トッパンが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/22更新
はじめに
本記事ではトッパンのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、トッパンはインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- トッパンの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- トッパンの選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
またトッパンの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください
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トッパン株式会社の基本情報
出典元
社名 | TOPPAN株式会社 |
本社所在地 | 東京都台東区台東1丁目 |
売上高 | 16,388億円 |
従業員数 | 53,946名 |
事業所数 | 251社 ・国内103社 ・国外148社(北米・南米21社、欧州31社、アジア88社、中東・アフリカ8社) |
主な事業内容 | 情報コミュニケーション 生活・産業:環境エネルギー・エレクトロニクス分野 |
TOPPANは、創業から120年以上続く歴史ある印刷業界の企業です。
元は凸版印刷として有名でしたが、2023年10月にTOPPANホールディングス株式会社に社名変更し、TOPPAN株式会社は凸版印刷の主要部門を母体として継承された情報・生活・エレクトロニクス系事業を担う企業となっています。
連結売上高が1兆6,388億円と印刷業界トップの売上高を誇り、国内103社・海外148社の事業所を持つ世界有数の規模感の企業の一つといえるでしょう。
トッパンの強みは現代のさまざまな課題を突破するという決意のもとに、印刷業界にとどまらず、多岐にわたる事業活動を展開している点にあります。
トッパンは5つの主力事業を展開しており、創造コミュニケーション系のコミュニケーションサービスの提供や情報マネジメント系、地球環境に配慮した生活・産業資材系、フィルムやコート材などの機能性材料系、そして精密部品などの電子デバイス系の事業を展開しています。
SDGsを始点にデジタルとリアルを組み合わせた独自の姿勢を貫くトッパンは、今後の日本社会の発展でも重要な役割を果たすでしょう。
トッパンは印刷業界に限らず、数ある社会課題を突破するべく、多岐にわたる事業展開に挑戦し続けているため、自身の選考や特技を活かしてグローバルに社会課題を解決する仕事に携わりたい就活生にとって、魅力的な企業の一つとなっています。
トッパンに必要とされる人材像
トッパンの企業理念や行動指針では、未来のトッパンに必要な人材像として複数の項目が挙げられます。
それらの内容から、「顧客第一主義」「責任と情熱」「時代の変化を先取りする挑戦」を持った人材を求めていることがわかります。
また、行動指針ではトッパンとしての10の行動指針を定め、理想となる企業像を目指して突破し続けているため、確認しておくといいでしょう。
そして次に、「未来のトッパン」が求めている人物像を予測しましょう。これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いと思います。トッパンの場合は、「ミッション・バリュー」も参考になると思います。
最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちです。そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。
ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいかではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいです。
トッパンのインターンに参加するメリット
企業理解が深くなる
トッパンのインターンシップは5日〜1ヶ月の間に部署に配属されて多くの社員とコミュニケーションを取る機会があります。
その中で、実際に社内の雰囲気を知ることができたり、社員に直接質問したりできるため、現場のリアルな声を知ることができるでしょう。
また、社員からフィードバックを受けられるため、自分自身をより成長させる良い機会にもなります。
インターンでの経験を活かして、業界理解・企業理解を深めることで、志望理由や自己PRの質を高めることができるため、十分に内定率が高まるでしょう。
ライバルの実力を把握できる
トッパンのインターンシップは他の参加者と切磋琢磨しながら課題を解決していく形式が多いです。
そのため、本選考ではライバルになる可能性がある他の学生の実力を知ることできます。
他のインターンシップの参加者の良いところは積極的に自分自身に取り入れて本選考に望むことができますし、自分の強みをさらに磨くきっかけになるはずです。
他のインターンシップの参加者とも積極的にコミュニケーションを取ることで、どのような学生がインターンシップに合格しているのかを確認してみるのも良いでしょう。
トッパンが行っているインターン内容
トッパンで過去に実施されていた各職種ごとの5つのインターンについて、概要を紹介します。
- 5days職業実習型インターンシップ(営業コース)
- 5days職業実習型インターンシップ(企画コース)
- 5days職業実習型インターンシップ(財務・経理コース)
- 5days職業実習型インターンシップ(法務コース)
- デジタルマーケティング・就業型インターンシップ(技術コース)
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
5days職業実習型インターンシップ(営業コース)
2023年度に行われていた「5days職業実習型インターンシップ(営業コース)」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 5日間 ①2023年9月(2回) ②2023年12月(2回) ③2024年1月 |
開催時間 | 10:00〜16:00 ※初日は13:30〜16:00、最終日は10:00〜18:00予定です。 |
場所 | 東京 (小石川、秋葉原、芝浦など在京地区の各事業所) |
人数 | 各日程30名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 交通費として1日1,000円支給 |
5日間のインターンシップを通して、TOPPANの企画提案型の営業を体験できるインターンシッププログラムとなっています。
過去には、参加者1人ひとりが実際の職場に配属されて、社員とともに行動してTOPPANの営業を実際に体験することでTOPPANの理解をより深められるプログラムを開催していました。
インターンシップの魅力は、TOPPANの実際の職場に配属される点です。
ほとんどのインターンシップでは、模擬テーマに沿った課題解決やロールプレイングを行うようなプログラムを開催する中で、TOPPANでは実際に職場に配属されて社員の隣で仕事を体験できるのはとても貴重な体験といえるでしょう。
初日には、オリエンテーションとキャリア・ビジネスマナー講座など次の日から職場で実習を行う準備をした上で、体験できる点もビジネスマンとしての基礎を学べる良い機会になります。
そして、顧客が抱える課題を分析してニーズを掴んだ上で、課題解決のために他部門と連携しながらプロジェクトを進める企画提案型の営業を体験することで、TOPPANの社員の考え方や雰囲気を直接感じられるため、本インターンシップの経験は本選考にも活きてくるでしょう。
募集締切は、記載がありませんでした。
しかし、開催月の2〜3ヵ月前から募集が開始されているため、6月ごろから募集開始しているみたいです。
そのため、早くからインターンシップに向けた対策を開始する必要があり、大学3年の3月からの対策が求められるでしょう。
5days職業実習型インターンシップ(企画コース)
2023年度に行われていた5days職業実習型インターンシップ(企画コース)の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 5日間 ①2023年9月(2回) ②2023年12月(2回) ③2024年1月 |
開催時間 | 10:00〜16:00 ※初日は13:30〜16:00、最終日は10:00〜18:00予定です。 |
場所 | 東京 (小石川、秋葉原、芝浦など在京地区の各事業所) |
人数 | 各日程10名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 交通費として1日1,000円支給 |
5日間のインターンシップを通して、マーケティングやIT、クリエイティブなどの企画部門を実際に体験できるインターンシッププログラムとなっています。
過去には、参加者1人ひとりが実際の職場に配属されて、社員とともに行動してTOPPANの専門知識・スキル・情報を凝縮させてビジネスを具現化する企画職を実際に体験できるプログラムを開催していました。
インターンシップの魅力は、TOPPANの実際の職場に配属される点です。
ほとんどのインターンシップでは、模擬テーマに沿った課題解決やロールプレイングを行うようなプログラムを開催する中で、TOPPANでは実際に職場に配属されて社員の隣で仕事を体験できるのはとても貴重な体験といえるでしょう。
初日には、オリエンテーションとキャリア・ビジネスマナー講座など次の日から職場で実習を行う準備をした上で、体験できる点もビジネスマンとしての基礎を学べる良い機会になります。
そして、データを活用したマーケティングから販売促進活動まで幅広いテーマで、専門知識を活かしてビジネスを作っていくのも体験できるため、TOPPANの社員の考え方や雰囲気を直接感じられる本インターンシップの経験は、本選考にも活きてくるでしょう。
募集締切は、記載がありませんでした。
しかし、開催月の2〜3ヵ月前から募集が開始されているため、6月ごろから募集開始しているみたいです。
そのため、営業職同様に早くからインターンシップに向けた対策を始める必要があり、大学3年の3月からの対策が求められるでしょう。
5days職業実習型インターンシップ(財務・経理コース)
2023年度に行われいた5days職業実習型インターンシップ(財務・経理コース)の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 5日間 ①2023年9月 ②2023年12月 |
開催時間 | 10:00〜16:00 ※初日は13:30〜16:00、最終日は10:00〜18:00予定です。 |
場所 | 東京(小石川本社ビル) |
人数 | 各日程2名程度 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 交通費として1日1,000円支給 |
5日間のインターンシップを通して、財務本部業務を実際に体験できるインターンシッププログラムとなっています。
過去には、実際の職場に配属されて、社員とともに行動してTOPPANの業務の幅広さと会計情報について直接体験できるプログラムを開催していました。
インターンシップの魅力は、TOPPANの実際の職場に配属される点です。
財務のインターンシップで、実際に職場に配属されて社員の隣で仕事を体験できることは他にはないとても貴重な体験といえるでしょう。
初日には、オリエンテーションとキャリア・ビジネスマナー講座など次の日から職場で実習を行う準備をした上で、体験できる点もビジネスマンとしての基礎を学べる良い機会になります。
そして、会計情報のインプットから実際の業務を通したアウトプットまで体験できるため、TOPPANの財務社員の考え方や雰囲気を直接感じられる本インターンシップの経験は、本選考にも活きてくるでしょう。
募集締切は、記載がありませんでした。
しかし、開催月の2〜3ヵ月前から募集が開始されているため、6月ごろから募集開始しているみたいです。
そのため、営業職同様に早くからインターンシップに向けた対策を始める必要があり、大学3年の3月からの対策が求められるでしょう。
5days職業実習型インターンシップ(法務コース)
2023年度に行われていた5days職業実習型インターンシップ(法務コース)の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2024年1月(5日間) |
開催時間 | 10:00〜16:00 ※初日は13:30〜16:00、最終日は10:00〜18:00予定です。 |
場所 | 東京 (小石川、秋葉原、芝浦など在京地区の各事業所) |
人数 | 2名 |
報酬 | 支給なし |
交通費・宿泊費 | 交通費として1日1,000円支給 |
5日間のインターンシップを通して、法務部門業務を実際に体験できるインターンシッププログラムとなっています。
過去には、実際の職場に配属されて、先輩社員とともに行動して専門スキルを活かした新規事業の立ち上げや日々の事業を支える業務を体験できるプログラムを開催していました。
インターンシップの魅力は、TOPPANの実際の職場に配属される点です。
法務のインターンシップで、実際に職場に配属されて社員の隣で仕事を体験できることは他にはないとても貴重な体験といえるでしょう。
初日には、オリエンテーションとキャリア・ビジネスマナー講座など次の日から職場で実習を行う準備があるため、ビジネスマンとしての基礎を学べる良い機会になります。
そして、依頼部門との打ち合わせや契約書の修正など法務の専門知識を活かしたインターンシップを体験できるため、TOPPANの法務社員の考え方や雰囲気を直接感じられる本インターンシップの経験は、本選考にも活きてくるでしょう。
募集締切は、記載がありませんでした。
しかし、開催月の2〜3ヵ月前から募集が開始されているため、9月ごろから募集開始しているみたいです。
法務コースでは、法学を専攻している方、ロースクールに通っている、司法試験受験経験がある方、そして法律関係のアルバイト経験のある方のいずれかが応募条件となっています。
そのため、早くからインターンシップに向けた対策を始める必要があり、大学3年の6月からの対策が求められるでしょう。
デジタルマーケティング・就業型インターンシップ(技術コース)
2023年度に行われたデジタルマーケティング・就業型インターンシップ(技術コース)の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 2023年12月(1ヶ月) |
開催時間 | 10:00〜16:00(労働6時間、休憩1時間) |
場所 |
|
人数 | 3〜4名 |
報酬 | 時給1400円 |
交通費・宿泊費 | 交通費支給なし ※業務交通費が発生した場合は実費を支給 ※遠方から参加される方には別途交通費を会社規定額にて支給 ※宿泊費等の支給はなし |
インターンシップでは、デジタルマーケティング・データエンジニアリング部門にて、社員と同様の実務を経験できる就業型のインターンシッププログラムとなっています。
過去には、メンターによるサポートを受けながら、AI・DMPなどのデジタルマーケティング基盤開発やデータソリューション開発業務に取り組んでいました。
インターンシップの魅力は、就業期間中に実務はもちろん社員との交流の機会がかなり多く用意されていることです。
例えば、社員とのランチや懇親会の開催、そしてオフィス見学会では他部署も見学ができるため、トッパンについてより深い企業理解を深められる良い機会になるでしょう。
それだけでなく、インターンシッププログラムを通して、自分自身のスキルアップの機会にもなります。
インターンシップ期間中には、メンター社員がついて目標設定から業務完了後のフィードバックまで個別指導をしてもらう機会があり、トッパンの社員の考え方やノウハウを身につけられます。
その結果、1ヶ月の間に大きな成長実感も感じられるプログラムとなっているため、インターンシップを通して、自分のサービス開発経験の技術やデジタルマーケティングの技術を磨きたい人にもおすすめのインターンシップといえるでしょう。
募集締切は、記載がありませんでした。
しかし、開催月の2〜3ヵ月前から募集が開始されているため、9月ごろから募集開始しているみたいです。
必須条件としてプログラミング経験がある方やチームや独自でのサービス開発経験がある方を条件としています。
そのため、早くからインターンシップに向けた対策を開始する必要があり、大学3年の3月からの対策が求められるでしょう。
トッパンのインターン選考対策
トッパンのインターンシップでは、実際の部署に配属されて社員からフィードバックをもらえる機会や企業理解を深める機会が多くあるため、インターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、トッパンのインターンでは印刷業界トップであり、トッパンについて詳しく知れる魅力的なインターンシップ内容であることから倍率がかなり高いためバッチリ対策してくる学生も多いです。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日には自分の強みや志望動機をしっかりとアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておく必要があります。
事前に入念な対策をしておかないと突破できません。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
それらの自身の特徴を理解した上で、トッパンの求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の印刷業界の企業ではなくて、なぜトッパンなのか」を考え抜きましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、印刷業界内でのトッパンの立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また印刷業界以外の気になる業界も分析することで、印刷業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどES・面接の受け答えをより一段とレベルアップできます。
ES作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたESをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。
実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。
以下の記事も参考にしてみてください!
面接・GD対策
ESやSPIを突破したら、グループ面談が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
ここではESで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。
GDでは他の参加者と協力しながら、どんな立ち位置で振る舞うべきかを意識しながら取り組みます。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
以下の記事も参考にしてみてください!
トッパンのインターン選考の流れ
トッパンのインターン選考の流れは以下の通りです。コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- プレエントリー(マイページ登録)
- 書類選考(エントリー設問+SPI)
- 選考会(グループディスカッション+グループ面談)
- インターンシップ合否通知
さいごに
いかがでしたでしょうか。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。