日鉄物産のエントリーシートの対策法を徹底解説

日鉄物産のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

日鉄物産は2013年10月に日鐵商事と住金物産が統合して誕生した商社です。

統合によって強化された強みを駆使し、総合商社でも専門商社でもない独自「複合専業商社」として鉄鋼・産機インフラ・食糧・繊維の4つのコア事業を展開しています。

本記事では、日鉄物産への就職を目指しているものの、エントリーシートの書き方やアピール方法に不安を感じている学生に向けて、書き方のポイントを徹底解説しています。

特に日鉄物産ならではのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介します。

さらに、日鉄物産が求める人物像の特徴や選考のポイントについても詳しくアドバイスしているので、日鉄物産への内定を目指す就活生はぜひご一読ください。

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日鉄物産の概要

日鉄物産とは

出典元 公式サイト

 

まずは日鉄物産とはどのような企業かについて、概要を紹介します。

日鉄物産とは

日鉄物産は2013年10月に日鐵商事と住金物産が統合して誕生した商社です。

統合によって強化された強みを駆使し、総合商社でも専門商社でもない独自「複合専業商社」として鉄鋼・産機インフラ・食糧・繊維の4つのコア事業を展開しています。

2018年4月には三井物産から鉄鋼事業の一部を譲り受け、さらにグローバルネットワークの拡大、収益基盤の強化を実現しました。

現在は国内31ヵ所、海外18ヵ国33都市の拠点を有しており、世界を舞台にしたビジネスを展開しています。

同社ではグローバル対応力の強化に力を入れており、海外語学留学と実務研修で2年間海外渡航が可能な「海外チャレンジ制度」などが用意されているのも魅力のひとつ。

どんなに規模が大きくなっても現場主義を徹底しているのが特徴で、社員1人ひとりがプロフェッショナルとなり活躍・成長を続けられる企業です。

 

日鉄物産の採用難易度

日鉄物産の採用難易度はやや高いことが予測されます。

各社が発表している企業入社難易度ランキングには入っていませんが、商社は学生から人気の業界のため倍率も非常に高くなっています。

必ず日鉄物産への内定を獲得したい場合は、徹底したエントリーシート対策が必要です。

早めに対策を始めて入社意欲や熱意の伝わるエントリーシートを作成し、ほかのライバルと差をつけましょう。

日鉄物産の採用大学

日鉄物産の採用大学実績は以下の通りです。

青山学院大学、大阪大学、関西大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、成蹊大学、東京外国語大学、同志社大学、法政大学、北海道大学、三重大学、宮崎公立大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館APU、早稲田大学

 

商社の新卒採用は偏差値や出身大学で決まるだろうと考える学生は多いでしょう。

しかし、実績を見れば分かる通り日鉄物産では学歴に関係なくさまざまな大学から採用しています。

そのため基本的にはどの大学出身であっても平等にチャンスがあるでしょう。

ただし多くの学生がエントリーすることから、採用倍率は非常に高いことが予測されます。

また職種によって応募可能な学部が異なるため、自分が希望する職種がエントリーできるかどうかも合わせてチェックしておきましょう。

 

採用大学のランクに関しては、以下の記事を参考にしてください。

 

日鉄物産が求める人材とは?

日鉄物産が求める人材

日鉄物産に就職したい学生は、どのような人物を求めているかについても理解する必要があります。

以下では、日鉄物産が求める人物像を解説していきます。

エントリーシートを作成する際は、日鉄物産に合った人物像をアピールできるように自己分析しておきましょう。

まずは、日鉄物産の新卒採用ページで紹介されている採用チームのメッセージを見てみましょう。

日鉄物産は日本製鉄グループの真の中核商社として、新たなステージに進みました。
多種多様な商材・商流で生活基盤を根底から支え、ビジネス領域の拡大は海外のみならず、まだまだ国内にもポテンシャルがあります。
そのような中、私たち採用担当が大事にしている考えは、皆さんに対し真摯な姿勢で接しリアルを伝えることです。
様々な個性を受け入れ、尊重し、強みにしていく日鉄物産では、一人一人が挑戦し成長できるステージが待っています。
皆さんにはそれぞれが持つ個性を武器に「この道では、誰にも負けない」と言えるような道を一歩一歩切り拓いていってほしいなと思います。
日鉄物産|採用チームメッセージ

 

以上のことから、日鉄物産では異なる価値観を持つ人達と円滑に仕事を進めるためのチームワークや協調性がある人材を求めていることが考えられます。

また「この道では、誰にも負けない」と胸を張って言えるようなプロとしての側面を見せられるエピソードも用意しておくと良いでしょう。

自分が企業の求める人物像にマッチしていることをアピールできるように、エントリーシート対策をしておきましょう。

日鉄物産の採用方向性の違いは?

ここからは日鉄物産のグループ企業と各社の採用方向性の違いについてご紹介します。

以下は、日鉄物産のグループ企業の一部です。

グループ企業(抜粋)
  • 太陽サカコー株式会社
  • 株式会社アイコー
  • 淡路鋼管株式会社
  • イゲタサンライズパイプ株式会社
  • イズミ鋼板工業株式会社

日鉄物産には数多くのグループ企業が存在するため、それぞれの特徴や強み、採用の傾向をチェックしながらグループ全体が求める人物像を見極める必要があります。

例えばイケダサンライズパイプ株式会社では、顧客満足度を追求することに注力しています。

そのため、顧客のニーズを汲み取るスキルや傾聴力が必要と考えられます。

このように、日鉄物産の中でもグループ会社によって採用の方向性はさまざまです。

希望する企業の採用の方向性をしっかりチェックし、強みを上手にアピールできるようにエントリーシート対策を徹底しましょう。

対策としては、コミュニケーションスキルがあることが伝わる具体的なエピソードをエントリーシートに盛り込むのがおすすめです。

 

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

採用担当者はエントリーシートにおいて、以下の内容をチェックしています。

採用ポイント
  • スキル・能力
  • 性格
  • 経験
  • 入社への意欲

 

企業は「就活生がどのような人物であるか」「入社後どのように活躍してくれるか」を把握するため、エントリーシートを利用しています。

学生一人ひとりのスキルや性格が、企業の風土や事業にマッチするかどうか見極めるためです。

就活生に十分なモチベーションがあるかも重要なポイントです。

最も大切なのが「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という入社への意欲・熱意です。

企業研究や競合比較を徹底し、日鉄物産にしかない魅力を見つけてアピールしましょう。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは、結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識して書きましょう。

  1. 結論ファーストを心がける
  2. 結論に至った理由を述べる
  3. 理由に説得力を持たせるために具体例を用いる
  4. 再び結論を強調する

 

この方法で書くと結論が相手に伝わりやすく、かつ論理的な構成となるため、読み手に好印象を与えられます。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方は、以下の例文を参考にしてください。

結論:私は貴社で自分の強みを発揮できると考えたため、志望しています。

理由:周囲を巻き込みながら問題解決できるという私の強みは、貴社で最大限に発揮されると考えるからです。

具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営をしています。

運営では問題共有する場を設け、生徒と個人面談を通して諸問題を解決してきました。

結論:この強みを発揮できると考え、貴社を志望します。

日鉄物産の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば日鉄物産であれば「新たな社会的価値を持った製品、サービスを生み出す高い志を持った企業グループであり続けます。」という企業理念を意識したエピソードや熱意を盛り込むと効果的です。

その他の価値観やビジョンを文章の中で取り上げるのも有効でしょう。

もちろん、上記のような企業理念を必ず入れなければいけないわけではありません。

また、日鉄物産はSDGs関連の社会的ニーズ対応ビジネスを重点的に強化するためにさまざまな取り組みを実践しているようです。

こういった企業の強みや方向性を加味しながら、自分のやりたいことや将来像にマッチする形で文章を作成するといいでしょう。

大事なのは、商社の中でもなぜ日鉄物産を選んだのかを論理的に説明することです。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

日鉄物産全体としてのエントリーシートの書き方の注意点は、以下の4点です。

注意点
  • なぜ商社を志望するのか
  • その中でもなぜ日鉄物産に入社したいのか
  • 志望する職種を明確にする
  • 自分が貢献できる内容を説明する

 

同社は学生からの人気も非常に高いため、就職するためには数ある競合の中でもなぜ同社に就職したいのかを説明して入社意欲をアピールしましょう

日鉄物産には営業・通関部門や物流部門、人事総務などの管理部門といったさまざまな部署があります。

これらの中で、どの職種を希望しているのかも明確にしておきましょう。

その職種でどのように自分が貢献できるのか具体的に説明することで、面接官も「入社後にどんな活躍を見せてくれるか」想像しやすくなります。

日鉄物産のエントリーシートは、特に以下の3点について気をつけながら作成しましょう。

 

志望度の高さを示す

同社の選考ではエントリーシート・面接ともに「なぜ商社」「なぜ日鉄物産」について度々聞かれます。

特に2次面接は志望動機重視の面接で、商社を選ぶ理由や複合商社についてどう思うかについて深掘りされるようです。

まずはコーポレートサイトやニュース記事をもとに企業研究を行い、面接でアピールできるように準備しましょう。

企業研究を行った上で入社後にやりたいことを明確に示すことで、より志望度をアピールしやすくなるでしょう。

 

チャレンジ精神の強さを示そう

同社は行動指針のひとつとして「挑戦」という言葉を掲げています。

「進化や次への突破口を開いていく提案こそが、コストを超えた価値につながっていくはず」と語る社員もおり、常に挑戦を重視していることが分かります。

選考においては、新しいことにも果敢に挑戦できるチャレンジ精神の強さを示すのが有効でしょう。

エントリーシートで「当社の行動指針である『挑戦・成長・信頼・ボーダレス』に即してこれまでに体現したこと」について聞かれ、それに対しある内定者は「コロナ禍でもオンライン留学に挑戦した」経験を用いてチャレンジ精神の高さを示すと非常に好評だったのだとか。

このように選考ではチャレンジ精神の強さが伝わる経験を用意して、同社への適性を示すと良いでしょう。

 

タフさや粘り強さを示そう

日鉄物産は顧客密着型の営業を重視しています。

「誰よりも客先に足を運ぶことこそが、競争に打ち勝つために欠かせない要素だ」と語る社員もおり、また同社は体育会系の社風もあるようです。

選考では、激務に耐えられるタフさや粘り強さがあることを示さなくてはいけません。

面接でアルバイト経験について聞かれ、「クレーム対応」について深掘りされた学生もいたそうです。

それに対して「クレームに負けずに真摯に対応した」とアピールしたところ、高評価を得たのだとか。

肉体と精神のタフさは、日鉄物産の選考を突破するカギのひとつとなるでしょう。

 

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

続いて、日鉄物産の選考においてエントリーシートで問われたことのある質問と記載例を紹介します。

総合職のエントリーシート

これまでの経験

・あなたがチームの中で主体性を発揮したエピソードについて記載下さい。(200文字以内)

アルバイトを3年続け、試験会場の責任者を担当しております。

顧客の苦情を解決するために以下の改善策をあげました。

それは一緒に楽しく働くために後輩との親しい関係づくりの工夫をしたことです。

後輩に寄り添い、仲良くするために、プライベートで友達として一緒にお茶や食事したりして、距離感を縮めた結果、チームの団結力をアップさせました。

ポイント:起承転結がしっかりしていて非常に読みやすい印象があります。このように、限られた文字数で伝えたいポイントを書けるように練習しておくのもおすすめです。

 

企業理念

・当社の社員行動指針である「挑戦・成長・信頼・ボーダーレス」に即してあなたが過去に体現した事・これから実現したいことについて

【記載例】

挑戦:集団塾のアルバイトを通して、生徒に新たな価値を創造することに挑戦しました。

当初、授業外でのサポートが手薄になっていたため、授業外で質問できる質問箱の設置や二者面談の実施などそれまでになかった講師の新たな役割に挑戦しました。

今後は社会人として、社会に新たな価値を創造することに挑戦したいです。

成長:大学時代に、より高いレベルの英語力を獲得するために日々成長することを心がけました。

TOEICのスコアは大学入学時よりも100点以上向上させることができました。

リスニングは満点を獲得しましたがリーディングは苦手分野のため、卒業までにTOEIC満点の獲得を実現したいです。

信頼:塾講師のアルバイトを通して、生徒と信頼関係構築を行いました。

生徒の精神的支柱となることを目指し、積極的にコミュニケーションを行いました。

とりわけ相互理解を深めるために、相手の意見をよく聞くようにしました。

貴社でも対話を重ねながら信頼されるビジネスパートナーになりたいです。

ボーダレス:中高の部活時代はチームメイト一人一人の良さを発揮できるように心がけました。

強いチームは全員がチームの一員という共通の意識を持つことで生まれると考えています。

そこでメンバーと対話を重ね、全員を尊重することを大事にしました。

今後もチームの多様性を活かし、団結力を大切にしていきたいです。

ポイント:社員の行動指針それぞれに自分の体験談をうまくはめ込むことができています。この中で重要視されるのは「挑戦」と考えられるので、同様の質問があった際には特にこのポイントに力を入れて記載しましょう。

 

志望動機

・当社の志望動機についてご記入ください。

【記載例】

自分が「橋渡し役」としてビジネスに介在して「縁の下の力持ち」として社会を支えたいと考えています。

副代表を務める学生団体では「縁の下の力持ち」の立場から密な対話を通じて本音を吸い上げ、約20名のメンバーと独断的な代表の橋渡しをしてきました。

この経験を活かしたいとの想いを抱いているうちに出会ったのが貴社でした。

貴社は「鉄鋼」「産機・インフラ」「食糧」「繊維」という、私たちの生活の基盤となるものを商材に、それぞれの事業においてプロフェッショナリズムと高い専門性をもって業界を牽引しています。

また、商社として人と人とを繋ぐトレーディングビジネスを中心に扱っているのも魅力のひとつです。

貴社であれば「縁の下の力持ち」として社会基盤を支えつつ、あらゆる立場の人々の橋渡し役を担って付加価値を生み出すことで、自身の想いを形にできると考え、貴社の一員となってビジネスに携わりたいと考えています。

ポイント:自分の経験と絡めた志望動機となっており、説得力が増しています。

ここに、同社の企業理念や求める人材像も加えるとより熱意の伝わる志望動機となるでしょう。

 

まとめ

この記事では、日鉄物産を目指す学生に向けてエントリーシートの書き方のポイントについて解説しました。

日鉄物産は2013年10月に日鐵商事と住金物産が統合して誕生した商社で、総合商社でも専門商社でもない独自「複合専業商社」として鉄鋼・産機インフラ・食糧・繊維の4つのコア事業を展開しています。

企業理念から分かるように、同社ではチャレンジ精神が旺盛な人材が求められています。

また、入社後に何をしたいのかキャリアプランを明確にしておくと、選考でも有利にはたらくでしょう。

採用難易度は高めなので、しっかり対策してライバルと差をつけておく必要があります。

エントリーシートを書く際は、ガクチカなどこれまでの経験を踏まえ、これらの価値観に沿った人材であることをアピールしてください。

本記事の内容を参考にして、日鉄物産での内定獲得が少しでも近づくことを願っています。

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