オンラインインターンのメリット・デメリットは?注意点も解説

オンラインインターンのメリット・デメリットは?注意点も解説

2022年10月28日更新

はじめに

最近の就活では、オンラインインターンシップが当たり前のように開催されるようになりましたね。

 

しかし、初めてオンラインインターンシップに参加する就活生にとっては、オンラインインターンシップにはどんなメリット・デメリットがあり、どんなことに注意しなければならないかよくわからないと思います。

 

「オンラインインターンか対面のインターンどっちがいいの?」

「オンラインインターンに参加する際の注意点は何?」

 

今回はそんな就活生のために、オンラインインターンシップのメリットやデメリット、参加する際の注意点などについて紹介していきます。

 

知っているかどうかで大きな差がつくため、今後オンラインインターンシップの参加を控えている就活生はぜひ目を通してみてください。

 

1.オンラインインターンのメリット

オンラインインターンシップに参加するメリットを紹介していきます。

 

色々な企業の研究をするためには、とても有効的なイベントであるため、メリットをしっかりとチェックしましょう。

 

遠い地域の企業でも参加できる

新型コロナウィルスが流行する前は、オンラインでのインターンシップを開催している企業はほとんどありませんでした。

そのため対面の場合は、自宅から企業まで行く必要がありましたが、オンラインインターンシップでは移動する必要がないため、遠い地域の企業のインターンシップにも参加しやすいというメリットがあります。

 

「気になるけど家から遠いため参加できない」ということがなくなります。就活の幅も広がり、より自分に合った企業に出会えるかもしれません。

 

気軽に参加できる

オンラインインターンシップは全国どこからでも参加ができるため、自宅からの移動もなく、気軽に参加できるというメリットがあります。

そのため、スケジュール調整もしやすいです。

 

対面だと、インターンシップに行ったらその日は一日終わってしまうことが多いですが、オンラインでは、インターンシップ後にアルバイトを入れることも可能です。

また、対面のインターンシップは会場の広さなどの都合でキャパシティが決まっていますが、オンラインでは参加できる枠が広がるため、より多くの企業のインターンシップに参加できるチャンスが増えます。

 

効率よく企業研究ができる

オンラインインターンシップでは、移動に時間がかからないため、時間の余裕があり、自宅から何回かに分けて複数の企業のインターンシップに参加することができます。

そのため、色々な企業の研究を効率よく進めることができます。

 

時間が許す限り、色んな企業のオンラインインターンシップに参加し、広い視野で企業研究をしてみましょう。

 

色々な企業のインターンシップを経験することで、企業の特徴をとらえやすくなり、志望動機などにも繋がっていきます。

 

オンライン面接の準備ができる

面接の時に初めてオンラインで繋ぐとなると緊張しますが、オンラインインターンシップに参加すれば、オンラインならではのマナーやオンラインツールのシステム理解ができ、オンライン面接対策にもなります。

 

オンラインは様々なトラブルが考えられるため、都度対応していくことで、操作などにも慣れていきます。

 

オンライン面接を行う前に、オンラインインターンシップで色々な経験をしておきたいですね。

 

移動費がかからない

対面の就活で大きな負担になるのが、自宅から企業まで行くための移動費です。全ての企業が移動費を支給してくれるわけではないため、受ける企業が多いほど移動費がかかってしまいます。

 

特に、地方の就活生が関東で行われるインターンシップに参加するためには、往復大体3万~5万円くらいの費用がかかります。

 

しかし、オンラインでは、移動が必要ないため、移動費がかかりません。

金銭面からも就活生は色々な企業のオンラインインターンシップに参加できるようになるのです。

 

2.オンラインインターンのデメリット

次に、オンラインインターンシップのデメリットを紹介していきます。

表情が伝わりにくい

画面越しだと、対面の時より、相手の表情や雰囲気が伝わりにくくなります。

表情が伝わりにくいと、グループワークなどでの会話も盛り上がりにくくなってしまいます。

また、グループに分かれた時も、グループメンバーのトーンが分からず、話し出しにくい雰囲気になってしまいます。

 

会社や職場の雰囲気が伝わりにくい

オンラインインターンシップだと、実際に企業に行くわけではないため、職場の雰囲気やどんな人が働いているのかを見ることができません。

 

多くの企業のオンラインインターンシップに参加しても、企業ごとの差を感じにくいです。

 

最近では、社内動画や画面共有で企業のオフィスを紹介することも増えてきましたが、社風は実際に企業に赴いた時が一番よくわかります。

 

集中力が続かない

オンラインインターンシップでは、自宅から気軽に参加できる半面、自宅なのでリラックスしやすく、集中力が続かないことが多いです。

 

1時間程度のオンライン会社説明会なら問題ありませんが、半日・一日のオンラインインターンシップはかなり疲れてしまうと思います。

インターンシップに参加を決めた理由や目的を明確にし、集中力が途切れない工夫をすることが大切です。

 

発言が少ないと印象に残らない

対面でも同じようなことが言えますが、オンラインだと発言が少ない就活生は、特に存在感がなく、企業の採用担当からも認識してもらいにくくなります。

 

どうしても、オンラインだと雰囲気や印象が画面上のみからしか分からず、発言が少ないと他の面での良さを知ってもらえなくなってしまいます。

3.オンラインインターンシップのマナー

次に、オンラインインターンシップならではのマナーを紹介していきます。

 

オンラインでのマナーは独特なものもあるため、慣れが必要です。

色々な企業のオンラインインターンシップに参加し、マナーを身につけましょう。

 

背景に気をつける

オンラインインターンシップでは、カメラ機能を使うことが必須となります。

そこで、カメラに映る就活生の背景が散らかっていたり、乱雑になっていたりすると、企業の採用担当にだらしがないイメージを持たれてしまうことがあります。

 

服や布団、ベットなど生活感が分かるものやポスターなど趣味のものなども画面に映らないようにしましょう。

自分では気にならないものも、意外と他人から見ると目についたり気になることが多いです。

 

白い背景が清潔感がありベストですが、バーチャル背景などを使うのは基本的には控えましょう。

オンラインインターンシップ開始前に、自分の部屋のどの部分まで画面に映るかなどをチェックすることをおすすめします。

 

早めに接続確認等を済ませスタンバイしておく

オンラインインターンシップは開始10分前ごろから入室OKという企業が多いです。

そのため、20分前くらいからネット接続やカメラの映り、音声などのチェックをしておきましょう。

 

焦って入室して、いざカメラをオンにした時に、「部屋の広範囲が映ってしまっている」「音声が聞こえない」「Wi-Fiに繋がらない」などということがないようにしておきましょう。

 

特に、オンライン上での通信障害は、自分だけでなく参加している他の就活生にも迷惑をかけてしまうことになります。

ネット環境は必ず事前にチェックしておきましょう。

 

対面同等の服装・髪型で参加する

オンラインだと、つい気が抜けがちですが、基本的には対面で参加する服装・髪型と同じです。

オンラインだからといって、ジャージやスウェット、パジャマで参加してよいわけではありません。

 

特に服装指定がなければ、スーツで参加することが望ましいです。

 

また、髪型も対面の時と同様に整える必要があります。

服装や髪型が乱れているだけで、印象が変わってしまうため、十分な注意が必要です。

 

<服装>

・しわのない白のシャツやブラウス

 ※私服指定の時はこの限りではありません

・ネクタイは正しく結ぶ

 ※私服指定の時はこの限りではありません

・対面と同じようにズボンも部屋着からスーツへ履き替える

・私服指定の時はオフィスカジュアルスタイル

 

<髪型>

・前髪が目にかからないようにする

・染髪はしない

・長い髪の人は1つに結ぶ

・寝ぐせは直す

 

<その他>

・マスクは外す

・ヒゲを剃る

・アクセサリーは付けない

 

マイクはミュートに設定しておく

入室直後に、ミュートになっていないと接続途中で雑音が入ってしまいます。

マイクは入室前にミュート設定しておくことが大切です。

 

また、インターンシップ参加中も、気づかないうちにミュートが外れてしまっていることもあるため、こまめにミュート確認をするようにしましょう。

 

周囲の騒音に注意する

オンラインインターンシップでは必ずと言っていいほどグループディスカッションやグループワークがあります。

その際、発言をする機会があるため、ミュートを解除して話し出した時に周囲の雑音が入ってしまわないようにしましょう。

 

意外と生活音などをマイクが拾ってしまうため、注意が必要です。

 

スマホの電源は切らず、サイレントモードにしておく

もし万が一、企業のネット環境が悪く、接続が止まってしまったり遮断されてしまった時、企業から電話がかかってくる可能性があります。

そんな時、スマホの電源を切ってしまうと、企業からの電話に気づかず、大事な連絡を受け取れないかもしれません。

 

万が一の時に備え、スマホの電源は切らず、サイレントモードにしていきましょう。

 

4.オンラインインターン参加時の注意点

リアクションは大きめにする

 

オンラインでやりとりをする際、どうしても対面の時と比べ、表情や雰囲気が伝わりにくくなってしまいます。

 

そのため、相手に表情や雰囲気を分かりやすく伝えるために、相槌を大きめに打ったり受け答えをハキハキさせたりと大きめなリアクションを心がけましょう。

 

目線はカメラを意識する

目線は、つい画面の向こうの相手の顔にいってしまう方が多いです。

しかし、画面の向こうの相手を見ていると、カメラに目線が行かないため、実際には相手と目を合わせて話をすることができていません。

 

最初はなかなか慣れないかもしれませんが、オンラインの際は、カメラを見て話すようにしましょう。

顔は明るく映るようにする

意外と気にしていない就活生が多いのが、画面の中の自分の顔の明るさです。

印象をよくするためにも、顔が明るく映るように設定することが大切です。

 

最近は色々な種類のPCカメラ用のライトなどが売っているため、ライトなどのアイテムを使うのも効果的です。

顔が明るく見えるだけで印象がUPします。

 

明るく笑顔で接する

オンラインインターンシップでは、対面の時と違い、画面に見えている表情や声のトーンで印象が決まってしまうと言っても過言ではありません。

特に、オンラインだと表情や雰囲気が伝わりにくいので、普通の表情だと怒っているように感じる人もいるかもしれません。

 

しかし、画面の向こうの相手が笑顔で接してくれたら、印象が良いですよね。

緊張していると表情が硬くなりがちですが、明るい笑顔を意識していきましょう。

 

無断欠席をしない

オンラインインターンシップは参加する敷居が低くなりますが、欠席連絡は対面の時同様に必ず行いましょう。

 

実際に、無断で欠席をされると、企業側は、グループワークの組み方を直前に変えたり、来るか来ないかわからないため他の人が揃っていても開始まで待たなければならなくなります。

また、時間になっても入室してこないと、電話で確認をしたりと手間がかかってしまいます。

 

イヤホンはマイク付き有線タイプを使用する

イヤホンはワイヤレスではなく、有線タイプを使いましょう。

ワイヤレスだと、接続の関係で途中で切れてしまうこともあります。

また、マイク付きのイヤホンは、周囲の雑音が入りにくく、クリアな音声で会話することができます。

 

メモの用意をしておく

 

対面のインターンシップでは筆記用具を必ず持っていくと思いますが、オンラインインターンシップだとメモの用意をしておくことを忘れてしまいがちです。

 

大事なことはすぐにメモできるよう、ノートやペンを用意しておきましょう。

5.まとめ:準備してオンラインインターンに参加しよう

今回は、近年増えてきているオンラインインターンシップのメリットやデメリット、注意点などについて紹介してきました。

 

初めてのオンラインインターンシップだとわからないことだらけで、心配だと思います。

また、意外と対面よりもオンラインでは配慮しなければならないことや注意事項が多いです。

 

この記事を読み、今後のオンラインインターンシップに備えましょう。

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就活ハンドブック編集部

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