日置電機が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/25更新
はじめに
本記事では日置電機のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、日置電機はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 日置電機の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 日置電機のインターン内容が知りたい
- 日置電機の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また日置電機の企業分析は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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日置電機株式会社の基本情報
出典元:日置電機株式会社 – Hioki
社名 | 日置電機株式会社 |
本社所在地 | 長野県上田市 |
主な事業内容 | 自動試験装置、記録装置、電子測定器、現場測定器 研究開発、設備・機器類の保守サービス |
主要取引先 | 自動試験装置:電子回路基盤、部品内蔵基盤の検査(スマートフォンなどの電子機器、自動車の電子回路基盤の検査) 記録装置:電機機器の開発、設備の異常監視(機器やシステム制御を電気信号の波形により解析) 電子測定器:電子部品、バッテリーの検査、省エネ、電源の品質評価(モーター、インバーターの効率評価やコイル、コンデンサーの周波数特性評価) 現場測定器:電気工事、設備の保守点検(受配電設備などの現場、設備の電圧、電流、絶縁抵抗の測定) |
日置電機は、数多くのifデザイン賞やグッドデザイン賞をあげており、製品利用シーンとしてエネルギー、パワーエレクトロニクス、バッテリー、電子部品、電機設備メンテナンス、モーターなどが挙げられます。
製品のレパートリーが豊富で、幅広い分野で事業を展開。
本社工場には開発、生産および販売・サービスを担う部門が集結し、世界に向けて計測の先進技術を提供できる環境を構築しています。
産業のマザーツールと呼ばれる電気計測器を主とし、研究開発、生産ライン、および保守サービスなどあらゆる場面で不可欠なものです。
電気計測器は、時代のニーズを先取りしながら社会の進歩を支え、科学技術の発展とともに進化を続けています。
また日置電機の製品には自動試験装置、記録装置、電子測定器、現場測定器の4つの製品群があります。
これらは、研究開発から設備・機器類の保守サービスまで、あらゆる産業分野で利用されているのです。
日置電機は「人間性の尊重」と「社会への貢献」を企業理念として世界に届けています。
日置電機のビジネスモデルは、革新的技術の創出や高品質・短納期の追求、世界中のお客様を身近でサポート。
日置電機は、環境影響を常に認識し、統合マネジメントシステムを導入し、環境推進活動と事業活動の一体化を目指しています。
専門知識の必要なエネルギー、廃棄物、化学物質に関しては委員会を設け、全社での活動を推進しています。
また、本社工場で使用する電力のすべてを、水力発電によるCO2フリー電力にしているのも特徴です。
本社工場の電力は実質的に再生可能エネルギー100%に切り替わり、電力使用によるCO2排出量は0(ゼロ)になります。
問題解決のための挑戦・努力を惜しまず、地球規模での持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指しています。
日置電機に必要とされる人材像
日置電機の採用情報では、未来の日置電機に必要な人材像として下記の事を挙げています。
- 理念・ミッション・ビジョンに共感し、共に未来を切り拓いていける人
- 自主自立の精神を持って、目標に向かって行動し成長できる人
といった人材を求めており、目標に対するモチベーションが高い人を重視していることがわかります。
「未来の日置電機」が求める人物像を予測しましょう。
IRや企業が掲げている目標や中期経営計画などを確認するのが1番良いでしょう。
日置電機は、年齢、性別、国籍など属性的条件、価値観やライフスタイルなどの思考的条件によらず、多様性(ダイバーシティ)を尊重し、「一人ひとりが能力を最大限発揮し活躍できる」環境づくりを推進しています。
そして、高められた個の能力を対話によって結集し、チームで総合力を発揮することで、更なる会社の発展につなげていきます。
日置電機が今後力を入れていくであろう分野に目を通しておくことで、より企業がなにを目指しているのかが分かりやすくなります。
- グローバル思考
- 人間性
- 仕事をやりがいと感じるか
- 主体的な行動
- 多様性
- 出会いを大切にする
- 挑戦的である
- 自主自律
他にも調べればもっと出てくるはずですので、ぜひ読み込んで自分なりに箇条書きにしてください。
日置電機では、一次面接と最終面接があり、一次面接は人事部の人が参加し、個別によって行われ、自己紹介や志望動機などの一般的な質問が多いようです。
最終面接は役員複数名が担当する個人面接で、就活生のエピソードや自社製品についてなど少し深い質問がされているようです。
役員の方が面接官になり、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちになります。
そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることによるメリットをイメージさせることが大事です。
面接では、スキルや性格などが重視され、「就活生の将来性」で判断されると思っておいたほうがいいです。
日置電機のインターンに参加するメリット
インターンに参加するメリットを紹介していきます。
以下の要素をチェックしてみましょう。
企業・職種の理解を深めることができる
業界の立ち位置や実際にどんなことをするのか、どんな気持ちで仕事をしているのかを知ることができるはずです。
インターンシップに参加しておくことで、自分がイメージしていた仕事と実際の仕事を見比べることができ、日置電機の採用試験を受ける際に企業のイメージがしやすくなります。
また、本選考の課題をインターンシップで事前に経験することができるため、本選考に向けた予行演習になることもメリットです。
本選考の予行演習になる
日置電機の本選考をいきなり受けると、イメージしている形と大きく違うときに自身の実力を十分に発揮できないことがあります。
とくに緊張しやすいタイプの方はインターンシップに積極的に参加することがおすすめです。
また、面接で質問された時に、芯の通った回答ができるようになります。
インターンの目的は就業体験を通じて、業界や企業への理解を深め、自己分析にも役立つことが多くあります。
インターンに参加してない学生より業界理解・企業理解を深めて、志望動機や自己PRの質を高めることで十分に内定率は高まるでしょう。
早期内定を獲得できる可能性がある
企業によっては早期内定を獲得できる可能性があり、インターン最大のメリットとして挙げられます。
内定直結型インターンがあり、インターンの成果によって終了後に内定が出る制度のことです。
通常のインターンは就業体験が主になっていますが、グループ内での成果や能力を見られています。
インターンだけでは内定が出ないが、本先行で優遇されるパターンもあるようです。具体的には、面接回数が減るといったパターンがあるようです。
インターンは早期内定の可能性がある為、企業によっては人気が集まりやすくなっています。
インターンに参加する上でしっかりと対策を練っておきましょう。
日置電機が行っているインターン内容
日置電機で過去に実施されていた2つのインターンについて、概要を紹介します。
実際に業務体験を行うことができ、1〜3日間という短い期間で終わる為、人気が多く集まるインターンです。
- 技術職体感3DAYS/1DAYプログラム
- 営業職体感2DAYS/1DAYプログラム
技術職体感3DAYS/1DAYプログラム
開催時期 | 3DAYS:8月2日〜4日、8日〜10日 1DAY:8月25日 |
開催時間 | 選考後指定あり |
場所 | 3DAYS:HIOKI本社(長野県上田市小泉81) 1DAY:zoom使用 |
人数 | 3DAYS:10人程度 1DAY:20人程度 |
報酬 | 選考後指定あり |
交通費・宿泊費 | 交通費往復分支給。希望者はHIOKIロッジに宿泊できます。 |
エントリーの応募締切は7月5日です。
体験できる分野は、会社概要説明、会社見学、技術者員フリートーク、計測に関するワークです。
就業体験を通して、仕事の流れや会社について深く理解していただける内容になっています。
エントリー応募締切が7月であることを考えれば、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年の5月には始めておきたいところです。
営業職体感2DAYS/1DAYプログラム
開催時期 | 2DAYS:7月31日〜8月1日、8月28日〜8月29日 1DAY:8月24日 |
開催時間 | 選考後指定あり |
場所 | 2DAYS:HIOKI本社(長野県上田市小泉81) 1DAY:zoom使用 |
人数 | 2DAYS:10名程度 1DAY:20名程度 |
報酬 | 選考後指定あり |
交通費・宿泊費 | 交通費往復分支給あり。希望者はHIOKIロッジに宿泊できます。 |
応募締切は7月5日でした。
体験できる分野は、会社概要説明、会社見学、営業社員フリートーク、高付加価値ソリューションを提案するワークです。
実際に業務を体験しないと分からない部分ばかりですが、あらかじめ業務内容を調べ、自分なりの意見を少しでも見つけておきましょう。
日置電機のインターン選考対策
概要
日置電機のインターン応募期間は7月末〜8月末にかけて開催されています。
内定に直結する可能性があるため、インターンまでにある程度準備を進めておく必要があるでしょう。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、日置電機のインターンはレベルの高い就活生が多く、早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策してくる学生も多いです。
業界や企業についての理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬季から、もしくは大学3年の始めには就活対策を始めておくことをおすすめします。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できるでしょう。
自分の特技や性格などいざ思い返そうとしてもなかなか分かりづらいものです。
そういった方は自分史を書くこともおすすめします。
自分の人生を振り返りながら、時系列に並べ、自分の立ち回りや自分自身がどんな性格なのか、失敗や挫折なども含めて正直に書き留めておくことが重要です。
それらの特徴を理解した上で、日置電機の求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識してください。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の企業ではなくて、なぜ日置電機なのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界・企業分析は、選考フローの中で1番重要であり、選考フローの土台と言えるでしょう。
企業を理解するためには業界・企業分析が欠かせません。
業界・企業分析をすることで、自分に合っているか確認することができ、製造業界内での日置電機の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
平均年収や福利厚生を見て企業を選ぶ人もいらっしゃいますが、企業情報を細かく把握せずに選考に挑むことは無謀な挑戦と言えるでしょう。
日置電機の社風や活動内容・計画内容などは参考にしやすいポイントなのでしっかりと分析を行いましょう。
また精密機器業界以外の気になる業界も分析することで、精密機器業界全体を把握することができるため、その他の業界研究も忘れてはいけません。
そうすることで、志望動機や自己PRなどES・面接の受け答えをより一段とレベルアップできるでしょう。
「企業の仕事を通してどんな力が身につくか」などを調べることで、入社後の姿を想像することができるはずです。
ES作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたESをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
ES対策では、企業が求める人物像を把握して終筆すると面接官に分かりやすく伝えることができるでしょう。
企業によって求める人物像が違うため、企業の公式サイトを確認しておきましょう。
また、ESでは文章力が問われる場面であり、文章を読んだだけで就活生の能力や人柄がある程度分かってしまいます。
なるべく文章に一貫性を持たせ、自分の経験や長所をアピールしましょう。
一貫した内容に沿っていないとエントリーシートの時点で落とされてしまいます。
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の能力や課題解決に対する取り組みを試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
- 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
- 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
- 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
- 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
- その他(長所・研究内容)
何度も文章を書き直し、実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらうようにしましょう。
気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
以下に参考になる記事を紹介します。
面接・GD対策
エントリーシートを突破したら、一次・二次面接が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
一次面接では特に、エントリーシートで記載したことを質問されることが多くあります。
そのため、エントリーシートとの一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えていくようになります。
また、質問内容だけでなく身支度やマナーも十分気をつけましょう。
面接に相応しい髪型・服装、受付や控え室での過ごし方といった、多くの人が力を抜きやすい部分にも注力してください。
面接の練習は、親・友達同士や面接イベントなどで集団で練習することも良いでしょう。
以下の記事も参考にしてください。
日置電機のインターン選考の流れ
日置電機はコースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
日置電機のインターン選考は、公式サイトからインターンシップのエントリーを行います。
その後、インターンシップエントリーシートを提出し、選考の流れになります。
選考結果や詳細案内は7月下旬に公式サイトのマイページより確認できます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
日置電機の求める人材やインターン内容などをご紹介しました。
日置電機はエネルギー、パワーエレクトロニクス、バッテリー、電子部品、電機設備メンテナンス、モーターなどが挙げられます。
製品のレパートリーが豊富で、幅広い分野で事業を展開しているのです。
本社工場には開発、生産および販売・サービスを担う部門が集結し、世界に向けて計測の先進技術を提供できる環境を構築しています。
また日置電機の製品には自動試験装置、記録装置、電子測定器、現場測定器の4つの製品群があります。
これらは、研究開発から設備・機器類の保守サービスまで、あらゆる産業分野で利用されています。
日置電機は「人間性の尊重」と「社会への貢献」を企業理念として世界に届けているのです。
近年では、就活生の9割がインターンに参加しており、早期から就活情報を取りに行く学生が増え、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくるでしょう。
「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。