玉手箱対策アプリ11選!対策アプリで効率的に勉強

玉手箱対策アプリ11選!対策アプリで効率的に勉強

2023年6月25日更新

はじめに

就活において意外に見かけることが多い玉手箱と呼ばれるWEBテストですが、どのように対策すれば良いか困っている就活生は少なくありません。

そんな時に役立つのが、対策アプリの存在です。

ここでは、玉手箱対策アプリについて、お勧め、特徴、違いなどを解説していきます。玉手箱の概要や対策法に関しても記しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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玉手箱とは?対策アプリはなぜ必要?

玉手箱は、日本エス・エイチ・エル(SHL社)が出している適性検査です。日本SHL社は他にもCABやGABなど有名なWebテストを提供しています。(引用:SHLタレントマネジメントソリューション「適性検査の見直しにも!SHLの採用適性検査シリーズとその違いを一挙ご紹介(玉手箱Ⅲ、GAB、CAB、RAB、その他)」

玉手箱はSPIに次いで導入頻度が高くなっています。実施形式はパソコンです。そのため自宅受験方式が多くなっています。また、テストセンターなど会場で受験することもあります。

ではなぜ玉手箱対策アプリが有用なのでしょうか?まずは玉手箱の傾向と特徴を掴んでから、その対策方法についてアプリの利用が最適である理由を述べていきます。

 

玉手箱の傾向

玉手箱では、計数、言語、英語、性格適正の4分野から問題が構成されています。それぞれに用意されている出題形式は、計数3種類、言語3種類、英語2種類の計8種類です。企業によって、それぞれの分野でどの出題形式を採用しているかが異なっています。以下に、玉手箱の出題形式について表にしてまとめてあります。

計数分野

四則逆算表の計算方程式において虫食いになっている数字を回答する。
表の計算図表を読み取って計算する。
表の空欄埋め図表において空欄になっている箇所を推測、計算する

 

言語分野

長文の趣旨選択長文の趣旨を読み取り、適切な選択肢を選ぶ。
IMAGES形式の長文長文を読み、複数の設問に答える。趣旨を読み取れるかが焦点。
GAB形式の長文長文を読み、複数の設問に答える。正誤を回答する形式。

 

四則逆算という出題は、聞き馴染みのない方も多いかと思います。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご確認ください。

四則逆算の解き方や対策方法について徹底解説

玉手箱の特徴

玉手箱の特徴は、回答時間が短いことと、科目ごと1形式の問題のみ出題されることの2つです。

回答時間が短い

玉手箱は、限られた時間の中でいかに正確性を発揮するかが試されます。そのため、迅速かつ正確な処理判断が必要です。たとえば計数分野においては四則逆算を、9分の制限時間内で50問処理しなければなりません。

科目ごと1形式の問題のみ出題される

玉手箱では科目ごとに、1つの形式に絞った出題がなされます。たとえば、「計数」では図表を読み取って計算する形式の問題のみ、「言語」では長文を読んで論理的に答えを導き出す問題のみ、などの例です。

 

対策アプリが必要な理由

玉手箱に対策アプリが必要な理由は、時間を有効に使うべきであること問題形式に慣れるべきであること処理速度を速める必要があることの3点です。

時間を有効に使うべきであること

就活において採用されている適性検査は、多岐に渡ります。たとえば、SPI、CAB・GABなど、対策しなければならない項目も少なくありません。また、自己分析、企業研究、説明会参加、OBOG訪問、面接対策など、やるべきことが他にもたくさんあるのです。

これらのことから就活では、限られた時間をいかに有効に使えるかが結果を大きく左右します。特に適性検査は基本的に選考過程における序盤の足切りに使われることがほとんどのため、ここに割く時間はできるだけ短くするべきです。対策アプリを活用することで、より短い時間で効率的な対策が可能になるでしょう。

問題形式に慣れるべきであること

玉手箱では、出題形式が全部で8種類しかありません。その中から実際に出題されるのは、各分野1つのみです。そのため、8種類の出題形式を網羅的に対策しておけば、攻略しやすくなります。

注意すべきは、玉手箱の中でも特に計数分野の出題形式が独特であることです。SPIやCAB・GABとは異なるため、ぶっつけ本番で挑んでしまうと、全滅する可能性があります。そのため、玉手箱の問題形式には慣れておく必要があります。

 

計数問題に関しては、以下の記事で詳しく対策を解説しています。こちらも参考にご覧ください。

【対策すれば簡単!!】玉手箱・計数問題の解法テクニックを一挙公開

処理速度を速める必要があること

玉手箱では、制限時間があらかじめ短めに設定されています。これは、いかに早く正確に問題を処理できるかを計るためにあります。そのため、ただ問題を解くだけでは対策が不十分です。本番と同じように時間を計りながら、処理速度を速めていく練習が必要でしょう。対策アプリであれば、わざわざ自分で時間を計らずとも、自動で進めてくれるので効率的です。

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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

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この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

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玉手箱対策アプリおすすめ11選

ここまで、玉手箱の概要と対策アプリの必要性を確認してきました。ここからは、玉手箱対策にお勧めであるアプリについて紹介していきます。それぞれカバーしている範囲や特徴が異なるため、上手く組み合わせて使ったり、自分に合うものを厳選したりしてください。

玉手箱対策 計数

出典:Apple Store

玉手箱対策 言語

出典:Apple Store

玉手箱の問題を重点的に対策できるアプリです。「玉手箱対策 計数」「玉手箱対策 言語」の2つあり、価格は各800円となっています。

計数は、四則逆算24問、図表の読取56問、表の空欄の推測30問の計110問用意されています。また言語は、GAB形式64問(16長文)、IMAGES形式64問(16長文)、論旨把握20問(20長文)の計148問が用意されています。

モードは、学習、テスト、ノート、データ、設定の5つです。学習モードでは、正解・不正解・未学習のステータスに合わせて学習が可能です。

テストモードでは、実際の時間配分に合わせた問題演習が可能となっています。加えて、ノートやデータモードを活用して、数値やグラフによる学習記録がつけられ、見返すこともできます。チュートリアルやナイトモードも完備されていて便利です。

 

玉手箱 Webテスト 解説付き 就活対策問題集

出典:Google Play

 「玉手箱 Webテスト 解説付き 就活対策問題集」は無料の玉手箱対策アプリです。1項目5〜10問程度の出題となっています。最後に試験の合格率に照らし合わせ、自分の到達度が分かる機能付きです。

無料なので問題数がやや少なめな所が難点です。

 

玉手箱 問題集 解説付き

出典:Apple Store

「玉手箱 問題集 解説付き」は無料の玉手箱対策アプリです。分野別に問題が分かれているので学習効率が高くなっています。

難点は、解説付き問題数が少ないことと、1項目につき5問程度と問題数がやや少なめな所です。

 

GMAT™ Test Pro 2022

出典:Google Play

「GMAT™ Test Pro 2022」は、GMAT対策アプリです。GMATは玉手箱と出題傾向や形式が似ているので、良い練習となるでしょう。価格は1,050円です。

 

2000問以上の本格的な問題が完備されています。量的推論、口頭推論、AWA、統合推論といった全ての範囲をカバーしているため安心です。

模擬テストのカスタマイズや学習記録、リマインダーなど付属の機能も豊富で、クオリティの高いアプリであると言えるでしょう。

 

Ninimath 暗算アプリ

出典:Apple Store

「Ninimath 暗算アプリ」は、暗算練習に特化したアプリです。玉手箱係数の「四則逆算」について対策できるでしょう。無料ですが、豊富な機能が実装されていて便利なアプリです。

モードは、たし算、ひき算、かけ算、わり算、ミックスの5つあり案す。1桁〜5桁の数を自由に組み合わせることができます。ベストタイムなど学習記録機能、ランキング機能、タイムアタック機能などが付属しています。

 

GAB対策 言語、GAB対策 非言語

出典:Apple Store

出典:Apple Store

GAB対策アプリとしてリリースされている「GAB対策 言語」「GAB対策 非言語」の2つも使えます。価格は各800円となっています。

GAB対策が玉手箱対策にも有用な理由は、言語分野でGAB形式問題の出題があること、非言語分野の図表読み取り問題がGABの形式と似ていることが挙げられるでしょう。

言語では、GABの長文読解問題について39個の文章が用意されています。1文章に4個の設問が用意されているため、計156問の収録となっています。また非言語では、図表読み取り問題の127問の収録です。

本番に近いテスト環境と豊富な問題数で、GABの対策を充実させられるでしょう。解いた問題を復習できるノート機能も用意されています。

 

SPI言語・非言語 就活問題集-適性検査SPI3対応

出典:Apple Store

SPI対策をすることで、玉手箱の一部の問題に対応することも可能です。たとえば、計数分野の図表読み取りが挙げられます。また非言語分野や英語分野では長文読解の必要があるため、SPI対策も役立てることができるでしょう。

「SPI言語・非言語 就活問題集-適性検査SPI3対応」は、SPI対策アプリです。価格は無料となっています。

非言語242問、言語90問、英語50問の全382問と、豊富な問題数を収録。毎年3万人以上の登録実績のある就活メディアが監修していて、問題の質が高いことが特徴的です。

 

SPI言語・非言語問題集 就活/転職対策アプリ

出典:Apple Store

「SPI言語・非言語問題集 就活/転職対策アプリ」は、無料のSPI対策アプリです。問題演習、小テスト、暗記、問題一覧という4つのモードを使いこなして、効率的な対策を目指しましょう。加えて、問題出題形式について、全問、未回答の問題のみ、苦手な問題のみ、チェックした問題のみという、4種類から選択が可能となっています。

 

SPI対策 問題集・模擬試験付き(言語・非言語/新卒・中途)

出典:Apple Store

「SPI対策 問題集・模擬試験付き(言語・非言語/新卒・中途)は、無料のSPI対策アプリです。分野ごと一問一答形式の演習問題となっていて、取り組みやすいでしょう。また、模擬演習モードも用意されています。

玉手箱対策アプリ以外の対策方法

ここまで、玉手箱対策アプリについて詳しく見てきました。ここからは、対策アプリ以外の対策方法について3つ挙げて説明していきます。組み合わせることで、より効率的な対策が可能になるでしょう。

 

問題集を解く

玉手箱には、市販の対策問題集が存在しています。1冊持っていれば、網羅的に問題を確認することが可能です。たとえば、「必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】」(引用:Amazon)といった書籍が挙げられます。

最新動向、全ての出題形式、メンタル面を含めた攻略法などの確認が可能です。もちろん問題演習もできるようになっています。

玉手箱のおすすめ問題集については以下の記事をご参照ください。

【2023年最新版】玉手箱のおすすめ対策本・問題集6選

 

対策問題サイトを見る

対策問題サイトを見ることも、良い対策になります。アプリをダウンロードする手間や書籍を購入する時間を省略することが可能だからです。たとえば、マイナビの「【すぐできる玉手箱対策】練習問題&解答・解説をチェック」が挙げられます。(引用:マイナビ「【すぐできる玉手箱対策】練習問題&解答・解説をチェック」)

玉手箱がどんな形式の検査なのかをとりあえず確認しておきたいという人にとっては、うってつけの方法でしょう。

 

玉手箱を採用フローに入れている企業を受ける

玉手箱を採用フローに入れている企業を受けることもお勧めです。なぜなら、本番の感覚を掴めるからです。注意すべきは、この方法では玉手箱のスコアや答え、解説などを確認することができない点です。あくまでも、本命の企業を受ける前の予行演習として捉えましょう。

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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。

この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

SPI頻出問題集

玉手箱を採用している企業やボーダーは?

では、玉手箱を採用フローに導入している企業はどこなのでしょうか?以下に、ボーダーを含めた一覧を示しているため参考にしてみてください。

 

9割Amazon 、三菱地所 、PwC 、ベイン 、アクセンチュア、シティーグループ、JPモルガン
8割モルガンスタンレー証券、野村アセットマネジメント、ファイザー、任天堂、pwc
5から6割大和証券、みずほ証券、野村証券、みずほFG、三井住友銀行、日産、SMBC、日立、島津、KDDI

以上のように、玉手箱はコンサル、金融、広告、IT、インフラ、メーカーなど幅広い業界で採用されています。基本的には採用フローの序盤に、足切りとして使われているので注意が必要です。

 

本サイトでは各種業界の、業界研究の記事もあります。玉手箱を採用する傾向にある広告業界についての業界研究記事は以下になります。

広告業界,大手広告代理店3社の違いは?今後の展望も解説!

玉手箱は対策アプリを使って効率良く攻略することが大事

ここまで玉手箱について、概要、対策アプリが必要な理由、お勧めのアプリ、採用企業を紹介してきました。玉手箱は対策が必須な検査です。しかしながら就活においてはあまり対策に時間をかけたくない分野でもあります。ぜひこの記事を参考に、対策アプリを駆使して玉手箱の攻略を目指してみてください。

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