U-NEXT HOLDINGSのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/5/18更新
はじめに
この記事では株式会社U-NEXT HOLDINGS(以下U-NEXT HOLDINGS)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にU-NEXT HOLDINGSならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、U-NEXT HOLDINGSが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、U-NEXT HOLDINGSの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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U-NEXT HOLDINGSの概要
出典元
初めにU-NEXT HOLDINGSとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
U-NEXT HOLDINGSとは
株式会社U-NEXT HOLDINGSは、東京都品川区上大崎に本社を置き、株式会社USEN、株式会社U-NEXT、株式会社アルメックス等のグループ会社を傘下に収める持株会社です。
U-NEXTグループは、音楽(USEN)動画配信(U-NEXT)、ICT・DX・Robotics事業や、通信・エネルギー事業、金融・不動産事業など、幅広い事業で世の中に新しい価値を提供しています。
U-NEXT HOLDINGSの採用難易度
U-NEXT HOLDINGSの採用難易度は平均的であるとされています。
採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分に有り得ます。
U-NEXT HOLDINGSの採用大学
U-NEXT HOLDINGSの採用大学の実績は以下の通りです。
上述のように、様々な偏差値帯や種類の学校の実績があり、所謂学歴フィルターは存在しないと考えられます。
<大学> 青山学院大学、大阪大学、岡山大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東京工業大学、東京大学 |
上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、U-NEXT HOLDINGSは多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。
よって学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
U-NEXT HOLDINGSが求める人材とは?
結論から言うと、U-NEXT HOLDINGSのパーパスに共鳴し、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
パーパスやビジョンなどは非常に重要視される内容なので、改めて参照ページから確認してください。各採用プロセスにおいても、就活生と求める人材像がマッチングしているか否かをよく確認していることが分かります。
U-NEXT HOLDINGSは、ポジティブな思考を持ち、バイタリティが高く、 “社会で生き抜く力” や “人としての魅力” を持ちあわせつつ、「自らの成長」「仲間の成長」そして「事業の成長」を追求し続けるような人材を求めています。
U-NEXT HOLDINGS各社の採用方向性の違いは?
U-NEXT HOLDINGSグループの新卒採用活動は、U-NEXT HOLDINGSが受付窓口および実施を担当するため、グループ各社での採用を希望する場合においても、U-NEXT HOLDINGSにてエントリーし、グループ合同の説明会に参加する必要があります。
採用・選考はグループ各社で実施されます。
ここで、U-NEXT HOLDINGSのエントリーシートについて注意しておくべき事項があるので記載します。
U-NEXT HOLDINGSは、「シンプルエントリー」という方針を掲げており、U-NEXT HOLDINGSの採用ページより必要事項(氏名・年齢・メールアドレス)を入力するのみで選考にエントリーすることができます。
従来型のエントリーシートについては、選考終了まで不要とされています。
従来型のエントリーシートに代わるものとして、「自己PR動画」を投稿することが求められます。
この自己PR動画については、服装や場所の指定はなく、任意とされています。従来型のエントリーシートでは企業の採用担当者に十分に伝わりにくい、就活生自身の魅力が最大限に伝わるよう、表現してください。
なお、この自己PR動画については、U-NEXT HOLDINGSによるAI解析結果のフィードバックがなされることが予定されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生応募者の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は、就活生応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートの書き方としては、PREP法が一般的です。
PREP法の特徴は、結論から書き始めることで、短文でも説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 再び結論
PREP法の構成の特徴は、結論を前提として持ってくることです。
次に、結論に至った理由を述べ、具体例で広げます。
最後に再び結論に戻り締めるという流れです。
エントリーシートにPREP法を用いることのメリットは、簡潔に説明できる点にあります。
結論と結論ではさむことで論点を素早く伝え、簡潔かつ強調できるからです。
大事なことは、結論にはさむ具体例で、分かりやすくするだけでなく、企業の理念や求めている人材にリンクさせ、最後の結論に結び付けなければいけません。
PREP法は、構造上、短時間で簡潔にまとめるのには向いています。
しかし、ある程度長くなると、どうしても間延びするため向いていません。
結論からスタートするため、最終結論の締めも分かっているため、飽きてしまうからです。
400文字ぐらいがちょうどいいレベルで、1,000文字程度が限界と思っていいでしょう。
PREP法がエントリーシートに向いているポイントとして、テンプレートで作りやすいこともあげられます。
例文を見ながら、自分の情報に置き換えるだけでエントリーシートが完成するからです。
400文字ぐらいで見た場合、構成は単純で簡潔にまとめなければいけません。4段階構成ですので、段落1つあたり100文字しかないためです。
逆に余計な言葉を入れられないことから、冗長表現などはバッサリと切ることも必要になります。
エントリーシートは、自分から企業に対するメッセージです。
自分の考えや能力を伝えるための文章にもなってきます。
最終結論に盛り込むことが大切ですので、エントリーシートを作る際には注意してください。
肉付けは必要ですが、構成という点では以下の例文を参考にしてください。
結論:私がデジタルコンテンツ業界を志望する理由は次のとおりです。
理由:私は有益なデジタルコンテンツサービスの提供を通じて、世界中の人々に対して喜びと希望を届けたいと考えるからです。御社は、グループ会社各社を通じて、良質な音楽や映像の配信サービスを手掛けておられ、世界中の人々に対し、苦しい時には励まし、勇気を与え、嬉しい時には共に喜びを分かち合うことのできる、素晴らしい事業を展開しておられます。私は御社の一員となって、今以上に世界中の人々がさらに豊かな心を持つことができるようにしたいと考えております。
具体例:私は学生時代において地域のボランティア活動に参加したことがあり、ボランティア内のチームで協力し合い、様々な価値観を持つ人たちとの交流を行い、課題解決に取り組みました。御社でもチーム一丸となり、良好なコミュニケーションを通じて多くの意見を新たな事業に取り入れることにより、新たなコンテンツビジネスの開発にも貢献して参りたく存じます。
結び:上記の経験をいかんなく発揮することができると考え、私はデジタルコンテンツ業界を志望いたします。
U-NEXT HOLDINGSの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えば、U-NEXT HOLDINGSであれば、自身についてポジティブな思考を持ち、バイタリティが高く、 “社会で生き抜く力” や “人としての魅力” を持ちあわせつつ、「自らの成長」「仲間の成長」そして「事業の成長」を追求し続けるような人材であることを論証していくと良いでしょう。
大事なのは数企業や代替可能業界がある中で、なぜ「U-NEXT HOLDINGS」を選ぶのかを論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
U-NEXT HOLDINGSの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
営業職のエントリーシート
自己PRその1
・60秒から90秒の自己PR動画の提出①
【記載例】
私は、常日頃、仕事をより効率的に行うことのできる方法を考えており、その結果、成果に結びつけていくという主体性を持っています。
私は、学生時代において、地元の個人経営のゴルフ用品店でアルバイトをして続けて参りました。アルバイトを開始した当初、販売状況を管理する際、ノートに手書きで記入する方法を店主より指示され、それに従い、対応しておりました。
しかし、過去の販売状況を確認することが必要となった場合には、その都度、数年分の資料を持ち出す必要が生じ、その稼働や時間を何とかしないといけないと考えるようにもなりました。そこで、販売状況をパソコンのデータで管理することを店主に提案し、入力方法等を記載した簡易なマニュアルを作成しました。これにより、過去の資料を確認する際の手間や時間が大幅に削減されたことに加え、過去資料を保管していた棚が不要になり、店内やバックスペースが整理されるという副産物も生まれました。店主からは非常に驚かれるとともに大変喜んでもらうことができました。このことは私にとっても大きな自信になりましたし、なによりも店主をはじめ、お店の人たちに喜んでもらえたことを嬉しく思っています。
私は、このアルバイトの経験を活かして、ただがむしゃらに仕事をするのではなく、より効率的に仕事を進める方法を常に意識することを通じ、会社に貢献するとともに、社員のワークライフバランスのとれたより良い会社にして参りたいと考えております。
ポイント:アルバイト先での仕事上の工夫状況を丹念に論証し、課題解決をやり抜くことのできる人材であることの説明に成功していることは評価ポイントです。
加えて、ワークライフバランスの改善は多くの企業にとって解決するべき課題の1つになってきているので、効率化を実現できる人材として評価されるといえます。
自己PRその2
・60秒から90秒の自己PR動画の提出②
【記載例】
私には、他の人にはない、課題解決力があります。学生時代に、居酒屋でのアルバイト経験があります。当時、コロナ禍で来店客数が低迷し、それに伴い、売上の減少が続いており、店の存続も危ぶまれる状況にありました。私は店長の指示を受け、店の立て直し策を一緒に練ることとになりました。
私のアルバイト先の店は、駅や商店街から距離的にやや離れた場所に位置しており、オフィス勤務を終えた会社員等が帰宅途中に来店する流れが生まれ肉状況であることから、開店時間である17時から19時までの2時間については、ワンドリンクを無料でサービスすることにし、店のSNSを通じて配信したところ、すぐに効果が生まれ、更に来店客からの口コミも加わり、約1か月で売り上げの回復基調に乗せることができました。
店長も大変喜んで下さり、私自身も大変嬉しく思いました。
私としては、このような課題解決力は、貴社の業務に従事するうえで、顧客が有する潜在的なニーズを掘り起こし、そのニーズを充足し、さらに付加価値を加えていくようなサービスを企画開発することにより、実現して参りたいと考えております。
ポイント:コロナにおける飲食店の極限状況は記憶に新しいことですが、そうした困難に直面しつつ、アルバイト学生であり、店の経営に直接の責任を負わない立場にありながら、店長の命を受け、懸命に取り組み、店を立て直しに貢献したという事実は評価ポイントです。
自己PRその3
・60秒から90秒の自己PR動画の提出③
【記載例】
私は「自らチャレンジし、最後まで責任をもってやり遂げる人間」です。私の人生最大の挑戦は、地元ベンチャー企業でのインターンの経験です。その会社は新規事業を立ち上げたものの、売り上げが伸び悩んでおりました。そこで、インターンに参加した学生による検討チームを発足させ、私がリーダーを務めました。
私は業界トップを誇る競合A社のサービスを実際に利用し、分析したところ、A社は、一度に多数のユーザを集客できる反面、ユーザ各人へのサポートが必ずしも十分とはいえないことが分かりました。
そこで私たちは、A社とは異なり、多数のユーザを一度に集客することは困難であることから、ユーザ個人の満足度を最優先することとし、徹底したサポートを「売り」にする瀬戦略を立案しました。その結果、最終的には1か月間で月200万円の売上を達成しました。私は、本件において責任感をもって努力し、実際に結果を残しました。
以上から私は「自らチャレンジし、最後まで責任をもってやり遂げる人間」であることをPRします。
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、眼の前にある困難な課題に対して原因を分析し、競合会社とは同様の手法を採用据えることはできないとしても、他に自社で取り得る方法を発見し、活路を見出したことは評価できるのです。
短期間で結果を出したことも素晴らしいと言えます。
文末で再び結論を述べており、念押しできており、文章として安定があるものといえます。
まとめ
この記事では、U-NEXT HOLDINGSの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
U-NEXT HOLDINGSは、ポジティブな思考を持ち、バイタリティが高く、 “社会で生き抜く力” や “人としての魅力” を持ちあわせつつ、「自らの成長」「仲間の成長」そして「事業の成長」を追求し続けるような人材を求めています。
U-NEXT HOLDINGSは、従来型のエントリーシートではなく、これに代わって自己PR動画の提出を求めています。
単なる流し込みの動画では十分とは言えず、一定の編集を行う必要があると思われますので、早めの準備をするとよいでしょう。
この記事が、U-NEXT HOLDINGSの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。