【企業研究】ソシエテジェネラルの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】ソシエテジェネラルの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年8月19日更新

はじめに

ソシエテジェネラルは、フランスに本社を構えるメガバンクです。金融業界に就職を考えている人なら、ソシエテジェネラルも候補の一つとして考えている人もいるのではないでしょうか。

 

しかし、企業研究をしなければ選考を突破することは困難です。会社が求める人物像や、選考フローなど詳しく知っておき、対策することで選考を突破しやすくなります。

 

本記事では、ソシエテジェネラルの選考対策を徹底解説しているので、選考を考えている人はぜひ参考にしてください。



金融業界

金融業界とは、金融を取り扱う事業を行っている業界のことです。金融業界の中でも、銀行・証券会社・保険会社・クレジットカード会社の4つにわけることができ、業務内容も異なります。

 

金融業界について詳しく知りたい人は、【業界研究】金融業界とは?業種から仕組み,代表的な職種まで大解剖! | ジョーカツキャンパス (jo-katsu.com)を参考にしてください。

 

金融業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!【業界研究ガイド】業界一覧



事業内容

ソシエテジェネラルが行っている5つの事業について説明します。

アセットマネジメント

アセットマネジメントは、2007年に設立されたソシエテ・ジェネラル・グループの投資運用会社である「ソシエテ・ジェネラル・オスマン・マネジメント株式会社」が行う事業です。

 

ソシエテ・ジェネラル・グループの専門知識や革新的ソリューション、および関連会社のノウハウなどを活用し、ストラクチャード・ファンド・ソリューションを通じて、さまざまな資産クラスへのアクセスを提供しています。

 

また社会的責任の向上や、投資における持続可能性などを目指し、投資家にとって必要不可欠な存在になることを目標にしています。

グローバルマーケッツ部門

最先端の知識を用いて、金融サービスやリスクマネジメントソリューションなどを提供する仕事です。金利、クレジット、為替、エクイティ、商品、デリバティブ、オルタナティブインベストメントなどの広い分野において、世界各国へとアクセスを実現しています。

 

2016年にはクリアリング・執行業務を行うプライムサービスも加わり、グローバルな視点で、クロスアセットリサーチを提供しています。サービス内容は幅広く、優れた執行能力から高い評価を得ているのが特徴です。

グローバルファイナンス部門

発行体のお客さまに対し、ストラクチャードファイナンス、資金調達、ヘッジングなど、幅広い金融ソリューションを提案する仕事です。

グローバル・トランザクション・バンキング

グローバル・トランザクション・バンキングは、国際貿易金融、ファクタリング、キャッシュマネージメント、関連為替サービスなどのトランザクションを総合的に取り扱っている仕事です。

 

グローバルに活動している多国籍企業や大企業、中小企業など、さまざまな形態の事業会社や金融機関のお客様に向けてサービスを提供しています。お客様ひとりひとりのニーズに合わせ、金融取引とオペレーション業務を管理し、最適で安全なソリューションを提案します。

持続可能でポジティブな変化を促す金融サービス

ソシエテジェネラルは、持続可能な社会の実現に向けての取り組みに、積極的に参加しています。より公正で環境に優しい経済へ向けて、お客様の取り組みがポジティブな方向に進むよう、さまざまな金融ソリューションを提供するのが仕事です。

 

現在は、社会的包摂、気候変動、新興国の経済発展、希少資源の賢い利用などさまざまな課題に直面しています。

 

その課題を解決へと導くにあたり、ソシエテジェネラルのような金融グループは、持続可能な経済に根差した社会へと変えていくための重要な役割を担っています。

 

ソシエテジェネラルは、持続可能な開発目標(SDGs)達成のために新たに設立された「ポジティブ・インパクト金融 」の参画メンバーです。また、国連環境計画金融イニシアティブが策定した責任銀行原則の設立メンバーでもあるため、持続可能な社会へとつながる活動を重視しています。

 

このように健全で持続可能な社会の発展を目指し、ならびにお客様のSDGsの達成とその事業成長をサポートしていきます。

 

新卒選考フロー

ソシエテジェネラルは、選考フローが公表されていないため、採用者のみに伝達されるシステムとなっています。

 

<選考フロー>

エントリーシート 

 筆記試験・WEBテスト・適性検査

  1次面接

インターン

最終面接

 

筆記試験と一次面接が同じ日に行われることが多いです。面接・筆記テストの2グループにわけて、同時進行で行われます。

 

<Webテスト>

採用される年によって試験内容が多少異なることが多いです。一例を紹介しますので、参考にしてください。

<パターン1>

・英語、言語、非言語、政治経済など企業オリジナル問題

・制限時間30分(4択のマークシート式)

<パターン2>

・英語、言語、非言語、一般常識などのSPIに似た問題

・制限時間60分(マークシート式)

<パターン3>

・英語、言語、非言語、金融、政治経済、社会常識などの企業オリジナル問題

・制限時間45分(マークシート式)

 

<ESの質問内容>

過去に出題されたESの質問内容を見ていきましょう。

・金融業界を志望されることにあたりまして、ご自身のセールスポイント、自己PRをお聞かせ下さい。

・英語で自己PRをお願いします。

・企業研究で行ったことを教えて下さい。

・ソシエテ・ジェネラルを志望する理由を教えてください。

・失敗した経験と、そこから何を学んだか英語でお答えください

・大学で学んだことの詳細や課外活動、表彰を受けたことなど、あなたの学生生活をアピールできる内容をお書きください。

 

ESは字数制限ないものや、英語で記載するものがあるため、柔軟に対応することが大切です。



社風

ソシエテジェネラルのグループ理念から、会社の風土(社風)を見ていきましょう。

チームスピリット

変化し続ける環境においてお客様が求めているものは、責任感と柔軟性がある信用できるパートナーです。こうした要望に応えるために、ソシエテジェネラルは一つのチームとして対応しています。

 

従業員同士が助け合い、わからないところを補い合う関係性ができています。キャリアや年齢に囚われるのではなく、誰もが気軽に話し合える環境が作られているのが特徴です。

イノベーション

この先、新しいニーズが増えていくことに適応するために、イノベーションを積極的に取り入れるようにしています。起業家精神を重んじて、「チャレンジ精神」、「独創的な発想」を推奨しながら業務にあたっているのが特徴です。

 

結果を重視するのではなく、挑戦していく過程で得られた経験から次にどう生かせるか、という点に重きを置いているので、どんどん新しいことに挑戦していける環境が整っています。従業員ひとりひとりが、チャレンジ精神をもって、新たな課題に挑んでいます。

責任

ソシエテジェネラルは、社会の発展、環境開発、地域経済に貢献するのが仕事です。お客様の事業の中で、リスクに注意を払いながら、目標の達成に向けてサポートしています。

 

信頼関係を築くためにも、事業や業務において規則などを厳守しなければいけない、という責任があります。そのため、自らの発言や行動に責任感をもって働いている従業員が多いです。

 

結果だけを重視するのではなく、目標達成までの過程においても同等の責任を負うものだと考えているので、軽はずみな行動を取らないのが、ソシエテジェネラルです。

コミットメント

長期にわたりお客様から満足をもらっているので、仕事に関するやりがいや誇りをもって働ける会社です。お客様や自分の事業を成功へと導くために、業務を重ね改善し、熱意をもって働くことで、プロフェッショナルとしての達成感も得られます。

 

ひとりひとりがやりがいや誇り、達成感をもって働いているので、互いを信頼し、尊重する関係性が強いのが特徴です。

 

誰でも気軽にコミュニケーションを取れ、風通しのいい社風だと言えます。



求める人材

ソシエテジェネラルが求める人物像は、自分の応募する職種により異なります。一例を紹介していくので見ていきましょう。

<クライアントサポートユニット>

・強力で鋭い分析スキルを持っている人

・チームワークを重視できる人

・セルフスターターな人

・正確さがある人

・柔軟性や迅速さがある人

・細部へのこだわりが強い人

・前向きな考え方、挑戦、変化志向をもって行動できる人

・英語を話せる人

・さまざまな国の内部パートナーとやり取りするために必要なコミュニケーションスキルがある人

 

<ジュニアビジネスマネージャー、グローバルマーケット>

・工学、ビジネススクール、金融、ビジネスなどを専門とする大学で修士号を取得している人

・プレッシャーに強く、柔軟に物事を対処できる人

・決断力のある判断ができ、自分の意見を言える人

・英語力が優れている人、またフランス語も話すことができればなおよし

・エクセル、パワーポイントといったマイクロオフィスが使いこなせる人

・VBA、Pythonなどを自動化するためのマクロツールを開発できればなおよし

 

<地方銀行営業、債券>

・英語が話せる人

・金融市場への強い関心がある人

・優れたコミュニケーションスキルと対人スキルがある人

・プレッシャーに強くマルチタスクと作業が可能な人

・関連する学士号または同等の資格を持っている人

・エクセルの基本操作が問題なく使える人

 

<貿易支援官>

・強力で鋭い分析スキルを持っている人

・前向きな考え方、挑戦、変化志向がある人

・さまざまな内部パートナー(トレーダー、セールス、その他のミドルオフィス、製品管理チーム、バックオフィス、IT)およびさまざまな国(アジア、ヨーロッパ、アメリカ)とのインターフェースに必要な優れたコミュニケーションスキル。

・英語が話せる人(必須)

 

<情報技術>

・英語でのコミュニケーション能力がある人

・ネットワーキング、Linux、データベース、プログラミング(Python、C#、VBAなど)の基本的な知識を持っている人

・コンピュータサイエンスまたはエンジニアリングの主要なバックグラウンド+ビジネス/金融の主要なバックグラウンドがあればなおよし

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

金融業界の中でも、外資系の銀行業界である3社で比較し、ソシエテジェネラルがどのような立ち位置にいるのか見ていきましょう。

 

就職偏差値や難易度について詳しく知りたい人は、【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキングを参照してください。

 

会社名売上高平均年収就職偏差値社風
ソシエテジェネラル3兆4,920円1348万円71何事にも挑戦できる環境があり、風通しもいい
Citi(シティ)939億円2,214万円73チームワークを大切にし、互いに協力しあえる環境
メリルリンチ1,150億円2,265万円74クライアントファーストで、みんなが協力し合い、明るい雰囲気

 

採用大学

ソシエテジェネラルについて、採用大学や採用実績を調べましたが、「2023年8月現在」では、情報が一切ありませんでした。情報が分かり次第、随時更新していきます。



ホットニュース

ソシエテジェネラルのホットニュースについて見ていきましょう。

スラヴォミール・クルパを最高経営責任者(CEO)に任命

ソシエテ・ジェネラルは、2023年5月23日に、パリのカンファレンスセンター「メゾン・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ」で定時株主総会を開催しました。

 

開催した結果、53.45%の株主の議決権が行使され、過半数の定足数を満たしたため、スラヴォミール・クルパを最高経営責任者(CEO)に任命しました。

 

リクソー買収の最終決定について

ソシエテジェネラルの傘下であるリクソーを、アムンディが買収しました。この取引は現金対価総額 8 億 2,500 万ユーロです。予定より 2 ヵ月早く買収されました。

 

リクソーは高い優位性をもつ、リキッド・オルタナティブ・プラットフォームを通じて、アクティブ運用における専門性を確立しています。



まとめ

ソシエテジェネラルは、就職難易度の高い外資系企業であるため、企業研究や選考対策が必須です。外資系ということもあり、英語力が必要で、高いスキルを求められます。

 

外資系企業ということもあり、情報量は少ないですが、ソシエテジェネラルの選考を考えている人は、ぜひ参考にしてください。



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