【新卒必見】OB訪問の持ち物リスト&訪問マナー完全版
2024/7/23更新
はじめに
OB訪問はなんだか面倒だなと感じる学生は実際多くいます。
しかし、OB訪問は単なる企業訪問ではありません。
OB訪問は、企業のホームページや説明会では決して知ることのできない「生の声」を聞けるチャンスです。
会社の雰囲気、仕事のリアル、キャリアパス…全部先輩社員から直接教えてもらえるのです。
この記事は、そんなOB訪問を最大限に活用したいあなたのために書きました。
- どんな準備をすればよいのか不安
- 持ち物リストを簡潔に知りたい
- OB訪問で何を話せばいいか分からない…
- OB訪問で失敗したくない!
このようなお悩みをお持ちの方も、この記事を読めばOB訪問への不安は解消します。
ぜひ最後まで読み、OB訪問のポイントを掴みライバルに差をつけましょう。
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OB訪問の持ち物リスト
OB訪問の日の準備をばっちりにしておきましょう。
とはいえ、「何を準備すればいいのかわからない」と準備が進まずにいる学生もいます。
そんな方のために、OB訪問の必須品を徹底解説します。
ここでは、OB訪問の持ち物リストを必須アイテムと、あると便利なアイテムにわけて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
OB訪問に必須アイテム7選
1.筆記用具とノート
先輩社員の話を聞きながらメモを取るのは、基本中の基本です。
とはいえ、重要なのはただのメモ書きではありません。
「この会社で働く自分の姿」を想像しながら、熱い想いを書き込んでみましょう。
ノートは、A4サイズで書きやすいものがおすすめです。
後で見返す時に便利です。
2.企業のパンフレットや会社案内
OB訪問前の企業研究で用いた企業のパンフレットや会社案内は、持参するようにしましょう。
事前に企業研究を熱心に行ったという熱意をアピールできます。
「御社についてもっと知りたいんです!」という姿勢を見せることで、先輩社員との会話も弾むでしょう。
3.履歴書・エントリーシート
履歴書やエントリーシートは、就活生の名刺代わりとなります。
自己紹介の時間を短縮できるだけでなく、先輩社員から具体的なアドバイスをもらえるチャンスが広がるでしょう。
「この志望動機、もっとこうした方がいいよ」といった貴重な意見が聞ける可能性もあります。
4.腕時計
スマホで時間を確認するのもいいですが、社会人なら腕時計は必須アイテムです。
時間をしっかり管理できる人という印象を与えられます。
OB訪問など就活で使用する時計は、シンプルなデザインのものがおすすめです。
5.名刺入れ
「まだ学生なのに名刺なんて…」と、気が早いと感じる方もいるでしょう。
OB訪問は、社会人との貴重な出会いの場です。
相手から名刺をいただく可能性もあります。
もし名刺があれば、積極的に交換をお願いしてみましょう。
あなたの名前を覚えてもらう第一歩になります。
この時、名刺交換のマナーも押さえておきましょう。
6.ハンカチ・ティッシュ
「ハンカチなんて普段は持たない…」という方も、OB訪問の日は持っていきましょう。
汗をかいたり、飲み物をこぼしたりした時でも、スマートに対応できます。
訪問前の身だしなみチェックにも使えます。
7.クリアファイル
企業からもらった資料や名刺を綺麗に持ち帰るために、クリアファイルがあると便利です。
いただいた資料を折ったり汚したりしないように、大切に保管しましょう。
OB訪問にあると便利なアイテム4選
1.業界研究ノート
業界の知識を深めておくことは、OB訪問を成功させるための秘訣です。
ノートにまとめた情報を参考に、鋭い質問を投げかけてみましょう。
あなたの熱意が伝わるはずです。
2.質問リスト
事前に質問をリストアップしておけば、落ち着いて質問できます。
緊張して頭が真っ白…なんてことにならないように、準備しておきましょう。
3.エコバック
企業から資料などを受け取る際に、エコバッグがあると便利です。
最近は、コンパクトに折りたためるおしゃれなエコバッグがたくさん出ています。
4.モバイルバッテリー
スマートフォンの充電が切れたら大変です。
特にOB訪問が長引く場合は、モバイルバッテリーがあると安心です。
せっかくのチャンスを逃さないためにも、準備万端で臨みましょう。
OB訪問のマナー
OB訪問は、社会人の先輩と直接話す貴重な機会です。
しかし、マナーを守らないとせっかくのチャンスを棒に振ってしまう可能性があります。
ここでは、訪問前、訪問中のマナーを徹底解説します。
訪問後のマナーや注意点についても以下で解説しているので、参考にしてください。
1.訪問前のマナー
アポイントの確認は念には念を入れて
OB訪問の日時と場所は、事前にしっかり確認しておきましょう。
メールだけでなく、電話で確認するのもおすすめです。
「念には念を入れて」という言葉があるように、二度三度確認することで、当日慌てずに済みます。
服装はTPOに合わせて、清潔感を意識
服装は、企業の雰囲気に合わせて選びましょう。
迷ったらリクルートスーツが無難です。
大切なのは、清潔感のある服装であることです。
シワや汚れがないか、事前にチェックしておきましょう。
場所の確認は抜かりなく!
OB訪問の場所は、事前に必ず確認しておきましょう。
道順や所要時間を調べておくのはもちろん、交通機関の遅延も考慮し、時間に余裕を持って出発することが大切です。
遅刻は厳禁!万が一の場合は…
遅刻は社会人として絶対にNGです。
時間に余裕を持って行動しましょう。
万が一遅刻しそうな場合は、たとえ1分の遅れでも必ず事前に連絡を入れましょう。
チェックリストを活用して忘れ物ゼロにしよう!
持ち物チェックリストを作って、忘れ物がないか確認しましょう。
準備万端で臨むことで、自信を持ってOB訪問に臨めます。
前述した持ち物リストを参考に、しっかり確認してから家を出るようにしてください。
2.訪問中のマナー
自己紹介は簡潔に、学生であることを明記
自己紹介は、名前、大学名、学部、学年を簡潔に伝えましょう。
学生であることを明記することで、先輩社員も話しやすくなります。
質問は事前に準備!メモも忘れずに
質問は事前に準備しておきましょう。
メモを取りながら話を聞くと熱心さが伝わり、好印象を与えられます。
質問は、仕事内容やキャリアパスなど、具体的なものがおすすめです。
質問リストについて詳しく知りたい方は、以下のページもあわせて参考にしてください。
相槌やリアクションで、会話のキャッチボールを
話を聞くだけでなく、相槌を打ったり質問をしたりして、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
あなたの熱意が先輩社員に伝わります。
コミュニケーションスキルのある就活生であることをアピールするチャンスです。
お礼は忘れずに、時間厳守
OB訪問の最後には、必ずお礼を伝えましょう。
また、終了時間を意識して、ダラダラと長居しないようにしましょう。
そのためにも腕時計は必須の持ち物です。
退室時の挨拶も忘れずに
退室する際は、丁寧な挨拶を心がけましょう。
感謝の気持ちを込めて、「本日はありがとうございました」と伝えましょう。
基本的なマナーがあることは社会人として当たり前のことです。
次は、OB訪問で必ず聞きたい質問について掘り下げていきます!
好印象を与える質問例
OB訪問での質問は、あなたの印象を大きく左右する重要なポイントです。
ただ質問するだけでなく、相手に「この学生と話してよかった」と思わせるような質問を心がけましょう。
ここでは、OB訪問で好印象を与える質問例をご紹介します。
仕事内容について質問する
仕事内容について、実際の質問例を見ていきましょう。
- 「普段どのような業務をされていますか?具体的な業務内容や、1日の仕事の流れを教えていただけますか?」
- 「〇〇のプロジェクトについて、詳しく教えてください。どのような点が難しかったですか?また、どのような成果を上げることができましたか?」
- 「仕事の中で、特にやりがいを感じるのはどんな時ですか?逆に、大変だと感じることはありますか?」
この質問のポイントは次の通りです。
- 具体的な質問をすることで、先輩社員も答えやすくなる。
- 仕事のプラス面だけでなく、マイナス面も聞くことで、よりリアルな情報を得られる。
- 大変なことを聞く質問は一見ネガティブな印象だが、「どのように乗り越えていますか?」と加えるとポジティブになる。
社風について質問する
OB訪問は、社風を肌で感じられるというメリットがありますが、訪問だけでは理解しきれない部分もあるでしょう。
社風についての質問例は次の通りです。
- 「職場の雰囲気はどのような感じですか?活発な雰囲気ですか?それとも落ち着いた雰囲気ですか?」
- 「社員同士のコミュニケーションは活発ですか?どのようなコミュニケーションツールを使っていますか?」
- 「どのような人が活躍していますか?また、会社が求める人材像を教えてください。」
この質問のポイントを見ていきましょう。
- 社風を知ることは、自分がその会社で働くイメージが具体化する。
- コミュニケーションツールや活躍している人の特徴を聞くことで、より具体的なイメージを持てる。
- 会社が求める人材像を聞くことで、自分がその会社に合っているかどうかを判断できる。
キャリアパスについて質問する
キャリアパスについては、パンフレットやホームページでは見えない部分があるでしょう。
OB訪問をすることで、実際に先輩に質問をすることで見えてくることがあります。
キャリアパスについての質問例は次のとおりです。
- 「入社後のキャリアパスについて教えてください。どのようなキャリアステップを踏むことができますか?」
- 「〇〇のキャリアパスに興味があるのですが、どのようなスキルが必要ですか?また、どのような経験を積むと良いでしょうか?」
- 「どのような研修制度がありますか?入社後のサポート体制について教えてください。」
この質問のポイントもみていきましょう。
- キャリアパスを知ることで、自分の将来像を具体的に描ける。
- 必要なスキルや経験を聞くことで、入社前に準備できる。
- 研修制度やサポート体制を知ることで、安心して入社できる。
やりがいについて質問する
仕事のやりがいを直接聞けることが、OB訪問の醍醐味でもあります。
以下の例を参考に質問してみましょう。
- 「この仕事で一番のやりがいは何ですか?どんな時に「この仕事をしていてよかった」と感じますか?」
- 「どのような時に達成感を感じますか?目標達成のエピソードがあれば教えてください。」
- 「仕事を通して成長できたと感じることはありますか?具体的にどのようなスキルを身につけることができましたか?」
質問のポイントは、次のとおりです。
- 仕事のやりがいを聞くことで、自分がその仕事に魅力を感じるかを判断できる。
- 達成感や成長を感じられる瞬間を知ることで、仕事に対するモチベーションを高められる。
- 具体例を聞くことで、よりリアルなイメージを持てる。
OB自身の経験について質問する
OB自身の経験について質問することで、就活のポイントが具体的に見えてきます。
例えば以下のような質問があります。
- 「なぜこの会社を選んだのですか?他の会社と比較して、決め手になった点はありますか?」
- 「入社前後で会社のイメージは変わりましたか?ギャップはありましたか?」
- 「仕事で苦労したことはありますか?どのように乗り越えましたか?」
- 「学生時代にやっておけばよかったと思うことはありますか?今、就活生にアドバイスするとしたらどんなことを伝えますか?」
この質問のポイントは次のとおりです。
- OBの経験を聞くことで、会社のリアルな情報を得られる。
- 苦労や乗り越え方、学生時代にやっておけばよかったことなどを聞くことで、今後の参考になる。
- アドバイスを聞くことで、就活のヒントを得られる。
逆質問も忘れずに
逆質問は就活において、自分の意欲関心を伝える大切なチャンスです。
以下の質問例を参考に質問してみてください。
- 「私に興味を持っていただいた点は何ですか?私の強みは活かせそうですか?」
- 「選考で重視しているポイントは何ですか?どのような人材を求めていますか?」
- 「今後の選考フローについて教えてください。どのような準備をしておけば良いでしょうか?」
この質問のポイントは次のとおりです。
- 時間が無い時は無理に逆質問をしないように注意する。
- 逆質問をすることで、積極性や熱意をアピールできる。
- 選考に関する情報を聞くことで、今後の対策に役立てられる。
- 相手に興味を持っていることを示すことで、好印象を与えられる。
質問選びのポイント
質問は相手との距離を縮める魔法のツールですが、使い方を間違えると逆効果になります。
例えば、若手社員の方に会社の将来展望について尋ねても、答えに困ってs舞う可能性があります。
また、役員の方に「残業は多いですか?」と聞いたら失礼です。
相手の年齢や役職、話の流れに合わせて質問を選ぶのが、好印象を与える秘訣です。
また、質問の内容にも気を配りましょう。
プライベートな質問や、給与に関する質問はNGです。
ネガティブな質問や、企業の悪口も避けましょう。
チャンスを無駄にしないためにも、「失礼ではないか?」「有益な情報を得られるか?」と、一度立ち止まって考えてから質問してください。
OB訪問での質問は、あなたの熱意を伝える絶好の機会です。
準備を怠らず、相手に寄り添った質問をすることで、あなたの「この会社で働きたい!」という気持ちが伝わります。
OB訪問後のフォロー
OB訪問が終わったからといって、安心してはいけません。
訪問後のフォローこそが、内定獲得への最後のひと押しになることもあります。
ここでは、OB訪問後のフォローについて、具体的な方法と注意点をご紹介します。
お礼のメールは24時間以内に!感謝の気持ちを形にしよう
ここでは、実際にメールを作る際の例文や注意点をご紹介します。
まず、OB訪問後、24時間以内にお礼メールを送りましょう。
感謝の気持ちを伝えるだけでなく、訪問を通して得た学びや気づきを具体的に伝え、入社への意欲をアピールすることも大切です。
【件名例】
本日〇月〇日のOB訪問のお礼(〇〇大学 〇〇)
貴重なお時間をいただきありがとうございました。(〇〇大学 〇〇)
【本文構成】
- 挨拶と感謝の気持ち
- 訪問を通して得た学びや気づき(具体的に)
- 入社への意欲
- 今後のアクション(例:選考への参加)
- 結びの言葉
- 時間がなく、簡素なメールになってしまう
- 定型文のようなありきたりな内容
- 誤字脱字がある
上記のポイントを参考にお礼メールを作成しましょう。
SNSでに適切なつながり方
OB訪問をきっかけに、SNSで繋がることもあるでしょう。
しかし、一方的なフォローは避け、必ずメッセージを添えて繋がってください。
繋がった後も、個人的な内容の投稿やネガティブな発言は控え、節度あるコミュニケーションを心がけましょう。
辞退の連絡
もし辞退する場合は、できるだけ早く、誠意を持って連絡を入れましょう。
電話、メール、直接訪問など、状況に応じて適切な方法を選び、辞退理由を明確に伝えてください。
その際、OB訪問でお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えることも忘れないようにしましょう。
OB訪問後のフォローは、あなたの誠実さや熱意を伝える最後のチャンスです。
しっかりとフォローすることで、内定獲得に大きく近づきます。
まとめ
OB訪問を成功させるための秘訣について、持ち物、訪問マナー、効果的な質問例、そして訪問後のフォローを含めてお伝えしました。
百聞は一見に如かずという言葉があるように、OB訪問は企業のリアルな姿を知る絶好の機会です。
先輩社員との対話を通して企業の雰囲気や仕事内容を肌で感じ、あなたの「働くイメージ」を具体的に描いてみましょう。
持ち物やマナーを理解して、しっかりと準備して効果的な質問をしてください。
そうすれば、OB訪問によってあなたの就活は大きく前進するでしょう。
この記事で学んだことを活かし、自信を持ってOB訪問に挑んでください。