コロプラのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024-07-04更新
はじめに
株式会社コロプラ(以下コロプラ)への就職を目指しているものの「エントリーシートの書き方は?」「どうしたら通過できる?」などエントリーシートの記述について、このような疑問や不安を感じている人もいることでしょう。
この記事では、こうした不安を払拭できるようエントリーシートの書き方のポイントやアピール方法について解説していきます。
また、実際のエントリーシートの記載例やコロプラが求める人材の特徴、選考情報の重要なポイントについても詳しく紹介するため、コロプラの内定を目指す就活生は、ぜひ参考にしてください。
株式会社コロプラの概要
出典元:株式会社コロプラ
初めに、株式会社コロプラとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
コロプラとは
株式会社コロプラは、2008年に設立されたオンラインゲームの開発・運営を行っている日本の企業です。
スマートフォン向けゲームアプリの企画・開発・運営を主な事業としており、「魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」などヒットアプリが多数あります。
同社は自社のみならず、他社からのアプリを展開するプラットフォーム事業や、店舗や交通機関と連携したゲーム開発事業も行っています。
独自のゲームデザインと技術力がコロプラの強みです。
位置情報の活用をはじめとしたスマートフォンの特性を活かした操作性の高いゲームを提供することで、他社との差別化を図っているのです。
経営戦略としては、国内市場だけでなく海外市場にも積極的に進出しており、多言語対応や現地パートナーとの協力を通じてグローバルなユーザーベースを拡大しています。
ゲーム以外の分野にも進出し、VR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)技術の研究開発にも力を入れており、これによって新たなエンターテインメント体験を提供し、さらに成長しています。
さらに、コロプラは社会貢献活動にも積極的で、ゲーム業界の健全な発展を目指し、業界団体への参加や教育分野、プロジェクトを通じた地域活性化も行っているのです。
海外にも進出しているため、事業の拡大をはじめ将来性にも期待できるでしょう。
コロプラの採用難易度
コロプラの採用難易度は比較的高いです。
採用選考フローに特殊なものはなく、学部・学科等は不問であるため、誰にでも内定獲得のチャンスがあるでしょう。
有名・難関大学から中堅大学まで幅広いレベルの大学からの採用実績があり、応募条件には専門卒や高専卒も含まれるため、学歴フィルターはないと考えられます。
ただし、直近の採用人数は10名程度と枠が少なく、雇用条件は良好で知名度や人気があることから、採用倍率が高くなることが予想されるでしょう。
こうした背景から、同社に合わせた選考対策やライバルとの差別化を図るなど、十分に対策を講じて内定獲得の可能性を高めていくと良いです。
コロプラの採用大学
コロプラの採用大学の実績は以下の通りです。
有名・難関大学だけではなく、中堅大学からの採用実績があることからも、学歴フィルターは存在しないでしょう。
<大学> 会津大学、青山学院大学、大阪芸術大学、京都精華大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、上智大学、女子美術大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、東京大学、東京芸術大学、東北大学、一橋大学、明治大学、立命館大学、早稲田大学、電気通信大学など |
難関大学から中堅大学まで、幅広いレベルの採用実績があります。
公式サイトに掲載されている採用情報によると、専門や高専卒も応募対象に含まれているため、学歴が原因で不採用となることはないでしょう。
学歴フィルターについて興味がある人は、以下の記事に内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
コロプラが求める人材とは?
コロプラでは、公式サイトの採用情報において下記のような人材を求めていることを発信しています。
「世界中の人々にワクワク、ドキドキするようなエンターテインメントを届けることで、人生の何気ない日常をより楽しく、より素晴らしいものにしていただくことが当社の使命です。
そのためには世の中に既にあるものではなく、世の中に未だないものをつくり出し、人々に新しい体験を届ける必要があると考えております。
当社は、今後も最新のテクノロジーと独創的なアイデアを組み合わせた開発で、これまでにない新しい体験を届けるコンテンツ、いわば”祖”となるコンテンツを届けてゆきたいと考えています。」
コロプラは「Entertainment in Real Life エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」を経営理念にしており、新体験を創れる人材を求めているのです。
また、「素直さ」「我が事感」「ユーザー思考」という要素も求められるため、エントリーシートや面接ではこれらを意識した対策をしておきましょう。
これらの「求められる要素」を十分に理解したうえで、他の就活生との差別化を図るためのアピール方法を考えてください。
同社の開催するインターンシップや会社説明会を通じて雰囲気や考え方への理解を深めておけば、内定獲得の成功率が高まります。
コロプラとグループ会社の採用方向性の違いは?
コロプラネクストのグループ会社には、ゲーム・エンタメ関連の企業も多数含まれています。
株式会社360Channelは360度動画に特化した事業を展開し、株式会社コロプラネクストは業種業態を問わず幅広くスタートアップや上場株式に投資しています。
その中でも、株式会社リアルスタイルのビジョンは「誰も体験したことのない楽しさ」を提供することです。
コロプラが「祖となるコンテンツを創りたい」という方針を掲げていることから、両社の採用の方向性には共通点があると言えるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業はエントリーシートを通じて、自社と就活生が適合しているかをチェックしています。
志望動機や自己PRを通じて、就活生のコロプラへの熱意や理解度、具体的な関心事やキャリア目標を評価するのです。
コロプラを志望する際には、単なるゲーム愛好者ではなく、なぜコロプラを選んだのか、どの点に魅力を感じたのか、そして企業理念やビジョンに共感しているかがポイントとなるでしょう。
また、自身の能力による貢献方法も重視されます。
例えば、独自のクリエイティブな発想や技術力を求められるため、学生時代の活動や成果、スキルや知識の活用方法が詳細に示されることが求められるのです。
文章の論理性や表現力、コミュニケーション能力など、基本的な文章力も重要視されます。
志望動機の明確さ、自己PRの具体性、論理的思考力とコミュニケーション能力、企業文化への共感、そして具体的なスキルや技術的な知識も評価されます。
これらの要素をバランスよくアピールすることが、エントリーシートで良い評価を得られるポイントです。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは、結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私が貴社の仕事を志望する理由は2点あります。理由:1点目は、貴社の革新的なゲーム開発とその技術力に強く魅力を感じたからです。
具体例:特に、位置情報を活用したゲームやスマートフォン特有の操作性を最大限に活かしたゲームデザインは、他社にはない独自性を持っています。私は大学時代にコンピュータサイエンスを専攻し、モバイルアプリ開発のプロジェクトに参加してきました。
その中で、ユーザー体験を向上させるためのインターフェース設計や、ゲームの持つエンターテインメント性の重要性を学んだのです。
結び:貴社のような、常に新しい技術とアイデアを取り入れて挑戦する企業であれば、自分のスキルをさらに高め、ユーザーに喜びを提供するゲーム開発に携わることができると考えています。
理由:2点目は、貴社の企業理念とその実践に強く共感したためです。
具体例:貴社の掲げる「エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく」という経営理念はもちろん、私自身、ゲームが人々に与えるポジティブな影響を信じており、ゲームを通じて多くの人に感動や楽しさを提供したいと考えています。
結び:貴社の一員として、ゲームを通じて社会に良い影響を与えたいという私のビジョンと一致しており、貴社で働くことが私の目標を実現する最良の方法だと感じています。
コロプラの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
コロプラの主な事業は、オンラインゲームを主体としたゲームアプリの企画・開発・運営ですが、これらを事業としている競合他社は多数存在します。
そのため、数多く存在する競合他社の中から「なぜコロプラを選んだのか」を説明することが重要です。
その際には、同社の価値観やカルチャーを文章に取り入れると良いでしょう。
記述する際には、コロプラの企業文化やチームワークの重要性に共感し、それを実際の経験に結びつけることを意識することがおすすめです。
例えば、コロプラでは、社内の協力体制やオープンなコミュニケーションが重視されているため、就活生が過去にチームでどのように成果を上げたかや、他者と協力して問題を解決した経験が評価されるでしょう。
ただし、無理に企業の価値観やカルチャーを強調しすぎて文章のバランスが崩れてしまうと、意味がありませんので注意が必要です。
企業の価値観やカルチャーについては、企業のホームページだけでなく、インターンシップや会社説明会に参加することでヒントが得られるので、積極的に取り組んでください。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートは、企業が就活生の適性や志向性を判断するための基本的な資料です。
具体的には、就活生がなぜコロプラを志望するのか、その理由や熱意を評価します。
また、過去の経験やスキルセットが、コロプラの求める人物像に合致しているかどうかを見極めるため、ゲーム開発に関連する技術や知識などがあるかどうかも記述が求められるでしょう。
エントリーシートで良い評価を得るためには、まず自己分析を徹底的に行うことが必要です。
自分の強みや弱み、これまでの経験を整理し、どのようなスキルや知識がコロプラの業務に貢献できるかを明確にしなければなりません。
次に、企業研究を徹底的に行うことも欠かせません。
コロプラの企業理念、事業内容、最近のプロジェクトやニュースを詳しく調べ、企業がどのような人材を求めているのかを理解してください。
この理解をもとに、自分の志望動機や自己PRに反映させることで、企業への共感や自身の貢献方法を具体的に示すことができます。
エントリーシートは、自分の強みをアピールするためのプレゼンテーション資料であるため、全体を通して論理的な構成を意識し、わかりやすい文章を心がけましょう。
文法や表現にも注意を払い、誤字脱字のないように丁寧に仕上げることが重要です。
これにより、就活生の論理的思考力やコミュニケーション能力が評価されます。
完成したエントリーシートは信頼できる第三者にチェックしてもらい、客観的な視点からのアドバイスを受けることで、より質の高いものに仕上げることができます。
これらの対策に必要な情報が以下の記事にまとめられていますので、ぜひご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
コロプラの選考において、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
総合職のエントリーシート
志望動機
・志望動機
【記載例】
私が貴社に応募させていただいた理由は2点あります。
1点目は、VR事業をはじめとする幅広い取り組みに強みを持つだけではなく、投資事業にも参入するなど、事業領域が広範囲にわたることで、多様な業務に関わる機会があると感じたからです。
2点目は、若手が活躍できる環境であり、経営理念としてスーパージェネラリストの育成が行われていることを知り、新卒の多くが経営企画部に配属されるということに共感を覚えたからです。
多岐にわたる事業に関わりながら、自ら裁量を持って業務に取り組める点に特に魅力を感じました。
ポイント:
結論ファーストで展開しており、明確かつ簡潔にまとめられている点が評価できます。
コロプラならではの理由も述べられており、競合他社との差別化ができているといえるでしょう。
面接時には、エントリーシートに記述した内容をもとに質問されることが多いため、掘り下げて具体的な話ができるように準備しておいてください。
自己PR
・自己PRをご記入ください。 (海外経験/期間、語学力、部活・サークル・ゼミ等のリーダー、インターン、全国大会出場、アルバイト等)
【記載例】
私の強みは、何か問題が発生した時に、その原因を追求し、解決のため行動に移せることだと考えています。
例えば、私は、学生団体の企画の参加率が低いという問題を解決し、学生の参加率を大幅に引き上げる事に成功しました。
当初学生団体の企画には、学生の参加者が定員の10%ほどしかいませんでした。
そこで学生が企画に来ない原因を考え、学生の企画内容に対するニーズを外しているからであるという原因を特定したのです。
その後、企画の内容を学生のニーズに合わせた結果、参加率を当初定員の10〜20%しかないという状況から、定員の80%〜100%まで伸ばすことができ、企画を成功させることができました。
ポイント:
結論ファーストで、自身の強みを論理的かつ簡潔に説明できている点が評価できます。
結論>具体例>原因の調査>改善>結果と順序立てて記述できており、数値を用いていることもポイントです。
コロプラでは問題解決能力や積極的な行動力が求められるため、このような特性を持つ就活生には「会って話してみたい」と感じるでしょう。
ただし、エントリーシートには原因となっているニーズに関する詳細な記述がないため、面接時にはその点について詳細に説明できるようにしておくといいです。
まとめ
この記事では、コロプラの会社概要、求められる人物像やエントリーシートの書き方について解説しました。
株式会社コロプラは、オンラインゲームの開発・運営を行っている日本の企業です。
主にスマートフォン向けゲームアプリの開発・運営を行っており、有名タイトルも多数リリースしています。
国内事業だけではなく海外にも展開しており、今後の発展も期待が持てるでしょう。
有名大学から中堅大学まで幅広いレベルからの採用実績があり、応募対象には専門や高専卒も含まれるため、学歴フィルターはないと考えられます。
ただし、直近の採用人数は10名程度であり、雇用条件の良さや知名度から採用倍率は高くなることが予想されるため、就職難易度は比較的高いと言えるでしょう。
エントリーシートでは、志望動機や自己PRに求められる人物像の要素を盛り込むことはもちろん、コロプラの方針や理念に共感し、それを実行できることも重要なポイントです。
ただし、自身が求められている人材であることをアピールすることは重要ですが、強みや成功体験を記述するだけでなく、採用担当者に適性や企業への適合性を明確に伝えましょう。
そのうえで「会って話を聞きたい」「うちの会社にマッチしている」という印象を与えることが、書類選考通過の鍵です。
エントリーシートを書く際には、読み手の感じる印象を意識し、書き終えたら客観的に見直しましょう。
これらのポイントを押さえることで、誰にでも内定獲得のチャンスがあります。
株式会社コロプラへの採用選考応募を検討している方は、内定獲得のために是非本記事を参考にしてください。