【企業研究】電通国際情報サービスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年10月29日更新
はじめに
就活において企業研究は必須ですが、企業の情報は1つにまとまっていないことがあります。そして、そのような場合は企業研究自体に時間と手間がかかってしまいますよね。
そこで、ここでは電通国際情報サービスの事業内容や就職難易度について本記事内で徹底解説いたします。電通国際情報サービスが気になっている方、電通国際情報サービスの選考を受けようとお考えの方は、ぜひご確認ください。
システムインテグレーター業界
システムインテグレーター業界とは顧客のニーズに合わせてシステムを企画・設計・構築・運用・保守を行う企業が属する業界を指します。また、システムインテグレーターは単一の商品を提供するだけではなく、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどのIT技術を組み合わせて顧客のビジネスを支援するシステムを構築します。
システムインテグレーター以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!
事業内容
電通国際情報サービスの事業内容は大きく分けて4つあります。事業内容を確認することで入社後の働き方がわかるため、ここで事業内容についてしっかりと把握しておきましょう。
事業①金融ソリューション
金融ソリューションは金融機関をメインクライアントとして業務を支援するITサービスを提供しています。具体的な支援例としてはセブン銀行やみずほ銀行などがあります。金融ソリューションは電通国際情報サービスの売上高の22%を占めている事業です。
事業②ビジネスソリューション
ビジネスソリューションでは大企業を中心にITソリューションを提供している事業です。電通国際情報サービスはとくに会計・人事に関するソリューションを強みとして持っています。支援例としては三菱商事、伊藤忠商事などがあります。ビジネスソリューション事業は電通国際情報サービスの売上高の20.3%を占めています。
事業③製造ソリューション
製造ソリューションは製造業の企業を中心にバリューチェーン全体を対象とするITソリューションを提供しています。本事業は電通国際情報サービスの売上高の28%を占めています。
事業④コミュニケーションIT
コミュニケーションIT事業では電通グループに向けた基幹システムの提供や、グループ連携によるイノベーションの創出をおこなっています。このようにグループ会社と連携して業務を進めることも少なくありません。電通国際情報サービスの売上高のなかで29.6%を占める規模となっています。
新卒選考フロー
内定を獲得するためには新卒選考フローを確認しておき、事前に対策を取ることは非常に重要です。ここで選考フローについて確認し、どのような対策を取れば良いのか知っていきましょう。
募集職種
電通国際情報サービスは主に4つの配属職種があります。それぞれの概要は下記のとおりです。
技術職
- 主なキャリア
- システムエンジニア
- ITコンサルタント
- プロジェクトマネージャー
- 主な分野
- 金融ソリューション
- ビジネスソリューション
- 製造ソリューション
- コミュニケーションIT
- 研究開発
DS職(データサイエンティスト)
- 主なキャリア
- AIコンサルタント
- AIエンジニア
- 職務内容
- 多種多様な業界のクライアント向けに AI を活用したシステムインテグレーション(SI)サービスを提供
- AI 技術を活用した自社製品
- サービスのアジャイル開発、実装
- SI/製品開発の付加価値向上に寄与する AI 関連の研究
- AI 人材の教育・育成
総合職
- 主なキャリア
- 技術職(ITコンサルタント、システムエンジニア、データサイエンティストなど)
- 営業職(法人向けソリューション営業)
- 主な分野
- 金融ソリューション
- ビジネスソリューション
- 製造ソリューション
- コミュニケーションIT
- 研究開発
技術職・営業職(支社勤務確約)
- 主なキャリア
- 技術職(ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、システムエンジニアなど)
- 営業職(法人向けソリューション営業)
選考フロー
選考フローは下記のとおりです。
- エントリー
- ES
- 適性検査
- 面接(グループ)
- 面接(個別)
- 面接(個別)
ESの設問例には下記のようなものがあります。
- 大学、または大学院で現在学んでいることをわかりやすく記述して下さい。(400字以内)
- ISIDでどのような仕事をしてみたいですか?役割についても具体的に記述してください。(600字以内)
- 自己PRを記述してください。(600字以内)
- ISIDの行動指針「AHEAD 先駆けとなる」のアルファベット5文字にはそれぞれ”ISIDらしさ”と呼べる意味が込められています。あなたがもっとも共感できるものを1つ選び、設問5にその理由を記述してください。 A(Agile:やってみる) H(Humor:人間魅力で超える) E(Explore:切り拓く) A(Ambitious:夢を持つ) D(Dialogue:互いに語り尽くす)
適性検査はSPIのWEBテスト型です。一般的なテストであるため、事前に対策をおこなっていきましょう。
給与水準
給与水準は下記のとおりです。
- 院了:270,000円
- 学部卒:250,000円
賞与は年2回、昇給は年1回です。諸手当には下記のようなものがあります。
- 在宅勤務等補助手当
- 通勤手当
- 時間外勤務手当
- 新卒住宅補助(実家が遠隔地の方対象)
- 家族手当
- 前払い退職金
- 確定拠出年金ほか
社風
口コミサイトを確認すると、電通国際情報サービスには下記のようなものが多く見られました。
- 自由でフラットな社風
- チャレンジを奨励する社風
- 働きやすい環境
- やりがいのある仕事
- 優秀な人材が多い
社風が魅力的かそうでないかは人によって異なります。まずは自己分析などから自分に合っている社風を明確にし、それに合っているかどうかを確認するようにしましょう。
求める人材
電通国際情報サービスのHPには下記のような採用メッセージがあります。
ISIDのイベントや選考は、「互いに確認し合える場」です。
私たちは、皆さんのことをたくさん知りたいと思っています。
特に知りたいことは、皆さんの「人間魅力」。言い換えれば「あなたらしさ」です。
「あなたらしさ」は世間一般で言うような「すごい」エピソードからではなく、一人ひとりから自然と滲み出てくるものだと思います。
そんな「あなたらしさ」にしっかり目を向け、自信を持って伝えにきてください!私たちも、皆さんと出会う機会すべてを、「ISIDらしさ」がたくさん感じられる場にすることを宣言します!
人間的魅力に溢れ、ISIDの企業文化に共感いただける方と、共に成長し続けたい。皆さんにお会いできることを楽しみにお待ちしています。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
業界内でどのような立ち位置になっているのかは、今後の戦略や経営安定性を図ることができます。ここで、電通国際情報サービスは業界内でどのような立ち位置となっているのかを確認してみましょう。業界内での立ち位置は下記のとおりです。
会社名 | 売上高 (百万円) | 平均年収 (万円) | 就職偏差値・ 難易度 | 社風 |
電通国際情報サービス | 129,054 | 1,057 | 59 | 自由でフラットであり、チャレンジを奨励する社風が根付いている |
株式会社 TKC | 67,838 | 758 | 56 | 員一人ひとりがプロフェッショナルとして活躍できる環境が整っている |
株式会社オービック | 100,167 | 959 | 58 | 社員一人ひとりが成長できる環境が整っている |
インフォコム株式会社 | 70,342 | 778 | 55 | ャレンジを奨励する社風が根付いている |
また、他業界や他の会社の就職偏差値については、下記の記事でご紹介しています。こちらもぜひご確認ください。
採用大学
電通国際情報サービスの採用大学は下記のとおりです。
- 明治大学:5名
- 立教大学:3名
- 早稲田大学:3名
- 関西学院大学:2名
- 岡山大学:2名
- 京都大学:1名
- 九州大学:1名
- 名古屋大学:1名
- 神戸大学:1名
- 慶應義塾大学:1名
- 上智大学:1名
- 青山学院大学:1名
- 成蹊大学:1名
- 明治学院大学:1名
- 広島大学:1名
- 大阪市立大学:1名
- 大阪府立大学:1名
- 長崎県立大学:1名
- 東京女子大学:1名
- 東京理科大学:1名
- 芝浦工業大学:1名
- 千葉工業大学:1名
- 南山大学:1名
電通国際情報サービスはこのように幅広い大学から採用をおこなっており、学歴フィルターはないでしょう。学歴が見られないため、自分の性格や想いを伝えていきましょう。
ホットニュース
ホットニュースは企業の動向について知ることができます。ここでホットニュースについて確認しておき、自分にはどのような影響があるのかを考えておきましょう。
ホットニュース①ISID、世界100カ国10,000社超の企業調査を行うGPTWの「働きがいのある会社」に2年連続で選出
GPTWジャパンが調査、実施する2024年版 「働きがいのある会社」認定において2年連続で「働きがいのある会社」として選出されました。本調査は従業員へのアンケートによって算出されており、従業員が働きやすさとやりがいの両方を感じていることが分かります。
ホットニュース②ISID社員がMicrosoft Top Partner Engineer Awardを受賞
ISIDのイノベーション本部に所属する社員が日本マイクロソフトの表彰プログラム「Microsoft Top Partner Engineer Award(Azureカテゴリ)」を受賞しました。本プログラムはAzure・Modern Work・Business Applications・Securityの4カテゴリにおいて、案件の実績や先進性、社内普及活動など幅広く活躍しているエンジニアを表彰するものであり、高い技術性を持っていることが分かります。
まとめ
今回は電通国際情報サービスの事業内容や就職偏差値についてご紹介しました。就職を成功させるためにはリサーチを徹底的におこない、入社後に後悔する可能性を低くすることが重要です。本記事や企業の説明会などで企業研究を徹底的におこなっていきましょう。