就活のお金がない!対処法と節約術を解説
2024年8月27日更新
はじめに
就活中の学生や、これから就活を控える大学生の皆さん、就活費用に不安を感じていませんか?
「貯金で乗り切れるだろうか」「どれくらいのお金が必要なのか」といった疑問は多くの就活生が抱えている悩みです。
とくに地方大学生が東京で就活する場合、交通費や滞在費、待ち時間のカフェ代など、東京の学生以上に費用がかさみます。
資金不足により、希望の企業の選考を諦めたり、不必要なストレスを抱えたりすることも。
人生を左右する就活で、後悔のない選択をするためにも、資金面の準備は欠かせません。
本記事は、主に以下のような就活生を対象としています。
- 地方大学に通いながら、東京での就職を目指している方
- アルバイトや仕送りに頼る生活で、就活費用の捻出に悩んでいる方
- 複数の企業を受けたいが、交通費や滞在費の負担が大きいと感じている方
本記事では、地方から東京での就活を経験した筆者が、お金がない・少ない就活生向けに具体的な対策とアイデアを紹介します。
効果的な節約術と資金調達の方法を知り、充実した就活を実現しましょう。
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就活にかかる費用とは?
就活にかかる費用は、準備段階と実際の就活中の大きく分けて2つあります。
各段階で予想外の出費が多く、事前の把握が必要です。
就活準備にかかるお金
まず就活の準備にかかるものとしてあげられるのは、下記のものです。
- スーツ
- カバン
- 革靴
- 書籍
スーツ、カバン、革靴のセットは、リクルートの就職みらい研究所の「就職プロセス調査」によると、被服費の合計が4万円弱でした。
スーツは高価なものは不要ですが、体に合ったものを選びましょう。印象が面接結果を左右する可能性があります。
スーツ、カバン、革靴などは大企業の選考を受けるときにはもちろん中小企業や、ベンチャー企業を受ける際にも必要です。
やはり社会人の基本として服装はよく見られるところでありますし、ここで変に安いもので体に合わないものを買ってしまうと、面接の際の印象が非常に悪くなることもあります。
就活中にかかるお金
次に就活中にかかってくるものは大まかに下記になります。
- 交通費
- カフェ代
- コピー、郵送費用
- 宿泊代(地方大学からの場合)
- 飲食代
これらは必要な費用として、就活を続けている限りかかってきてしまいます。意外と積もり積もって大きくなってしまうのはカフェ代金や飲食の費用です。
就活の合間にどうしても時間が空いてしまうことがあります。
空き時間はカフェを使って履歴書を書いたり、エントリーシートを書いたりします。
また、就活のイベントの後などにそこで知り合いになった就活の仲間と飲み会に行ったり、食事に行ったりすることもあるでしょう。
地方就活生が東京で就活をしている場合は、もっとお金がかかります。
金額が大きいものは、上京するための交通費と宿泊費です。
地方からの就活では、交通費と宿泊費が大きな負担となります。
なお、交通費は「就職プロセス調査」によると、2024年卒の平均金額が21,312円となっています。
また、地方学生については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
大学1〜3年生向け!就活貯金のすすめ
就活前の貯金は、スムーズな就職活動の鍵となります。
大学1〜3年生の皆さんは、就活のために最低10万円の貯金を目標にしましょう。
なぜ10万円かというと、リクルートの就職みらい研究所の「就職プロセス調査」によると、2024年卒(24卒)が就職活動に使用した金額は、平均8万2,905円となっているからです。
貯金不足により就活を途中で断念したり、消費者金融や学生ローンに頼らざるを得なくなったりするケースが少なくありません。
こうした事態を避けるためにも、事前の貯金は重要です。
10万円の貯金があれば、金銭的な心配なく就活に専念できます。
目標額に達した後は、インターンシップや資格取得など、就活に役立つ経験や学びへの投資を検討しましょう。
バランスの取れた準備が、充実した就活につながります。
就活生でお金がない場合の対処法は?
就活中の資金不足は深刻な問題です。
以下に、お金がない就活生向けの具体的な対処法を紹介します。
予定の効率的なスケジューリング
予定を1日にまとめることで、時間と交通費の大幅な節約が可能です。
複数の予定を近接する場所で組むことで、移動時間と費用を最小限に抑えられます。
予定と予定との合間の時間もたくさん空いてしまうと、カフェなどで時間を潰さなければいけないので、なるべく詰めてスケジューリングすると無駄な出費も生まれません。
もし余裕があれば、なるべく場所が近いところで予定をまとめてみると、心にも余裕ができ、経験値も一気に上がるのでおすすめです。
有給インターンの活用
短期の有給インターンシップは、経験と収入を同時に得られる貴重な機会です。
選考を兼ねたものもあり、内定獲得と報酬の両方を狙えます。
情報を丁寧に集め、戦略的に参加しましょう。
1日働くことでいくらというものもあれば、チームで最終的にプレゼンをして優秀を取ることができれば、内定パスと賞金数万円みたいなものもあります。
情報をしっかりとチェックして、選考を受けつつもお金を稼ぐことができるイベントに行ってみるのも、就活のお金がないときの手段です。
短期バイトをする大学の講義や就活で忙しい学生には、短期バイトが適しています。
イベントスタッフや受付、会場設営など、多様な仕事があります。
即日払いのバイトもあり、急な出費に対応できるでしょう。
また、最近では「スキマバイト」もおすすめです。
スキマバイトとは、空き時間を利用して短時間で働けるバイトのことで、アプリを通じて簡単に仕事を探せます。
就活の合間や講義の空き時間を有効活用でき、柔軟なスケジュールで働けるのが魅力です。
その日のうちに現金で手渡しで給料をもらうことができるバイトもあるので、直近でお金に困っている人にとってはすごく効率的です。
就活カフェを利用する
就活の合間時間でカフェなどを利用することは、積もり積もって大きな出費となってしまいます。
ただそんなときは、就活カフェが非常に便利です。
就活カフェは、就活生向けの無料スペースです。
Wi-Fi、印刷機、コーヒーなどが無料で利用でき、就活関連のイベントも開催されます。
「就活カフェ」でネット検索すれば、近くの施設が見つかります。
また、就活生向けの支援のサービスやイベントなども定期的に開催されているため、無料で使えてかつ就活の情報に触れることができるので、すごくいいサービスです。
親族に借りる
自力での資金調達が難しい場合、親族からの借入を検討しましょう。
消費者金融や学生ローンよりも安全で、条件も柔軟です。
借入できれば、就職後に速やかに返済することも可能です。
親族は状況を理解してくれる可能性が高いので、相談してみる価値はあります。
もちろんお願いしにくいとは思いますが、一度話をしてみることは悪いことではないでしょう。
結局、一番理解してくれるのは近親者であることが多いです。
地方大学からの就活生だった経験談
以下では、地方大学からの就活生だった経験談をご紹介します。
【体験談1】
私は地方大学から東京での就職活動に挑戦しました。
正直、就活中はお金がなくて辛かった時も多かったです。
というのも、やはり東京まで出てくる交通費と宿泊費が重くのしかかりました。
そこで私がまずやったことは、就活カフェに行って同じような境遇の地方大学生と仲良くなり、「どうやって節約をしているのか」「どういう風に就活を進めているのか」ということを聞き出すことでした。
先に東京で就活している就活生から話を聞くことで、有効な情報を得ることもできました。
【体験談2】
私の就活で最も助かったのは短期のアルバイトです。
東京には「短期 アルバイト」などで検索してみるとたくさんの求人が出てきます。
働いたその日のうちに給料がもらえるというバイトがあったり、隙間時間でできたりするものもあるので、大学と就活で忙しい就活生にもおすすめです。
私自身、この方法で必要な資金を調達し、就活を乗り切ることができました。
まとめ
就職活動は多くの出費を伴いますが、限られた予算でも成功する方法が多数存在します。
大学生や就活中の方々にとって、費用面での不安は大きな課題となりがちです。
確かに、交通費やスーツ代など、様々な支出が発生し、経済的な負担を感じる場面もあるでしょう。
ただし、費用面での苦労は一時的なものです。
努力の末に理想の企業への就職が実現すれば、充実した社会人生活が待っています。
就活中のこうした経験は、社会人になってからも大いに役立ちます。
限られたリソースを最大限に活用する能力は、ビジネスの場面でも高く評価されるでしょう。
読者の皆さんの就職活動が実り多きものとなり、希望する進路が実現することを祈っています。
困難を乗り越え、輝かしい未来への第一歩を踏み出してください。