株式会社ササクラのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では株式会社ササクラ(以下ササクラ)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にササクラならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、ササクラが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ササクラの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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ササクラの概要
初めにササクラとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ササクラとは
ササクラは1949年に創業し、船舶用造水装置・熱交換器等のメーカーとして60年以上にわたり、エンジニアリング志向を持った技術開発型企業で、地球環境の改善に貢献しています。
「海水淡水化プラント」「蒸発濃縮装置」「騒音防止装置」などを筆頭に、独創的な環境保全機器を開発している業界のリーディングカンパニーです。
全世界で数社のみといわれる大型海水淡水化プラントメーカーの一つとして、現在では「水」「熱」「音」という3つの領域で、グローバルな市場を見据えた事業展開をし、国内では各分野でトップクラスのシェアを誇っています。
ササクラの採用難易度
ササクラの採用難易度は標準的とされています。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 採用フローとして特別なステップがない
- 採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりない
- 給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない
よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。
また、採用大学もさまざまな偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
ササクラの採用大学
ササクラの採用大学の実績は以下の通りですが、標準レベルの大学から難関大学以上の採用実績となっており、いわゆる学歴フィルターは存在していないと考えられます。
<大学院> 大阪大学、岡山大学、金沢大学、関西大学、九州大学 <大学> 愛媛大学、追手門学院大学、大阪市立大学、金沢大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸女学院大学、広島大学、法政大学、北海道大学、松山大学、武蔵大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学 |
上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、ササクラは多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
エントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ササクラが求める人材とは?
結論から言うと、ササクラのパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
ササクラは企業理念として「水を造り・熱を活かし・音を究め・よりよい環境をつくる」を掲げています。
パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。
各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。
ササクラでは、筆記試験・面接の結果を総合的に判断して採用を決定しますが、人柄を特に重視しています。
また、求める人物像として、新卒採用サイトで以下のように公表しています。
- 異文化を理解し、積極的なコミュニケーションをもとに信頼関係を築ける人
- 一歩前に出る姿勢や情熱を持って仕事に取り組める人
グローバルな企業なので、語学力はあるに越したことはありませんが、入社前に必要な知識やスキルは入社時に必須ではなく、社会の進歩への貢献や会社へ貢献する意志を持つことが重視されていることも書かれています。
新卒求人サイトでは、オンボーディングのカリキュラムやコンテンツを重要視していることも、メッセージに記載されています。
この観点から、ササクラの門をくぐりたい人は事前に業務に関連するナレッジが無くてもよい事も読み解けます。
ササクラの採用方向性とは?
株式会社ササクラは「水を造り・熱を活かし・音を究め・よりよい環境をつくる」を掲げ、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
社会の進歩への貢献や会社へ貢献する強い意志が重視され、仕事に対する情熱や積極性を持つ人々を歓迎します。
入社時の高度な知識やスキルは必須ではなく、トレーニングとサポートを通じて知識やスキルを身につけることが可能です。
技術系総合職(設計、研究開発、生産技術、検査)において、2025年3月以降に大学や大学院、高専を卒業予定の方を対象にしています。
事務系総合職(営業、調達、生産管理)においては、2025年3月以降に大学または大学院を卒業予定の方を対象にしています。
学部や学科は問わず、フレックスタイム制の勤務が可能で、勤務地は技術系総合職が大阪、事務系総合職が東京または大阪となります。
また、各種社会保険、独身寮、定期健康診断などの福利厚生が充実しています。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、マイナビ2025で案内されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私は貴社の機械設計業を志望します。
理由:貴社は、多くの自動車メーカーと取引のある老舗部品メーカーであり、かつ今後市場の拡大が加速するEV分野に積極的に取り組まれているからです。
具体例:私は幼少期から機械の裏側がどうなっているのか興味があり、高校では機械科に進み、大学では機械工学を専攻しました。
中でも「自動車」に関心が深く、自動車工学については大学の授業だけでなく、独学でも知識を吸収してきました。
貴社は今後、海外のシェア拡大にも注力していくとのことですが、私自身も幼い頃から自分の作ったものを世界に届けたいという夢を抱いていました。
結論:貴社に入社した際には、海外企業にも負けない部品を設計するのが目標であり、貴社製の部品を世界の数多くの車に届けたいと思っております。
ササクラの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えばササクラであれば「水を造り・熱を活かし・音を究め・よりよい環境をつくる」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
例えばササクラは特に、「独創的な環境保全機器」を開発している業界のリーディングカンパニーであると評価されています。
その強みを活かし、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することも可能です。
大事なのは数あるファームや代替可能業界がある中で、なぜ「株式会社ササクラ」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ササクラの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
志望動機
・志望する理由をご記入ください。
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、地球環境に貢献する仕事ができると考えるからです。
大学では環境について学んでいるため、貴社の事業内容に興味を持ちました。
中でも、特に魅力に感じた点が二つあります。
一つ目は、水・熱・音といった、多方面な分野から環境に関わっている点です。
二つ目は、人と環境の両方を大切にする製品と技術を創造している貴社の姿勢です。
環境保全への貢献や、世界の都市・産業を発展させるような技術革新を続けているところに感銘を受けました。
貴社に入社した際には、事務系職種に携わりたいと考えております。
縁の下の力持ちのような立場で会社の成長に貢献できるように尽力します。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
なぜササクラを志望するのか、ササクラの強みや事業内容と交えて簡潔に記載できているため、志望度の高さをアピールすることが可能です。
また、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
自己PR
・自己PRをご記入ください
【記載例】
私の強みはコミュニケーション能力です。
私は大学時代、サッカー部の主将を務めました。
大会が近づく中、練習中にメンバー同士で意見の衝突が起きてしまい、チームの雰囲気が悪くなることが多々ありました。
私は、日々のコミュニケーション不足が原因であると考え、部活前にメンバー同士で雑談する時間を15分ほど設けることにしました。
また、メンバーのプレイで良かったことを積極的に褒めたり、激励したりした結果、段々とチーム全体の雰囲気がよくなりました。
こうしてチームワークを向上させることができた結果、大会で準優勝することができました。
貴社に入社後は、コミュニケーションを大切にして、先輩や同僚と積極的に意見交換を行い、チームワークの向上を図りたいと考えております。
また、顧客とのコミュニケーションを通して、ニーズを正確に把握し、顧客満足度の高い製品開発に貢献します。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当します。
エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
ササクラの求める人物像として、コミュニケーション能力のある人が挙げられているため、コミュニケーション能力をアピールできている点は良いです。
また、培ったコミュニケーション能力を入社後にどう活かすのか記載できている点も高評価に該当するでしょう。
まとめ
この記事では、ササクラの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
ササクラは1949年に創業し、船舶用造水装置・熱交換器等のメーカーとして60年以上にわたり、エンジニアリング志向を持った技術開発型企業で、地球環境の改善に貢献しています。
全世界で数社のみといわれる大型海水淡水化プラントメーカーの一つとして、現在では「水」「熱」「音」という3つの領域で、グローバルな市場を見据えた事業展開をし、国内では各分野でトップクラスのシェアを誇っています。
このような背景を持つササクラでは、「水を造り・熱を活かし・音を究め・よりよい環境をつくる」を経営理念として掲げており、この精神に共感できる人材を求めています。
特に、ササクラでは異文化を理解し、積極的なコミュニケーションをもとに信頼関係を築ける人や、一歩前に出る姿勢や情熱を持って仕事に取り組める人を歓迎しています。
また、社会の進歩への貢献や会社へ貢献する意志を持つ人材が評価されます。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、ササクラの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。