【エニアグラム】タイプ5の人が向いている仕事を徹底解説!
2024/4/18更新
はじめに
みなさんは、エニアグラムをご存じでしょうか?
ここでは、エニアグラム、9つのタイプの中の「タイプ5」について、詳しく解説していきます。
また、タイプ5の強みや弱点、向いている仕事についても徹底的に解説していきますので、参考にしてください。
ここでわかることは以下の通りです。
- エニアグラム タイプ5の特徴
- エニアグラム タイプ5の強み
- エニアグラム タイプ5の弱点
- エニアグラム タイプ5に向いている仕事
それでは、詳しく解説しますので、就職活動をこれから始める際の参考になれば幸いです。
エニアグラムについて、詳しくは以下を参照してください。
参照ページ
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本記事の結論
エニアグラムのタイプ5は「調べる人」と言われています。
観察力、洞察力が優れており、何か行動する際には、思考・情報収集が重要だと考えているのが特徴です。
新しい知識にも貪欲ですので、情報を知るためには人一倍の集中力を発揮します。
周囲の人からは、愛想がない、無口、冷たい人、内向的などと思われることが多いです。
エニアグラムのタイプ5の特徴は、情報収集を十分にしてから行動に移す、理性的で冷静、論理的な話が好き、知識を集めるのが好き、感情よりす客観的な判断が得意、興味のないことには無関心、他人に合わせるのが苦手などが挙げられます。
エニアグラムのタイプ5の人に向いている仕事は、研究者、エンジニア、コンサルタント職、税理士(士業全般)、医師、会計士、メーカーの開発職、アナリストなどです。
いずれの仕事も多くの知識と主体性を持って学ぶ姿勢が必要ですので、このタイプにはぴったりの仕事と言えるでしょう。
エニアグラムとは?
エニアグラムとは、人間の思考や行動パターンを9つのタイプに分類する性格類型のことを指します。
エニアグラムとはギリシャ語で、エニアは「9」、グラムは「図」のことです。
エニアグラムで調べると、9つの点を持った円と、それらを繋ぐ線を表した図がヒットします。
この性格論は1960年代に作られたもので、1970年代にアメリカで精神医学、心理学者の注目を集め、研究が進められました。
現代は、新しい人間学、心理学として世界に広がっており、多くの人に知られているのです。
世界的な大手企業(トヨタ、Amazon、Googleなど)が、エニアグラムを会社に取り入れており、特定の社員に研修を行うなどしています。
また、エニアグラムを活用することで、その人の得意なこと、苦手なことが理解でき、人材育成がスムーズにできるツールです。
【エニアグラム】調べる人の特徴
調べる人
エニアグラムのタイプ5の人は「調べる人(Thinker・Investigator・Observer)」と言われています。
観察力、洞察力が優れており、何か行動する際には、思考・情報収集が重要だと考えているためです。
ですので、情報を集めた上でじっくり考え行動します。
自分の詳しく知っていることについて、相手が興味を持つとよく喋ることもあるでしょう。
新しい知識にも貪欲ですので、情報を知るためには人一倍の集中力を発揮します。
周囲の人からは、愛想がない、無口、冷たい人、内向的などと思われることが多く、ポーカーフェイスなども特徴です。
調べる人の特徴
エニアグラムのタイプ5の人の特徴は以下の通りです。
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情報収集を十分にしてから行動に移す
行動に移すのには、非常に慎重派のタイプです。
情報収集する際には、集中力を発揮して深く、徹底的に知ろうと努力できるでしょう。
理性的で冷静
周りが不安で仕方ない時、混乱している状況の中でも、冷静に物事を見極め、その時に一番合った行動を取ることができるタイプです。
人から非常に信頼されており、時には頼りにされるでしょう。
論理的な話が好き
自分の持つ知識から論理的に物事を考えたり、話をすることが得意なタイプです。
自分の持っている知識に、他人から興味を持たれると徹底的に解説することができるでしょう。
逆に人の話に筋が通っていないと、その人との話は苦痛となってしまいます。
知識を集めるのが好き
自分の知りたいことは、納得するまで調べ上げることができるタイプです。
自分が知らずに他人が知っていることには、知ったかぶりをすることもあります。
自分が有能でありたいという欲求を持っており、無知であることに恐怖を覚える人もいるのが特徴です。
感情より客観的な判断が得意
人の気持ちより、客観的なデータから考えを導き出すのが得意なタイプです。
多角的なデータから物事を考えることができるでしょう。
客観的なデータから論理的に物事を捉え、深く考えることができるはずです。
興味のないことには無関心
自分の興味のあることに対しては徹底的なリサーチ能力を発揮しますが、自分の興味のないことには関心があまりありません。
他人に合わせるのが苦手
周りと合わせるのが苦手なので、少々気難しい人、とっつきにくい人と思われていることが多いです。
他人と深く関わることを避ける傾向があります。
エニアグラムの各タイプの詳しい特徴については、以下を参照してください。
参照ページ
【エニアグラム】調べる人の強み
エニアグラムのタイプ5の強みは以下の通りです。
自分の得意なことを客観的に知ることで、自己分析がより深掘りできるでしょう。
また自分の能力のアピールに用いることができるでしょう。
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好奇心があり勉強家
知りたいことに関しては、時間をかけてじっくりと調べることができるのが、このタイプの良いところです。
知識を集めることには、貪欲で、勉強にも熱心に取り組むことができるでしょう。
分析力がある
多くのデータを用いて、論理的に物事を考えることができるでしょう。
自分の調べ上げた知識から、難題が解決すると満足感を覚えるタイプです。
情報収集が得意で知識が豊富
自分が無知であることが怖いと感じるくらいですので、知らないことに関しては、徹底的に調べることができるはずです。
その分、人より知識があり物知りと言われます。
集中力ある
自分の世界に入り込み、人一倍の集中力で物事を知ろうとします。
その集中力は、他の人が入り込めない位であることもあります。
我慢強い(忍耐力がある)
何か結果が得られるまで、とことん行動できる我慢強さもこのタイプの強みです。
責任感がある
物事に対して忠実、誠実な面もあり、責任を持って仕事に取り組むことができるでしょう。
客観的に冷静な判断ができる
多くの客観的なデータを用いて、理性的に筋の通った判断をすることができるのがこのタイプの強みです。
持ち前の洞察力で混乱した状況でも落ち着いた判断ができるでしょう。
視野が広い
「絶対にこれだ」と思い込まず、間違っているのではないかと疑いの目を持ちながら、多角的に物事を見ることができるはずです。
【エニアグラム】調べる人の弱点
エニアグラムのタイプ5の弱点は以下の通りです。
就職活動をするにあたっては、自分の苦手なことも把握しておく必要があります。
自分の苦手なことを把握して、どのように苦手に対して対処するか考えることができるでしょう。
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自分の感情を表現するのが苦手
自分がどう感じているのか、人から聞かれても、どう答えて良いか分からないことが多いです。
冷静なところがある反面、あまり感情的にならないので、感情表現は苦手なタイプになります。
想定外のことが起こると対処できないことがある
このタイプは、不意打ちが非常に苦手です。
自分の想定している事態には冷静に対応できますが、自分には経験のない臨機応変な対応には、対応を考える時間が必要になることがあります。
冷静すぎて、周りの雰囲気が悪くなることがある
時折、周りが熱心になっている雰囲気であるのに、淡々としており冷たい態度で、周囲を凍りつかせてしまう(士気を下げる)こともあります。
情報収集に時間がかかり、行動が遅くなる
持ち前の集中力や責任感から、徹底的に調べ上げすぎることがあり、リサーチに時間がかかり、行動することが遅くなってしまうことがあります。
人と関わるのが苦手
自分の持っている知識を人に披露することは、興味を持たれない限りなかなかありません。
自分の世界に没入しがちですので、基本的には人付き合いは苦手分野です。
これ決めたら考えが変えられない、頑固な性格
自分の調べ上げた「真実」にこだわりを持つことが多いので、自分が「こうだ」と思うものに対しては、人に嫌われようがはっきりとものを言うタイプです。
ちなみに、人に嫌われたり、人の気持ちを傷つけることは、あまり気にしていないことが多いです。
エニアグラムのタイプ5の強みや弱点について、もっと詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ
【エニアグラム】調べる人に向いている仕事
ここまで、エニアグラムのタイプ5の特徴、強み、弱点を解説してきました。
ここからは、タイプ5の人に向いている仕事について解説していきます。
調べる人が能力を活かせる仕事の条件
- 自分の持っている知識が活かせる
- 自分の裁量で仕事をコントロールできる
- 論理的な思考、独立性、情報収集・データ分析能力を活かす
- 多くの学びの機会が継続的にある
- 静かで集中できる環境
エニアグラムのタイプ5の人にとって「学ぶ」というキーワードは重要なものです。
自分に足りない知識を吸収しようとする力があるので、継続的に学習できる環境にある仕事が良いのでなないでしょうか。
また、自分の得意分野に興味を持たれると、喜んで知識を教えたいタイプですので、自分の得た知識をアウトプットする機会も、このタイプにとって重要です。
自分の持っているスキル、知識を十分に発揮できる環境で働くことで、仕事にやりがいや充実感を感じることができるでしょう。
調べる人に向いている仕事
研究者
難解な問題に対して分析能力に優れているタイプですので、この仕事はタイプ5の人にはぴったりの仕事かもしれません。
また、持ち前の集中力を活かして、問題解決に取り組むことができ、それが解決した時にはやりがいを感じることができるでしょう。
エンジニア
タイプ5の人は、問題解決能力に非常に長けています。
この業界では、膨大な情報が飛び交っていますので、必要な情報を的確に処理する必要のあるこの仕事は、タイプ5の人には向いている仕事と言えるでしょう。
コンサルタント職
相手の話(情報)から、何が必要であるかを分析し、アドバイスする仕事ですので、タイプ5には向いている仕事でしょう。
広い視野で、多角的なデータから、冷静に物事を判断するのが得意なタイプですので、仕事として選択すれば、顧客は信頼を持ってくれるはずです。
税理士(士業全般)
必要があれば、徹底的に調べることが得意なタイプですので、専門的な情報を扱う税理士やその他士業全般は向いている仕事でしょう。
司法書士、弁理士、社会保険労務士などが挙げられます。
経験を重ねれば、独立する人も少なくありませんので、自分のペースで仕事を進めることもできるはずです。
士業をするには、それなりの努力が必要ですが、このタイプであれば、集中力を発揮し、学習に取り組むことができるでしょう。
参照ページ
【新卒で税理士になるための方法】仕事内容や年収、やりがいなどを解説 | 就活HANDBOOK
医師
医師は、膨大な知識が必要ですし、その知識を生かして的確な治療を施すのが仕事です。
勉強家で努力家、人一倍集中力のあるこのタイプの人であれば、医師になると決めれば、その目標に向かって突き進むことができるでしょう。
また就職後も日々、学ぶことが多くありますので、このタイプにはぴったりの仕事かもしれませんね。
医師の他、医療業界について詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ
【医療業界】の職種とは?職務内容・応募条件・今後の動向について解説 | 就職HANDBOOK
会計士
この仕事は、会計・経営に関する特別な知識が必要ですので、もしこの分野に興味があるのであれば、タイプ5には向いている仕事でしょう。
専門的な知識が必要になりますので、その知識を得るために徹底的に勉強に取り組むことができるはずです。
メーカーの開発職
時には、独創的な発想をすることのあるタイプですので、商品を開発する際に活躍できるでしょう。
自分の持っている能力を直接的に活かすことができるので、それが形になった時にやりがいを感じることができるはずです。
アナリスト
知識に対して貪欲で、複雑なことを理解するのが得意なタイプですので、この仕事はむいていると考えられます。
この仕事では、紀要の財務、業績を分析し、業界の将来性などを調査、投資に必要なデータを集めるのが特徴です。
論理的な思考を持ち、正しいデータを重んじる、タイプ5の人にとって適職と言えるでしょう。
調べる人が避けた方が良い仕事
できれば、自分に合った仕事がしたいのは、みなさんが思うことでしょう。
自分に合った仕事でなければ、仕事にストレスを感じてしまい、辛いものになってしまいます。
業界研究や企業研究の際に参考にしていただくと、自分に合った職場を選択することに近づけるでしょう。
- 深く考える時間が取れない
- 臨機応変な判断が求められる
- 変化が著しい職場
- 人と長くコミュニケーションを取る仕事、職場
- 論理的なデータではなく、独自のアイデアが求められる仕事
⇒いずれもタイプ5の能力が、十分に発揮することが難しい
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はエニアグラムのタイプ5の人の特徴、強みや弱点、向いている仕事について解説しました。
- エニアグラム タイプ5の特徴
→情報収集を十分にしてから行動に移す、理性的で冷静、論理的な話が好き、知識を集めるのが好き、感情よりす客観的な判断が得意、興味のないことには無関心、他人に合わせるのが苦手
- エニアグラム タイプ5の強み
→好奇心があり勉強家、分析力がある、情報収集が得意で知識が豊富、集中力がある、我慢強い(忍耐力がある)、責任感がある、客観的に冷静な判断ができる、視野が広い
- エニアグラム タイプ5の弱点
→自分の感情を表現するのが苦手、想定外のことが起こると対処できないことがある、冷静すぎて、周りの雰囲気が悪くなることがある、情報収集に時間がかかり、行動が遅くなる、人と関わるのが苦手、これ決めたら考えが変えられない、頑固な性格
- エニアグラム タイプ5に向いている仕事
→研究者、エンジニア、コンサルタント職、税理士(士業全般)、医師、会計士、メーカーの開発職、アナリストなど
エニアグラムで自分のタイプを知ることで、自己分析がしやすくなり、自分の得意なこと、苦手なことを洗い出すことができるはずです。
また、自分の得意分野を知ることで、どのように能力を伸ばしていくか考えるきっかけにもなります。
さらに、自分のことだけでなく、相手がどのような価値観を持っているのかを理解するツールにもなるのです。
苦手なことがあれば、自分の苦手なことが得意なタイプに、改善方法を問うこともできるので、人間として成長することもできるでしょう。
ぜひこの記事を就職活動の参考にして、自分にぴったりの仕事ができることを祈っています。