【企業研究】リクルートの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年9月30日更新
はじめに
リクナビやホットペッパーなど、さまざまなサービスを提供しているリクルート。
日本を代表するインターネット関連広告人材サービス企業です。
今回はリクルートの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。
就活を行う際はぜひこの記事を参考にしてください。
また、インターネット関連広告人材サービス以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!
【期間限定公開!】就活のプロが
自己分析のやり方を徹底解説!
今回、期間限定で就活のプロフェッショナルであるキャリアアドバイザーが、エントリーシートや面接に悩んでる学生に向けて、だれでも簡単に自己分析が出来る方法を3つ紹介しました!
すぐに実行に移せるものばかりなので、ぜひ読んでみてください!
事業内容
①HRテクノロジー事業
HRテクノロジー事業は、求職者が求人情報を検索し、企業に関する情報を収集できるオンラインプラットフォームが主に展開され、Indeed、Glassdoor及びその他の関連する事業で構成されています。
リクルートは、HRテクノロジー事業において、独自のアルゴリズムによって最適な求人情報を検索結果として提供することで求職活動に大きな影響を与えたり、企業・職場のレビューを求人情報と組み合わせて公開することで職場の透明性を高め、検索や評価方法に変革をもたらしました。
②メディア&ソリューション事業
メディア&ソリューション事業は販促領域(住宅、美容など)と人材領域(新卒、転職など)に大別されています。
販促領域は事業分野に合わせた企業クライアントの集客・顧客管理、決済から事業運営に係る各種課題解決サービスを提供しています。
具体的には住宅分野はSUUMO、美容分野はホットペッパービューティー、結婚分野はゼクシィ、旅⾏分野はじゃらん、飲⾷分野はHotPepperグルメ等、⼈材領域では、リクナビ、リクナビNEXT、タウンワーク等を運営しています。
人材領域は、個⼈ユーザーの求職活動支援サービス及び企業クライアントの採⽤活動⽀援サービスで構成されています。独自のプラットフォームを用いることで、就活や転職だけでなくアルバイト・パートの求職などをサポートしています。
③⼈材派遣事業
⼈材派遣事業は、国内派遣領域及び海外派遣領域で構成され、事務職派遣、製造業務・軽作業派遣及び各種専⾨職派遣等の⼈材派遣サービスを提供しています。
国内では㈱リクルートスタッフィング及び㈱スタッフサービス・ホールディングス等を通じて、サービスを提供しています。また海外でも派遣事業を展開しているのが特徴です。
以下がリクルートが提供しているサービスです。
1.新卒採用サービス
学生及び既卒生を対象にした就職に関する情報を提供しています。
2.中途採用サービス
転職に関する情報を提供しています。
3.就職/採用/労務支援
就職や転職のサポート、企業向け業務支援サービスなどを提供しています。
4.HRエージェント
人材を求める企業と働きたい個人の価値ある結びつきを支援するサービスを提供しています。
5.アルバイト/パート
あらゆる世代の多様な求職者に向けたアルバイト・パート情報を提供しています。
6.住まい
住まいの「借りたい」「買いたい」「建てたい」「売りたい」「リフォームしたい」に関する情報を提供しています。
7.マリッジ&ファミリー
婚活・結婚・出産育児にまつわる情報を提供しています。
8.自動車
中古車情報からカー用品通販までクルマに関する情報を提供しています。
9.進路
学生や社会人の進路選択をサポートする情報を提供しています。
10.学習
学生や社会人に向けた学習サービス、学校向けの教育支援サービスを提供しています。
11.旅行
旅行に関する幅広い情報を提供しています。
12.飲食/ビューティー
飲食店情報やクーポン情報、ヘアサロン、リラク&ビューティーサロンなどの情報を提供しています。
13.業務/経営支援
テクノロジーを活用した業務・経営支援サービスを提供しています。
14.新規事業
時代の変化に沿った様々なサービスを提供しています。
15.総研
リクルートのビジネス領域に合わせ幅広く展開している調査・研究機関です。
引用:株式会社リクルートサービス / 就活AGENT neo
新卒選考フロー
三菱UFJ銀行の選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。
面接では志望動機や学生時代に取り組んだこと、チャレンジしたエピソードなどスタンダードな質問が多いのが特徴です。
また、入社後にチャレンジしたいことや取り組みたいことも明確にしておきましょう。
①エントリー
エントリーは、リクルート新卒ページから行います。
通年採用を行なっているため、年間を通してエントリーが可能です。
リクルートのエントリーシートの主な設問は以下の通りです。
・今までの人生で成果を出したこと
・そのエピソード
・ガクチカ
・挑戦したこと
今まで自分自身が自信を持ってやり遂げ、成果を出したことを自己分析しましょう。そして指定文字数内で簡潔に答えられるように準備しておきましょう。
②ES提出もしくはアウトプット提出
エントリーシートの提出の他、アウトプット提出の場合もあります。
アウトプット提出とは、指定されたエントリーシートではなく、フリー形式でURLを添付して自身の活動や経験をアピールする方法です。
アピールしたいことや今まで打ち込んできたものを伝えやすく自分らしく表現したい方に向けての提出法です。
注意点としては提出するURLの内容は、最大30分程度で理解できる必要があります。
さらにアウトプットの概要とアピールポイントを150文字以内でまとめる必要があります。
下記がアウトプット提出の内容例です。
・体育会での練習の頑張り・こだわりが伝わる記録(動画など)
・研究分野問わず夢中になった研究の内容(論文)
・所属・活動していた学生団体の営業活動で使用していた資料など
研究や体育会、留学など自身が夢中になって力を入れてきたものを一番表現でき、手元にあるアウトプットをそのまま提出することができます。
また、Web上で公開されていない場合はDropboxもしくはGoogle driveに制作物をアップロードし、閲覧リンク(URL)を記載することも可能です。
③SPI受験
エントリーシートもしくはアウトプット提出後には、テスト受検(SPI)が行われます。
リクルートのWebテストは、SPI方式を採用しており、言語・非言語の能力検査と性格検査があります。
難易度は高くないものの、能力検査では一定の足切りラインが存在するため、問題集を購入して必ず準備をしてからテストに臨みましょう。
油断せずに問題集や参考書での選考対策は必須です。
④面接
書類選考に通過すると、つぎは面接に進みます。
面接はすべて学生1人、面接官1人と時間をかけて丁寧に行っています。面接は雑談に近いようなゆったりした面談で、リラックスして面接を受けられます。
また面接回数は希望職種により異なります。
・ビジネス総合・プロダクトグロースコース2
回
・エンジニア・データスペシャリスト・デザイン・ファイナンスコース3回
所有時間は1次面接・2次面接ともに45分程度行われます。
下記が面接の主な質問内容です。
・自己紹介
・志望動機・理由
・自分の強み・弱み
・人材業界を選んだ理由
・リクルートを選んだ理由
・ガクチカ
・今までの辛かった経験とその乗り越え方
・大学での研究テーマの深堀り
・学生時代に挑戦したこと など
1次面接、2次面接と共に問われる内容はほとんど同じで、さらに深堀りがされます。
自己分析をしっかり行って、自分が人生の中で選択してきたことの理由をしっかり整理して発言できるように準備しておきましょう。
⑤内々定
書類選考・面接に通過したら、リクルートの内々定が決定します。
取り組みの大小や派手さに関わらず、自分らしさは表れると考えられているため、選考では飾らずにいつも通りの自分でこれまでの経験をアピールするようにしましょう。
社風
リクルートでは創業以来、「価値の源泉は人」という考えが浸透していました。
一人ひとりの持っている力を遺憾なく発揮するため、その時代に合った様々な制度や働き方に柔軟に対応しています。
「バリューズ 」とはリクルートの経営理念です。
それは、一人ひとりの好奇心が、抑えられない情熱を生み、その違いが価値を創る、と捉えられており、すべての偉業は個人の突拍子もないアイディアと、データや事実が結び付いたときに始まります。
仕事の進め方について決められたものはありません。利益や成果にコミットしているので、その自由度が高いことが特徴です。
また、社内においては多種多様なバックグラウンドを持つ中途社員が多いため、前職の業種などに偏りがない個性を尊重した環境が整っています。
役職問わず友人のように付き合え、キャリアで悩んだ時などは部門上司はもちろん、他部門の管理職者と相談がしやすい風土です。
求める人材
リクルートには自分でモチベーションを上げ続けられる人を意味する「圧倒的当事者意識」という社風があります。
そしてリクルートは、リクルートを踏み台にしてステップアップしたい人を採用している傾向があるため、自身で目標に向かって遂行する文化もあります。
それゆえ、成長意欲が強い人やチャレンジ精神が旺盛な人、目標や目的を持って遂行できる人が求められます。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいインターネット関連広告人材サービス業界の中での リクルートの立ち位置を他社と比較しながらご紹介します。
売上高や就職偏差値・難易度を参照し、 リクルートは日本を代表するトップクラスの企業だということがわかります。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
リクルート | 3兆4,295億円 | 1,000万円 | 61.1 | 一人ひとりの持っている力を遺憾なく発揮する社風 |
GMOインターネット | 2,456億円9,600万円 | 660万円 | 55 | 風通しがよく役職問わずリスペクトし合える社風 |
Zホールディングス | 1兆2.385億円 | 913万円 | 61 | 年齢や役職に関係なく意見を出し合える社風 |
楽天 | 1兆9,278億円 | 797万円 | 69 | 新しいチャレンジを推進する社風 |
採用大学
リクルートは、全国の国公立大学や有名私立大学だけではなく、中堅大学などを含めた幅広い大学から採用していることがわかります。
リクルート内定者の多くは早慶・関関同立・MARCHだと言えます。
そのためリクルートには明確な学歴フィルターはないと言えますが、ある程度の高い学力は求められる傾向です。
東大・京大・東工大・一橋大・阪大・神戸大・名大・東北大・九大・北大・筑波大・横国大・千葉大・横市大・東京外大・電通大・東京農工大・お茶女大・埼玉大・都立大・名工大・京都工芸繊維大・大阪府大・大阪市大・金沢大・岡山大・広島大・新潟大・信州大・静岡大・滋賀大・熊本大・小樽商科大・室蘭工大・北見工大・弘前大・山形大・岩手大・茨城大・筑波技術大・宇都宮大・群馬大・長岡技科大・豊橋技科大・三重大・富山大・山口大・香川大・九工大・佐賀大・大分大・宮崎大・鹿児島大・琉球大・山口大・秋田県大・岩手県大・北九州市大
早大・慶大・上智大・ICU・明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大・東京理科大・関西大・関西学院大・同志社大・立命館大・東京女子大・日本女子大・津田塾大・成城大・日大・東洋大・駒澤大・専修大・芝浦工大・東京電機大・近大・甲南大・龍谷大・西南学院大
引用:RENEW
まとめ
就活生からの人気が高い日本を代表するトップ企業のリクルートだからこそ、なぜリクルートを志望するのかを明確にしておく必要があります。
また企業の情報や求める人物像を把握することも、周りと差をつけるためにも非常に大切なポイントです。
面接では学生時代にチャレンジした経験やエピソードを深掘りされるため、企業研究や自己分析を徹底的に行いましょう。
しっかり準備を整えた上で就活に励んでみてください。
ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。