リンクレアのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/5/24更新
はじめに
この記事ではリンクレア(以下リンクレア)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にリンクレアならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、リンクレアが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、リンクレアの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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リンクレアの概要
出典元:トップ | 株式会社リンクレア
初めにリンクレアとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
リンクレアとは
株式会社リンクレアはITコンサルティング業界に属し、コンサルティングとシステム構築を主な事業内容としている企業です。 リンクレアはクラウド、AIなどのデジタルテクノロジーを駆使し、ビジネスや社会のDXを支援します。DXの課題発掘からシステム構築・保守まで一気通貫したサービスや、DX人材を育成する教育サービスを提供しています。
さらに、人々が新しいスキルを学べるようなセミナーや講座も開催しており、特に、情報システムを作る際の初期段階での独自の方法が評価されています。このセミナーにはこれまでに12,000人以上が参加しています。
また、社会課題の解決と企業の成長を同時に達成することを目指しており、そのためには、最新のIT技術を活用したソリューションの提供が不可欠です。そのため、リンクレアは、IT技術の研究開発にも力を入れており、新たな技術の開発と既存技術の改善に取り組んでいます。近年の2024年にAIイノベーション室を新設したことや、2023年にLX推進室を新設したことからもこの取り組みをみて取れます。
リンクレアの採用難易度
競争が激しいITコンサルティング業界の中でのリンクレアの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し他社と比較してみても、リンクレアの売上高はそこまで高くありません。
しかしながら、一般企業と比較すると、優秀な企業であることがわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 圧倒的顧客志向:ニーズに対して迅速かつ適切に対応することを重視しています。
- 提案力:課題解決に向けた最適なソリューションを提案する能力があります。
- 人財力:高度な技術力、人間力、そしてプロジェクト経営力を体得した強靭なエンジニアがプロジェクトの成功を導きます。
- 組織力:組織全体で情報共有や連携を行い、プロジェクトを円滑に進めることができます。
- 品質力:提供するサービスの品質にこだわり、お客様に満足度の高い結果を提供します。
以上の要素によりリンクレアは月間200社以上のお客様を支援するという実績が生まれています。
リンクレアの採用大学
リンクレアの採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、所謂学歴フィルターはないと考えます。
<大学> 愛知学院大学、神奈川大学、金沢工業大学、甲南大学、東海学園大学、東海大学、東京IT会計専門学校、東京家政大学、東京経済大学、文教大学、平成国際大学、法政大学、明治学院大学、明治大学、立命館大学、龍谷大学、流通科学大学、早稲田大学 ほか |
上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、リンクレアは多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。
リンクレアが求める人材とは?
結論から言うと、リンクレアのパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。
また、社員には自律型人間であることが求められています。そのため、自ら考えて、自ら決断し、自ら行動する、この繰り返しができる人材が評価されやすいと考えられます。リンクレアの成長において、社員の成長がリンクレアの成長につながるという考えが企業の方針のためだからです。
新卒求人サイトでは研修制度についても説明されており、オンボーディングのカリキュラムやコンテンツを重要視していることも、メッセージに記載されています。
事業の一環として人材育成も行い、「教育」を「強育」と捉えていることから、教育体制の充実さが伺えます。リンクレアの門をくぐりたい人は事前にコンサルティング関連のナレッジが無くてもよい事も読み解けます。
リンクレアの採用方向性の違いは?
株式会社リンクレアでは求める人材として下記のものを公表しています。
- セルフスターター
自分の成長のために、自発的に行動する“自己発進”ができる人財 - ストレス耐性
どんな状況においても気持ちを切り替え、平常心で新たな局面に向かうことができる人財 - プレゼンテーション能力
自分の考えを正確に伝えることができ、難しい事ほど解りやすく表現できる人財 - アート感覚
整然と美しく、完成されたサービスを追求することができる人財
以上の4つはリンクレアの考えるリンクレアの成長につながります。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかを見られるので、ぜひ意識して選考に臨むといいでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私がITコンサルティング業界を志望する理由は2点あります。
理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みはITコンサルティング業界で最大限に発揮されると考えるからです。
具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営を行っています。運営においては、問題共有する場を設けたり、生徒との個人面談を担当することで諸問題を解決してきました。特に、ITを活用した効率的な運営方法として、教材のデジタル化や授業のオンライン化を提案し、実際にそれが成功した経験があります。
結び:この強みを発揮できると考えITコンサルティング業界を志望します。
理由:2点目は、幅広い業界に深く携わることにより様々なスキルを吸収し、成長したいと考えているからです。
具体例:現代ではコロナウイルスをきっかけにIT、グローバル化がより一層進み、日々社会が激しく変化しています。その変化に適応し、活躍していくためには自身の能力を高めていくことが不可欠です。ITコンサルティング業界では幅広い業界の企業をお客様とし、課題解決のための様々な戦略提案や、ニーズを満たすため日々インプットできる環境にあるため、志望理由にマッチしています。
結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点からITコンサルティング業界を志望しています。
リンクレアの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。例えばリンクレアであれば、組織の三原則として創立以来守り続け、経営の根幹に置いている「悪をなさない」「利益を出す」「永続する」であったり、企業が大切にしている「凛」という言葉であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。
もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することもできます。
大事なのは数あるリース業界の企業や代替可能業界がある中で、なぜ「リンクレア」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
リンクレアの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
エントリーシート
志望動機
・あなたのリンクレアに対するイメージや魅力をお聞かせください
【記載例】
私がリンクレアに対して抱くイメージは、まず「独立系の職人集団」という言葉が浮かびます。リンクレアは、お客様の立場に立って最も知的な営為が可能となる独立系の会社であり、その一方で、徹底したこだわりの中で完美なものを創り上げる職人の精神を持つ会社です。
次にリンクレアの魅力は、その経営理念に表れています。リンクレアは「価値共創パートナー」を目指し、社員一人ひとりが自己責任の高い意識を持ち、お客様の発展に寄与することを目指しています。これは、リンクレアが社員イコール株主の自律的な組織であることからも伺えます。
また、リンクレアは時代の変化に対応し、内部変革を行うことで環境問題や社会問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献するサスティナブルな企業を目指しています。これらの取り組みは、リンクレアが社会と共に成長し、価値を創造し続ける企業であることを示しています。
以上の理由から、私はリンクレアのビジョンに共感し、その一員となることを強く望んでいます。私自身もリンクレアの理念を胸に刻み、お客様にとっての付加価値を創造し続ける存在となりたいと思っています。よろしくお願いいたします。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。また、企業ページや社長メッセージなどの内容を引用しているのも企業分析を行っていることが伝わり、評価される可能性があります。しかし、引用した上で「なぜ魅力的なのか」が薄いので、面接の時に聞かれる可能性があります。
将来像
・あなたはなぜ働くのですか? 仕事を通じてどんな人物になりたいですか?
【記載例】
私が働く理由は、社会に貢献し、自己成長を遂げるためです。ITコンサルティング業界は、企業の課題解決とイノベーション推進に直接関与し、社会全体の発展に寄与します。私は、この業界で働くことで、自分のスキルと知識を活用して社会に貢献できると感じています。
また、ITコンサルティング業界は、常に最新のテクノロジートレンドに追従し、新しい問題解決策を模索する必要があります。このような環境は、私の学習意欲を刺激し、自己成長を促します。
仕事を通じて、私は「変革をリードするITコンサルタント」になりたいと考えています。具体的には、クライアントのビジネス課題を解決し、新たな価値を創出するためのIT戦略を策定・実行する能力を身につけたいです。また、最新のテクノロジートレンドを理解し、それをビジネスに適用する洞察力を養いたいと思っています。
最後に、私はチームで働くことの重要性を理解しています。だからこそ、協調性とリーダーシップを兼ね備えたプロフェッショナルを目指しています。私の目標は、自分自身、クライアント、そして社会全体が成長することを支援することです。それが私が働く理由であり、仕事を通じて目指す人物像です。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。しかし上記の文章にある「変革をリードするITコンサルタント」は具体例としてイメージがしにくいものとなってしまっています。そのため、近年で起きた「ITによる変革」を例に挙げるとより伝わりやすくなるでしょう。
エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。
志望理由
・あなたがITに興味を持つきっかけとなったことや、当社の会社説明会に参加した理由をお聞かせください。
【記載例】
私がITに興味を持つきっかけは、大学時代に参加したプログラミングの授業でした。その授業で初めてプログラミングに触れ、コードを書くことで自分の思考を形にできる魅力に引き込まれました。また、ITが社会のあらゆる面で活用され、人々の生活を豊かにする可能性を感じ、深く学びたいと思うようになりました。
その後、自主的にプログラミングの勉強を進め、大学の研究室ではデータ分析のプロジェクトに参加しました。そこで、ITの力でビジネスや社会問題の解決に貢献できることを実感し、IT業界への就職を決意しました。
リンクレアの会社説明会に参加した理由は、リンクレアがITを活用して社会貢献を行っている点に魅力を感じたからです。特に、リンクレアの「価値共創パートナー」の理念に共感し、自分もその一部となりたいと思いました。また、リンクレアが自律的な組織であり、社員一人ひとりが自己責任を持って働いている点も、自分の働き方に合っていると感じました。
以上の経験と思いから、私はリンクレアでITの力を活用し、社会に貢献したいと強く思っています。よろしくお願いいたします。
ポイント:最初に自身の行った活動の内容を述べ、そこから自身の成長になった経験などを述べているのは評価できます。
しかし、リンクレアでこの経験を何に活かせるかを述べていないため、「入社後、どのように活躍できると思ったから」といった入社後のビジョンがあればより評価されると考えられます。
まとめ
この記事ではリンクレアのエントリーシートの対策法を解説していきました。
リンクレアはITコンサルティング業界に属する企業です。コンサルティング事業のみでなく、人材育成事業など幅広く事業展開をしています。
また、リンクレアは採用フローがシンプルで、採用活動に力を入れている企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。
しかし学歴重視をする企業ではないので、全員に等しくチャンスがあります。
対策をしっかり行って選考に望んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。