株式会社スプリックスのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/21更新
はじめに
株式会社スプリックスは、1997年1月に設立された学習塾および教育関連事業を展開している会社です。
株式会社スプリックスへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている人もいるでしょう。
この記事では、以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。
- 株式会社スプリックスの概要から採用難易度
- エントリーシートの対策法について
- 一般的な書き方や確認するポイントについて
株式会社スプリックスへの就職を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社スプリックスの概要
出典元:株式会社スプリックス公式サイト
初めに株式会社スプリックスとは、どのような企業なのかを簡単に紹介します。
株式会社スプリックスとは
株式会社スプリックスは、1997年に設立された学習塾および教育関連事業を展開している会社です。
「学ぶことに自信を持てない子どもたちの力になりたい」という想いを大切にし、「教育でNo.1」を目指しています。
そのため、ゼロからオンリーワンの教育サービスを立ち上げるなど、さまざまな事業に取り組んでいる企業です。
事業内容は、学習塾から研究事業までさまざまなサービスを提供しています。
特に個別指導事業部「森塾」は、1999年に日本で初めて「学校成績+20点保証制度」の教務力を実現しました。
お客様からの「ありがとう」の声を励みにして、成長し続けています。
そのため、、現在生徒数は5万人に迫り、1教室あたりの生徒数が「日本最大規模」の個別指導塾になりました。
他にも新規事業にもどんどん取り組んでいるので、チャレンジができる環境です。
また、スタッフが安心して思いっきりチャレンジできるような環境を実現するためにメンター制などを導入しています。
「生徒のために情熱をもって働き、休む時はしっかり休む」ということも大切にしているため、オリジナルの休暇制度も用意。
仕事とプライベートがメリハリをつけながら働ける企業です。
株式会社スプリックスの採用難易度
株式会社スプリックスの採用難易度は、標準とされているでしょう。
募集人数は、100名から200名ほどです。
他の教育関連の事業を展開している企業と比較をしても、募集人数は同じくらいの人数です。
一方で、後ほど紹介する採用大学は京都大学や東京大学のような一流大学からの応募も多いです。
そのため、ライバルのレベルも高いことから、エントリーシートや面接などの対策を講じることが大切です。
株式会社スプリックスの採用大学
株式会社スプリックスの採用実績は以下の通りです。
幅広いレベルの大学を採用をしている実績となっており、学歴フィルターは存在していないと考えられます。
<大学> 青山学院大学、九州市立大学、京都大学、熊本大学、慶應義塾大学、國學院大學、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、島根大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、高崎経済大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、立教大学、早稲田大学 |
※採用実績の多い主な4年制大学を掲載しています。
採用実績のある大学を見ると、関関同立や成成明学獨國武以上の大学、難関と呼ばれる大学の出身者も採用しています。
そのため、学歴フィルターは存在しないと考えられますが、採用大学が幅広いことから選考難易度は比較的高いといえるでしょう。
ですが、実際に日東駒専や成成明学獨國武レベル以下の大学からの採用が全くない訳では無いので、諦めないでくださいね。
採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
参照ページ:
株式会社スプリックスが求める人物像とは?
株式会社スプリックスが求める人物像は、以下のような方々です。
- 個性をアピールできる人
- 将来は経営者になりたいと考えている人
- チームワークを重視する人
- こだわりや探究心の強い人
- とにかく負けず嫌いの人
- 冷静に物事を判断できる人 など
株式会社スプリックスは、ベンチャー気質で強い上昇志向を持ちながら「教育でNo.1」を目指している企業です。
社員のインタビューでは、「自分も会社も変えたい!」という気持ちの人が多く、メンバーも本気で「世界一」を目指しています。
実際に入社した人達は、「楽しみながら自己成長ができる会社」や「入社歴が短くても校舎の経営を任せてもらえる」など多くの意見があります。
公式サイトでは、株式会社スプリックスの社員座談会も掲載しているため、確認してみてください。
参照ページ:株式会社スプリックス採用情報
採用方向性の違いは?
株式会社スプリックスは、学習塾や教室事業部で募集をしていますが、採用の方向性に違いはありません。
募集のコースは「総合職」で、個別指導事業部や自立学習事業部などさまざまな事業に携われます。
株式会社スプリックスでは下記のグループ会社がありますが、採用の方向性に大きな違いはありません。
<グループ会社>
- 株式会社湘南ゼミナール
- 株式会社プログラミング総合研究所
- 株式会社キュレオ
- 株式会社湘南ゼミナールオーシャン
- 株式会社和陽日本語学院
例えば株式会社湘南ゼミナールでは、株式会社スプリックスの同様のビジョンを元に採用活動を行っています。
そのため求める人物像が「人の成長にとことんこだわりたい人」や「日本一を目指したい人」などを募集しています。
教育に対して、多様なチャレンジをしていて、2023年10月時点で神奈川・東京・埼玉・千葉・愛知・岐阜・三重・広島・岡山で247教室を展開中です。
各種社会保険や子ども手当、勤続祝い金など福利厚生も充実しているのも特徴です。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、株式会社湘南ゼミナールの公式サイトを参考にしてください。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
続いて、エントリーシートで企業がチェックしているポイントや通過しやすいエントリーシートの書き方を紹介します。
ポイントを抑えて、他の就活生よりも一歩リードしましょう。
チェックするポイント
エントリーシートで企業がチェックしているポイントは、就活生が持つスキルや性格が企業にマッチしているかを重視しています。
企業は、当然ですが自社で長く働ける人材を探しています。
そのため、学生時代に培った経験や能力が、仕事でどのように活かせるかを採用担当者はチェック。
さらに、働くモチベーションが十分にあるかも重要なポイントです。
モチベーションの高さは、仕事のパフォーマンスにもつながる大切な部分です。
企業への貢献度にもつながるため、採用担当者が確認するポイントでもあります。
また、エントリーシートでは企業を選んだ理由を明確にすることも大切です。
反対に企業理念や求める人材から外れている場合は、入社したとしてもマッチしない可能性があり、早期離職につながる可能性があります。
そのようなミスマッチを防ぐためにも、採用担当者は数多くのエントリーシートをチェックしています。
そのため、ポイントから外れたエントリーシートは、選考の時点で落とされる可能性が高いです。
具体的なエピソードや自分の強みをアピールして、選考を勝ち取りましょう。
通過しやすいエントリーシートの書き方
結論までの文章が長いと、相手へ伝えたいことがぼやけてしまいます。
以下は、エントリーシートを書く上でのポイントです。
- 結論から伝える
- 結論の理由を書く
- エピソードなどの具体例を書く
- 最後に結論で締めくくる
この書き方は、PREP法と呼ばれるもので、就活だけではなく今後のビジネスシーンにおいても役立ちます。
どのようなテーマに焦点を当てているかが分かる構成となるため、読み手にも伝わりやすくなります。
相手にも伝わりやすい文章が書けるので、エントリーシートを書く際は意識をしましょう。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートは、書類選考から面接まで、採用選考において評価の資料となるため重要な位置づけにあります。
株式会社スプリックスのエントリーシート作成時に抑えておくポイントや、業界全体の気を付けた方が良いポイントを紹介します。
株式会社スプリックスの価値観を文章に取り入れる
エントリーシートは、さまざまな項目が用意されていますが、中でも重要になるのが「数ある企業の中からなぜここを選んだのか」というところです。
企業を選んだ理由を明確にすると、エントリーシートでの通過率が上昇しやすくなります。
株式会社 スプリックスでは、「教育で「春」を届ける」という希望に満ちた想いから生まれました。
ミッションは、「教育」を通して、世界中の人に「人生の新たなステージ(春)」を届けることです。
このように、企業が持っている理念やビジョンをエントリーシートの中で取り上げていきましょう。
ビジョン以外にも、自分の強みを活かして企業が求める人物像や将来的に思い描いている形から文章の作成もできるはずです。
就活で大切になるのは、その業界で他にも多数の企業がある中で「なぜこの企業を選んだのか」というところです。
抽象的な内容では、「なぜ弊社を受けたのだろう」と疑問を持たれます。
明確な理由が説明できるように、しっかりと自己分析や企業分析を行いましょう。
参照ページ:株式会社スプリックス ブランドストーリー
教育業界のエントリーシート作成時に気を付けた方がいい点
株式会社 スプリックスに限らず、教育業界のエントリーシートでは、特に意識をして記載するポイントがあります。
1つ目が、貢献性があるかどうかです。
教育業界では、一人ひとりの生徒の状況を把握したり、フォローを入れたりする必要があります。
特に学習塾を運営するにおいては、必須とも言えるポイントでしょう。
生徒の成績を上げるために、何が課題をしているのか見極める必要があります。
塾に通う生徒のために貢献できるかどうかが、教育業界では大切です。
エントリーシートでは、問題解決をするために実際に起こした行動などを記載しましょう。
2つ目は、向上心があるかどうかも見られるポイントです。
教育業界では、自らも向上心を持って学び続けることが必要不可欠です。
入試で頻出する問題やトレンドは、年によって変わっていきます。
そのため、分析をした上で生徒にも教えていくことが大切です。
特に教育業界では学び続ける姿勢がなければ、生徒に教えることもできません。
教育業界は、事業内容に関わらず向上心を持つ必要があるため、エントリーシートにも意識をして書きましょう。
過去のESの質問内容と記載例
続いて、過去のエントリーシートの質問内容や記載例を紹介します。
エントリーシートでは、共通して多い質問項目は以下のような内容です。
出題数の多い質問内容
志望動機
<質問例>志望する理由をご記入ください。(400文字以内)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、教育への本気度です。 「とことん成績を上げる」という想いと「システム化」にこだわりを持って、データ分析とモチベーション向上の双方にアプローチをかけている点に魅力を感じました。 特に進化型個別指導塾の森塾では、「先生1人に生徒2人まで」の指導で一人ひとりの能力や個性にとことん合わせた個別指導を提供している点が素晴らしいと感じました。 私自身、学生の頃に学習塾のアルバイトの経験があります。 アルバイトを通じて、子どもたちの成長に深い関心を持ち、生徒たちが持つ可能性を最大限に引き出す喜びを感じました。 貴社を通じて、子供達の学習意欲の向上と将来のキャリア形成の可能性を確保していきたいです。 よって私は貴社を志望します。 |
ポイント:結論ファーストで展開している点は評価できる点です。
未来軸へ構造を作ることで、企業で何をしたいのかが分かりやすくなっています。
志望動機では、なぜこの企業を選んだのかという明確な理由と具体的な例を挙げてエントリーシートを作成しましょう。
自己PR
<質問例>現在のあなたの強み・弱みを教えてください。
【記載例】
私の強みは、自分で設定した目標を諦めず達成する向上心です。 この強みが発揮されたのは、大学生時代に受けたTOEICの試験です。 旅行が趣味で、いつか海外旅行に行った際に英語を流暢に話せるようになりたいと思いました。 ですが、基礎力が不足していたため力を身に着けるためにも毎日必ず2時間〜3時間勉強をし、1年間で700時間以上勉強をしました。 努力が実を結んだ結果、大学時代の英語の成績は「可」から「秀」となり、今の自分の力を試したいと思い受けたTOEICの試験では、700点以上を取ることができました。 その後は、海外旅行でも地元の人たちとコミュニケーションを取る目標も達成できました。 この経験から粘り強く取り組むことで、高い目標を設定してもやり遂げることができる喜びと大切さを学びました。 この強みを生かして、仕事においても目標に到達するためのプロセスを考え、くじけることなく取り組んでいきます。 |
ポイント:結論ファーストで展開している点は評価できる点です。
また、目標に到達するために勉強時間など具体的な数字を挙げている点も評価ポイントに該当するでしょう。
職種別の出題数の多い質問内容
続いて、職種別の出題数の多い質問内容について紹介します。
1つ目は「教材開発」です。
教材開発は、授業で使用する教材の編集や作成などを行います。
教材開発関係でエントリーシートの質問に出題されやすい内容は以下です。
教材開発
<質問例>志望動機を教えてください
【記載例】
私が貴社を志望する理由は、子どもたちが楽しく勉強ができるサービスを作りたいと考えたからです。 学生時代、アルバイトの講師をしていた際に、貴社の塾用教材を日々使用していました。 貴社の教材はイラストが多くストーリー性があり、子ども達が楽しそうに学んでいる姿に喜びを感じました。 そのため、貴社で働く中で学ぶ楽しさを子どもたちに伝えられるサービスや教材を開発したいと考えています。 |
ポイント:結論ファーストで展開している点は評価できる点です。
過去の経験から何をしたいのかが分かりやすくなっています。簡潔さと分かりやすさを意識して作成をしましょう。
また、教材開発に関する企業で何をしたいのかが分かりやすくなっています。
2つ目は「講師」です。
講師は授業を行ったり、生徒の学習意欲を引き出したりする業務を行っています。
他にも保護者や生徒との面談を行っています。
講師の職種で、エントリーシートの質問に出題されやすい内容は以下です。
講師
<質問例>学生時代に力を入れたこと
【記載例】
私が学生時代に力を入れたことは、塾講師のアルバイトで生徒の学力向上に努めました。 生徒の成績が伸び悩んでいる際に、他のアルバイトの先生と解決策がないかを話し合い、個人面談を導入しました。 個人面談後は、他の先生方とも随時共有を行いながら、成績に伸び悩んでいた生徒の個人面談を実施。 面談の中で、対策方法を生徒と話をして結果的に、面談した生徒の成績が上がりました。 上位クラスへの昇級もさせることができて、他のアルバイトの先生とも喜びを共有しました。 この学生時代のアルバイトの経験から、課題解決をするためにチーム内での話し合いの大切さを学びました。 この学びは、塾の講師として働く上でも活かせるものだと思っています。 |
ポイント:学生時代に力を入れたことで、問題解決に至るまでどのような行動をしたか分かりやすくなっています。
学生時代に力を入れたことを聞くのは、経験を通じての価値観や人物像を企業側が知るためです。
自分の経験を振り返ったり、企業の求める人材を把握したりして作成をしましょう。
まとめ
この記事では、株式会社スプリックスの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
株式会社スプリックスは、子供たちのやればできるを育むために教育NO,1を目指している企業です。
創業から変わることのない「教育」を通して、世界中の人に「人生の新たなステージ(春)」を届けるミッションを持ち、共感できる人材を求めています。
特に株式会社スプリックスでは、新しいことに思いっきりチャレンジをする姿勢などを重視しています。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、株式会社スプリックスの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。