WEBテストの種類の見分け方3選!特徴やおすすめ問題集を公開

WEBテストの種類の見分け方3選!特徴やおすすめ問題集を公開

2024/9/25更新

はじめに

就活における第一関門であるWEBテスト。

多くの企業で基礎学力の高さを測るテストや性格診断テストが実施され、就活生はふるいにかけられます。

また、WEBテストの種類は、マイナーなものを含めると20種類以上存在するので、ピンポイントに対策することが困難となっています。

ですが、結論からいうと、WEBテストの種類を事前に見分けることは可能です。

本記事では、以下のような就活生に向けて、WEBテストの種類を見分ける方法を徹底解説します。

対象の読者
  • 志望企業の試験形式は何なのか知りたい
  • WEBテストの種類を見分ける方法が知りたい
  • 形式別にどのような特徴があるのか知りたい

あわせて、WEBテストの種類を見分ける際に役立つURLやおすすめの問題集を公開します。

試験の特徴から、導入している企業まで、あらゆる角度から解説していきますので、参考にしてください。

志望企業の試験内容を特定し、早期に対策を講じることでWEBテストの突破率を高めていきましょう。

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WEBテストとは

WEBテストとは

WEBテストとはウェブ上で受検できるテストで、企業が人事選考の際に利用する採用テストのことです。

大手企業や人気企業には、応募者が殺到します。

何千人もの応募者の能力や適性を人事担当が判断するのは物理的に不可能といえるでしょう。

そこで活用されるのがWEBテストです。

応募者の基礎的な能力を測り、企業が求める最低限の知的能力を有しているかを見極めています。

このように、WEBテストは採用活動の効率化や優秀な人材を確保するための手段として、多くの企業で活用されているのです。

WEBテストの種類

WEBテストにはさまざまな種類が存在し、マイナーなものを含めると20種類以上にもなります。

主要なものとしては、SPI・玉手箱・CAB・GABなどが挙げられ、それぞれ言語、非言語、性格検査などで構成されています。

なかでもSPIは、最も有名なWEBテストです。

問題の難易度は低く、小学校から中学校レベルの知識で解答することが可能です。

そのかわり、時間内に素早く解答することが求められ、基礎的な知識や推理力に加え効率性を測るためのテストとなっています。

このように、WEBテストにはさまざまな種類があり、それぞれの企業が求める能力に応じたWEBテストを導入しています。

受検の場所・方法 

WEBテストの受検場所は、以下の3つに分類することができます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

  1. 自宅
  2. 企業
  3. 共通会場

①自宅で受検する

WEBテストは自宅で受検することができます。

自宅に試験を受検できるデバイスやインターネット環境がない場合は、大学やネットカフェからでも受検が可能です。

自分の都合の良い時間に整った環境で受検するのがよいでしょう。

ここまで読んでみて、「誰にも見られていないならカンニングし放題なのでは?」と思った就活生もおられると思います。

実際に、自宅でのWEBテストの場合、カンニングすることは可能です。

しかし、さまざまなリスクがあるのは頭に入れておきましょう。

以下の記事でカンニングのリスクについて解説していますので、あわせてチェックしてください。

 

②企業で受検する

志望先の企業で受検するパターンも多いです。

WEBテストだけを受けに行くこともあれば、面接終了後にWEBテストの受検を案内されるパターンもあるので、油断せずにしっかり対策しておきましょう。

面接と並行してWEBテスト対策も必要となりますので、本記事を参考に、どの形式のテストが出題されるのか見分けておいてくださいね。

 

③共通受検会場で受検する

テストを制作している会社などが運営している専用会場に出向いて、用意されているパソコンで受検する方法です。

代表的なものにテストセンターが挙げられます。

会場にはほかの受検者はいるものの、開始の時間帯も違えば、目指している企業もそれぞれ違うので、比較的リラックスして受検することができるでしょう。

雰囲気に慣れるためにも、テストセンター導入企業の選考を試しに受けてみるのも有効な手段です。

WEBテストの種類を見分ける方法3選!

WEBテストの種類を見分ける方法3選!

ここでは事前に、WEBテストの種類を見分ける3つの方法を紹介します。

志望企業が導入しているテストを事前に把握し、対策を徹底して選考に臨みましょう。

①URLで判断する

WEBテストの種類を判別する方法として、受検手続きの案内に記載されたURLを確認することで、どの種類のWEBテストであるかを見分けることができます。

【受検用URL一覧】

テスト名URL
  • SPI
  • arorua.net/
  • 玉手箱
  • CAB
  • GAB
  • aWEB1.e-exams.jp/
  • WEB2.e-exams.jp/
  • WEB3.e-exams.jp/
  • tsvs1.e-exams2.jp/
  • tsvs2.e-exams2.jp/
  • tsvs3.e-exams2.jp/
  • nsvs1.e-exams4.jp/
  • nsvs2.e-exams4.jp/rorua.net/
  • TG-WEB
  • assessment.c-personal.com/
  • assessment.e-gitest.com/
  • c-personal.com/
  • CUBIC
  • WEB-cubic.jp/
  • assessment.cservice.jp/
  • TAL
  • tal-sa.jp
  • TAP
  • empWEB21.com
  • SCOA
  • apps.ibt-cloud.com

 

受検案内URLに上記URLが含まれていれば、テスト内容を判断することができます。

信憑性は高いですが、受検案内URLが届かないと確認できないので、事前から対策を講じておくことができないというデメリットがあるので注意しましょう。

②口コミサイトを利用する

口コミサイトでは、前年までのWEBテストの種類についての書き込みがあります。

自分の志望する企業名で検索し、WEBテストに関する情報がないかをチェックしましょう。

ただし、あくまで口コミサイトなので、情報を鵜呑みにしすぎないように注意してください。

また、企業の採用方針が変わり、導入されるテストが前年から変更になる場合もあるでしょう。

口コミサイトを参考に事前学習を進め、受検用URLが届いたら最終確認を行って試験に臨むのがおすすめです。

③OB・OG訪問で情報収集する

OB・OG訪問時に、WEBテストの種類を質問してみるのも有効です。

先輩たちの経験や情報を聞くことで、実際のテストの内容や傾向の把握ができるでしょう。

また、WEBテストの対策方法について質問するとアドバイスをもらえるかもしれませんよ。

上記3点の方法を組み合わせれば、より正確にWEBテストの種類を見分けることができます。

しっかりと情報収集し、第一関門であるWEBテストを突破しましょう。

主要9種類のWEBテストの特徴を解説

主要9種類のWEBテストの特徴を解説

多くの企業で導入されている9種類のWEBテストについて、それぞれの特徴を紹介していきます。

WEBテストは種類によって問題の傾向が異なります。

WEBテストにはどのような種類があり、どのような問題が出題されるのかを把握しておけば、対策が可能です。

それぞれの特徴を紹介しますので、ぜひご覧ください。

①SPI

SPIは、リクルートマネジメントソリューションズが開発提供しているWEBテストです。

多くの企業が導入している一番有名なWEBテストであるため、就活生は必ず対策しましょう。

基本的な漢字の読み書き、文章の読解、数学、英語、構造的把握力などが出題されます。

試験本番は時間との戦いですので、普段の対策から時間を意識するようにしてください。

SPI試験導入企業(五十音順)
  • 伊藤忠商事
  • ゴールドマン・サックス
  • テレビ朝日
  • トヨタ自動車
  • ファーストリテイリング
  • 三菱商事
  • LINEヤフー

②玉手箱

玉手箱は、日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。

多くの企業で導入されているWEBテストで、計数理解(四則逆算、表の空欄の推測、図表の読み取り)、言語理解、英語、性格適性検査などが出題されます。

玉手箱は問題数が多いため、解答のスピードが求められますが、問題形式は限られており、一度問題のパターンを覚えてしまえば、同じ要領で別の問題を解けるようになるでしょう。

玉手箱導入企業(五十音順)
  • 味の素
  • アマゾンジャパン
  • 大日本印刷
  • 大和ハウス
  • 日産自動車
  • 日本マイクロソフト
  • 丸紅

③GAB・WEB-GAB

GABは、玉手箱と同じく、日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。

WEBのほかにペーパーテスト形式もあり、問題や制限時間が異なります。

もともとはコンサルティング業界を中心に採用されていましたが、近年はさまざまな企業で導入されています。

ペーパーテストをGAB、WEBテストをWEB-GABと呼び、GABでは言語理解、計数理解(図表を読み取り設問に解答)、性格適性検査などが出題されるのが特徴です。

難易度が高いため、事前対策をしっかり行う必要があります。

GAB・WEB-GAB導入企業(五十音順)
  • アクセンチュア
  • アサヒ飲料
  • サントリーホールディングス
  • 東京海上日動火災保険
  • 三井不動産

④CAB・WEB-CAB

CABは、日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。

GAB・WEB-GAB同様、WEBのほかにペーパーテスト形式もあり、問題や制限時間が異なります。

WEBテストをWEB-CAB、ペーパーテストをCABと呼び、暗号(図形が変化する法則を見極める)、暗算、法則性(図表の形、向き、位置、数が変化する法則性を見極める)、命令表(命令に従い、最終的に完成する図形を導き出す)、性格適性検査が出題されるのが特徴です。

難易度が高い図表問題がよく出題されるため、問題集や模擬テストサイトでの対策は欠かせません。

CAB・WEB-CAB導入企業(五十音順)
  • インテックソリューションパワー
  • 大日本情報システム
  • 日立ソリューションズ
  • NTTデータエービック

⑤TG-WEB

TG-WEBは、株式会社ヒューマネージが提供している適性検査です。

「従来型」と「新型」の2種類の問題形式があり、出題される問題が異なります。

言語、計数(四則逆算、図表読み取りなど)、英語などが出題されるのが特徴です。

従来型と新型のどちらが導入されているかは口コミではわからないため、幅広く対策を講じる必要があるでしょう。

TG-WEB導入企業(五十音順)
  • 日本政策金融公庫
  • 日本テレビ
  • 三菱重工業
  • モルガン・スタンレーMUFG証券

⑥CUBIC

CUBICは、エージーピーが提供する適性検査です。

以前はペーパーテストのみでしたが、ここ数年はWEBテストも実施されるようになりました。

能力テストである「言語」「数理」「論理」「図形」「英語」に加え性格テストが出題され、数あるWEBテストの中でも試験範囲が広いテストといえるでしょう。

CUBIC導入企業(五十音順)
  • 大王製紙
  • 日本精工
  • 日本ロレアル
  • 三菱自動車工業
  • 三菱マテリアル

⑦TAL

TALは、性格検査のみの適性検査です。

導入している企業は多くはないですが、採用している企業も存在するため注意しておく必要があります。

出題形式は「質問回答形式」「図形貼付方式」となっており、特に対策方法はなく、聞かれた質問に素直に答えれば大丈夫です。

一度問題を見ておくとスムーズに試験に入れるので、問題集を購入して、一度問題に触れておきましょう。

TAL導入企業(五十音順)
  • セコム
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • NTTデータ

⑧TAP

TAPは日本文化科学社が提供している適性検査です。

導入している企業は少ないですが、一部企業では採用しているので注意しましょう。

TAPは、「数理問題」「言語問題」「倫理問題」の3つで構成されています。

ほかのWEBテストの問題レベルは小学校から中学・高校レベルであるにも関わらず、TAPでは大学レベルの問題が出題されるなど、難易度が高く設定されているのが特徴です。

志望企業がTAPを導入していることがわかったら、早めに対策を始めましょう。

TAP導入企業(五十音順)
  • 筑波銀行
  • 鳥取銀行
  • 日産車体
  • ニフコ

以下の記事でTAPの対策方法について解説しているので、あわせてチェックしてくださいね。

⑨SCOA

SCOAは、NOMA総研が提供している適性検査です。

このテストは、SPIと似た内容となっており、基礎能力検査(言語、数理、論理、社会と理科の常識、英語)と性格を判定するパーソナリティ検査、職務を遂行する能力を見る事務能力検査があります。

試験の実施方式は「テストセンター方式」「WEB方式」「マークシート方式」の3つに分類されているのが特徴です。

企業の採用担当が最もふさわしいと思う方式を採用することができるので、どのような方式で実施されるかをリサーチしておく必要があります。

SCOA導入企業(五十音順)
  • 高知銀行
  • 佐賀県庁
  • 全国農業協同組合連合会
  • 長野市役所
  • YKK AP

テスト形式別のおすすめ問題集

テスト形式別のおすすめ問題集

それぞれのWEBテストについて、効率的に学習を進めることができる問題集を公開します。

いくら中学から高校までのレベルの問題だとはいえ、しっかりと対策しておかないと点を取ることはできません。

以下の問題集を参考に学習を進めてみましょう。

SPI対策|2026最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

SPI対策|2026最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

出典元:2026最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集| Amazon

本書では、SPIの傾向などを徹底分析していますので、本番を想定した学習が可能となります。

また、最速での解答方法やメモの取り方にいたるまで、細かに解説してあるのでおすすめです。

さらに、模擬テストもついていますので、慣れてきたら腕試ししてみるのもいいでしょう。

模擬テストはテストセンター形式なので、テストセンターを控えている就活生には特におすすめです。

玉手箱対策|1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集’26年版

玉手箱対策|1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集’26年版

出典元:1日10分、「玉手箱」完全突破! Webテスト 最強問題集’26年版|Amazon

本書は玉手箱対策の決定版といっても過言ではない一冊です。

なぜなら、日本生命、三井住友銀行、丸紅、JR西日本などの人気企業で実際に出題された問題を忠実に再現しており、本番に近い内容を学習することができるからです。

さらに収録されている問題数も多く、解説も充実しているので十分な対策が可能です。

「数学なんて久しくやってない…」そのような就活生もしっかり学び直せるのでおすすめです。

CAB・GAB対策|これが本当のCAB・GABだ! 2026年度版 【WEB-CAB・IMAGES対応】

CAB・GAB対策|これが本当のCAB・GABだ! 2026年度版 【WEB-CAB・IMAGES対応】

出典元:これが本当のCAB・GABだ! 2026年度版 【WEB-CAB・IMAGES対応】 (本当の就職テスト)|Amazon

就活生から人気の「本当の就職テスト」シリーズです。

SEやプログラマーを目指す人向けによく使われるCAB、総合商社、証券会社などで多く導入されているGAB。

本書では、それぞれのテストの出題範囲を忠実に再現しています。

CAB、WEB-CAB、GAB、IMAGESなどのテストをカバーできるのでおすすめです。

TG-WEB対策|スピード攻略Webテスト TG-WEB’26年版

TG-WEB対策|スピード攻略Webテスト TG-WEB'26年版

出典元: スピード攻略Webテスト TG-WEB’26年版 (2026年版) |Amazon

本書は、新型と従来型の両方をカバーしているので、この1冊をやり込むことによりTG-WEB対策は完結します。

出題情報をまとめた分野別解説パートでは、苦手分野を繰り返し練習することも可能なので活用してみましょう。

TG-WEBを初めて対策する人から、苦手部分を克服したいと考えている就活生まで幅広く役立つ1冊です。

CUBIC・TAL・TAP対策|これが本当のWEBテストだ!(3) 2026年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】

CUBIC・TAL・TAP対策|これが本当のWEBテストだ!(3) 2026年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】

出典元:これが本当のWEBテストだ!(3) 2026年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)

就活生から人気の「本当の就職テスト」シリーズです。

本書は、1冊購入すれば、試験範囲が広い「CUBIC」、言語・数理・論理の3科目が広く問われる「TAP」、性格テスト「TAL」について対策できるのが特徴です。

特にTALは絵を描かせて性格を診断するという特徴のある試験なので、実際にやってみて問題の特徴を把握しておきましょう。

また、短時間で正解にたどり着くための問題の解き方を紹介しているので非常におすすめです。

さいごに

この記事では、WEBテストの種類を見分ける方法や、それぞれのテストの特徴などついて解説しました。

WEBテストは数多く存在していますが、それぞれのテストに特徴があります。

本記事では、よく企業に導入されているWEBテストを紹介していますので、しっかりと特徴を押さえておきましょう。

口コミサイト、OB・OG訪問、URLなどを利用して、自分の志望企業のWEBテストを確実に見分けてくださいね。

志望企業で課されるWEBテストにあわせた対策をすることで、より良い結果を得ることができます。

また、試験別のおすすめ問題集も公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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