株式会社ワンスターのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/13更新
はじめに
この記事では株式会社ワンスター(以下ワンスター)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にワンスターならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、ワンスターが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ワンスターの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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ワンスターの概要
引用元
初めにワンスターとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
ワンスターとは
株式会社ワンスターは、東京都港区に本社を置き、160人の社員からなる広告業界に属する企業です。
デジタルマーケティング分野で、DtoC市場・サブスクリプション市場へのアプローチに特化し、その中枢に関わる販売サポートプラットフォーム「retailor」の運営と開発を行っています。
このプラットフォームは、顧客との直接的な関わりを大切にし、購入の道のりを最適化するためのチャット機能を中心として開発されました。
ワンスターの採用難易度
KPMGの採用難易度は比較的高めと言えるでしょう。
マスコミ・広告・宣伝業界は、大手の博報堂と電通グループが中心となり、市場規模が約7兆円(2022年)でした。
ワンスターが属するインターネット広告業界においては、業界最大手のサイバーエージェントも業界全体で3位の地位を獲得しています。
博報堂と電通グループは、全ての業界内でもトップクラスの採用難易度で、就活生からも人気の高い企業です。
また、サイバーエージェントの採用難易度も同様に、高い就職偏差値となっています。
人気の業界であり、競合の企業に応募者が集まりやすいことから、その分ワンスターにも応募者が流れ込んでくる可能性があります。
この要因が採用難易度を高めていると考えられるでしょう。
ワンスターの採用大学
ワンスターの採用大学の実績は以下の通りですが、幅広いレベルの大学からの採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していないと考えられます。
青山学院大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、大阪大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、京都大学、神戸大学、國學院大學、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、筑波大学、テンプル大学、東京大学、同志社大学、日本大学、法政大学、立教大学、立命館大学 |
国公立大学や有名私立大学からの採用実績が盛んな一方で、地方大学や中堅大学からの採用も幅広くあり、学歴フィルターは存在しないと考えられます。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ワンスターが求める人材とは?
ワンスターは、広告提案に留まらず、顧客の課題解決に対して、独自のノウハウとサービスを駆使し、一貫した支援を行っているのが特徴です。
課題解決のための支援を、初めから終わりまで一貫して行うことで、顧客からの「信頼」の獲得を重視しています。
また、ワンスターのビジョンやパーパスに共感し、チャレンジ精神を持つ人は、職種を問わず重視されていると言えるでしょう。
公式採用サイトでは、以下の3種類の職業ごとに求める人物像を公表しています。
- メディアプランナー:数字に則って理論的に考えることや、技術に関して最新のトレンドを掴むことに優れていて、メディアのアルゴリズム解明に興味関心のある方。
- セールスコンサルタント:幅広い知識・技術を持ち、コミュニケーション能力が高く、プロジェクトリーダーとして率先して指揮をとれる方。
- クリエイティブディレクター:仮説を順序立てて検証したり、物事を深く考えるのが得意な方。クリエイティブな思考を持ち、戦略的アプローチができる方。
参照ページ
ワンスターの採用方向性とは?
ワンスターは「信頼を第一に、自ら新しい価値を生み出して顧客創造・顧客貢献することにより、関わる全ての人が幸せになる」を経営理念に掲げており、その価値観に沿って行動できる人材を求めているのです。
チャレンジ精神や前向きな姿勢、協調性を持つ人々、相手の立場に立って物事を考えられる人々を歓迎します。
入社時の高度な知識やスキルは必須ではなく、新入社員研修や入社カリキュラムなどを通じて知識やスキルを身につけることが可能です。
採用人数は年々右肩上がりで、2023年度は32名の採用実績があります。
選考ステップやスケジュールに関する詳細は、ワンスターの公式採用サイトで案内されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェック。
企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。
これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。
また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントになります。
常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。
以下の順番を意識すると良いでしょう。
- まず結論を提示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するために具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私は広告業界を志望します。 理由:私が広告業界を志望する理由は、各広告媒体ごとの長所を活かした広告提案を行いたいからです。 具体例:貴社が企画・制作した〇〇の広告に感銘を受けたため、実際にその商品を購入した経験があります。 その頃から広告業界に携わりたいという思いが強くなり、大学ではマーケティングや広告論を専門分野として学んでおりました。 その中で、ネット広告がマス広告の売上を上回り、マス広告そのものの価値が落ち込んでいることを学びました。 ネット広告には、一人一人に合わせた広告を提供できるメリットがある一方で、マス広告にしかない魅力もあると考えております。 これまで魅力的なマス広告を数多く世に排出してきた実績のある貴社だからこそ、マス広告の需要を最大限に引き出すことができると確信しております。 結論:貴社に入社させて頂いたからには、広告媒体ごとの特徴を活かした最適な広告提案を行い貢献いたします。 |
ワンスターの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。
例えばワンスターであれば、経営理念である「信頼を第一に、自ら新しい価値を生み出して顧客創造・顧客貢献することにより、関わる全ての人が幸せになる」であったり、その他バリューやビジョンだったりを文章の中で取り上げましょう。
大事なのは数ある広告代理店や代替可能業界がある中で、なぜ「株式会社ワンスター」を選ぶのかを論理的に説明することです。
参照ページ
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。
勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。
そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることがおすすめです。
また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。
(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)
(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)
(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)
(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)
(e) その他(長所・研究内容)
設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ワンスターの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
志望動機
・ワンスターを志望する理由をご記入ください。
【記載例】
私が貴社を志望した理由は、2つの点で企業理念に共感したからです。 1つ目は、「関わる全ての人の幸せ」という部分への共感です。 私は自らのキャリアビジョンとして、「その時々の目標を達成するため、努力をし続け、更にその過程で関わる人や組織に影響を与え、成長させることのできる人材」を目標にしています。 貴社の企業理念である、関わる全ての人の幸せには、その人を成長させることも含まれるのではないかと考え、共感を持ちました。 2つ目は、「新しい価値をもって顧客を創造し、顧客に貢献する」という部分への共感です。 私は、現在大学でマーケティングを学んでいます。 学ぶようになった理由は、ゼミの教授の「贈り物のより良い送り方を学ぶ学問」という言葉が印象的だったからです。 私は幼い頃から大勢で遊ぶことが多く、全員が楽しむことができる新しい遊びを考案することが大好きで、私の考案する遊びは贈り物のように、みんなを喜ばせたいと考えていました。 貴社の企業理念と私のこのような考えには共通点があると思い、強い共感を覚えました。 よって私は貴社を志望します。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、ワンスターで何をしたいのかが分かりやすくなっています。
さらに、企業理念に共感している点を、自分の目指している目標と照らし合わせて説明できているのは評価ポイントに該当するでしょう。
エントリーシートが通過したとしても、面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置き、詳しく話せるようにしておきましょう。
ガクチカ
・学生時代に頑張ったことを教えてください。
【記載例】
私は勉強と部活動の両立に専念しました。 部活では、テニス部に入部しました。 テニス部を選択した理由は、高校時代に所属していた硬式テニス部よりも厳しい環境に身を置いて努力を続けることで、更に成長したいと考えたからです。 少しでも経験者との差を埋めるため、人よりも頭を使って試行錯誤をし、毎日の練習を効率的に行うようにしています。 また、部活動を頑張ることと同時に、勉強にも手を抜かないことを心掛けました。 初めは部活動の拘束時間も長く、うまく両立することが難しい状況でしたが、予定をあらかじめ決めておくことで、隙間時間を有効活用し、計画的に勉強するようにしました。 その結果、独学でTOEIC960点と簿記1級を取得することができ、さらに大学の最優秀成績者にも選出されました。 このような経験から、困難な状況でも試行錯誤して努力することの大切さと、楽しさを学びました。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
努力して試行錯誤した結果として、TOEIC960点と簿記1級を取得などといった資格や数字を記載している点は、客観的に分かりやすく、評価ポイントに該当します。
取得した資格や、受賞した経験などは積極的に記載しましょう。
人生で頑張ったこと
・人生で一番力を入れて取り組んだことを教えてください。
【記載例】
人生で一番頑張ったことは、カフェのアルバイトです。 私は、学業とアルバイトの両立を目指して、地元にあるカフェで働くことを決めました。 最初は会計時の計算ミスやオーダーの取り間違いが多く、自信を失いかけました。 しかし、失敗や間違いを繰り返しながらもお客様へサービスを最良なものにするため、日々の失敗や間違えた内容をノートに記録し、翌日にそれらの改善策を考えながら業務に取り組みました。 結果、勤務開始から6カ月後にスタッフの中で最も高い評価をいただくことができました。 また、アルバイトの経験を通して、コミュニケーションスキルや同僚と協力しあうことの大切さも学べました。 これらの経験から、どんな困難な状況でも改善策を考えながら継続して努力することで乗り越えられると考えております。 貴社に入社後は、業務に失敗したとしても、失敗の原因を追究し努力し続けることで更なる成長に繋げていきます。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、ワンスターで何をしたいのかが分かりやすくなっているのもポイントです。
失敗をバネに努力し、成長した経験が分かりやすく記載されています。
その中でコミュニケーションスキルや同僚と協力する大切さを学んだこともアピールできており、入社後もコミュニケーションスキルや協調性を大事にして業務に取り組む姿勢をイメージさせることが可能です。
コミュニケーション能力や協調性は社会人に求められるスキルとして代表的なものなので、評価ポイントに該当するでしょう。
入社後のビジョンについて
・ワンスターで取り組みたいことと、入社後にどうなりたいか教えてください。
【記載例】
私は貴社のマネジメント職として、自分が身につけた知識を組織マネジメントや後輩に活かしていきたいと考えています。 現在アルバイトで接客業を3年ほど続けております。 初めは分からないことが多く戸惑いましたが、先輩スタッフの方がサポートしてくださり、接客業をする上で大切なことやお客様との向き合い方を多く教えていただきました。 先輩スタッフの方にフォローしていただいた結果として、お店の売り上げに貢献でき、今では私が教育担当として若手のアルバイトスタッフを指導しています。 スキルを身につけるだけではなく、周囲の方に身に着けたスキルを伝えることで自分の成長にもつながり、指導した後輩の成長を感じるとやりがいを覚えました。 この経験を活かして、貴社でもマネジメント職として活躍していきたいと考えています。 |
ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点は評価できるでしょう。
また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、ワンスターで何をしたいのかが分かりやすくなっています。
エントリーシートが通過したとしても、面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置き、詳しく話せるようにしておきましょう。
まとめ
この記事では、ワンスターの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
株式会社ワンスターは、東京都港区に本社を置き、160人の社員からなる広告業界に属する企業です。
デジタルマーケティング分野で、DtoC市場・サブスクリプション市場へのアプローチに特化し、その中枢に関わる販売サポートプラットフォーム「retailor」の運営と開発を行っています。
このような背景を持つワンスターでは、「信頼を第一に、自ら新しい価値を生み出して顧客創造・顧客貢献することにより、関わる全ての人が幸せになる」を経営理念に掲げており、その価値観に沿って行動できる人材を求めています。
特に、ワンスターではチャレンジ精神や前向きな姿勢、協調性を持つ人々、相手の立場に立って物事を考えられる人々を歓迎します。
エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
この記事が、ワンスターの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。