株式会社伊予銀行のエントリーシートの対策法を徹底解説

株式会社伊予銀行のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/5/22更新

はじめに

この記事では伊予銀行株式会社(以下伊予銀行)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説します。

特に伊予銀行ならではのエントリーシートでのアピール方法や、実際の記載例などを分かりやすく紹介しています。

また、伊予銀行が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしますので、伊予銀行の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。

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伊予銀行の概要

伊予銀行のロゴ

出典元:トップメッセージ|企業情報|伊予銀行

 

はじめに、伊予銀行とはどのような企業なのかを簡単に紹介します。

伊予銀行とは

伊予銀行は、愛媛県松山市に本店を置く金融機関です。

1878年に愛媛県初の銀行として設立された「第二十九国立銀行」がルーツとなっています。

伊予銀行は、以下の3点を「グループ企業理念」として制定しており、新たな価値を創造・提供し続ける金融機関として地域住民の生活や企業の経済活動を支えています。

伊予銀行 グループ企業理念
  • 存在意義(ミッション):潤いと活力ある地域の明日を創る
  • 経営姿勢:最適のサービスで信頼に応える
  • 行動規範:感謝の心でベストをつくす

主な事業セグメントは以下のとおりです。

伊予銀行 事業セグメント
  • 銀行業務(預金、貸出、為替業務など)
  • リース業務
  • その他(情報処理、ソフトウエア開発、地域流通VAN業務)

それぞれの事業が連携することにより、愛媛県を起点とした銀行ネットワークを展開しています。

伊予銀行の強みとして以下の2点が挙げられます。

伊予銀行の強み
  • 創業150年にわたり築き上げてきた顧客との信頼関係
  • デジタル・トランスフォーメーションへの積極的取組み

顧客との信頼関係は一朝一夕で得ることはできません。

伊予銀行が真摯(しんし)に事業を行ってきたからこそ得ることができた顧客や地域住民からの「信頼」こそ最大の強みといえるでしょう。

また、伊予銀行は現状に満足することなく、新たな価値の創造に向けて取り組んでおり、その最たるものが「デジタル・トランスフォーメーション」の推進です。

伊予銀行は、総合コンサルティング企業アクセンチュアと共同でスマートフォンアプリ「AGENT」の開発などに注力し、利便性向上を図っています。

また、デジタルテクノロジーコースの採用を実施するなど、デジタル・トランスフォーメーション推進に向け、自社社員の育成にも注力しています。

次に、伊予銀行の地方銀行業界内での立ち位置についての紹介です。

四国地方を中心に金融事業を展開する同業他社として、香川県に本店を置く「百十四銀行」、高知県に本店を置く「四国銀行」、徳島県に本店を置く「阿波銀行」などが挙げられます。

業界分析、企業分析を行い、トレンドをおさえておきましょう。

 

伊予銀行の採用難易度

伊予銀行の就職難易度はやや高いといえるでしょう。

その理由としては以下の点が挙げられます。

伊予銀行の就活難易度が高い理由3つ
  • 就活生から人気の金融業界に属する企業である
  • 愛媛県の地域住民や地元企業に必要不可欠な金融インフラ機能であり業績が安定している
  • 転勤エリアが限定されており、地元で就職を希望している就活生から人気である

以上の理由から、多くの就活生からのエントリーが予想されます。

ただし、採用大学は幅広く採用されており、全国各地の大学から就活生を採用しています。

伊予銀行に入社したいという強い気持ちと、明確な志望動機をアピールして選考対策を充実させれば、学歴、文系・理系問わず、内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。

ほかの就活生と差別化を図るためにも自己分析や企業分析を徹底し、より具体的な内容でエントリーシートを作成できるよう対策しましょう。

伊予銀行の募集職種は以下の3種類です。

伊予銀行の募集職種
  • 総合職コース(エリアF・エリアL)※1
  • オフィスコース(転居を伴う転勤なし)
  • デジタルテクノロジーコース(システム・IT等の専門的業務)

※1 エリアF(フリー):地域を問わず転勤あり

    エリアL(リミテッド):転居を伴う転勤なし

また、募集職種は3種類ですが、業務内容は多岐にわたります。

選考に臨む前に、企業説明会への参加やOB訪問を行い、希望する業務内容を明確にしておきましょう。

 

伊予銀行の採用大学

伊予銀行の過去の採用実績を見ると、国公立大学や有名私立大学だけでなく、中堅大学を含め幅広く採用しています。

また、四国地方の大学だけではなく、全国各地の大学から採用実績があり、地元に関わらず採用していることが読み取れます。

採用実績は以下のとおりです。

【採用実績】

東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、広島大学、岡山大学、香川大学、愛媛大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、青山学院大学、立教大学、明治大学、中央大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、松山大学、松山東雲女子大学、松山東雲短期大学、聖カタリナ大学、他

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

伊予銀行が求める人材とは?

伊予銀行が求める人材とは?

伊予銀行は、「地域への想いに溢れ、地域のために考動できる人」を求めています。

伊予銀行は自行の存在意義として「潤いと活力ある地域の明日を創る」というミッションを掲げています。

地域の発展のために目先の利益だけを追うのではなく、長期的な視点を持って、地域のために何が最善なのか「想い」を巡らせ「考動」できる人物を求めているのです。

エントリーシート作成時は、志望する企業の求める人物像に沿ったエピソードなどを盛り込むことが重要ですので、「求める人物像」についてしっかりと確認しておきましょう。

伊予銀行の事業ごとの採用方向性の違いは?

伊予銀行の事業ごとの採用方向性の違いは?

伊予銀行には3つの職種が存在します。

まずは、以下の表をご覧ください。

採用職種採用の方向性・働き方など
総合職エリアF(フリー)将来の幹部候補としてキャリアを形成します。

一般的な銀行業務に加え、企画、立案、調査など、プロジェクトマネジメントを行います。

また、エリアFコースの場合は地域を問わず転勤があり、幅広く経験を積むことが求められます。

エリアL(リミテッド)求められる役割は上記「エリアFコース」と同様ですが、「エリアLコース」は転居を伴う転勤がありません。

結婚、育児、介護などの事情により柔軟に働き方を選択できます。

オフィスコース本店や支店の一般業務を担います。

金融商品や個人への融資を取り扱う業務を担当するいわゆる一般職コースです。

デジタルテクノロジーコースシステム・デジタル・IT等の専門スキルを活かしたキャリア形成を行います。

DX化を推進している伊予銀行ならではの採用コースです。

 

上記のようにコースによって採用の方向性や働き方が異なります。

当然ですが、就活生に求める能力はコースによって異なりますので、どのようにキャリアを形成していきたいかをイメージしておきましょう。

また、伊予銀行は「人財教育に過剰投資はない」という基本理念を持ち、社員一人ひとりを大切にしている企業ですので、自身がどのように働いていきたいかをしっかりと伝えるようにしてください。

さらに、最も重要なポイントは伊予銀行の一員として、会社の掲げる理念や方針に共感できるかどうか、また、会社が求めるような人物像にマッチしているかどうかです。

先ほど説明したとおり、伊予銀行では、「地域への想いに溢れ、地域のために考動できる人」を求めています。

選考では特別なスキルよりも、地域に根ざす金融機関として、地域社会の発展に貢献するのだという情熱が重要視されます。

選考ステップやスケジュールに関する詳細は、伊予銀行のホームページで案内されています​​ので、ぜひチェックしてみてください。

 

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業説明会や採用ページの「求める人物像」をチェックし、どのような人物を求めているのか、どのようなエピソードを記載することが望ましいのかをイメージしておきましょう。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントといえるでしょう。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業の業績に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜほかの企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

伊予銀行のエントリーシートを作成するときは、以下の2点を特に意識して作成しましょう。

 

【伊予銀行のエントリーシート作成の注意点】

  1. 志望動機とキャリアビジョンを具体的に書くこと
    伊予銀行に対する明確な志望動機と、入社後のビジョンをどれだけ具体的に述べられているかを評価します。
    企業との価値観の一致を見極めるため、熱意と真剣さを感じさせる内容が求められますので、本記事を参考に、伊予銀行が注力している点などを交えて記入するようにしてください。
  2. 経験や強みが求める人物像とマッチするか意識する
    アピールする学生時代の経験や研究内容が求める人物像と合っているかを意識してエントリーシートを作成しましょう。
    伊予銀行は就活生から人気の企業なので、少しでもエントリーシートの突破率をあげるためにアピールの方向性を確認しておいてください。

 

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  1. まず結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 最後に再び結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

この構成は「PREP法」と呼ばれるもので、エントリーシートだけでなく、面接や社会人になってからも役に立つ手法ですのでぜひ身につけてください。

 

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が貴行を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、暮らしの中の「当たり前」を支えていきたいと思っているからです。

具体例:私は学生時代にバレーボール部の主務をつとめておりました。主務の仕事は地味で成果が目に見えることは少ないですが、チームのスケジュール調整や経費の管理など、チームの「当たり前」を支えていることにやりがいを感じました。

結び:上記の経験から、自分が就職先を選ぶ際は、人々の「当たり前」を守る仕事に就きたいと考えていました。貴行の一員として、地域のみなさまに寄り添う銀行マンになりたいです。

理由:2点目は貴行の行員さんが素敵な方ばかりで一緒に働いてみたいと感じたからです。

具体例:特に採用担当の〇〇様には大変お世話になりました。〇〇様は自身の経験を通して、私にたくさんアドバイスを送ってくださいました。また、自社のことを本当に楽しそうに語られる姿を見て、このような方がたくさんおられる貴行で働いてみたいと思うようになりました。

結び:貴行に入行し、チームの一員として活躍することはもちろんですが、今後入行を目指す就活生に「素敵な銀行だな」と思ってもらえるよう頑張っていきたいです。

伊予銀行の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントである「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば、伊予銀行であれば「潤いと活力ある地域の明日を創る」といったようにコーポレート・スローガンや企業理念などを文章の中で取り上げましょう。

もちろん、上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。

自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成できます。

大事なのは数ある地方銀行の中で、なぜ「伊予銀行」を選ぶのかを論理的に説明することです。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

もちろん文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかや論理展開に問題がないかについて注目しています。

つまり客観的にみて、「伝わる文章」を作成することが重要なのです。

自分が作成したエントリーシートについて、就活中の友人や大学のキャリア支援課の方にアドバイスをもらうのも有効な手段です。

 

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップ)

(c) 未来目標系(見られている点:未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、業務適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

 

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

伊予銀行の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

伊予銀行のエントリーシート(事務系・技術系共通)

その他

自己PR

【記載例】

私は「欲張りな人間」です。私は現在、両親に学費を払ってもらい大学に通わせていただいています。ですので、大学生活で学べることは全部学んでやるぞという気持ちで学生生活を送ってきました。

体育会野球部に所属し、全国大会へ出場。教職課程を専攻し、教員免許を取得。空き時間にアルバイトを行い海外へ短期留学した経験があります。中途半端になっては意味がないので全て全力で取り組んできました。

このように私には貪欲に学んだり、行動したりするバイタリティがあります。社会人になってからもこの「欲張り」な気持ちを忘れず成長し続けます。

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できます。

また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、伊予銀行で何をしたいのかが分かりやすくなっています。

 

過去の経験系

・学生時代に最も打ち込んだこと

【記載例】

私は学生時代、体育会野球部での活動について特に力を入れて取り組んできました。野球部での活動では、チームの副キャプテンを務め、チーム運営及び意識改革を行ってきました。チームの課題は選手それぞれの目標が異なっており、チームに統一感がないことでした。

具体的な課題として、「全国大会出場を目指しているもの」、「プロ野球や実業団への就職を目標に取り組んでいるもの」、「試合に出ることを目指しているもの」と個人の意識がバラバラになっていました。私は副キャプテンとして、ミーティングを重ね、選手の意見をまとめて首脳陣に練習メニューを提言するなど、チームがひとつになれるよう取り組んできました。その結果、チームとして3年ぶりの全国大会出場を果たすことができました。

チームの意識改革は苦労の連続で、大変なことばかりでしたが、本音をぶつけ合う大切さを学びました。次は貴行の一員として、地域社会の発展に向けより良いチームを作っていきたいと考えています。

ポイント:最初に結論を述べて展開している点は評価できます。

また、時系列に順序立てて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。

エントリーシートが通過したとしても面接時に深掘りされる可能性があることを念頭に置きましょう。

また、伊予銀行のエントリーシートでは「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」、「伊予銀行で将来やりたい仕事など」についても記載が必要なようなので、論理的かつ具体的に記載できるよう準備しておいてください。

まとめ

この記事では、伊予銀行の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

伊予銀行は主に愛媛県や四国地方を中心に、地域に根ざす金融機関として、地域の人々の暮らしや地元企業の経済活動を支えています。

伊予銀行では、「潤いと活力ある地域の明日を創る」を企業理念とし、銀行業を通して、地域社会の発展に寄与しています。

求める人物像として、「地域への想いに溢れ、地域のために考動できる人」を求めていますので、エントリーシートを書く際は、求める人物像や価値観に沿った内容を心掛けましょう。

この記事が、伊予銀行の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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