ヤマトマテリアル株式会社のエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/04/08更新
はじめに
この記事ではヤマトマテリアル株式会社(以下ヤマトマテリア)への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特にヤマトマテリアルに特化したエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
また、ヤマトマテリアルが求める人材の傾向や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、ヤマトマテリアの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
ヤマトマテリアルの概要
まずはヤマトマテリアルの企業概要について簡単に紹介していきます。
ヤマトマテリアルとは
ヤマトマテリアルは容器・包装、アクア、エレクトロニクスの幅広い市場で事業を展開している企業です。
現在、ヤマトマテリアルが注力しているのは「容器」、「エレクトロニクス」、「アクア」の3つの事業。
自社で工場・施設を持たないファブレスメーカーとして一定の存在感を放っています。
現在は従業員107名を抱え、東京にある本社を含め計7つの営業所が存在しています。また、海外にも拠点があり、東南アジアを中心に事業を展開中。
100年以上の歴史がある老舗企業ながら、未だ成長段階にある企業と言えるでしょう。
ヤマトマテリアルの採用難易度
ヤマトマテリアルの採用難易度は平均的であると言えます。
採用実績の中には早稲田大学の名前も見受けられるものの、採用実績は様々。
一流大学出身ではないからと言って、気落ちする必要はありません。
ヤマトマテリアルの社風として、社員の成長に重きを置いています。
資格支援制度なども充実しており、就活生に期待しているのは学歴ではなく、
入社してから成長し続けることができる人物であるかということ。
以上の理由からは、ヤマトマテリアルの採用難易度は平均的であると判断できるでしょう。
ヤマトマテリアルの採用大学
ヤマトマテリアルの採用実績は以下の通りです。難関大学も名を連ねていますが、
工業系や語学系大学の採用実績もあります。
<大学> 愛知学院大学、青山学院大学、大阪学院大学、大阪経済大学、神奈川大学、関西大学、関西外国語大学、関東学院大学、学習院大学、京都教育大学、京都産業大学、京都女子大学、近畿大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、国士舘大学、、名古屋市立大学、日本大学、日本工業大学、佛教大学、文京学院大学、法政大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、横浜商科大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、麗澤大学、早稲田大学 |
ヤマトマテリアルはファブレスメーカーとして、事業に付随する多種多様の商材を企業に企画・提案します。
その過程で必要となっていくのは、商材の理解力です。
特にエレクトロニクス事業では、専門的である理路整然とした企画・提案が必要になります。
以上の理由から、工業系大学の就活生も積極的に採用しているのでしょう。
また、海外にも拠点があるため、事業によっては語学力も求められます。
語学系大学の就活生は海外での活動において即戦力となる可能性が高いため、採用実績として名を連ねているのでしょう。
よって、ヤマトマテリアルには難関大学だけを優遇する学歴フィルターはないものと判断できるのです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
ヤマトマテリアルが求める人材とは?
ヤマトマテリアルは外の世界に対してだけでなく、社内に向けてのコミュニケーションも大事にしている企業です。
ビジネスシーンにおいて組織と従業員の相互理解を深める行動を、エンプロイーリレーションズと言います。
エンプロイーリレーションズでは、双方が事業を続ける上で誇りを持ち、組織の一員として振る舞いを自覚することが重要であると考えられるのです。
ヤマトマテリアルではSDCs問題にも取り組み、CSR活動に積極的な事業になります。
これらの活動は、直接的に企業に利益を齎すものではありません。
しかし、環境問題に配慮した行動、社員と共に企業の一員として社会にアプローチすることは社員の内面的な成長に繋がるのです。
中小企業ながら福利厚生も整っており、いかにヤマトマテリアルが社員の成長を促進している企業であるか分かります。
また、企業に触発されて成長するだけでは不十分です。
入社以前から能動的に、自己の成長に貪欲な人材がヤマトマテリアルでは求められています。
能動的に活動した証として、特別なエピソード、取得している資格・スキルなどをアピールすると良いでしょう。
「誇れるようなエピソードがない」「取得している資格・スキル」がないという方は、取り組んでいること・勉強中でも構いません。
自走できるヒトであることをアピールしましょう。
参照ページ:人材育成の必要性と、その方針 | KPMG
ヤマトマテリアルの採用方向性の違いは?
ヤマトマテリアルでは、「容器」、「エレクトロニクス」、「アクア」の3つを主力に事業を展開していると前述しました。
細分化すると更に事業数は細かくなりますが、主にヤマトマテリアルで募集のある職種は営業になります。
配属された事業によって、扱い商材に違いはあるものの、営業職がベースです。
しかし、アクア事業に関しては近年、海外市場の輪を広げているため語学力が必要とされるケースがあります。
東南アジアではまだウォーターサーバーの認知度も高くなく、現地に赴いて橋渡し役を任されるケースがあるようです。
そのため、語学力、交渉をスムーズに行うためのコミュニケーション能力が必要になります。
容器・エレクトロニクス事業には大きな採用方向性の違いはありませんが、海外で活躍する機会のあるアクア事業だけは採用方向性が異なっていると考えられるのです。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。
企業は就活生の人柄、入社後はどのような形で企業に寄与してくれるのか知りたがっているのです。
これは個々の能力・性格。企業のパーパスに共鳴できる人物か見極めるためです。
また、明確にモチベーションも記載しておきましょう。
企業は就活生のモチベーションの高さもエントリーシートで見ています。
モチベーションの高い就活生は、入社後高いパフォーマンスを発揮してくれる可能性があります。
高いパフォーマンス力は企業への貢献へと繋がるからです。モチベーションを提示するためにも自己PR・志望動機には、特に力を入れましょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートは結論から書き始めると良いでしょう。
結論から書き始めることで構成が分かりやすくなり、理路整然とした文章になります。
以下の順番を参考に、練習してみてください。
- 結論を書く「~〇〇を志望した理由は~だからです」
- 理由を書く「なぜなら~」
- 根拠・具体例を用いる「例えば~」
- 再び結論でしめる「~以上の理由から〇〇を志望致しました」
上記の方法はライティング技術やビジネスシーンでもよく利用されているものです。
順序が交錯することなく説明できるため、読み手にも具体的に伝わりやすくなります。
と言っても、一長一短で身につくスキルではありません。
なぜならプロのライターでも身につけるのに相当な時間がかかるスキルだからです。
まず練習として、理由の冒頭には「なぜなら〜」、根拠・具体例の冒頭には「例えば〜」から書き始めましょう。
冒頭が決まっていることで、その後の文章が書きやすくなるからです。
何度も練習をして、行き詰ったらご家族や友人にチェックしてもらってください。
自分以外の人に詰まることなく、読み進めてもらうことができれば読み易く、内容が伝わり易い文章になっています。
参考までに例文を用意しました。
一度、ご覧になりご自身のエントリーシートの内容と照らし合わせてみてください。
結論:ヤマトマテリアルは、業界をリードする製品開発と顧客中心のサービスで知られており、私はそのような環境で働くことで、自分の営業スキルをさらに磨き、顧客に価値を提供する方法を学びたいと考えています。 理由:なぜなら、私は常に新しい技術を学び、それを活用して顧客の課題を解決することに興味があるからです。 ヤマトマテリアルはそのような最先端の技術を扱っており、営業職として大きなやりがいを感じることができると確信しています。 具体例:私は以前、インターンシップでIT企業の営業支援を行い、新製品の市場導入に成功しました。その際、顧客のニーズを深く理解し、それに応じた提案をすることで、大きな成果を上げることができました。 結論:この経験を生かし、ヤマトマテリアルの営業職として、顧客に真の価値を提供し、同社のさらなる成長に貢献したいと思っています。私の情熱と経験は、ヤマトマテリアルでの成功につながると信じています |
ヤマトマテリアルの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある志望動機を明確にすると、選考を通過する確率も上がるでしょう。
なぜなら企業にとって、「我が社を選んだ理由」を唯一知ることのできるポイントだからです。
自己PR等はある程度の雛形さえあれば、少し訂正を加えるだけで企業毎に使い分けることができるでしょう。
しかし、志望動機では希望する企業に応じた明確な理由が必要です。
志望動機の解像度でいかに、就活生が企業への理解度が分かります。
企業の理解を深めるためには、企業が掲げる社是や経営理念を熟読し、自己で昇華することが大切です。
レベルの高い就活生は、企業の社是や経営理念を読み込み、自分の想いに重ねて志望動機に取り入れてきます。
他のエントリーシートとの差別化を図るためにも、志望動機は定型文のものではなく、企業の価値観やカルチャーを取り入れたオリジナリティ溢れるエントリーシートにしましょう。
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートは、企業が応募者の適性や意欲、経験を評価するための重要なツールです。
履歴書と大きく異なる点は、就活生の個性や能力をより深く理解するためのものであるということ。
特に新卒採用においては、学生がこれまでの学びや活動を通じて培ったスキルや価値観をアピールする機会を提供します。
エントリーシートは、就活生が自己分析を行い、自身の強みや弱み、キャリアの目標などを明確にするプロセスを促進しているのです。
企業側はエントリーシートを通じて、就活生がどのように自己PRを行い、問題解決やチームワークなどの具体的な状況でどのように行動するかを把握することができるでしょう。
さらに、エントリーシートは、面接官が面接時に深掘りを行うための基盤を作ります。
応募者の書いた内容に基づいて、より詳細な質問を行い、就活生の考え方や価値観を理解するための手がかりです。
最終的に、エントリーシートは、就活生と企業の相互理解を深め適切な人材を選定します。
架け橋となる重要な役割を果たしてくれるでしょう。
これにより、企業は自社の文化や価値観に合った人材を見つけ、就活生は自分に合った職場を見つけることができるのです。
ヤマトマテリアルの対策方法としては、積極的に取り組んだ活動や取得している資格・スキルのアピールをしましょう。
アピールできる部分は全部書き出してください。ささいなことでも構いません。
ヤマトマテリアルは自走できる人材を求めています。
積極的に体験した出来事は、エントリーシートの選考時において武器となるでしょう。
また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ヤマトマテリアルの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
あくまで記載例なので、そのまま流用しないようにお願いします。参考程度に留めておいてください。
志望動機
・当社の志望動機をお答えください。(400文字以内)
【記載例】
容器を通してお客様の商品の魅力を最大限に生かせるような提案営業がしたいと考え、志望いたします。 私はアメリカ留学中に日本のことを馬鹿にされて悔しい思いをした経験から、日本の底力を世界に示すために働きたいと考えています。 そのため、中小企業を支える商社において日本のモノづくりをサポートしたいです。 数ある商社の中でも、貴社が持つ長い歴史と確固たる地位に魅力を感じています。貴社のような企業であれば、日本の伝統と革新が融合した製品を世界に広めることができると信じています。 |
ポイント:自信が留学の経験からグローバルな視点を持ちわせていることをしっかりとアピールできています。
特に志望動機では簡潔に伝えてください。同じような文章を続けていると、冗長的に見え、内容が薄いものとなります。
【記載例】
・自己PRをしてください。(400文字以下)
私の強みは、現状を把握し、やるべきことを実行する力です。主にゼミ活動でこの能力を発揮しました。 グループでの研究では、意見がまとまらず行き詰まることが多々ありましたが、その原因は情報共有の不足にあると考えました。 そこで、私はコミュニケーションの架け橋となり、定期的なミーティングと情報共有のシステムを確立しました。 その結果、グループ全体の生産性が向上し、研究成果も大幅に改善されました。この経験から、私はチーム内での円滑なコミュニケーションと情報共有の重要性を深く理解しており、貴社の一員としても、これらのスキルを活かして貢献できると自負しています。 また、留学経験を通じて培った国際感覚を生かし、グローバルな視点からの問題解決にも積極的に取り組みたいと思います。 貴社で働くことで、日本のモノづくりを世界に広め、日本の底力を示すことに貢献できると信じています。どうぞよろしくお願いいたします。 |
ポイント:自己PRは必ず「自分の行動がどのような成果を生み出したのか」
まで記述しましょう。
成果がないと、ただ体験談を述べているだけです。
結果を伴わない文章は、読み手側に何を伝えたいのか分からない文章になり、ストレスを与えてしまいます。
必ず結論で締めるようにしましょう。
【記載例】
・スポーツ・部活等の経験について教えてください。(自己PRと重複する部分は省略可)(400文字以下)
高校でも1年生からレギュラーメンバーになり、スパイカーとしての経験を活かしてチームを牽引しました。 2年生の時には、チームのキャプテンに選ばれ、リーダーシップを発揮しながら、試合での勝利に大きく貢献しました。 大学に入ってからは、サークル活動を通じてバレーボールを続け、新たな仲間と共に技術を磨き、大会での優勝を目指しています。 スポーツを通じて得た経験は、人生においても大きな財産となっており、チームワークやコミュニケーションの重要性を学びました。 これからも、バレーボールを通じて成長し続けることを楽しみにしています。 |
ポイント:「コミュニケーション能力を培っている」とアピールすると良いでしょう。
特に営業職なので、チームで活動するスポーツ経験があればよりGOOD。
【記載例】
・アルバイト経験があれば教えてください。(400文字以下)
アルバイトは2つしています。1つ目は個別指導の塾講師です。3年間勤務しています。小学生から高校生の生徒の9教科すべてを担当しています。 私の勤務先の塾では塾長以外は学生アルバイトしかいないため、私が臨時の副塾長として塾長を補佐していました。 今までに、副教科の対策講座を立ち上げたり、講師の業務内容の統一や効率化を行いました。 2つ目のアルバイトはカフェでのウェイトレス業務で、人と接することの楽しさと、忙しい時間帯でも冷静に対応する力を身につけました。 これらの経験を活かし、今後は貴社でキャリアを積んでいきたいと考えています。 |
ポイント:積極性を主張できています。
この記入例のように、自分で積極的に動き、達成した成果・開催したイベントなどを提示すると印象も良くなります。
まとめ
この記事では、ヤマトマテリアルの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
ヤマトマテリアルは100年以上の歴史がある老舗企業です。
しかし、事業の拡大と共に、体制も刷新され、新しい文化を積極的に取り込んでいます。
そして、企業と同じく成長し続けることができる人材が求められています。
まずは、エントリーシートで自己がいかに向上心があり、そこから生み出されるパフォーマンスによって企業に寄与できる人物たるかを伝えましょう。
アピールポイントは誰にも必ずあります。不安なら生涯を回顧して、エントリーシートに記入する前に箇条書きでまとめてみるのもいいかもしれません。
この記事が、ヤマトマテリアルの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。