クボタが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/21更新
はじめに
世界第三位のグローバルメーカーであるクボタグループの株式会社クボタ(以下クボタ)は、機械や水環境インフラなどのあらゆる事業やシステム、製品の研究開発、製造や販売を日本だけでなく、世界で展開している企業です。
本記事では、クボタのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、インターンシップの選考であっても本選考で内定が出るレベルまで対策を進める必要があります。
もちろんインターンシップのほうが合格者数の枠は多いですが、人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- クボタのインターンシップに参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- クボタの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また、クボタの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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クボタの基本情報
出典元
初めに、クボタとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
クボタ会社概要
1890年2月に創業されたクボタは、大阪と東京に本社を構えています。
クボタは、農業・産業機械や水環境インフラなど広範な事業分野において、システムや製品の研究開発、製造、販売を通じて「グローバル・メジャー・ブランド」を目指す企業です。クボタグループ各社が専門的な強みを発揮し、国内外市場で信頼と実績を築き上げることで、グローバルな発展を支える強固な基盤が整えられています。
1890年の創業以来、クボタは創業者・久保田権四郎の「事業を通じて社会貢献を」という思想を受け継ぎ、さまざまな事業を展開してきました。
例えば、水道用鉄管の国産化や農業機械による食料増産と省力化など、時代や社会が求めるニーズに応えるため、製品、技術、サービスを提供してきました。
さらに、クボタは食料や水、環境分野での課題を世界規模で解決し、人々の豊かな生活と社会の発展を支えることを使命としています。
クボタグループはグローバル企業として成長を続け、食料・水・環境分野での課題解決を通じて「グローバル・メジャー・ブランド」を確立することを目指しています。
持続可能な企業としての発展を長期的に追求し続けることで、未来に向けて歩みを進めているのです。
クボタに必要とされる人材像
クボタに必要とされる人材像は、下記のクボタの企業理念やビジョン、スピリッツやミッションに共感でき、その目標に向けて積極的に行動できる人物です。
ブランドステートメント・企業理念 | For Earth, For Life KUBOTA |
ビジョン | 「グローバル・メジャー・ブランド」をめざして |
スピリッツ | 総合力を生かし、優れた製品と技術を通じて社会の発展に貢献する。 一、会社の繁栄と従業員の幸福を希ねがって 今日を築き明日を拓ひらこう。 一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう。 |
ミッション | 人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。 クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。 |
クボタグループには、若手社員が活躍できるフィールドが幅広く、チャンスが多いため、さまざまな領域で成長できる機会が豊富です。
クボタグループは、若さや既成概念にとらわれない新しい発想や、先入観にとらわれずに現状を変える勇気という長所を活かし、失敗を恐れずに何事にもチャレンジしてほしいと願っています。
そのため、クボタでは、食料・水・環境分野で世界に貢献する人材を育成することに積極的です。
つまり、上記のクボタの企業理念やビジョン、スピリッツやミッションに共感でき、積極的に行動できる人物に加えて下記のような人材も求められています。
- 食料・水・環境の分野で世界的課題解決に貢献するという価値観に共感する方
- チャレンジ精神が旺盛な方
- 継続的に誠実に粘り強く業務に取り組める方
- 多様性を受け入れチームワークを発揮することができる方
クボタのインターンに参加するメリット
クボタのインターンに参加するメリットをそれぞれ解説します。
クボタやクボタグループを深く知ることができる
クボタのインターンに参加することは、企業・業界研究に繋がります。
インターンに参加すると、企業の情報を知るだけではなく、実際の業務内容や社風、社員の雰囲気など、幅広い視点から企業や業界を知ることができるでしょう。
ネットや説明会の情報を鵜呑みにするのではなく、実際に自身で体験してみることが一番の学びになります。
本選考に向けた予行演習になる
クボタの本選考であるエントリーシートや面接などは、インターンで行う内容と同じ場合が多いです。
つまり、クボタの採用試験を受けるのであれば、いずれは経験する本選考の課題をインターンで事前に経験できるのです。
本選考に向けた予行演習になるというメリットがあります。
内定に直結しやすくなる
クボタのインターンは内定に直結していると言われています。
しかし、そもそもの目的は企業や業務内容の理解を深めることなので、参加したからと言って必ずしも内定が獲得できるわけではありません。
参加すること自体が採用担当者へのアピールになるため、内定獲得の「近道」になるということです。
インターンに参加してない学生より企業・業界理解を深め、志望動機や自己PRの質を高めることで十分に内定率が高まるでしょう。
クボタが行っているインターン内容
クボタは、大学生や大学院生を対象に、クボタやクボタグループを深く知ることができるインターンシッププログラムを実施しています。
このプログラムでは、参加者がさまざまなワークを体験し、企業や業界の研究に役立てることができるものです。
以下で、クボタのインターンシッププログラムについて詳しく説明します。
過去には短期インターンやワークショップなど、幅広いプログラムが用意されていました。
- Kubota Startup Seminar~自己理解×企業理解~
- クボタグループ BUSINESS MODEL WORK
- クボタグループ NEXT STEP WORK
- クボタグループ 就活講座:メーカー研究編
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
①Kubota Startup Seminar~自己理解×企業理解~
開催時期 | 毎月開催 |
開催時間 | 1.5時間 |
場所 | オンライン(GoogleMeet) |
人数 | 50〜100人未満程度 |
報酬 | 非公開 |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
クボタでは、就活において必要不可欠な自己分析や、企業分析に関する疑問に対するヒントが得られるインターンプログラムを提供しています。
このプログラムでは、自分の軸を見つけるための逆算型自己分析ワークや、クボタの企業理解の視点やコツを紹介するプログラムを体験できるでしょう。
また、人事担当との質問会では、チャット欄を使ってリアルタイムで回答が行われます。
この機会を活用し、クボタについてや、学生時代の活動に関する疑問や不明点を何でも質問でき、積極的に社員の方々と交流できるでしょう。
これにより、クボタのキャリアを考えるためのスタートラインを切り、自分の軸を見つける手助けをすることができます。
②クボタグループ BUSINESS MODEL WORK
開催時期 | 毎月開催 |
開催時間 | 1.5時間 |
場所 | オンライン(GoogleMeet) |
人数 | 30〜50人未満程度 |
報酬 | 非公開 |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
BUSINESS MODEL WORKでは、クボタグループの全体の特徴を体系的に理解できるワークを複数行いながら、クボタグループの理解を深めていきます。
クボタのビジネスモデルやクボタグループのお客さま、クボタグループで働く上で大切なことは何かなど、ワークを通して学んでいきます。
クボタグループ全社共通の内容となるため、業界研究の際に参考になる可能性が高いです。
プログラム内容は下記の通りです。
- クボタグループとは
- グループワーク(ビジネスモデル)
- フィードバック・解説
③クボタグループ NEXT STEP WORK
開催時期 | 毎月開催 |
開催時間 | 1.5時間 |
場所 | オンライン(GoogleMeet) |
人数 | 30〜50人未満程度 |
報酬 | 非公開 |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
NEXT STEP WORKでは、これからの社会変化に対して、クボタグループがどのような価値を生み出せるのかをプログラムを通して考えていきます。
実際にクボタグループが目指す未来や、現在取り組んでいる事例も交えながら解説され、それを踏まえた上でワークに挑戦できるでしょう。
クボタグループ全社共通の内容となるため、業界研究の際にぜひ活用してみてください。
プログラム内容は下記の通りです。
- クボタグループとは
- グループワーク(未来編)
- フィードバック・解説
④クボタグループ 就活講座:メーカー研究編
開催時期 | 5~9月(毎月開催) |
開催時間 | 1.5時間 |
場所 | オンライン(GoogleMeet) |
人数 | 100人以上 |
報酬 | 非公開 |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
カメラOFFで参加できるセミナーです。
クボタグループはメーカーが主要な業種ですが、メーカー業界に関するさまざまな疑問に答えるプログラムが用意されています。
このプログラムでは、「メーカーってどんな業界?」「メーカーにはどんな仕事がある?」「メーカーで働くメリットやデメリットは?」などの疑問が解消できるでしょう。
また、クボタグループ全体で共通の内容となっており、企業研究や業界研究、職種について深く学べます。
以下は、プログラム内容です。
- 業界研究
- 職種研究
- 研修・講座形式の教育プログラム
- 調査研究・マーケティング、営業(法人向け既存顧客メイン)、技術営業・システム営業、基礎研究、応用研究・技術開発
クボタのインターン選考対策
概要
クボタはインターンシップが内定に直結する可能性が高いため、インターンに参加するまでに、ある程度企業分析や業界研究などの準備を進めておくべきです。
通常のインターンには、興味本位で体験しにきたという学生が多いですが、クボタのインターンには、早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策・準備してくる学生が多いでしょう。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるよう企業にアピールしてください。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。
また、クボタの選考ではインターンの種類や内容によって選考の有無が異なります。
ですから、自身が参加予定のインターンの概要をしっかり確認しておきましょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析は、自身の素養や資質を理解するために、これまでの経験やその中から得た教訓を振り返って整理することです。
このプロセスを通じて自分の長所や短所を客観的に把握し、就活や将来のキャリアプランを明確にすることができます。
自己分析を行った上で、クボタが求める人物像と自身の特徴をマッチさせるようにアピールすることを意識しましょう。
そして定番の志望動機や学習意欲だけでなく、「なぜクボタなのか」という点を明確にすることも重要です。
業界研究・企業分析
業界研究をすることで、クボタが具体的にどのようなビジネスや事業を展開しているのか、業界での立ち位置、同業他社との差別化ポイントはどこにあるのかを明確にできます。
また、クボタが属する産業機械業界全体を俯瞰的に把握し、トレンドや展望を理解することもできるでしょう。
さらに、産業機械業界以外の気になる業界も分析しておくことでさまざまな業界を客観視できるため、おすすめです。
一方で企業分析とは、企業の事業内容や業務内容、社風や働き方などを調べ、自分のキャリアプランと照らし合わせることです。
志望企業への理解が不足していると、漠然とした志望動機になってしまい、履歴書や面接でインパクトを残せない可能性があります。
入社後にミスマッチや短期離職の原因になる可能性もあるため、企業研究も疑問点や不安点がなくなるまで徹底して行いましょう。
自己分析を行うことで、志望動機や自己PRなどのエントリーシートや面接の受け答えをさらに向上させることができます。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析を進めた後は、過去に出題されたエントリーシートの内容を新卒の就活サイトなどで見つけて、エントリーシートを記載する練習をしましょう。
エントリーシートは結論から書き始めると、読み手に伝わりやすくなります。
結論を先に書き、次にその根拠となる具体的なエピソードなどを記入し、最後に入社後の抱負や業務へのアピールを付け加えると効果的です。
この手法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが明確で伝わりやすく、簡潔で論理的な構成になります。
さらに、実際に書いたものをOB・OGや身近な人にチェックしてもらい、気づきにくいミスや、分かりにくい表現を客観的に指摘してもらうのもおすすめです。
面接対策
今回この記事で紹介したクボタのインターンに選考はありませんが、選考が必須となる場合があります。
ESを突破したら、面接が行なわれる場合もあるため、その対策も入念に行いましょう。
エントリーシートで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードや経験をもとに志望動機や自己PRを伝えましょう。
個人での対策だけでなく、友人同士や面接イベントなどでグループで練習することも効果的です。
クボタのインターン選考の流れ
クボタのインターン選考は、選考なしの先着順で、エントリー後2営業日以内に「株式会社クボタマイページ」が発行されます。
そちらから予約すればエントリーが完了します。
ただし、コースによっては内容が異なる場合があるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
ほとんどのクボタのインターンは、オンライン参加型です。
オンラインインターンへの参加に関する注意点などは、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひチェックしてください。
さいごに
近年、早期から就活情報を収集する学生が増えており、その中でも特にインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や、優秀な学生の早期取り込みの手段として活用する企業も増えています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとしてインターンを利用することが当たり前になっているのです。
本来のインターンの目的とは少し動向が変わってきています。
「所詮インターンだ」と軽視せず、本番さながらの臨戦態勢で万全な準備をしましょう。
前向きな姿勢で参加することが重要です。