ドリームインキュベータが行っているインターン内容とは?参加メリットや選考対策も紹介
2024/4/20更新
はじめに
本記事ではドリームインキュベータのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、ドリームインキュベータの内定を勝ち取るにはインターンシップへの参加が必須条件となります。
ドリームインキュベータのインターンシップは適性試験と複数回実施されるグループディスカッションを通過しないと参加することができません。
また、ドリームインキュベータのインターンシップは人気が高く、エントリーする就活生もポテンシャルが高いので、ハイレベルとなります。
インターンシップに参加したいと考えているのであれば、選考対策を行なう必要がありますので早めに準備を始めましょう。
本記事では、特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- ドリームインキュベータの選考に参加したいが、なにから初めていいか分からない
- ドリームインキュベータの選考対策を知りたい
- ドリームインキュベータのインターンシップの内容が知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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ドリームインキュベータ株式会社の基本情報
出典元
社名 | ドリームインキュベータ株式会社 |
設立 | 2000年6月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区霞が関 |
主な事業内容 | 産業プロデュース、事業創造支援、戦略コンサルティング インストレーション/実行伴走、グローバルSX Technology&Amplify、M&A/FA/財務ソリューション SIB(Social Impact Bond)、インキュベーション/投資事業 |
売上高 | 355億6,600万円 |
従業員数 | 143名 |
ドリームインキュベータは、2000年に世界的コンサルティングファームとして知られる「ボストンコンサルティンググループ(BCG)」元日本代表の堀紘一氏が設立した日系戦略コンサルティングファームです。
「社会を変える事業を創る。」を企業理念とし、コンサルティング事業を展開しています。
ドリームインキュベータは、コンサルティング事業のことを「ビジネスプロデュース」と位置づけており、クライアントの成長戦略をプロデュースしたり、新規事業の立ち上げ支援、国内外へのベンチャー企業への投資を行ったりして事業を成長させてきました。
現在は、従業員約143名で年間約355億円の売上高を誇る企業となっています。
主な事業は以下のとおりです。
- 産業プロデュース
- 事業創造支援
- 戦略コンサルティング
- インストレーション/実行伴走
- グローバルSX
- Technology&Amplify
- M&A/FA/財務ソリューション
- SIB(Social Impact Bond)
- インキュベーション/投資事業
上記の9事業内容については後ほど解説いたします。
ドリームインキュベータの強みは2点あります。
1つ目は、従来のコンサルティング事業の枠にとらわれない独自性です。
一企業のコンサルティングやM&Aに留まらず、多くの国(政府)や企業を巻き込みコンサルティングを行う産業プロデュース事業を展開し、新たなビジネス創出に寄与しています。
2つ目は、ドリームインキュベータは様々な分野のプロ集団であることです。
大手有名企業出身者が多数在籍しており、様々なアイデア、引き出しをもっています。
それぞれの経験を活かし、大手から中小企業、個人事業主にいたるまで幅広くコンサルティングすることで顧客満足度を高めています。
次に、ドリームインキュベータの日系コンサルティング業界内での立ち位置について紹介いたします。
日本発のグローバルコンサルティングファームとしてアジア圏を中心に事業を展開している「アビームコンサルティング」、戦略コンサルティングファーム出身者を中心に戦略コンサルティング事業を拡大している「ベイカレント・コンサルティング」、メガバンク出身者や会計士により設立された「山田コンサルティンググループ株式会社」などが競合他社です。
各企業は差別化を図るためにそれぞれ特色を出していますので、しっかりと業界分析、企業分析を行い、トレンドを押さえておきましょう。
ドリームインキュベータに必要とされる人材像
ドリームインキュベータは、「枠を超える。」ことができる人材を求めています。
ドリームインキュベータの使命は政府や産業を巻き込み世の中に大きなインパクトを与えるような事業を生み出すことです。
既存の領域や常識にとらわれず行動できる人物を求めています。
【参照ページ】
各事業セグメントの解説
ドリームインキュベータの事業は9つに分類されています。
それぞれの分野が非常に重要な役割を担っているので、事業内容について解説いたします。
事業名 | 事業内容 |
産業プロデュース事業 | 法制度、慣習、常識の枠を超えて産業や社会のあり方を描き直しながら事業創造を行う。 |
事業創造支援事業 | 業界の垣根を超えて戦略策定、仲間づくり、ビジネス展開のためのルールづくりなどを行う。 |
戦略コンサルティング事業 | 新規事業の戦略策定、成長戦略、中期経営計画の策定、M&A戦略、営業改革、幹部社員の育成などを行う。 |
インストレーション/実行伴走 | 策定した戦略の実行および成果の具現化の支援を行う。 |
Technology&Amplify | テクノロジーの力を活用し、ビジネス価値の増幅に貢献する。 テクノロジー導入により実現可能なビジネスモデルの提案、実現およびビジネスの拡大を支援する。 |
グローバルSX | インド、インドネシア、タイの3カ国のメンバーとグローバルビジネスをプロデュースする。 |
M&A/FA/財務ソリューション | 新規事業分野拡大や事業展開地域の拡大を狙った探索型M&Aやファイナンス周りの課題を解決する専門的なアドバイザリー業務を行う。 |
SIB(Social Impact Bond) | 社会問題を解決するビジネスプロデュースを行う。 国や自治体が抱える社会問題の解決を図る官民連携の仕組みを構築する。 |
インキュベーション/投資事業 | 自己資金によるプリンシパル投資、ベンチャーおよび成長企業への投資・育成を行う。 |
ドリームインキュベータでは、インキュベーション事業を中心に上記の事業を展開しています。
在籍しているスタッフは有名企業に在籍していた経験を持つスペシャリストが揃っており、様々な角度から課題解決に向けた提案が可能です。
このような様々な取組みを融合し、クライアントにとって最も良いサービスを提供することで顧客満足度を高めています。
ドリームインキュベータのインターンに参加するメリット7選!
ドリームインキュベータのインターンに参加することで就活生はたくさんのメリットを受けることができるでしょう。
また、インターンシップの場はライバル就活生と自分とを比較できる良いきっかけになるのではないでしょうか。
ここからはドリームインキュベータのインターンシップに参加することで得られるメリットを7つ紹介していきます。
①他の企業の選考の予行演習になる
ドリームインキュベータのインターンシップは「Summer Job」、「Winter Job」と呼ばれ、それぞれ3日間でコンサルティングの考え方を実戦形式で体験することができます。
1日目、2日目に徹底的にチームでコンサルティング内容について議論した後、3日目にはプレゼンを行います。
プレゼンの結果については、ドリームインキュベータの社員からフィードバックしてもらえるようです。
コンサルのプロからのフィードバックはコンサルティングファームを目指す就活生にとっては目から鱗の体験になるでしょう。
また、実践を経験することにより、面接で具体性のある回答をすることが可能です。
他の就活生と差別化を図るという観点からもインターンシップに参加するメリットはあるといえます。
②内定に直結する
ドリームインキュベータのインターンシップ選考フローの一環として実施されるので、優秀な成績を収めることができれば内定に直結します。
ドリームインキュベータへの入社を検討している方は論理的思考、リーダーシップなどを積極的にアピールするようにしましょう。
③ビジネスの最前線を体感できる
ドリームインキュベータのインターンシップでは、実際の案件をもとにビジネスのコンサルテキングを行います。
どのように新たな産業を生み出していくかを議論していきます。
最終日のドリームインキュベータ社員のフィードバックもさることながら、他の優秀な就活生のアイデアやそれぞれが持つ視点などを知ることができるのは非常に良い経験になるでしょう。
④インプット・アウトプットの場にできる
ドリームインキュベータのインターンシップはインプット、アウトプットには最適の環境といえます。
選考過程で実施されるグループワークを含め、多くの議論の機会が与えられます。
様々な経験をしてきた学生たちと議論し、意見交換することは今後の社会人生活で役に立つと思います。
優秀な学生が多く参加しますが、臆することなく積極的にアウトプットしてフィードバックをもらうようにしましょう。
⑤自己理解・仕事理解・スキル理解の場になる
ドリームインキュベータのインターンシップに参加することにより、自己理解・仕事理解・スキル理解の場になるでしょう。
まず、自己理解についてですが、自分の強みや適性について改めて理解することができます。
自己分析などを行うだけでなく、他の就活生と交流することで自分の新たな一面を発見できるかもしれません。
仕事理解について、実際にケースワークを行うことで業務のイメージがしやすくなります。
業務をイメージすることにより、志望業界や志望企業がより明確になるでしょう。
スキル理解について、インターンシップを通じて、今の自分になにが足りないか、これから資格を含めてどのようなスキルを身につければいいのかが明確になるでしょう。
このように、改めて確認できることが多いのでインターンシップへの参加は非常に有意義であるといえます。
⑥人脈を得ることができる
インターンシップに参加することでドリームインキュベータの社員や他の就活生と人脈を構築することができます。
就活生同士で就職活動について情報交換することもできるので、今後の就職活動がより一層進めやすくなるでしょう。
また、就職した後も仕事の悩みを相談したり、会社や業界について情報交換をしたりできる貴重な仲間になるかもしれません。
⑦上記6つのメリットを享受しつつ報酬を得ることができる
ドリームインキュベータのインターンシップでは参加した学生に対し報酬が支払われます。
上記6つのメリットがあるだけで有益ですが、更に報酬を得ることができるので一石二鳥です。
以上7つのメリットについて紹介しました。
インターンシップに参加しようか迷っている就活生は思い切ってエントリーしてみましょう。
ドリームインキュベータが行っているインターンシップの内容
ドリームインキュベータが行っているインターンシップの概要は以下のとおりです。
ドリームインキュベータ 2023冬選考概要 ※昨年実施されたものです。 | |
実施方法 | オンライン・対面 |
応募資格 | 四年制大学/大学院予定の方 |
募集部門 | 1.ビジネスプロデュース部門 2.Technology&Amplify部門 |
選考プロセス | 書類選考→適性検査(SPI)→グループディスカッション(複数回) →Winter(Simmer)Job→役員面接 |
応募方法 | ドリームインキュベータ採用ページよりエントリー |
次に、ドリームインキュベータのインターンシップの内容について解説します。
ドリームインキュベータのインターンシップは夏と冬の年二回実施されます。
インターンシップ参加希望の方は、ドリームインキュベータに入社を希望している方が大半ですので徹底的に準備を行い、適性検査とグループディスカッションを通過する必要があります。
また、ドリームインキュベータのインターンシップはグループに分かれて示された案件をコンサルティングするという内容で実施されるようです。
直接肌で感じ、自分で考え、自分でインプット、アウトプットを行なう必要があるので、参加される方は能動的に動いていきましょう。
実際にインターンシップに参加された方が行った業務について、以下の表にまとめましたのでご覧ください。
選考内容 | 内容詳細 |
実施日数 | 3日間 |
勤務時間 | 9:00〜18:00 |
給与 | 30,000円 |
参加人数 | 20人〜25人(1グループ4〜5人) |
テーマ(例) | 某人材派遣会社の売上向上 |
インターンシップの流れとして、1日目と2日目はほぼすべてグループワークとなります。
3日目に適宜の方法でプレゼンを実施します。
各チーム発表後にフィードバックがあり終了となります。
また、インターンシップで優秀な成績を収めた方は、採用選考の最終面接に進むことができます。
ドリームインキュベータのインターン選考対策
ドリームインキュベータはインターンが内定に直結するので選考に臨む前に準備を進めておく必要があります。
以下からドリームインキュベータのインターンシップの選考について解説するので、しっかりと準備を行いましょう。
ドリームインキュベータのインターン選考の流れ
ドリームインキュベータのインターン選考の流れは以下の通りです。
実施年度によって、内容が若干異なる可能性もあるため、企業のホームページを確認しておきましょう。
1.エントリー
2.エントリーシート提出
3.グループディスカッション(複数回)
4.Summer(Winter)Job
ドリームインキュベータの選考ではとにかく論理的思考とリーダーシップをアピールしましょう。
面接試験は最終面接のみなので、グループディスカッション中にいかに存在感を示すことができるかがポイントでしょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
自身の特徴を理解した上で、ドリームインキュベータの求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他のコンサルティングファームではなくて、なぜドリームインキュベータなのか」を考え抜きましょう。
マインドマップなどを活用すると考えが整理しやすいのでオススメです。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、コンサルティング業界内でのドリームインキュベータの立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また、コンサルティング業界以外の気になる業界も分析することで、コンサルティング業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。
そうすることで、志望動機や自己PRなどES・面接の受け答えに具体性が生まれ、面接やエントリーシートを充実させることができるはずです。
エントリーシート
ドリームインキュベータのエントリーシートは字数制限があるケースが多いようです。
エントリーシートを作成する際は、簡潔かつ論理的に書き上げましょう。
適性試験(SPI)
SPIの問題の内容は一般的なもののようですが、通過のボーダーラインが高くなる可能性があります。
SPI試験に対して自信がある就活生も油断せずに復習してから臨むようにしてください。
グループディスカッション
ドリームインキュベータのグループディスカッションは、決められたテーマに対して議論する一般的なグループディスカッションです。
しかし、最後の発表は行わず、議論の過程を重視するようです。
とにかく論理的思考力をアピールし、議論を進めることを意識しましょう。
また、優秀な学生がグループディスカッションに参加してきますので、そのようなメンバーをいかに短時間でまとめられるかというリーダーシップも見られているので意識しておきましょう。
以下の記事に内定を獲得するためのポイントを記載しておりますので参考にしてみてください!
さいごに
いかがでしたでしょうか。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。