【企業研究】レバレジーズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年8月15日更新
はじめに
レバレジーズ(レバレジーズ株式会社)は、人材関連事業をベースに、幅広い業界で事業を展開する企業です。
2005年の創業から現在にいたるまで、目覚ましい成長を遂げている新進気鋭の存在であり、若手世代が活躍しやすい会社として大きな注目を集めています。
本記事では、そんなレバレジーズが気になる就活生に向け、企業研究に役立つ情報を解説。
詳しい事業内容や社風、業界での立ち位置・競合他社との比較、就職難易度、採用大学など、選考対策に活かせる内容を紹介します。
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IT・医療・人材サービス・M&A業界
IT業界は、IT技術を用いたさまざまなサービスを提供する業界です。
医療業界は、医療に携わる機関・企業が属する業界で、医療機関(病院・クリニックなど)・製薬会社・医療機器メーカー・その他医療関連サービス企業などがこれにあたります。
人材サービス業界は、人材の派遣・紹介・あっせんなどを行う業界、M&A業界はM&Aの仲介・サポートなどを行う業界です。
なお、同じ業界の企業であるリクルートの企業研究記事はこちらです。業界をより詳しく知るため、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
IT・医療・人材サービス・M&A業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!
事業内容
レバレジーズは、人材紹介サービス事業をベースに幅広い分野に事業を展開しています。
その根底には、国や業界を絞らず、広い視野で社会的な価値のあるサービスを提供し、さまざまな社会課題の解決を目指すという考えがあります。そのベースの上に行われている事業が、次のようなものです。
海外事業
メキシコ・ベトナム・インド・中国など、海外の人材に雇用機会を提供するサービスを行っています(これらの国にはレバレジーズの拠点があります)。日本で働きたい外国人と、人材を求めている企業にマッチングの機会を設け、互いのニーズに対応するものです。また、人材を求めている海外の日系企業に現地の外国人または日本人をマッチングするサービスも行っています。
IT事業
人材不足に悩むIT業界において、ITエンジニアと企業を結びつけ、またITエンジニアが快適な環境でそのスキルを活かせるよう、課題解決のためのサービス提供などを行っています。
ITエンジニア・クリエイターの専門エージェント「レバテック」を運営し、就職・転職・派遣・フリーランスなど、IT人材の働き方と職場探しをサポートしています。「teratail」はITエンジニアが課題解決に活用できるプラットフォームとして運営しています。その他、フリーランスエンジニア・クリエイターの案件検索エンジン「freelance hub」も提供中です。
医療・介護事業
看護師の就職・転職サポートサービス「レバウェル看護」や、介護士の就職・転職サポートサービス「レバウェル介護」、高齢者が快適な生活を送れる施設を紹介する「わんコネ老人ホーム相談窓口」などを運営しています。医療・介護業界を支える人、業界を利用する人のどちらも支援する事業です。
若手キャリア事業
若手の人材が仕事とのミスマッチに悩まないよう、より良いキャリアを描くための支援も行っています。独自の求人掲載で就職をサポートする「ハタラクティブ」、新卒生の就活をサポートする「career ticket」、学生限定の就活カフェ「career ticket cafe」などを運営しています。
新規事業・その他
レバレジーズでは、常に新しい事業活動を展開しています。M&Aを戦略立案やマッチングでサポートする「M&A Advisory」など、まだ進出していない業界、または進出している業界の新しい分野に打って出ています。
新卒選考フロー
レバレジーズでは以下のようなフローで新卒選考を行っています(年や募集職種によってフローは変わる場合もあります)。
1.エントリー
まずはレバレジーズのリクルートページからエントリーを行います。
この段階でエントリーシートも作成します。エントリーシートでは、自分が大学生活で力を入れていたことや、長期的に頑張った経験などの質問があるようです。
なお、エントリー後に選考プロセスの案内が行われます。
2.説明会
エントリーした就活生向けの説明会が行われます。
この説明会ではグループディスカッションなどが実施され、選考も兼ねられます。
3.面接・面談
1次・2次・3次・最終面接と複数回の面接が行われます。
なお、面接の回数は、応募する職種によっても異なります。
社風
人間関係の良好さ
レバレジーズの社風でまず特徴的なのは人間関係の良好さです。
社員同士の仲が非常に良く、業務外でも交流している社員も大勢いる模様です。
この雰囲気をつくり出している一因は、職場の風通しの良さです。
上司や先輩など、立場が上の人にも自分の考えを話しやすい環境が整っており、これが良い人間関係の構築にもつながっています。
社員のモチベーションの高さ
レバレジーズは社内が活気に満ち溢れていることも大きな特徴です。やる気をもって入社してくる人材が多く、会社も社員の意欲を尊重するスタンスがあるため、モチベーションの高い社員が多い印象です。仕事を通して自分を高めたい人、自分のスキルを発揮して活躍したい人、アグレッシブな環境で働きたい人にマッチしやすいと言えます。
給与・福利厚生など待遇の良さ
社員からは、福利厚生がしっかり整備され、また給与面も満足している口コミも多く見られます。高い満足感を得られるホワイトな職場と考えられます。
求める人材
レバレジーズの新卒採用サイトに掲載されている代表取締役のメッセージから、レバレジーズが求める人物像を考えてみましょう。
レバレジーズは時代や社会の移り変わりともに、常に社会に必要とされ続ける企業が成長を続ける企業だと解釈しています。自分たちの利益だけを追及するのではなく、社会に貢献できる事業を行う企業が生き残り、企業とともに社員も成長していけると捉えています。これは、レバレジーズの企業理念である、「関係者全員の幸福」と大きくリンクするものです。
そして、レバレジーズは現在、自社の得意とするインターネット分野と、インターネット非領域にある社会課題の解決により深く取り組み、さらなる成長を遂げていきたいと考えているようです。世界に大きなインパクトを与え、世界を変える、そんな会社になっていくため、新しい分野・事業に積極的に踏み出していける人材を求めています。
自社で働く社員には始めから特別なスキルを求めているわけではなく、熱意や強い意思を持って飛び込み、仕事をしていく中で自然と必要なスキルや信頼を得ていくことを期待しているようです。多様な業界の課題について気が付き、論理的に考え、広い視野とともに成功・失敗の分析しながら事業とともに自らも成長できる、そんな人材であればレバレジーズにマッチする可能性が高いでしょう。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
レバレジーズ | 649億円 | 500~800万円 | 55~60 | 人間関係が良好で風通し良し |
リクルート | 2兆269億円 | 700~1,000万円 | 61~68 | 意欲的な社員が多く活気がある |
パーソル | 1兆224億円 | 500~700万円 | 56 | 仲間意識が強く助け合える |
ネオキャリア | 496億円 | 400~600万円 | – | エネルギッシュで仲が良い |
財務情報の比較
売上高を見ると、レバレジーズは業界の中でも中堅ぐらいのレベルです。
競合として挙げたリクルートやパーソルは人材紹介サービス業界の国内最大手であり、売上高も他の企業から群を抜いています。
ただし、レバレジーズは2005年設立、できてからまだ20年も経過していない若い会社です。
業界の中ではニューフェイスながら、独自の事業展開でしっかり存在感を出し、売上高も十分なレベルで残しているため、かなりポテンシャルが高いと考えられるでしょう。
今後も企業の成長とともに、売上が上がっていくと期待できます。
社風の比較
こちらに挙げた企業全てに言えるのは、職場の人間関係が良いということです。
仕事に対してモチベーションの高い社員が多く、また同じ意識を持っている人ばかりなので自然に仲間意識も強くなり、それが人間関係にも影響していると考えられます。
また、縦割りが少なく、フラットな職場も多いため、自分の意見を発しやすい風土があることも特筆できます。
若手でも実力や成績次第で昇進していける可能性があることから、若い世代のエネルギッシュさが目立ちます。
なお、平均年収は会社によってやや差があります。競合と比較すると、レバレジーズは年収が高めの水準です。
就職偏差値
就職偏差値は、業界トップのリクルートがダントツで高く、他の企業はほぼ横並びです。
リクルートは採用大学に一定レベル以上が多いため、学歴フィルターも存在すると考えられます。
しかし、レバレジーズを含め、業界内の他の企業はそこまで就職偏差値が高いわけではありません。
業界最大手への就職を目指すのはかなり難易度が高い反面、それ以外の企業は、例えば地方の中堅レベルの大学からでも十分就職を目指せるでしょう。
【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング
なお、人材サービス業界の大手企業、リクルートの就職難易度については、次の記事で紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
採用大学
レバレジーズで採用実績のある大学の一例は次の通りです。
北海道大学、小樽商科大学、東北大学、東京大学、慶應義塾学大学、青山学院大学、学習院女子大学、上智大学、中央大学、法政大学、駒澤大学、名古屋女子大学、名古屋大学、新潟大学、新潟県立大学、金沢大学、滋賀大学、大阪大学、京都大学、立命館大学、京都産業大学、関西学院大学、広島大学、岡山大学、九州大学 など
国内のトップ大学や有名大学も見られますが、中堅レベル以上の幅広い大学から採用しているようです。
また、採用している地方も偏りは見られません。
全国各地のさまざまな地方から大学生が採用を獲得しています(業界内でも最大手のリクルート以外の企業は、同じような傾向が見られます)。
このような状況から、レバレジーズには学歴フィルターは存在しないと考えられます。
さらに多様な業界へ事業を広げる
常に新しい事業の可能性を模索し続けるレバレジーズは、2023年も各種業界で働く人材の求人・転職サービスやスカウトサービスなどを続々リリースしています。
既存のサービス「ハタラクティブ」はこれまで対象外エリアであった北海道・北関東・広島まで、新たにサービスを拡張しました。
また、新卒エンジニアのスカウトサービス「レバテックルーキースカウトサービス」や、薬剤師向けの人材サービス「レバウェル薬剤師」など、新たなサービスも次々とスタートさせています。
その他、最近はスポーツ分野にも力を入れており、大学スポーツ部のスポンサードなどの活動も見られます。
今後もさらに精力的なサービス・活動の展開が予想されます。
参考:レバレジーズ ニュース
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
まとめ
レバレジーズはまだ会社としては若い部類ですが、非常にバイタリティが高く、またやる気やエネルギーに溢れた社員が多いことから、今後も大きな成長が見込まれます。
人間関係の良さや給与面の手厚さなど、快適に働けるポイントも揃っています。
その分働く人にさまざまな素養も求められますが、企業と一緒に自分も大きく高められる職場と言えるでしょう。
就職難易度は業界の中ではそれほど高い方ではありません。
国内有数のトップ大学や有名大学の出身でなくても、採用獲得の可能性は十分あります。
ぜひこの記事でレバレジーズに関する知識をつけ、より深く企業研究を行って、就職先の候補として具体的に検討してみてください。