業界内でもその実力がすでに認められていると言っても過言ではありませんが、今後はさらに大きな会社になっていくこと間違いなしです!

また風通しが良く個々人の強みを尊重する社風のため、社員1人1人と切磋琢磨しながら企業の成長に携われる環境があります。

伸び伸びと働くことを通して成長していきたい学生にとってはこの上ない企業ベンチャーと思われますので、ぜひ株式会社FoRにエントリーして本記事を参考に選考対策を行ってみてください!

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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