【企業研究】SMBCコンシューマーファイナンスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】SMBCコンシューマーファイナンスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月15日更新

はじめに

この記事では有名な「PROMISE」ブランドなどを展開する、消費者金融業界大手のSMBCコンシューマーファイナンスの会社情報や選考対策を解説します。

就活に必要な情報が網羅されているので、ぜひ最後までお読みください。

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SMBCコンシューマーファイナンスの会社概要

商号SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

(英訳名 SMBC Consumer Finance Co., Ltd.)

設立1962年(昭和37年)3月20日
資本金140,737百万円
株主株式会社三井住友フィナンシャルグループ 100%
決算期毎年3月 年1回
本社所在地〒135-0061 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル 

電話番号 (03)6887-1515(代)

事業内容貸金業・保証業 
登録番号関東財務局長(14)第00615号
従業員(2023年3月末現在)2,139名(男性1,166名、女性973名)

平均年齢 43.1歳

加盟団体・日本貸金業協会

・(社)日本クレジット協会

・(社)日本経済団体連合会

店舗・チャネル

(2023年3月末現在)

611店

・お客様サービスプラザ(有人店舗):11

・自動契約機店舗(無人):600

・自動契約機:639

・自社ATM:615

・提携CD・ATM:107,304

消費者金融業界

SMBCコンシューマーファイナンスは消費者金融業界に属しています。

消費者金融とはおもに個人に対して小口の融資を行う金融機関を指します。

銀行や信用金庫とは違い、預金や為替業務は扱わずに融資業務に特化しているのが特徴です。

 

消費者金融業界について以下の記事で詳しく解説しています。

【業界研究】消費者金融業界とは?志望動機・ビジネスモデル・職種を徹底解説

 

消費者金融業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧

SMBCコンシューマーファイナンスの事業内容

金融事業

SMBCコンシューマーファイナンスの金融事業は、多様な個人のニーズに応えるために幅広い商品を提供しています。

その中核を担う「PROMISE」ブランドでは、主に「フリーキャッシング(リボルビングローン)」というサービスがあり、個人の借り入れニーズに柔軟に対応しています。

 

さらに、自営者の資金調達をサポートする「自営者カードローン」や、お客様の借入負担を軽減する「おまとめローン」も展開。

これらのサービスは、顧客の「いつでもどこでも、便利に安心して利用したい」という要望に応えるために、さまざまなチャネルネットワークを通じて提供されています。

 

また、東日本と西日本に設置されたお客様サービスセンターでは、自動契約機、インターネット、電話など非対面チャネルを通じて、審査や借入、返済に関する相談を行っています。

お客様サービスセンターは、2013年以降10年連続でコンタクトセンター業務の国際的な品質保証規格「COPC®」の認証を取得しており、顧客満足の向上とサービス品質の維持に努めています。

保証事業

SMBCコンシューマーファイナンスは、与信や債券管理の分野で培った専門知識を活用し、保証事業を展開しています。

この事業では、お客様が提携金融機関から個人向け無担保ローンを申し込む際、金融機関の審査を経た後、SMBCコンシューマーファイナンスが保証審査を実施。

 

そして、その結果に基づき金融機関が融資を行い、お客様が返済不能となった場合、SMBCコンシューマーファイナンスが金融機関に代わって弁済を行う仕組みが整えられています。

 

2003年4月に始まったこの保証事業は、2005年にはグループ会社の三井住友銀行との保証提携を経て、現在は全国の多くの金融機関との提携を拡大しています。

 

また、2005年に開設された「三井住友銀行カードローンプラザ」では、SMBCコンシューマーファイナンスが提携金融機関のコールセンター設立や運営を支援し、その品質向上に寄与しています。

海外事業

SMBCコンシューマーファイナンスの海外事業は、国内で培った与信・債券管理、業務運営、マーケティングなどのノウハウを活かし、台湾、香港、タイ、中国本土に現地法人を設立し、事業を展開しています。

 

各国・地域のお客様のニーズに応えるため、現地社員の知識とスキルアップを重視しています。

そのために、海外各社での研修やセミナー等の人材育成プログラムや日本での受入研修を定期的に実施。

営業から債権管理まで日本での一連の業務を見学する研修などを実施し、現地社員のスキルアップを図っています。

債権管理事業

SMBCコンシューマーファイナンスの債権管理事業は、与信管理と並ぶ同社の強みです。

この事業の中心となる「お客様サポートセンター」と子会社「アビリオ債権回収」が連携し、最良の債権管理体制の構築に努めています。

 

特に「お客様サポートセンター」は、お客様との対話を通じて、各個人の状況やニーズを正確に把握し、返済に関する悩みに対して、直接向き合い、具体的な解決策や案内を提供し、顧客からの信頼を獲得することに専念しています。

 

そして、解決に向けた提案や案内を行い、最高の信頼を得られる“真の返済相談”を追求しています。

顧客との継続的な対話によって得られる信頼は、同社の事業成長の基盤となっており、今後もその重要性は高まることでしょう。

SMBCコンシューマーファイナンスの新卒選考フロー

新卒選考フローは下記の通りです。

 

STEP1 プレエントリー

STEP2 会社説明会・各種イベント→書類選考(エントリーシート・WEBテスト)

STEP3 一次選考(面接・グループワーク)→二次選考(面接)→最終選考(面接)→内々定

 

選考過程ごとに解説します。

エントリーシート

過去の選考では以下の質問がされています。

 

  • SMBCコンシューマーファイナンスに興味を持ったきっかけや理由(250字)
  • あなたの強み・弱みは何ですか。また、弱みを改善するために心がけている行動は何ですか?
  • 学生時代に頑張ったこと

 

これらの質問に対して適切に答えられるように、会社の事業内容や理念への理解を深め、自分の価値観と照らし合わせて、なぜSMBCコンシューマーファイナンスで働きたいのか明確にしましょう

WEBテスト

試験科目は言語、非言語、性格検査で各科目の問題数と制限時間は玉手箱と同様であった、との口コミがあります。

 

玉手箱はSPIと並んでメジャーな適性検査です。

SPIと比べて難易度が高い傾向があり、出題形式も違うためしっかりとした対策が欠かせません。

時間を意識しながら、過去問を繰り返し解き、電卓の使い方もマスターする必要があります。

面接

SMBCコンシューマーファイナンスでは人物重視の採用をしており、学生の素顔を引き出すためさまざまな視点からの質問がされています。

 

質問内容としては

 

  • なぜSMBCコンシューマーファイナンスを志望したか
  • あなたはどんな人か
  • 学生時代に力を入れたこと

 

といったことが問われています。

 

志望動機は重要な質問であるため会社の歴史、文化、ビジョン、事業内容、最近のニュースなどを徹底的に調査し、自分のキャリア目標や価値観とどのように結びついているのかを明確にしてください。

 

パーソナリティに関する質問に対応できるために、今までの人生経験から自分の強みや弱み、価値観を正確に把握し表現することが重要です。

 

学生時代に力を入れたことについては、サークルやアルバイト、ボランティア活動などの中から力を入れたものを選び、どのような成果を上げたかを具体的に述べましょう。

SMBCコンシューマーファイナンスの社風

若手社員の声として以下のようなものがあります。

 

  • 人柄の良さと手厚い研修カリキュラム。配属後に、すぐに職場や業務に慣れることができた。(入社1年目)
  • 分からないことは、すぐに先輩社員や上司に相談できる。また、学ぶ環境も整っていて自分の成長に繋げられる。(入社1年目)
  • とにかく社員の方が良い人ばかりで、協力し合って仕事を、進めることができるところ。(入社1年目)
  • 他人を否定せず高め合う、風通しのいい風土!(入社2年目)

 

 

引用:SMBCコンシューマーファイナンスHP

 

「人柄の良さ」や「社員の方が良い人ばかり」といった声から、SMBCコンシューマーファイナンスは、人柄重視の社風であることがわかります。

入社後も、先輩社員や上司に相談しやすい環境が整っており、社員同士のコミュニケーションも活発であることがうかがえます。

 

また、「他人を否定せず高め合う」といった声から、SMBCコンシューマーファイナンスは、風通しの良い社風であることがわかります。

社員同士がお互いを尊重し、高め合う雰囲気が醸成されていることがうかがえます。

SMBCコンシューマーファイナンスが求める人材

求める人財としてSMBCコンシューマーファイナンスHP採用情報に以下の記載があります。

 

私たちの使命は、社会に暮らすお客さまのニーズに応え、最高の金融サービスを提供すること。

お客さまが求めているものは千差万別。

だからこそ、お客さまの生活や暮らしの変化、時代や価値観の変化など、様々な変化と真摯に向き合い、現状に満足することなく挑戦を続ける力が必要です。

私たちと共にビジネスフィールドでスキルを磨き、更なる成長を目指しませんか?

「もっと良くするために、自分に何ができる?」という視点を持ち、アクションできる方と一緒に働ける日を待っています。

SMBCコンシューマーファイナンス 人事部一同

 

また求める人物像として以下の記載があります

 

  • 自ら考え、本質を見極める力
  • 自ら行動し、課題解決に取り組める力
  • チームワークを重視し、多様な人脈を築ける力

 

 

これらの点から、SMBCコンシューマーファイナンスは、自立して考え、行動できるとともに、チーム内外での良好な人間関係を構築し、協力して働ける人材を重視していることがわかります。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

SMBCコンシューマーファイナンスのメインの事業である消費者金融ブランド「PROMISE」とライバル企業を比較しました。

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
PROMISE2,941億円575万円5点満点中3.9社員同士がお互いを高め合う社風
アコム2,738億円646万円5点満点中3.4社員を大切にする社風
アイフル1,441億円570万円5点満点中3.2若い社員が多くノビノビと仕事ができる社風

 

就職偏差値や就職難易度についての詳細は以下の記事で解説しています。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

SMBCコンシューマーファイナンスの採用大学

SMBCコンシューマーファイナンスの採用実績がある大学は下記の通りです。

(2018年4月~2022年4月実績)

 

青山学院大学、大原情報ビジネス専門学校、関西大学、関西学院大学、関東学院大学、学習院女子大学、京都産業大学、京都府立大学、共立女子大学、杏林大学、近畿大学、慶應義塾大学、日本女子大学、日本大学、兵庫県立大学、フェリス女学院大学、福岡女学院大学、福岡大学、佛教大学、文京学院大学、文教大学、法政大学、松山大学、武庫川女子大学、武蔵大学、武蔵野大学、明治学院大学、明治大学など

 

さまざまなレベルの大学から採用されているため、学歴フィルターは存在しないと思われます。

SMBCコンシューマーファイナンスのホットニュース

SMBCコンシューマーファイナンスは、「Student Sustainability Adviser」(SSA)という新しい制度を開始しました。

この制度は、事業の持続的成長と社会的価値の創造を目指しており、多様な社会的課題への新しい視点を取り入れることを目的としています。

 

学生たちがSSAとして任命され、SMBCコンシューマーファイナンスの事業やサステナビリティに関する取り組みについて意見やアイデアを提供することで、社会的価値の創造に向けた新たな可能性を切り拓くことを目標としています。

まとめ

SMBCコンシューマーファイナンスは、消費者金融業界の大手として業界をリードする存在です。

そして、社員同士が互いを尊重し、切磋琢磨して成長できる環境であり、働きがいのある職場です。

 

SMBCコンシューマーファイナンスでは、自分で考え行動し、チームワークを大事にできる人材を求めています。

あなたがSMBCコンシューマーファイナンスの内定を得られることを願っています。

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