学生時代に力を入れたこと
私は大規模なサークルで学園祭屋台の責任者を務めた。学年間の交流不足によって下級生が受け身になり、主体的な関与できていないことが課題であった。そこで全員が当事者として関わる体制が必要だと考え、幹部中心で進めていた企画会議の在り方を見直した。まず幹部に対して、学年を越えた参加が準備の質向上や当事者意識の醸成につながると説明し、意思決定の最終責任は幹部が担う形を残すことで不安を軽減した。その上で、下級生が意見を出しやすい仕組みづくりに取り組んだ。三人一組で案を出す形式を導入し、必ず全員が意見を出す場を設けた。さらに各組に上級生を配置し、意見を肯定的に受け止める役割を明確にすることで発言しやすい雰囲気づくりを行った。また、提案が実際の屋台運営に反映される経験を作り、成功体験を共有することで参加意欲の向上を図った。その結果、下級生全員が主体的に企画に関わり、学年を越えた協力関係が生まれ、準備の質向上や練習参加率の増加、継続率の向上につながった。この経験から、組織の力を引き出すには仕組みを整えるだけでなく、メンバーが安心して意見を出し挑戦できる環境づくりが重要だと学んだ。
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