不二製油株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説

不二製油株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/4/20更新

はじめに

桜の背景 就活生イメージ 女性

本記事では、不二製油株式会社(以下、不二製油)への入社を志望しているものの、選考の最初のステップであるエントリーシートをどのように書けばいいのかわからない就活生に向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて徹底的に解説しています。

不二製油の内定への第一段階を突破するために、押さえておくべきポイントや実際のエントリーシートの例などをわかりやすく紹介するので、すぐにエントリーシートの記入にとりかかれるでしょう。

  • 不二製油についてもっと詳しく知りたい
  • 不二製油のエントリーシートの設問を知りたい
  • 不二製油の選考を受けたいけど、エントリーシートの書き方がわからない

 

上記に1つでも当てはまる就活生は必見です。

不二製油の求める人物像や選考における重要な情報についても詳しくアドバイスするので、ぜひ参考にしてください。

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不二製油の概要

不二製油株式会社 企業ロゴ

出典元:不二製油|採用情報

 

まずは、不二製油がどのような企業なのかを紹介します。

不二製油とは

不二製油株式会社は、植物油脂メーカーとして1950年に創業し、現在では植物性油脂事業、業務用チョコレート事業、乳化・発酵素材事業、大豆加工素材事業の4事業を展開しています。

各事業の主要な取引先は食品加工メーカーやスーパーなどの流通業界、外食チェーン店などで、社会や顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提供しています。

日本では後発の植物油脂メーカーであるにも関わらず、革新と変革をし続けて海外にまで拠点を構えるほどの企業に成長しました。

不二製油のミッションである「食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献する」ことを目指し、生産から出荷までの品質管理の徹底や独自の研究開発技術を活かした新しい食の価値の提供を行っています。

事業を行ううえで、環境への配慮や従業員が活き活きと働けるような健康経営にも注力している点が特徴です。

2024年に、健康経営優良法人として認定されました。

 

参照ページ

事業内容|不二製油とは|不二製油株式会社 (fujioil.co.jp)

2024|ニュースリリース|不二製油株式会社 (fujioil.co.jp)

不二製油の採用難易度

採用難易度はやや高めといえるでしょう。

その理由の1つは、食品メーカーは非常に人気で不二製油も同様のため、倍率が高いのにも関わらず採用枠が少ないことです。

また、平均年収が高いので、高収入が目指せる企業に就職したい学生もエントリーすると考えられ、難易度がさらに引き上げられると推測できます。

 

上記の理由から、不二製油の内定を獲得するためには周囲の学生以上に入社への熱意や入社後にやりたいことを面接官に伝えられるように、入念な対策が必要です。

日頃スーパーなどで、食のトレンドなどにも目を向けておくといいでしょう。

不二製油の採用大学

不二製油の採用大学の実績を以下に掲載しますが、難関大学の名前がほとんどであるものの一部標準的なレベルの大学も載っているので、いわゆる学歴フィルターは存在しないと考えられます。

北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、東京海洋大学、京都大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、広島大学、山口大学、徳島大学、愛媛大学、九州大学、佐賀大学、宮崎公立大学、宮崎大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、日本大学、明治大学、早稲田大学、同志社大学、龍谷大学、神戸市外国語大学、台湾大学

 

学歴フィルターがないということは、誰にでも内定を獲得できる可能性が平等に与えられているということです。

しっかりとエントリーシートの作成準備や選考対策を行って、最終選考通過を目指しましょう。

高学歴の学生も学歴だけが理由でほかの就活生よりも優位に立てるとは考えにくいので、油断せずに対策に取り組んでください。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

不二製油が求める人材とは?

並んでジャンプする就活生たち

結論からいうと不二製油が目指している「食の世界に新しい価値を創出すること」に共感し、不二製油の理念を実現するためにまい進できる人材を求めています。

人や他社のまねをするのではなく、人のためになるようなイノベーションを起こすことを大切にしているので、新入社員にもチャレンジ精神を持って業務に取り組むことを期待しているでしょう。

エントリーシートの段階から、不二製油が求める人物像として挙げている要素を就活生が持ち合わせているかを重視しているはずです。

参照ページも参考にしながら、自身が求める人物像を体現するような人材であることをアピールできるように入念に自己分析や選考対策を行いましょう。

 

参照ページ:採用メッセージ | 採用情報 | 新卒採用情報 | 不二製油株式会社 (fujioil.co.jp)

不二製油グループ各社の採用の方向性の違いは?

不二製油のグループ会社は、不二製油グループ本社株式会社がグループ会社を統括する形でビジネスを展開しています。

不二製油株式会社が4事業の開発・生産・販売を行っており、他のグループ会社は4事業のうち1つの事業の販売のみを担当する形で業務を行うなどしています。

グループ戦略は不二製油グループ本社株式会社が決めているので、各社の採用の方向性に大きな違いはないと考えられるでしょう。

 

参照ページ:グループ会社一覧|企業情報|不二製油株式会社 (fujioil.co.jp)

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートは、エントリーした就活生の志望度の高さや能力、価値観などを測るためのステップとして設けられています。

企業側は、エントリーシートを通して就活生が入社後に活躍してくれるポテンシャルがあるかを確認したいと考えています。

したがって、自身の価値観や実現したいことが企業の目指すものとマッチしていて、ほかの社員と同じ方向を向いて日々仕事に向き合えることをアピールすることが非常に大切です。

食品メーカー志望の就活生が書いてしまいがちな「その企業の製品が好き」というだけでは、人気業界で倍率の高い食品メーカー内定は難しいでしょう。

食品メーカーのエントリーシート通過を目指すのなら、「なぜ競合他社ではなく、その企業でなければならないのか」や「自身が入社することで、企業にどのようなプラスがあるのか」まで明確にする必要があります。

また、各設問で企業が測りたい能力や価値観は異なるので、各設問が設けられている意図を推測しながら回答を作成することをおすすめします。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

選考を通過するために押さえておくべき書き方を紹介するので、参考にしてください。

エントリーシートは、結論を冒頭の1文に書くことが重要です。

「結論ファースト」というワードを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

まずは、設問で聞かれていることに答え、その後に背景や理由を続けると非常に読みやすくなります。

以下の順番を意識して書くことをおすすめします。

  1. 設問に対する結論を簡潔に述べる
  2. 結論に至った当時の状況や理由を記載する
  3. 実際に行動したことや具体例などを用いて説得力をつける
  4. 上記を踏まえて、結論や学び、今後への展望を記載する

 

上記の流れで記載することによって、論理的であるために読み手にとって非常に理解しやすく説得力のある文章になります。

以下の志望動機の例文を参考にしてください。

結論:食を通じて人々の健康づくりに貢献したいと考えているからです。

背景:私の祖母は心身の不調から骨折をし、長期の入院生活で認知症を発症しました。私はこの経験から、日常の小さな不調が取り返しのつかない事態を引き起こすことを痛感しました。このような日々の小さな不調を防ぐには、生活に根付いた健康づくりが必要です。

具体:私は料理のインフラとも呼べる油脂に機能性を持たせることで、人々の健康づくりに大きな貢献ができると考えました。また貴社は、業界トップの特許数と技術力を誇り、革新的な素材を創出することであらゆる側面から機能性を持つ最終製品に変える力を持ちます。

結び:以上の点から私は貴社とともに健康な社会を実現したいと考えています。

不二製油の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシート通過のためには、ほかの就活生よりも企業分析をしっかり行い、どのように活躍したいのかを示すことが重要です。

不二製油の価値観やカルチャーを取り入れることで選考通過の可能性が上がります。

食の新たな価値を創造することに不二製油はこだわっており、その姿勢こそ日本で最も後発の植物油脂メーカーが成長した理由でしょう。

自身の経験を振り返り、難題に対して向き合った経験や人のために何かをして喜びを感じた経験などをエントリーシートに記載し、さらにそこから学んだことや入社後に目指すことにつなげられると読み手にとって良い印象になると推測できます。

価値観やカルチャーを知るためには、徹底的な企業分析が必要になるので時間に余裕をもって計画的に企業分析をすることが、エントリーシート通過のカギになります。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

不二製油のエントリーシートの位置付けに関しては、いかに不二製油が求める人物像とマッチしていて入社後に活躍できる人材であるかを問われているセッションといえるでしょう。

また、食へのこだわりを問う設問もあるので、食に対する想いが強い人こそ活き活きと仕事に取り組めると期待しているとも推測できます。

対策としては、徹底的な自己分析で自身のなかでアピールできる要素を洗い出すことです。

その要素が相手にわかりやすく伝わっているかを自分で確認するのは難しいので、家族や友人など周囲の人に読んでもらい、熱意が伝わるかを確認しましょう。

丁寧なエントリーシートの作成が選考通過のカギなので、時間に余裕を持って準備をすることをおすすめします。

選考の対策をするうえで必要な情報がエントリーシート対策の記事にまとまっていますので、ぜひ参考にしてください。

ジョーカツ エントリーシート

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

腕を組んで立つ男性

不二製油の選考で、過去にエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

ぜひポイントを押さえて、エントリーシートの作成に取り組んでください。

エントリーシート

・当社を希望する理由を教えてください。(200字以内)

【記載例】

私たちが日常的に口にしている食品の「素材」となる製品を扱っているからです。私は高校生の時に◯◯という難病を発症し、症状がひどい日には一日中食事がとれないこともあったことから、普通に食事ができることの幸せを実感しました。したがって、「食の素材の可能性を追求し、食の歓びと健康に貢献する」をミッションとして掲げる貴社で、多くの人に食がつくり出す幸せを与える側として、新たな食の価値を提案していきたいです。

 

ポイント:自身の難病の経験をもとに、入社して成し遂げたいことを明確にできている点が説得力があり、高く評価できます。

食品メーカーの志望理由としてありがちなその企業の商品が好きというだけでは通過は難しいでしょう。

文字数は少ないですが、自身の価値観や企業選びの軸と入社して何を実現したいのかを書きましょう。

 

・あなたが入社後にチャレンジしたいことを理由も添えて教えてください。(200字以内)

【記載例】

外食やベーカリー、学校給食等に向けた問屋を介した営業によって、新たな「食」の可能性を提案したいです。理由は他の部署と比較して、担当するお客様の数が多く、業態も多様であることから、その分幅広い提案を行うことができるからです。また、扱う製品が多岐に渡ることで、それらの掛け合わせによって新しい価値を生み出すことができると考えます。学生時代に培った「傾聴力」と「発信力」を存分に活かしていきたいです。

 

ポイント:入社後のことはイメージするのは難しいですが、記述例のようにできるだけ具体的に記載するように心がけましょう。

どの部署に配属されるかはわからなくても、OB訪問や説明会等で行きたい部署を決めて、どのようなことを成し遂げたいかとその理由を明示できると、読み手に非常に伝わりやすい文章になります。

また、その部門に自分が入るとどのような良い影響があるのかを伝えられるとイメージしやすいので、選考通過の可能性が上がるでしょう。

 

・あなたが好きな食べ物やこだわりを持っている食べ物について、読み手が食べたくなるように教えてください。(300字以内)

【記載例】

好きな食べ物はオムライスです。オムライスには複数の種類がありますが、私はチキンライスを薄焼きの卵で包み、その上にケチャップがかかった昔ながらのものが一番好きです。なぜなら、「母方の祖母が作るオムライス」を思い出すからです。このオムライスは、一年に一度母の実家を訪れる時にしか食べることができなかったことから、私にとって、祖母との思い出がたくさん詰まった特別なものです。また、このオムライスには通常の1.5倍ほどの大量のバターが使用されており、口に入れた瞬間に広がるバターの香りの衝撃は今も忘れることができません。それゆえに、地球最後に何が食べたいかを聞かれた際、毎回私はこのオムライスと答えています。

 

ポイント:この設問は食品メーカーならではの設問といえるでしょう。

食べ物へのこだわりが強ければ強いほど、入社後に製品を愛し、販促活動に熱意を持って取り組める可能性が高いので、しっかりと自分なりのこだわりを示すことが重要です。

記述例では、オムライスを通して祖母との思い出がよみがえるという、この就活生ならではのエピソードになっている点が高く評価できます。

この設問の回答を作成する際には、食にまつわる経験を文章に取り入れるようにしましょう。

注意点は、エピソードだけに文章を使うことなく食べ物へのこだわりとエピソードのバランスをとることです。

 

・あなたがこれまでに力を入れて取り組んだことについて教えてください。(300字以内)

【記載例】

大学時代、◯◯部に所属し、日本学生選手権でメンバー入りしたことです。部には過去に全国大会で活躍してきた選手が多くいましたが、私はその経験がありませんでした。そのため、技術の面と自信をもつことに課題があり、自主的にそれぞれに対して施策を行いました。技術の面では自分の◯◯を動画で撮影することで◯◯の改善を図り、自信の面では遠征の際に出場機会を与えてもらえるように主将に直談判しました。これらの取り組みによって、結果として大学2年生の時にチームが出場した日本学生選手権において、メンバー入りを果たしました。この経験を通して、目標と自分との差を見極め、不足している要素別の努力を行う力を養うことができました。

 

ポイント:まず冒頭の一文で、学生時代に取り組んだこととその結果を簡潔に書けている点が高く評価できます。

また、課題に対し、どのような施策を行ったのかが明確になっているので、わかりやすく説得力のある文章になっている点も選考通過において重要なポイントを押さえられているといえるでしょう。

最後に、取り組んだことから学んだことをまとめられているので、読み手は入社後にこの経験を通して学んだことを活かしてくれるのではないかと期待できる文章になっています。

 

・あなたらしい写真を一枚選んで、50字以内で紹介してください。(50字以内)

【記載例】

私は◯◯を始めて以来9年間、◯◯というポジションで◯◯としてチームを後方から支えています。

 

ポイント:50文字の制限のなかで、わかりやすく何をしたのかを伝えられている点が高く評価できます。

写真の説明を求める設問では、就活生の人柄が見えるエピソードであることを企業側は期待しています。

自身の強みや性格を相手に伝えるための回答なので、求める人物像の要素を示せるといいでしょう。

したがって、企業分析をしたうえでどのような自身の要素をアピールすると印象が良いかを考える必要がありますが、できるだけガクチカや志望動機では説明していない一面を伝えられるようなエピソードを選定することをおすすめします。

まとめ

この記事では、不二製油の会社概要や就職難易度、エントリーシートの書き方について紹介しました。

植物油脂メーカーのなかで変革をもたらしてきた不二製油は、若手のうちから社員の一員として責任をもって業務に取り組むことが求められます。

食の新たな価値を生み出したいと考える学生にとって、活き活きと働ける環境であるといえるでしょう。

人気な不二製油の選考を通過するためには、エントリーシートの作成から入念に準備を行う必要があります。

ぜひ、本記事で紹介したポイントを踏まえて作成してみてください。

本記事が、不二製油への入社を強く希望する就活生の一助になったら幸いです。

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