SREホールディングス株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/21更新
はじめに
この記事では、SREホールディングス株式会社（以下SREホールディングス）への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にSREホールディングスならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、SREホールディングスが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、SREホールディングスの内定を目指す就活生はぜひ最後までお付き合いください。
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SREホールディングスの概要
出典元：SREホールディングス株式会社
初めに、SREホールディングスとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
SREホールディングスとは
SREホールディングスは、ソニーグループに属する不動産関連企業です。
2014年4月にソニー不動産として設立され、2019年6月に現在の社名に変更されました。
同社は不動産仲介やアセット事業、AIクラウド＆コンサルティング事業を展開している会社です。
不動産仲介事業では売却経験豊富な専門家が売主に寄り添い、より高く売るための戦略をカスタマイズしています。
また、AIクラウド＆コンサルティング事業では不動産査定ツールなどのAIソリューションを提供し、幅広い業界に向けたAIコンサルティングやDXソリューションの開発も手掛けています。
2020年12月に東証一部に上場し、2022年4月には東証プライム市場に移行しました。
さらに、「DX銘柄2021」ではグランプリを受賞しています。
SREホールディングスの採用難易度
SREホールディングスの採用難易度は高いと言えます。
同社は創業からわずか4年で黒字転換し、毎年収益を拡大し続ける注目企業です。
2024年の採用人数はわずか16名で多くの応募が予想されるため、競争倍率は高いといえるでしょう。
早めの選考対策をしっかりと行ってください。
SREホールディングスの採用大学
SREホールディングスの採用大学の実績は以下の通りですが、日本のトップクラスの有名大学から中堅大学まで採用していることがわかります。
このことから、SREホールディングスの採用に明確な学歴フィルターはないと考えられます。
しっかりとした選考対策を行えば、可能性はあるでしょう。
自分の強みをしっかりとアピールし、SREホールディングスが求める人物像にマッチすることを示せば、挑戦する価値は十分にあります。
| ＜大学＞ 青山学院大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、慶應義塾大学、国学院大学、駒澤大学、成城大学、千葉工業大学、千葉大学、東京大学 |
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
SREホールディングスが求める人材とは？
結論から言うと、SREホールディングスは、同社のパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。
SREホールディングスは「10年後の当たり前」を創る使命を持ち、AIとIoTを駆使して豊かな暮らしを実現することを目指しています。
そのため、以下のような人材を求めています。
イノベーションと成長意欲
SREホールディングスは、成長意欲が高く、新しい価値を提供するための挑戦を厭わない方を歓迎します。
設立からわずか数年で東証プライム市場に上場し、310名の社員を擁するまでに成長しました。
この成長を支えているのは、常に自己成長を目指し、新しい技術や知識を積極的に学ぶ姿勢です。
テクノロジーへの理解と応用力
SREホールディングスはAI技術やデータ分析を駆使して、さまざまな産業にソリューションを提供しています。
そのため、機械学習やDeep Learningといった先端技術に精通し、これを実ビジネスに応用できる能力が求められるでしょう。
また、業界のDX化を推進するための新しいアイデアや視点を持つことも重要です。
コミュニケーションとチームワーク
成長には社員同士の強力なチームワークとコミュニケーションが欠かせません。
多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、互いに知識や経験を共有しながら成長していく環境があります。
そのため、他者と協力しながら目標に向かって努力できる人材が求められるでしょう。
SREホールディングスは技術と人を組み合わせた新しいサービスで、未来の社会に貢献する企業です。
そのビジョンに共感し、自身のスキルと情熱を持って挑戦できる方を歓迎しています。
SREホールディングス各社の採用方向性の違いは？
SREホールディングスは、ソニーグループの新規事業創出の取り組みとしてスタートしましたが、ソニーグループは新卒採用において異なる「求める人材」を掲げています。
ソニーグループが求める人材は、クリエイティビティと技術力を駆使して新しい感動を創出できる人です。
ソニーは、約11万人の社員が一丸となり、世界を感動で満たすという目標に向かっています。
この目標を達成するためには、独創的な発想力と技術力を持つ人材が不可欠です。
ソニーは、ゲーム、音楽、映画、アニメなど、多岐にわたるコンテンツIPの強化に取り組み、クリエイターと協力して感動を生み出す力に投資しています。
さらに、デジタルシネマカメラやバーチャルプロダクションなど、最新のテクノロジーを駆使して感動を創り出すサポートを行っています。
ソニーは創業以来長期視点での経営を重視し、「感動」と「人」を軸にした価値創造に取り組んできました。
今後も社会や地球環境に対する責任を果たしながら、技術や事業を通じてサステナビリティへの貢献を進めています。
ソニーで働くことでこの壮大なビジョンの一翼を担い、次の感動を創り上げることに貢献できるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は就活生がどのような人物であるか、自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントとなります。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論：私が不動産業を志望する第一の理由は、地域社会の活性化に貢献したいと考えたからです。
理由：大学時代、地域社会学のゼミに所属していた私は、現代の都市開発が地域のコミュニティをどのように変化させてきたかを学びました。
都市の便利さが増す一方で、人々の繋がりが希薄になる現象に対して、もっと温かみのある街づくりが必要だと感じました。
具体例：例えば、私が大学で行ったプロジェクトでは、地域の住民と協力して商店街の活性化イベントを企画しました。
このイベントは地域の人々を繋げる場を提供し、商店街の売上向上にも寄与しました。
結び：この経験から、地域に根ざした不動産業で、人々が安心して暮らせる環境を提供したいと思うようになりました。
結論：SREホールディングスはAI技術やデータ分析を駆使し、地域の発展と技術革新を両立させる企業です。
私はSREホールディングスのビジョンに共感し、自分のスキルと情熱を持って地域社会と共に成長できると確信しています。
SREホールディングスの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
SREホールディングスであれば、「A DECADE AHEAD～今の先鋭が10年後の当たり前を造る〜」など、その他バリューやビジョンを文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。
SREホールディングスは特に、「『リアルビジネスを内包した実務有用性の高いテクノロジー』の普及を通じて不動産、金融、IT/ヘルスケア領域といった幅広いライフステージの活性化」に特化した企業と評価されています。
その強みを活かし、自分のやりたいことや将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。
大事なのは数ある企業や代替可能業界がある中で、なぜ「SREホールディングス」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
もちろん、文章の内容も評価対象ですが、最も注目されるのは文章や論理展開に問題がないかです。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをしておきましょう。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
- 志望動機系（見られている点：熱意、情報収集能力）
- 過去の経験系（見られている点：コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質）
- 未来目標系（見られている点：大局観、未来志向、社会貢献性）
- 価値観系（見られている点：個性的か、コンサルタント適性があるか）
- その他（長所・研究内容）
設問で見られている点を意識してエントリーシートの対策をしてください。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
SREホールディングスの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
SREホールディングスのエントリーシート
志望動機
・SREホールディングスを志望する理由をご記入ください。（500文字以下）
【記載例】
結論：私は、SREホールディングスの成長意欲とテクノロジーへの深い理解に共感し、自分のスキルを最大限に活かせると感じたため貴社を志望します。
理由：SREホールディングスは設立から数年で東証プライム市場に上場するなど、驚異的な成長を遂げています。
この成長は、社員一人ひとりの成長意欲と挑戦を恐れない姿勢が支えていると感じました。
また、貴社はAI技術やデータ分析を駆使し、さまざまな産業にソリューションを提供しています。
私自身も機械学習やデータサイエンスの分野でのスキルを活かし、貴社の成長に貢献したいと考えています。
具体例：大学での研究では、機械学習を用いたデータ分析プロジェクトに取り組みました。
特に異常検知アルゴリズムを開発し、製造業の品質管理プロセスの効率化に成功しました。
この経験から、データを基に問題を解決することの重要性と面白さを実感しました。
また、プロジェクトを通じて得たチームワークやコミュニケーション能力も、貴社の多様なバックグラウンドを持つメンバーとの協力に役立つと考えています。
結論：SREホールディングスのビジョンに共感し、技術と人を組み合わせた新しいサービスで未来の社会に貢献する一員として、共に成長していきたいと強く願っています。
ポイント:
結論を最初に書く
志望理由の結論を最初に明確に述べましょう。
これにより、読み手はすぐにあなたの意図を理解でき、興味を持って続きを読んでくれるでしょう。
例えば、「SREホールディングスの成長意欲とテクノロジーへの理解に共感し、貢献したいと考えています」といった具合です。
具体的な理由を述べる
結論の後には具体的な理由を述べることが重要です。
会社の成長や技術力、社風など、具体的なポイントに触れることで、企業への理解と興味を示しましょう。
例えば、「設立から数年で東証プライム市場に上場したことや、AI技術の活用に感銘を受けました」と具体的に述べると良いです。
具体例で説得力を持たせる
理由を補強するために、具体的なエピソードや経験を挙げると効果的です。
自分のスキルや経験がどのように会社に貢献できるかを具体的に示すことで、説得力が増します。
例えば、「大学での機械学習プロジェクトで異常検知アルゴリズムを開発し、品質管理の効率化に成功しました」といった具体例を挙げましょう。
自己PR
・自己PR（学生時代の取り組みを具体的にご記入ください）（400字）
【記載例】
結論：私は大学生活を通じて、常に新しい挑戦に取り組む姿勢を持ち続けました。
その結果、多くのスキルを身に付け、自己成長を遂げることができました。
理由：私が挑戦を続けた理由は、自分の可能性を最大限に引き出し、将来に向けてより多くの価値を提供できるようになるためです。
特に、テクノロジーとイノベーションに対する強い関心から、多くのプロジェクトに参加し、実際に手を動かして学ぶことを重視しました。
具体例：大学3年生の時、私はAI技術を活用したプロジェクトに参加しました。
このプロジェクトでは、機械学習を用いてデータ分析を行い、企業のマーケティング戦略を改善するためのモデルを開発しました。
初めはAI技術に対する知識が乏しかったため、多くの時間をかけて学び、試行錯誤を繰り返しました。
しかし、チームメンバーと協力しながら問題を解決することで、最終的には実用的なモデルを完成させることができました。
この経験を通じて、技術的なスキルだけでなく、コミュニケーションやチームワークの重要性も深く理解することができました。
結論：SREホールディングスが求める人物像には、自己成長を目指し、新しい技術や知識を積極的に学ぶ姿勢が含まれています。
この点で、私は自身の経験とSREホールディングスのビジョンに強く共感しています。特に、AI技術やデータ分析を駆使して社会に貢献する姿勢に共鳴し、私のスキルと情熱を活かして共に未来を築いていきたいと考えています。
ポイント:
結論を明確にする
最初に、自分がどのような人物かを簡潔に述べましょう。
例えば、「私は常に新しい挑戦に取り組む姿勢を持ち続けました」といった具合に、自己PRの要点を簡潔にまとめることで読み手にインパクトを与えます。
理由を具体的に述べる
次に、なぜそのような姿勢を持っているのかその理由を説明してください。
自身の成長意欲や、特定の分野に対する関心などを具体的に挙げることで説得力が増します。
具体例を挙げる
最後に、具体的なエピソードを交えて説明します。
実際のプロジェクトや活動を通じて得た経験や学びを詳細に記述することで、自分のスキルや特長をより明確に伝えることができます。
例えば、チームでのプロジェクト経験やAI技術の活用例などが良い例です。
これらのポイントを押さえて自己PRを書くことで、説得力のあるエントリーシートが完成します。
まとめ
この記事では、SREホールディングスの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
SREホールディングスは、「10年後の当たり前」を創造することを目指している会社です。
AIクラウド＆コンサルティング事業とライフ＆プロパティソリューション事業を統合し、シナジー効果を発揮しています。
これにより、不動産、金融、IT/ヘルスケア分野で、実務に役立つテクノロジーの普及を進めているのです。
リアルビジネスとテクノロジーを融合させることで、さまざまなライフステージの活性化を促し、人々の生活をより豊かにすることを目指しています。
SREホールディングスは、AIクラウドとコンサルティングで相乗効果を生み出し、不動産や金融、IT・ヘルスケア分野の活性化を目指す未来志向の企業です。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、KPMGの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。
