【企業研究】日清食品の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】日清食品の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年8月15日更新

はじめに

就活を行い際に、必要となるのは、「自分自身がどこの企業を受けたいか。」を、決めることです。

当然のように思われる方も、多いかもしれません。

この、「どこの企業」を決めることは、社会人として歩みだす際には、とても重要です。

多くの方が、最初に入社をする企業に、もっとも大きな影響を受けると言われており、そこで経験したことは、その先の社会人人生の軸となるからです。

こうした社会人の基礎をともなる最初の就職先を決めるには、どうしたらいいのでしょうか。

就職先の候補先を決める「企業研究」を行い、自分にあった就職先の候補を洗い出していくことが、就活で行う最初のタスクになります。

そこで今回は、就活を行う企業の候補先を決めるために必要となる、企業研究について「日清食品」を対象に行っていきましょう。

ここで行っている項目は、他の企業を理解するためにも有効です。

ぜひ、今回の企業研究を参考に企業の深堀を実施していきましょう。

対象となる日清食品を理解するために、企業のHPも参考にしてください。

参考:日清食品 公式HP

採用公式HP:https://www.nissin.com/jp/recruit/nissinfoods/work/index.html

食品メーカー業界

日清食品は、食品メーカーに属しています。

食品メーカーとは、文字通り、食品を扱う業界です。

私達は、日々、食事を必要としています。

そのため、食品を扱うメーカーとは、私達の生活において必要不可欠な業界です。

食品メーカーとは、生活に必要な様々な「食品」を提供する企業を総合的に示します。

食品といっても、パンや麺、乳製品と、その対象は多岐に渡ります。

日本国内には、多くの食品メーカーが存在しており、自社の得意とする食品に特化した特徴ある商品を提供しています。

ここで、注意しておきたいのは、食品メーカーは、大きく分けて「生鮮食品」と「加工食品」の2種類があることです。

生鮮食品を扱うメーカーは、青果、鮮魚、精肉を扱い、加工食品を扱うメーカーには、生鮮食品を加工して提供する企業を指す点です。

実際に自分が扱いたい食品とは何かを整理しておくことも、企業研究を進める上では、重要な要素となります。

 

食品メーカー以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧

その他にも、就活の参考になるこちらの記事も参考にしてください。

【就活生必見】食品業界の就活を有利に進める方法4選!

日清食品の5つの事業

次に、日清食品が行っている事業内容について、ご紹介していきます。

日清食品は、事業を5つに分類して活動しています。

 国内即席麺事業

国内即席麺事業とは、日清食品グループの中で「日清食品」「明星食品」が行っている事業です。

代表策である「チキンラーメン」など、多くの方が長く食べている食品を提供している特徴があります。

国内の企業の中でも、早期から即席麺を製造、提供しており、業界の先駆者として活動しています。

また、即席麺の製造技術は、国内だけではなくグローバルな視点でも先駆者として、技術提供など広く行い国内外の生活水準の向上に寄与しています。

代表的な商品:チキンラーメン、カップヌードル、日清焼きそばUFO、どん兵衛

海外即席麺事業

海外即席麺事業では、国内で行っている即席麺の製造から販売の技術を海外へ展開している事業です。

代表的なカップヌードルなどを始め、多くの製品を米州・中国・アジア・欧州の4地域を軸に展開している実績があり、新興国マーケットの開拓なども行っています。

世界の人に、即席麺の提供をすうことで、「おいしい」を提供していく強い想いで展開を行っている事業です。

低温食品事業

低温食品事業とは、冷凍食品を中心に食品を提供している事業です。

国内の冷凍食品製造技術は、世界でも注目されています。

ここ近年、冷凍食品の品質は、各段に向上していると言われています。

味が良いことだけではなく、提供されている種類も年々豊富になっており、多くの家庭で利用されています。

菓子事業

菓子事業では、ロングセラーブランドである「ココナッツサブレ」や「ぼんち揚」などを始め、多くの商品を提供しています。

その他にも、朝食としても定番となっているシリアル食品「シスコーン」「グラノーラ」シリーズなども、代表的な商品です。

飲料事業

日清食品グループで飲料事業を行っているのは、「日清ヨーク」です。

代表的な商品である「ピルクル」や「十勝のむヨーグルト」などが有名です。

 

新卒選考フロー

日清食品における新卒フローは、以下の通りです。

STEP1|プレエントリー

公式HPから、プレエントリーを行います。

就活生の基本情報などを登録することで、企業の最新情報か最新の選考スケジュールを確認できます。

STEP2|本エントリー

本エントリーでは、「エントリーシート」の提出を行います。

この際、就活で必要となる個人の情報から、志望動機などの登録が必要になります。

また、同時にWEBテストの案内が届きます。

エントリーシートやWEBテストには、それぞれ期限が設けられています。

期日を過ぎた場合には、選考辞退と考えられる可能性がありますので、しっかりと期日を確認して対応していきましょう。

過去にESで取られた内容には、このような物があります。

質問例①:希望する職種を選んだ理由を教えてください。

質問例②:所属しているゼミ・研究室での「研究もしくは専攻内容」を詳しく教えてください。

質問例③:趣味を教えてください。

質問例④:特技を教えてください。

質問例⑤:自己PRを500文字以内で教えてください。

 

STEP3|面談(複数回)

エントリーシート、WEBテスト結果を踏まえ書類選考が実施されます。

面接は、人物重視の選考となっており、面接回数は選考プロセスに応じて異なります。

良く問われる質問についても、ご紹介します。

【質問内容】

質問例①:学生時代に、頑張ったことを教えてください。

     ⇒なぜ、それを頑張ったのか、理由を教えてください。

     ⇒頑張る中で経験した困難、それをどんな工夫で乗り越えたかを教えてください。

質問例②:(対象の方に)インターンシップへ参加した理由を教えてください。

     ⇒インターンシップでは、どんな経験をしましたか。

     ⇒インターンシップで、経験したことを今後、どう活かしたいですか。

質問例③:アルバイトの経験はありますか。

     ⇒どのようなアルバイトでしたか。

     ⇒アルバイトで経験した良かったこと、難しかったことを教えてください。

質問例④:家電量販店で即席麺を販売する場合の施策について、どう考えますか。

STEP4|内々定

選考を通過した方には、内々定の通知が届きます。

内々定が出た方向けの集合研修、社員交流会等のイベントも実施されます。

それ以外にも、内定者研修として工場研修なども予定されており、入社前から人材の育成や、同期入社の方との交流会の場も積極的に開催されている特徴があります。

 

選考についての詳細は、下記の公式HPでも紹介されています。

エントリーを行う前に、必ず確認するようにしましょう。

新卒採用HP:RECRUIT(採用情報) 



社風

日清食品の社風や、特徴についてご紹介していきましょう。

日清食品は、「持続可能な“職の未来”を目指して」と題し、様々な取り組みを積極的に実施しています。

そのために必要となる独自の環境戦略を講じ、食だけではなく環境面での配慮も行っています。

こうした活動の根底となるのが、経営理念です。

世界でも屈指の食品メーカーとして活躍する日清食品は、

・課題の早期発見

・積極的な意見交換

・お客様視点の重要性

などを大事にしています。

そのため、新人であってもアイデア次第で、活躍できる環境が整っています。

それだけではなく、年齢や役職を超えた意見交換も積極的に支援されています。

こうした環境だけではなく、実力主義の側面もあり、活躍次第で、早期にステップアップできる環境も整備されている特徴があります。

また、お客様の視点に立ち、課題の解決、求めている商品とは何かを議論できる環境を整え、これからも新しい商品作りを行っていきたいと考えています。

求める人材

日清食品では、これからも安全、安心な食品を提供し続けるための仲間を求めています。

その仲間として、新入社員に求めている物は、以下の3点です。

【求める人材とは】

・向上心がある人

・逆算してゴールを明確にできる人

・多くの壁を乗り越えていける自信がある人

 

新入社員となる人材には、向上心や積極性が大事です。

今まで経験したことがない「仕事」という分野で、成果を出すためには、課題という壁、製品を生みだすための壁を経験することになります。

こうした壁を乗り越え、結果を出すためには、常に向上心を持つことが必要です。

また、仕事を進める上では、常にスケジュールを意識しておく必要があります。

結果を出すためには、場当たり的な対応ではなく、逆算したスケジュールを意識できる必要があり、スケジュールを守るという強い意思も不可欠です。

最初は、成果を出せないことも多く、悩んでしまう可能性もあります。

しかし、こうした場合にも、先輩方の支援やアドバイスを受けることもできます。

自分が置かれている環境を活用し、自己成長をし続ける意思を持った人材こそが、日清食品に求められる人材です。

 求められる人材とは何かを深く理解するためには、先輩社員の声も参考になります。

こちらのコンテンツも確認していきましょう。

参考:日清食品 INTERVIEW(社員紹介)



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

日清食品の理解を深めるために、食品メーカーの他企業との比較を行っていきましょう。

会社名売上高

(百万)

平均年収就職偏差値

難易度

社風
日清食品HD669,2487,902,34563若手であっても、大きなプロジェクトに参加できる可能性があります。

向上心を持つ人やチャレンジする人を応援する風土があり、積極的な意見交換も活発にできる環境が整備されています。

サンヨー食品137,9735,480,000安定した商品提供を第一に考え、今の商品の改良も積極的に行う環境があります。

上下関係に関係なく、意見交換ができる場を設けるなど、新しいアイデアを多用する風土があります。

東洋水産435,786          6,208,000スピード感を大事にしており、常にスケジュールを念頭に行動することが求められています。

新しい取り組みも積極的に行っており、現場の意見を基に改善を繰り返しています。

エースコック107,8004,800,000自由な発想を積極的に採用しており、年齢や役職い関係なく意見やアイデアを発信できる風土があります。

上記以外の企業について、こちらの記事で就職偏差値を確認できます。

ぜひ、参考にしてください!

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング



採用大学

日清食品では、全国にある多くの大学から採用実績があります。

そのため、学歴フィルターはないとされています。

【採用実績のある大学】

青山学院大学、秋田県立大学、愛媛大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、帯広畜産大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、関西外国語大学、関西大学、関西学院大学、学習院女子大学、学習院大学、九州大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、京都大学、京都府立大学、近畿大学、岐阜大学、熊本大学、慶應義塾大学、工学院大学、甲南大学、神戸市外国語大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、駒澤大学、芝浦工業大学、首都大学東京、信州大学、上智大学、総合研究大学院大学、多摩美術大学、中央大学、筑波大学、東京医科歯科大学大学院、東京外国語大学、東京芸術大学、東京工業大学、東京女子大学、東京大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、徳島大学、豊橋技術科学大学大学院、同志社女子大学、同志社大学、名古屋工業大学、名古屋大学、新潟大学、日本女子大学、日本大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、三重大学、武蔵野美術大学、明治大学、山梨大学、横浜国立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学、和歌山大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、立教大学、明治大学、明治学院大学、名古屋大学、北海道大学、法政大学、兵庫県立大学、日本大学、奈良先端科学技術大学院大学、奈良女子大学、同志社大学、東北学院大学、東京農業大学、東京大学、東京工業大学、東京外国語大学、東京海洋大学、長岡技術科学大学、中央大学、大阪大学、大阪市立大学、早稲田大学、千葉大学、千葉工業大学、青山学院大学、成蹊大学、神戸大学、新潟大学、上智大学、山形大学、埼玉大学、高崎経済大学、広島大学、慶應義塾大学、九州大学、近畿大学、京都大学、京都産業大学、京都工芸繊維大学、京都教育大学、関西大学、関西学院大学、横浜国立大学、愛媛大学 北京大学、ウィンチェスター大学 その他国内・海外大学

引用:リクナビ2022「日清食品株式会社



ホットニュース

 日清食品ホールディングスが「第5回 プラチナキャリア・アワード」で優秀賞を受賞

日清食品ホールディングスでは、グループ全体で、積極的な人材育成を図っています。

そのために必要となる仕組み作りにも、常に改良を加えている特徴があります。

こうした環境を評価され、「第5回 プラチナキャリア・アワード」(主催:株式会社三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ、協力:東洋経済新報社、後援:厚生労働省、東京証券取引所) で優秀賞を受賞しています。

人生の中で、長い人生を過ごす働く期間を、いかに応援できるかは、企業の大きな課題として捉えています。

 

定款一部変更に関するお知らせ

今後も、より多くの方に安全な食品の提供を目指す日清食品では、企業の柱となる定款の一部改正を行っています。

この改定では、企業のあるべき姿を定義している企業理念について改訂し、企業の目指す姿についての理解を深めていきたいと考えています。



まとめ

今回は、「日清食品」を対象に、企業研究を実施しています。

最初にもご紹介していますが、企業研究は、興味のある企業の理解を深めるだけではなく、実際のエントリーを行うべきか、そして、入社後のイメージを具体化するために必要なプロセスです。

興味がある企業が複数ある場合には、その分、企業研究に時間が掛かることを念頭に、早期に着手することも必要です。

また、企業説明会などの場面を通して、より深く企業を知るなど、積極的な行動を通して、企業研究を進めていきましょう。



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